10月5日になった。
私達は廃墟デパートを出て、都市の入口の方へと向かっている。
目的の地下墓地は、この都市の南部にあるそうだ。私達が来た街の入口に近い場所で、大通りから外れた分かりづらいところにある。
それはさておき、困ったことにシームがへそを曲げてしまい、ゾンビと戦ってくれなくなった。私達がお膳立てしても、不機嫌な顔をして動かないままだ。
やむなくゾンビは私達で倒してるけど、あんまり意味ないんだよな。悪いのはウラヌスだけど。変にからかったせいで、すっかり怒らせちゃったよ。
「ほらー。
桜、アンタ余計なことするからでしょ」
「うっせーな、姉貴……
なぁシームー、そろそろ機嫌直してくれよ、謝るからぁ」
「フン」
この調子だ。ゾンビ相手の動きがそこそこ良くなってきていただけに、もったいない。
「シーム。
気持ちは分かりますけど、修行はちゃんとしてもらわないと困りますよ。
ゾンビと戦う代わりに、サクラを呼んで一緒に寝る約束してたじゃないですか。それはどうするんです?」
「……ぼく、もう充分戦ったもん」
それを言われるとな。苦手なゾンビの相手を十数回はさせてるから、確かに少ないとは言いづらい。充分かは微妙だけど。
「なぁー、シーム。ごめんってば」
「……」
「ウラヌス。
宥めてばかりいないで、まだ修行が足りないからサクラは呼ばないぞとか言わないと」
「そんなこと言ったら、ますます怒りそうだし……
悪いのは俺だもん」
甘やかしすぎな気もするんだけどな。メレオロンも弟を説得できずに、困った顔をするばかりだ。ユリさんもあまり協力的じゃない感じだし。……強引な手に出るのは私も気が進まないけどさ。
こんなやりとりをしてるせいで、私達の足取りは鈍い。なかなか目的地へ辿り着けない。
「ほら、シーム。
みんな困ってるでしょ。ウラヌスも謝ってるんだから、そろそろ許してあげなさいな」
メレオロンの言葉に、ようやく迷う気配を見せるシーム。
──折り悪く、正面からゾンビの集団がやってきた。4体か。
ウラヌスが先に動き、2体同時に仕留める。私が1体をねじ伏せ、残り1体。
考える素振りを見せた後、残るゾンビの片腕を破壊するウラヌス。私もそれに付き合い、もう片腕の関節を外す。これまでも繰り返したように、左右どちらかへ振り向こうとするゾンビを牽制しつつ、
「シーム」
私は、やや強い声音で呼びかける。やはり嫌そうな顔をするシーム。
「シームってば。
いい加減、2人の努力をムダにしないの」
「……シーム君。
腕を磨かないままでいたら、後で泣くのはあなたよ」
メレオロンとユリさんの言葉に、動揺するシーム。私はウラヌスに目を向ける。はぁ、とウラヌスは息を吐き、
「……シーム。
ちゃんと戦ってくれないと、俺は桜を呼ばないぞ」
案の定、その言葉にシームは怒った。──が、動いた。荷物を乱暴に下ろし、正面へ。
ゾンビに向かって怒りながら近づき、ゾンビの繰り出した蹴りを避けながら、いきなり足を掴んだ。掴んだ脚に肘を叩きつけて破壊する。
大きく体勢を崩すゾンビに、腹いせとばかりに連続で腹を殴りまくるシーム。たまらず吹っ飛んだゾンビが、ボンッ! とカード化した。
……やれば出来るじゃないか。動きは荒削りだけど、思い切りはなかなか良かったよ。
拳を握りしめ、興奮冷めやらぬ様子のシームは、ウラヌスをキッと睨みつけ、
「約束、絶対守ってね」
「……うん。ちゃんと守るよ」
誠実なウラヌスの言葉に、ようやくシームは表情を和らげた。……きっとアレだよね。振り上げた拳を下ろす場所に困ってたんだろうな、シームも。
都市の入口近く、大通りから外れた道を進んでいると、
「まずいな……先客がいる」
「どうする? 私、離れてた方がいい?」
「うん……
悪いけど、しばらく気配消して隠れてて」
「了解」
ユリさんがスッと離れ、瞬く間に夜闇へ消えた。……実にシノビらしい見事な気殺だ。付近にいると知っている私でも、ほぼ気配を捉えきれない。
「地下墓地にプレイヤーがいるんですね?」
「うん……厳密には入口で固まってる。
どうしようか? 攻略中だろうから入るのは無理そうだけど、いちおう行くだけ行ってみる?」
「そうですね……
交渉できるかもしれないですし」
「ん。なら、話ぐらいしとこうか。
いちおう『名簿』で、スケルトンメガネの枚数が増えてるか確認しとくよ。ブック」
歩きながらバインダーをいじるウラヌス。メレオロンとシームがフードを目深に被り、私達から少し距離を置く。
地下墓地の入口。崩れて壁がほとんど残っていない建物跡──その床だったところから地下へと続く石段がある。
その辺りに、見慣れないプレイヤーが4人いた。男性3人と女性1人。壁にもたれたり、地面に座り込んだりして休んでる。
近づく私達にも当然気づいていた。そもそも安全地帯じゃないしな。休憩中でも警戒は怠らないだろう。
窺うような目で見てくる彼らに、ウラヌスは悠々と近づいていき、
「やあ。地下墓地の攻略中?」
「……見れば分かるだろ」
うち1人がぶっきらぼうに返してくる。あまり好意的な反応じゃないな……攻略に苦戦してるのかも。
「俺達もそのつもりで来たんだけど、譲ってくれる気はない?」
「……それは交渉?」
女性が反応。そうやって聞き返すということは、交渉の余地はありそうだな。
「交渉かぁ……
まあアンタ達がスケルトンメガネを取っちまったら、俺達は無駄足だもんな。
本当は現物とトレードする方が助かるんだけど」
「そうは言われても、ご覧の通り目下苦戦中でな。
まだ続けるか、相談していたところだ」
「おい……」
「どうせすぐ分かることだろ。
オレはこのチームのリーダー、ハンゼだ。アンタは?」
「ウラヌス。こっちのリーダーだよ」
ハンゼ……ランキングで私と同じぐらいカードを集めてた人だな。
「ウラヌス組か。よろしくな」
「ああ。よろしく、ハンゼ組」
「交渉の内容に関わるから教えるが、いま地下墓地はスケルトンが大量にうろついてる。
それでも交渉する気か?」
「予想はついてたよ。
近場にメガネがなかったんだろ? ここのスケルトンは倒してもすぐ復活するからな。対処に手間取ると、消耗戦になっちまう」
「大して強くないんだが、流石に数が多いとな。
アンタ達ならどうにかできるのか?」
「アテはあるよ。
だからその状態で明け渡してくれても、こっちとしては一向に構わない」
ハンゼさんは疲れたように息を吐き、
「……余力があれば、オレ達でも何とかなったんだがな。
東にある館で手こずったから、すぐすぐ攻略とはいかなかった」
「お? ということは心度計、取ったのか」
「ああ、持ってる。
トレードしたけりゃ条件次第で受けるぜ」
「館には、このあと行こうと思ってたんだ。
俺達が地下墓地に挑戦するなら、トレードできると手間が省けて助かる。
でも挑戦できないなら、すぐ館に行くからトレードの必要もないかな」
「……」
相変わらずこの辺の駆け引きは上手いよな、ウラヌスって。情報を出して信用を得つつ、双方の利になる妥協点を探らせる。……相手が好意的なのは、ウラヌスの見た目もあるんだろうけどね。
「こちらが地下墓地の挑戦権を譲るとして、そっちは何とトレードする気だ?」
「そうだな……
スケルトンメガネの複製、かな」
ウラヌスの言葉に、怪訝な顔をする相手チームの面々。……ああ、そういうことか。
「俺達がスケルトンメガネを取って、それを複製してアンタ達にも渡すよ」
「……信用取引になっちまうな。
仮に君達が信用に足るとしても、問題のある状態で挑戦権を譲る以上、入手に失敗する可能性もある。担保がないとな」
「担保ねぇ。
そうは言っても、そっちが持ってない指定ポケットカードを預けたら複製できちまうし、逆にダブリじゃ担保にならないだろ?」
「うーん……」
腕を組んで考え込むハンゼさん。仲間の方に目を向けるが、しかし意見は出てこない。
「スケルトンメガネがランクBっつうのが問題だな。
挑戦権程度じゃ、釣り合うカードがない」
「……スペルカードならどうだ?」
頭がツルリとした男性から、そう提案してきた。スペルカードか。
ウラヌスは小首を傾げながらも、
「悪くはないかな……
『擬態』1枚でどう? ただ正直に言えば、挑戦権と『擬態』じゃ釣り合わないと思う。
だから、俺達がスケルトンメガネを入手してアンタ達のところへ行ったら、それと引き換えに返してほしい」
「……担保だからな。スケルトンメガネの複製と引き換えなら、返すのは問題ない。
この条件でトレードするか?」
「構わないよ。さっき言ってた、心度計はどうする?
この街で黄金天秤を取ったんだけど、そっちはもう取ったか?」
「……いや、まだだ」
「同じランクBだし、釣り合いは取れてると思うけど。
トレードは今じゃなくて、スケルトンメガネをアンタ達に届けた時でいいかな。
その方が信用できるだろ?」
「……少し相談させてくれ」
「分かった。
5分したら戻ってくるから、それまでに決めてくれ」
ウラヌスが私達を促し、いったん彼らに背を向けて歩き出す。
「……ウラヌス。
ぼく良く分かんなくなっちゃったんだけど、どういう交渉だったの?」
シームが困惑気味に尋ねる。まぁ混乱するかもね。私も怪しいけど。メレオロンなんて肩をすくめてるから、理解するのもやめてるな。
「後で説明するよ」
彼らから距離を取り、やや入り組んだ路地を歩いてると突然黒い姿のユリさんが上から降ってきた。
『わっ!?』
驚く後ろの姉弟。ユリさん、まだできる限り気殺してるしな。察知能力に長けてないと、驚くのも無理ないか。
「ダメだったの?」
「いや、多分大丈夫だよ。
向こうがいちおう相談したいって言うから、5分与えた。
状況を説明するよ」
そしてウラヌスは、先ほどのやりとりを要約して説明する。
「ふーん……
つまり、地下墓地の挑戦権を譲ってもらう代わり、担保にランクAのスペルを預ける。
スケルトンメガネをこっちが取ったら、それを複製して……
こっちは黄金天秤とスケルトンメガネ、あっちは心度計と担保の返却。
それがトレードの内容ってことね」
「うん、そういうこった。
受けるかどうかは分からないけど、リーダーは乗り気だったよ」
「向こうが意地を張らない限り、断る理由はなさそうね。
アンタはそれで良かったの? こっちがちょっと損してるでしょ、これ?」
「相手と比べりゃな。
交渉を持ちかけたのはこっちだし、俺達も損はしてないよ。
もし向こうが『擬態』を持ち逃げしたら、流石に損するけど」
「相手は2位のチームなんでしょ?
塩なんて送って大丈夫?」
「現状でのランキングなんて、大した意味ないよ。今後警戒する必要のあるプレイヤーが分かるだけで、まだまだクリアには遠すぎる。むしろ塩を送れたなら、今後もトレードを持ちかけられる有益な関係が築けるじゃないか。
……そもそもアイツラに、このゲームをクリアできるだけの力量はないよ」
「ウラヌスは、あの人達の潜在オーラを確かめたんですか?」
「もちろん。
大分消耗してただろうから参考値だけど、さっき見た限り全員2000に満たなかった。地下墓地のスケルトン集団に手間取るようじゃ、話にならないよ」
うむ。……夜闇だったから自信ないけど、4人とも身体の作りはいまいちだったしな。流石に技量までは分からないけど。
ユリさんへの状況報告を終え、地下墓地の入口へ戻る私達。急ぎなので、道中出てきたゾンビは私とウラヌスでさっさと片付ける。シームは逆に物足りなさそうだ。
「話はついた?」
地下墓地付近にいた彼らは、4人とも立ってこちらを待っていた。多分、交渉を受ける気だな。
「ああ、さっきの提案を呑もう。
まずここは君達に譲るから、『擬態』を預けてくれ」
「オーケー」
ウラヌスが既に出しているバインダーからカードを取り出し、ハンゼさんに手渡す。
「確かに預かった。
オレ達はここから退散するが、どこで待てばいい?」
「そんなに時間かからないから、ゴーストホテルの前で待っててくれたら手間が省ける。
お互い余計な手間はかけたくないだろ?」
「……分かった。
じゃあゴーストホテル前で君達を待ってるよ。『同行』で飛んでくるか?」
「いや、歩きで向かう。
スペルがもったいない」
「分かった。
いくぞ、みんな」
言って、私達とすれ違いながら、ハンゼさん達が立ち去っていく。……すれ違いざま、私達を何とも奇妙そうな目で見ていた。
充分離れてから、
「……ずいぶんと、じろじろ見ていくもんね」
不愉快そうにメレオロン。まぁ姉弟はフードで姿隠してるしな。気にはなるだろう。
「心当たりがありすぎるからな、俺達は。
俺やアイシャを知ってる人間もいるだろうし、そうやって姿形隠してりゃ見たくもなるだろ」
「……そんなこと言ったって」
「姿晒すよりはマシだもんな。
何とかするから、もうしばらくガマンしてくれ」
なんだかすっかり見慣れちゃってるけど、メレオロンは整形しないといけないもんな。ウラヌス、ちゃんと忘れないであげてるよ。
・ソウフラビで15人の仲間だったプレイヤー達の近況(原作では15人、無印では16人)
【カヅスール組】
リーダーのカヅスール、ニック=キュー、スウヘイルの3人組。
カヅスールは、協調性の低いグリードアイランドのプレイヤーの中でも比較的温厚で、プレイヤー15人以上と協力関係を取り付けるだけの器量を持つ。おそらく原作でゴン達と行ったトレードも、情報収集を兼ねつつ真実の剣を奪ったことに対する償いの意味合いもあったのだろう。
本来なら、ソウフラビでの連合解散後、人知れずゲンスルー達に殺されるはずだったが、ゲンスルーがハメ組を離脱した上にそもそも16人の仲間に参加しているような有様なので、結果命拾いしている。
ハメ組への対策を考えていたようだが、その後なんら大きな動きもなく、リィーナ達にゲームクリアされてしまい、ゲームを離脱。それぞれリィーナから報酬1億を受け取る。
グリードアイランドが再開したという話は聞いていたが、クリア報酬が大幅に減額しているのを理由に、3人とも参加を見合わせている。
【アスタ組】
リーダーのアスタ、アマナ、マンヘイムの3人組。
ソウフラビに集まった面々の中でも、アスタはかなり協調性が低い方。それでも原作で71種集めたチームのリーダーだったことを考えると、実力は相応のものと思われる。
本来なら、カヅスール組同様ソウフラビでの連合解散後、ゲンスルー達に殺されるはずだったが、同じくその難を逃れている。
リィーナ達に先を越され、懸賞金500億が手に入らなくなったことを知った後、ゲームを離脱。それぞれリィーナから報酬1億を受け取る。
グリードアイランドが再開した話は聞いていたが、アスタはリィーナへの恐怖が根強く、参加の意思はゼロ。アスタが辞退したことで、マンヘイムも参加を見合わせた。
唯一、アマナだけが再度ゲーム参加を決めた。現在はハンゼ組に身を寄せている。
【ヤビビ組】
リーダーのヤビビ、モントールの2人組。
ヤビビは慎重派、モントールはボクシングで顎ボグされたあのヒト。
なんだかんだで、2人きりのチームでランクSカードを入手できる実力はあったようで、ハメ組の面々よりは
本来なら、カヅスール組・アスタ組のようにソウフラビの連合解散後、ゲンスルー達に殺されるはずだったが難を逃れている。
ソウフラビの件で意気消沈したのか、他の有力チームに指定ポケットカードを売り払い、早々にゲームから離脱。リィーナから報酬の1億を受け取り、チームを解散。
2人ともゲームが再開したことを知らず、モントールは実力不足を自覚して鍛え直している最中である。
【ハンゼ組】
リーダーのハンゼ、ゼホ、ウォン=リーの元3人組。現在ここにアマナが加わっている。
原作でのゼホの醜態を見る限り、おそらく他のメンバーの実力もそれなりだろう。……というかゼホは、多分ハメ組メンバーよりゲフンゲフンw
本来なら、他の面々同様ソウフラビの連合解散後ゲンスルー達に殺されるはずだったが、難を逃れる。
特に目立った動きもなく、ゲームクリアされてしまった後はゲームを離脱。……しかしリィーナから1億を受け取ったものの、心に燻るモノが残っていたようで、ゲーム再開の話を聞くや否や、出資者を見つけて参加を決めた。
1億の報酬を受け取りにリィーナの元へ行く際、門前払いを避ける為に(という建前で、リィーナにビビっていたカヅスールとアスタにゲーム内で頼まれ)、ソウフラビチームの一部と現実でも合流し、その際お互いの連絡先を交換していた。
ゲームへの再挑戦を決めた際、一緒にリィーナの報酬を受け取りに行った面々と連絡を取り、アマナだけ参加の意思を見せたので、彼女を加えた4人組でゲームに入った。
指定ポケットを現在21種集めており、総合3位。19種のハメ組と接戦になっている。
【ゴレイヌ】
元ソロプレイヤーで、プロハンター。
約半年で50種以上を単独収集していたことから、実力はプレイヤーの中でも上位。多分ツェズゲラ相手でも勝利できるだろう。サブやバラ辺りが相手だとどうなるか分からない。
本来なら、ソウフラビの連合解散直後にゴン達と一時手を組み、その後にツェズゲラと組むはずだったが、リィーナが仲間にするのを断ってしまった為、すぐツェズゲラと組むことに。
結果、リィーナ達との最終決戦でツェズゲラ達が敗れてしまったので、クリア報酬には一切絡めなかった。
リィーナから元々貰う予定だった報酬1億、加えて黒の書を渡した見返りに1億(それ以上支払うとリィーナから強く申し出られたが、大損したツェズゲラ達に気兼ねしたのと、後が恐ろしい気がして固辞した)、最終的に2億手にした。
と言っても、黒の書を手に入れるのに1億支払っており、選考会の参加にも1200万払っているので、実質グリードアイランドに半年参加して8800万稼いだだけである。
ゲーム再開後にソウフラビチームと顔を合わせる機会もなく、ゴン達とも疎遠のまま。選挙には顔を出しているが、ツェズゲラ達はともかくリィーナが怖いのでゴン達と話していない。
現在は、ゴリラ達が住む森の保護活動でもやっているのではないかと思われる。報酬が魅力的ではないのもあり、再開後のグリードアイランドには参加していない。