倉田ましろとの普遍な日常   作:駄目ですよ氷川さん無駄に力入れちゃ

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UAが5000を超えました。
こんな駄作を読んでくれる皆様に感謝です・・・
6話出撃する!これにてデート回終了かな?


ノーコンテニューでクリアしてやるぜ!

 あの騒動から数分後、俺たちはゲームセンターへとやってきた。

 ゲーセンっているだけで楽しいよね、こう騒がしい感じ雰囲気が。

 俺はよく行ったりするからなんとでもないがましろはどこかそわそわしていたけど。

 

 「ねえ、なにするの?」

 「ん?そうだな、何か二人でできるやつとかあるかな・・・」

 

 俺は辺りを見回すとちょうど空いていた筺体を見つけた。

 100円をいれようとしたがその前にどんなタイトルか気になった。

 えーっとなになに・・・『Bang Bang Shooting:株式会社幻夢』?

 いやこれアウトだろ!!

 なんてもん置いてんだこのゲーセン!!

 

 「これってシューティングゲームだよね?やってみる?」

 「おいちょっと待て!」

 

 俺の制止も聞かずお金を入れるましろ。

 すると、眠りから覚めたようにゲームが起動する。

 

 『バンバン、シューティングゲェーム!!!」

 

 はい無理ゲー、お金戻ってこないかな・・・

 

 「始まったよ辰馬、頑張ろう!」

 「・・・しょうがねえなあ。」

 

 隣ではしゃいでいるのを見たら辞めるなんて選択肢無いよなあ!

 見てろよ、超協力プレイでクリアしてやるぜ!

 

 

 「ぜえ・・・ぜえ・・・」

 「思ったより楽しかったね。」

 

 疲れてる俺に気づいていないのかこんなことを言いやがった。

 こっちは必死なんだよ!立て続けにボス戦とかなめてんのかこのゲーム!

 というかましろが案外上手かったのに驚いた、意外な才能があるんだな・・・

 そんなことを思ってると袖を引っ張られた。

 

 「ねえ・・・次はあれやらない?」

 「いや・・・ちょっと休ませろって・・・」

 

 指差した方向を見るとプリクラがあった。

 懐かしいな、よく中学の時とかたけしや皆んなで撮ったな。

 徒歩で来た卍とか色々したものよ。

 

 「あれか?・・・いやでも二人だから恥ずかしいんだが。」

 「・・・いいから、記念に撮りたいし早く行こ?」

 

 そう言うと俺の背中を押してきた。

 力強いのね・・・

 

 

 お金を入れると撮影室みたいなのに入った。

 ・・・この密室の中で二人っきりだと結構恥ずかしいな。

 こいつ恥ずかしくないのか?

 横目で見ると耳が赤くなっていた、こいつ肌白いからすぐ分かるんだよな・・・

 

 『もっと近寄って!!』

 

 ふざけたことを機械から要求される。

 いやあまり近づき過ぎると横からいい匂いがががが。

 こいつ凄いまつ毛長いなとかそんなこと思っちゃうだろ!

 ・・・もうこうなったらヤケだ、はっちゃけるしかない。

 オラ、バッチコイやあ!

 

 

 ごめん、勝てなかったよ。

 終始二人で無言だったから特に何が起きる訳でなく・・・

 まあ写真を取り出した時あいつが嬉しそうだったから良しとするか。

 あいつは切り終えたのか半分を俺に渡してきた。

 

 「はいこれ、ちゃんと持っておくんだからね。」

 「はいよ。」

 

 そう言うと俺はすぐにスマホケースの内側にいれた。

 

 「って何してるの?!」

 

 驚いた顔してましろはこう言ってきた。

 いやだってすぐ物無くすし・・・いつも持っている物なら無くなることはないからな。

 ましろが俺からスマホを奪おうとするが残念背が足りない。ふはははは。

 足を蹴られた。

 

 

 「じゃあそろそろ帰ろっか?もう夕方だし。」

 

 もうこんな時間か、時が経つのは早いな・・・

 あれから色々歩き回ればそりゃ時間が経つのも当たり前か。

 

 「はいよ、じゃあ駐車場のとこまで行くか。」

 

 さてさて、早く帰ってゲームでもしよっと。

 ・・・待てよ、何か忘れているような。

 ・・・ああ、あの服!

 やべ、すっかり忘れてた・・・

 どうにかして持ち帰らないとな・・・

 

 「すまん、ちょっとトイレ行ってくるから先に待っててくれ!」

 

 そう言い残すと直ぐにダッシュした。

 俺今日走ってばっかだな。

 あの店に着くとすぐさま店員に話しかけた。

 

 「すいません、今取りに来ました!」

 『はい、お待ちしていました。頑張ってくださいね。』

 

 よし、早く戻るぞ!

 

 

 俺の方が先に着いたのかバイクの所には誰もいなかった。

 よし、隠す時間ができた。荷物入れに入れとこ。

 俺が隠し切るのと同時にましろがこっちへ来た。

 

 「早かったね、ちょっと買いたいものがあったから遅れちゃった。」

 「いや、俺も来たばっかだし大丈夫。じゃさっさと帰るか。」

 

 後ろに乗せ帰路へ向かう。

 帰宅ラッシュに巻き込まれなかったのか今朝より早く到着した。

 

 「じゃ、また明日な。」

 「ちょっと待って。」

 

 俺を呼び止めるとバックの中から小包を出してきた。

 

 「はいこれ、今日のお礼。」

 「え、まじで?」

 

 いつそんなの買ったんだ?・・・ああ帰り際か。

 

 「サンキュー、部屋戻ったら開けてみるわ。」

 「うん、どういたしまして。」

 

 笑顔のましろ。

 ・・・渡すならこのタイミングだな。

 

 「じゃあ俺からも、ほい。」

 「えっ?」

 

 そう言ってワンピースを渡す。

 

 「・・・これってあの時のだよね?いいのこんな高いの?」

 「いいんだよ、似合ってたし。・・・まあ要らないんだったら捨てていいけど。」

 

 そんなことをつい言ってしまう。

 するとましろは涙ぐんでいるようなそれでいて喜んだ表情でこう言った。

 

 「そんなことしないよ・・・嬉しい。ありがとう辰馬!」

 

 俺はあの時の顔は絶対に忘れることはない。

 どんな顔と言われたらまあ今日一番の笑顔とだけ言っておく。

 

 

 ちなみに箱の中身はキーケースでした。

 大事にしよう。




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