超次元の青い監獄   作:門崎タッタ

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 オリジナル必殺技などは出す予定はないですが、イナイレ GOの必殺技は出るかもです。

 後、本来覚えない必殺技を既存のイナイレキャラに覚えさせる予定はあるのでご了承下さい。


第五話

 「そこから逃げたお前の負けだ、寺門大貴(じもんだいき)。直ぐに荷物をまとめて帰れ」

 

 絵心がそう言い放つと寺門は物凄い形相で俺と吹雪を睨みつける。

 

「糞がッ!」

 

 何か言いたげな様子だったが、手近にあったロッカーを蹴り飛ばした後に彼はこの部屋から去っていった。

 

「こんな理不尽な事が…この先も続くのかよ…」

 

 その様子を凝視していた中谷が誰に言い聞かせる訳でもなく呆然とした表情で独り言ちる。モニターの絵心はその言葉に反応し、ぴくりと肩を震わせた。

 

理不尽(そう)ですよ。これが勝負の世界ですから」

 

「お前らが軽々しく憧れているワールドクラスのストライカーはこんな勝負の日常を文字通り命懸けで生き抜いている」

 

「どうですか?生まれて初めて自分のサッカー人生を懸けて戦った気分は?」

 

「ビビったろ?シビれたろ?これが青い監獄(ブルーロック)の常識だ」

 

 絵心の言葉を聞いた俺は先程の()()()()()の結果を反省する反面に俺の背中にゾクゾクと勝利の余韻の様なものが走るのを感じた。

 

「痛感したろ?お前らが過ごしてきた毎日がいかにヌルく貧弱なサッカー人生だったかって!」

 

「そして震えただろ……?[やった…俺は生き残った‼︎]って」

 

「それが()()だ。よーーーーく脳に刻んどけ」

 

 ふと辺りの様子を伺うと、その場にいた殆どの選手が何らかの手応えを感じていた様だった。絵心は選手達のその様子を見て笑顔になって話を続ける。

 

「今お前らが感じている快感を味わう度にお前の中のエゴは育ち、そして 世界一のストライカーという高みへと昇っていく…」

 

「おめでとう。青い監獄(ブルーロック)入寮テスト合格だ」

 

 その言葉を聞いた部屋の一同は喜びの表情を顔に浮かべる。

 

「部屋にいるのは丁度11人…お前らはこれから生活を共にする運命共同体…」

 

「時に協力し、時に裏切り、夢を削り合うライバル…青い監獄(ブルーロック)チームZだ」

 

 プツンとモニターの電源が落ちる音が聞こえ、画面が真っ暗に染まる。その瞬間、閑静な場が部屋に出来上がった。

 

「……取り敢えず提案があるんだが、この部屋にいる全員で自己紹介をしないか?」

 

 ピンク髪の知的な少年が挙手をしながら提案する。特に否定する理由もないのでピンク髪の少年から自己紹介が始まった。

 

 自己紹介を提案したピンク髪の少年は御影専農中という所から来た下鶴 改(しもづるあらた)という名前の選手らしい。

 

 次々と自己紹介が進んでいくが中谷を始めとした殆どの選手が全国区のストライカーだった。

 

 無名なのは吹雪と俺くらいだが、吹雪のランキングはこの部屋で一番ランキングが高かった寺門が抜けた後でこの部屋で暫定一位のランキングだった。

 

 自己紹介が終えた後、解散して選手達は各々のことをし始める。しかし、俺はどうしても先程のオニごっこの結果に納得する事ができずにいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 言いようのない不安を胸の内に抱えて俺の青い監獄(ブルーロック)一日目が終了したのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




 
 
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