「んもぅ!」
スパーンと、ウラヌスのお尻を引っぱたくシーム。避けようとしたのを、私がさりげに邪魔してやった。
「アイターッ!? オマエ、ケツ叩くな!」
「フン!」
猫をはねてしまい、怒ってゲームをやめたシーム。ウラヌスを攻撃した後、売店へズカズカ歩いていった。サクラが好きなシームにあんなことさせたら、そりゃ怒るよ。
「お遊びはここまででいいんじゃない?
今日はまだ攻略進めるんでしょ?」
「そうですね。
あんまり遊びすぎて疲れてもいけませんし」
私達がそう話すと、ウラヌスはお尻をさすりながら、
「うーん。俺、まだ本調子じゃないんだけどな……
遊びは別に終わりでいいけどさ」
シームの後を歩きながら追う私達。売店で食べる物を探している様子のシーム。
「なんか食いたいモンある?」
ウラヌスがぶっきらぼうに尋ねると、まだ不機嫌そうにシームは、
「……なんか美味しそうなの食べる。あっち行ってよ」
「悪かったって、シーム。ごめん。
んー、俺もちょっと気晴らししたいかな」
「私も卓球勝負でうっぷん溜まったんで、なにか食べたいですね」
「アイシャは、ちゃんと俺にやり返したじゃないか……」
「なに言ってるんですか。
仕返しは今夜が本番ですよ」
「おーい、アンタ達。
不穏な会話してるけど、今日は四人部屋に泊まるって、ちゃんと分かってる?」
「え? ……分かってますけど」
「……俺はむしろ助かったと思うべきか」
む。別に人目を憚るようなことするつもりないのに、メレオロンもウラヌスも誤解してないか? 私はウラヌスに全身マッサージするだけだぞ。
「何の話?」
シームが食いついてくる。……なんか話が大きくなりそうだな。
「アタシもちゃんと聴こえなかったけど、卓球で負けたらマッサージじゃなかった?」
「……そうですよ。
私が今晩、ウラヌスに全身マッサージします」
「あ。それ、ボクもしたい」
「ほ?
アンタ、マッサージされる方じゃなくて、マッサージしたいの?」
「うん。
ウラヌスを揉み揉みするんでしょ?」
私に同意を求めるなシーム。その通りだけど、言い方。揉む手つき。
「よかったわねー。モテモテで」
「俺がこんな扱いされて、喜ぶと思うのか」
ぶすっとするウラヌス。シームに向かって手を振り、
「言っとくけど、お断りだぞ。
マッサージなんて素人がするもんじゃない。ヘタしたら、かえって痛めちまう」
「ああ、心配しなくても私がシームに教えますよ。
誰でも出来る安全なマッサージの仕方なら心得てますから」
「ホント!?」
「ちょっと!?」
「ええ、今晩教えますね」
「やったー!」
「アイシャー……」
にゃんこがヘタれてるけど、知りませんな! シームにも償っていただかないと、私も気分が良くない。
「丸く収まったところで、なに食べる?」
「収まってねーよ!
くそっ……なんか思いっきり甘いモン食いてーな」
メレオロンに対し、いらいらウラヌス。ふふ、なんだかんだでシームには甘いんだよね。
「あんまー。これ、すんごい甘いな」
まったり顔のウラヌス。4人とも同じ生クリーム抹茶プリンを注文して食べてるけど、生クリームから抹茶、プリンに到るまで全て甘い。私的にはつぶ餡入りなのが高得点だよ。
「ちょっと甘すぎるけど、美味しいわねコレ。
修行の後とかに食べられたら最高じゃない?」
「あー、そうかも。
でもオータニアで食べるデザートも美味しいと思うけど」
「まあねぇ。
いっつもへとへとになってから食べるし、余計そう思うわ」
私はくじら島で食べた、ミトさんの手作りプリン思い出すな。アレも最高だったよ。
「俺的には、アイシャの食ってた山プリン思い出して、ちょっとげんなりするけど」
おおぃ、やめろ! それは私も思い出したくないよ!
「ちょっとウラヌス、今はやめてよ」
「そうよ。時と場合を考えなさい」
姉弟がプリンをかかえて、私から顔を逸らしてる。おい、どういうことだ。こっち見ろ。
「ごめんごめん。
……えっと、アイシャもそんな睨まないでよ。悪かったってば」
「睨んでなんかいません」
「そう?
……ともかく、これ食べたら部屋でちょっと休憩して、そのあと釣りに行こっか。
あんまり遅くなってもいけないし」
「むしろ釣りが今日の攻略メインですね。
どういう釣りイベントなんです?」
「その辺の話は、部屋でゆっくりしよ。
お茶とみかん用意して」
というわけで、泊まっている部屋に戻ってきた私達。
早速3人でこたつに入り、そんな私達に苦笑しながらお茶を煎れるウラヌス。ああー、ぬくいぬくい。浴衣でこたつに入るのも、また格別だな。ふふ。
「もうさー。今日はこのままオフにしない?」
「ダメですよ、ちょっとでも攻略を進めないと。
それに今日は全然修行してないじゃないですか」
私の言葉に、ふてくされるメレオロン。気持ちは分かるけど、まだ3時だしな。やれることは早めにやっておかないと。私も修行してないから、身体がなまって仕方ない。
「これからやる釣りは重労働だから、修行にはなると思うよ。
……できれば桜で、オーラ無駄使いさせてほしくなかったけど」
「アハハハ。
今のうちに少しでもオーラ回復させてくださいね」
「分かってるよ。
……温泉入って、かえって疲れちゃったよ」
湯飲みを傾け、「はぁー」と息吐くウラヌス。雪山に行かない分、今日はマシだと思うけどね。この後の釣りを加味しても、明日の方がずっと疲れるだろう。
しばらくウラヌスが手持ちのスペルカードを消費して、カード整理を進める。その間、私達はぬくぬくさせてもらう。気持ちが少し緩んできた頃に、ウラヌスが整理を終えた。
「さて、釣りのことだけど。
まず必要な道具は、この街の釣具店で専用装備が一式売ってるから、それを買う。
で、肝心の川は街の北東にある雪山から
特別な技術が必要ってわけでもなくて、川辺から釣糸を垂らしてればそのうち釣れる。専用装備で釣りを始めると、釣りイベント判定になるからだと思う」
……うん。その辺、仲間うちでも話題になってた気がするな。ゴンの自前の釣竿で釣りしても、全然釣れないとかなんとか。川に入って直接獲った方が早かったらしい。
「必要アイテムを全部釣り上げたら、イベントのクリア条件を達成できるんだけど……
このイベントは、厳密には指定ポケットカードのイベントじゃないんだ。
例の『ブループラネット』入手に必要な、宝石を取る為のイベント。
一手間だけど、アイテムを集め終わったらルビキュータへ行かないといけない」
メレオロンがよく分かってない顔で、首を傾げる。……私はなんとなく分かったけど。前に少し話してたしな。ウラヌスがやろうとしてるのは、正規の手順じゃないんだろう。
「本当は、ルビキュータでアイテムを集めてくる依頼を受けるのがスタートってことですよね? 宝石と交換してもらう為に釣りをする必要がある──でいいですか?」
私が確認すると、ウラヌスは静かに頷く。
「そういうこと。
ルビキュータにある教会の1つに資産家の娘が参拝してて、話しかけると依頼されるんだよ。
『黄金イクラ』『白銀サーモン』『黒曜タイガー』の3つを持ってきてほしいって。
それと交換で、宝石アイテム『夜天のルリ星』が手に入る」
得心した表情でメレオロンは指をくるんと回し、
「なーるほど。
行ったり来たりの手間を省く為に、先回りして釣っとくわけね」
「うん。まぁただ、全部は釣れないんだけどな。
スノーフレイ近くの川の上流で釣れるのは、『黄金イクラ』と『白銀サーモン』だけ。
『黒曜タイガー』は別のトコで釣らないといけない」
おや、面倒だな。いっぺんに終わらせられないのか。
「そのタイガーとやらを釣るアテはあるんですか?」
「ソルロンドで磯釣りするのが、一番手間がないかな。あそこならすぐ釣れる。
それに比べて『黄金イクラ』は入手確率が低いから、優先して狙うべきだと思う。取り損ねたら一度仕切り直すよ。フリーポケットを無駄に圧迫したくないから」
みかんを食べながら眉根をひそめたシームが、
「すぐソルロンドにも行くの? 暑いじゃん、あそこ」
尋ねられたウラヌスは思案顔。……まぁスノーフレイの直後に行きたくはないな。
「状況次第かな……
イクラとサーモン持ち歩くのも邪魔だから、そんなに先延ばしにはできないけど。
少なくともすぐ行ったりはしないよ。体調崩しそうだし」
にしてもソルロンドか。食べ物運ぶお使いイベントが途中だったから、また行かなきゃいけない場所ではあるんだけど。
「それはさておき、釣りの話な。
釣るだけならどうとでもなるんだけど、問題は釣りの最中に怪物が来た時。
当然、釣りを中断してすぐに対処しないといけない。
怪物は、子熊・熊・大熊の3種類。子熊は注意すればシームでも勝てる。
大熊は俺かアイシャじゃないと無理。で、中間サイズの熊なんだけど……」
ウラヌスは言葉を切り、みかんを手に取る。細い指で皮を剥きながら、
「俺とアイシャで基本対処する、でいいと思う。
シームは多分キツイ。体格差があるしな。メレオロンでどうかってトコ」
「アタシでも勝てそうなの?」
「顕在オーラ的に、勝てない方がおかしい。
戦い方は熊と同じだから、爪と噛み付きが危険で、両腕で締め付けてきたり、後は伸し掛かりかな。単純に腕をブン回してくるのもヤバイけど。
多分、必死で戦えば9割強勝てる代わりに、どっかケガするだろうなって。
だから無理して戦うことはないと思う」
溜め息を吐くメレオロン。
「今のアタシは、熊にも後れを取るってことね……」
「そりゃ正面から戦えばな。念獣だから生物的な弱点が少ないし。
無傷で勝つだけならいくらでも方法あるけど、修行として戦うにはちと重い。
戦闘技術は素人だし、オーラの身体能力強化も弱いし、身体の基礎も出来てない」
「おねーちゃん、ボロくそー」
「うっさいシーム。アンタだってそうでしょうが。
そりゃ元が素人なんだから仕方ないわよ。……正面から戦ってこなかったのはアタシの責任だけど」
「んー、でもさ。
おねーちゃんなら、【神の不在証明】使えば勝てるんじゃないの?」
シームの素朴な疑問に、私達3人とも思案顔。……そんな単純な話じゃないんだよな。
「メレオロンの能力は、相手から逃げたり一撃で仕留める分には文句なしですが、戦いが長引くとマズイですね」
「だよね。呼吸止めながらだし、一発で倒せなかったら怪物が適当に暴れ出しかねない。なんせ反撃しようにも、相手が居ないわけだから。
たとえばメレオロンが消えてる状態で熊を攻撃したとして、その熊どうすると思う? 多分手近な獲物に反撃すると思うぜ。位置関係にもよるけど、シームが狙われたりな。
シームに襲いかかる熊を、メレオロンは背後から追撃するわけだ。……そうそう上手くいくかね?」
「ウラヌスはともかく、私とシームも能力発動中のメレオロンは見えなくなりますから、連携が取れませんし。
作戦を立てて戦うのであれば、メレオロンの能力は破格です。
けれど、突発的な事態に対処するには、それだけでは不十分ですね」
難しい顔のメレオロン。不機嫌なシーム。こんなこと言われて気分は悪いだろうけど、はっきり言っておかないとな。何かあってからじゃ遅い。
「……だからアタシはバラしたくなかったわけよ。
ひどく脆い能力なのは分かってたから。弱点つかれたらどうしようもないし」
「んー……おねーちゃんの能力が初見殺しなのは分かるけどさ。
何か良い方法無いの?」
私とウラヌスは顔を見合わせる。そう言われてもなぁ。
「毎日の修行が一番の近道だと思います」
「息止めて、鍛えた力で急所を一撃すりゃ大抵の怪物は倒せるだろうしな。
そもそも能力を頻繁に使うのはマズいし、普通に戦って勝てるようになった方がいい。使うにしても、透明化までかな。
ともあれ、メレオロンはむしろ課題が少ない方さ。軽くもないけど」
「へいへい。
毎日キリキリ荷物運びと修行こなせばいいんでしょ?
よごザンス、よごザンス」
「もちろんシームもですよ」
「分かってるってばー……」
姉弟そろって、ぶすーっとする。同時にみかんを手に取って、皮を剥きだす。
私達も苦笑しながらみかんを手に取り、
「私は釣りの間、『周』してもらうってことでいいんですよね?」
「もちろん。
怪物と戦う役は、俺とアイシャメインだからね。釣り役をどうしようかなと思ってる」
それは私も気になってた。そもそも釣りと一口に言っても色々種類があるだろうから、その辺も打ち合わせしないとな。ゴンは釣り竿一本で工夫して釣ってみせてたけど、そのせいで参考にしづらい。
「釣り自体はどういうやり方なんです?
やったことはあるんですけど、私もあまり詳しいわけではなくて」
「んー。
細かい説明は実際やる時にするけど、そんな身構える必要はないよ。
なんていうか、釣りイベントの条件を満たせば勝手に釣れるっていうか。技術や知識がないと全然魚が食いつかないとか、そういうんじゃないんだ。
本格的な釣りじゃないから、釣竿・釣糸・釣針・エサが揃ってれば問題ない。
魚の種類を問わなければ大した時間もかからないんだけど、食いついてから釣り上げるのが厄介。そっちはむしろ普通の釣りよりキツイかもしれない。念能力者を対象にしてるだけあって、相応のパワーを要求される」
「勝負は食いついてから、ですね」
「そ。エサだけ取られるならまだしも、釣針を取られる、釣糸を切られる、ひどいケースだと釣竿ごと持ってかれたり、ヘタすりゃ折れる。
最悪、水に引きずり込まれるかもね。釣竿を手放すのが遅ければだけど」
……。釣竿が折れる、か。それって……
「もしかして、釣竿に『周』しないといけないんですか?」
「折られたり、糸を切られたくないならその通り。
大物相手にしてると、どうしたってその心配がある。釣糸はもちろん釣竿も消耗品だし、使ってりゃそのうち壊れるよ。
だから道具の損耗を嫌うなら、普段はともかく、魚が食いつく度に『周』をするべき。道具を強化してやれば遥かに釣りやすくなるし」
「でもそれだと、アンタしか釣れないじゃない」
メレオロンが当然の指摘をする。だよね。シームは当然無理、私も強制『絶』で無理、メレオロンもまだ『周』は教えていない。すぐ覚えられるものでもない──多分。
「それを踏まえて、俺のプランを言うよ。
同時に釣りをするのは多くても2人。釣具セット自体は、予備含めて3つ買うけど。
釣り自体は誰がやってもいいと思う。シームもね。
実際魚が食いついたのが俺以外の釣竿だった場合、俺がその釣竿に触れて『周』するよ。それしかないと思うし。
2本同時に食いつかれると俺の手に余るから、1人が魚と格闘し始めたら、もう1人は即座に針を引き上げて釣りを中断してほしい」
プランを聞いて、私達は考え込む。
ウラヌスの釣竿に魚が食いついた場合は問題ない。──もう1人はすぐ釣りを中断し、ウラヌスの釣りを見守るだけだ。
ウラヌスが釣りをしていない時に、誰かの釣竿に魚が食いついた場合も問題ない。──ウラヌスがその釣りを『周』で補助し、もう1人はやはり釣りを中断するだけだ。
「……あなたが釣りをしていて、もう1人の釣竿にアタリが来た場合は?」
「その時は俺が即座に釣りを中断して、すぐ『周』で補助する。俺が補助するまでに若干タイムラグがあるだろうけど、補助する前は無理に釣ろうとせず粘る感じで」
だよね。釣りだけなら、どういうケースでも特に問題はないか。
厄介なのは、怪物の襲撃と釣竿のアタリが重なった時だな。
「怪物が来たら釣りを中断すればいいと思うけど、魚とやりあってる最中だったら?」
メレオロンが当然の疑問を呈する。ウラヌスは少し悩ましげな顔をし、
「その辺が、同時に釣る人数を2人に絞る理由だな。
釣りの最中に襲われた場合、当然俺が釣竿に『周』をしてたら手が空かない。
この場合の迎撃役はアイシャにお願いしたい」
私は首肯する。そこは予想通りだな。問題は……
「ちょっと待って。
アイシャも釣りはするんでしょ? その時に怪物が来たら?」
「いくつかパターンがあるから、順に説明するよ。
まず俺とアイシャは同時に釣りをしない。怪物の襲撃にどっちか備えてないといけないから、これは当然だな。
アイシャが釣竿を持ってる時に、アイシャ以外の釣竿にアタリが来て、俺がその補助をしてる時に怪物が来たら、釣りを中断したアイシャが怪物を迎撃する。
逆にアイシャの釣竿にアタリが来て、俺がその補助をしてる時に怪物が襲ってきたら、ちょっと際どいけど俺が『周』の補助を中断して怪物を仕留めに行く。
その間、アイシャの釣竿には『周』が出来ないわけだけど、俺が戻るまで無理をせずに粘ってほしい。アイシャ自身にも『周』はかかってるから、持久戦に持ち込んでくれればそうそう釣竿も傷まないと思う。
って、感じに考えてたんだけど。なんか質問ある?」
シームが早速手を上げる。ウラヌスは首肯して促す。
「アイシャとウラヌスが同時に釣りしないってことは、誰と誰が一緒に釣りするか、もう決まってるの?」
「消去法だな。
俺とメレオロン、アイシャとシームだよ。この2組が交代で釣りをする。
いま話した通り、アイシャが釣りをしてる時が一番防衛に不備が出やすいから、自分の身を守れるメレオロンがフリーで動ける状態がベストかな。
俺とメレオロンが釣りの真っ最中、仮にシームに向かって怪物が襲ってきたとしても、アイシャなら余裕で迎撃できるだろうし」
どうだろうなぁ。オーラの見えない私が余裕、って考えるのも怖い気がするんだけど。シームを守るのは出来るだろうけどさ。
「他に質問ある?」
気軽にみかんをもきゅもきゅ口にしながら尋ねるウラヌス。
……色々考えてはみたものの、現場で聞けばいいような些細なことばかりだな。
「無いようなら、そろそろ釣りに行こうと思うけど」
「ちょっと、ちょっと待って。
ボクも子熊と戦うんだよね? なんか注意することとか無いの?」
「相手の動きを良く見る。
特に攻撃には注意を払う。
自分の『練』を乱さないようにする。
ぶっちゃけ、イナゴと基本は変わらないさ。後は慣れだよ。
そこまで心配しなくても、シームが子熊と戦う時は俺かアイシャがすぐ近くにいるから、フォローにはすぐ入るさ。怪我しないようにだけ注意してくれ」
不安そうなシーム。落ち着かない様子のメレオロン。こういう荒事にもどんどん慣れてもらわないとな。グリードアイランドは良い実戦経験の場だ。私にとっても良い修行場になりそうだよ。