どうしてこうなった? アイシャIF   作:たいらんと

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第二百六十九章

 

 堂に入ったカストロの構えを、桜は静かに見据えながら、

 

「それは象形拳の1つだね。見た感じ……虎かな?」

「その通りだ。虎咬拳という。

 念を覚える前から私が身に付けている拳法だ……

 これならば君にも、年季が浅いなどとは言われまい」

「うん。まだ構えただけなのに全身の力加減が見違えた。

 纏うオーラも一段と研ぎ澄まされてる」

 

 その評価に小さく笑んでみせた後、表情を引き締めるカストロ。

 

「……覚悟はいいか?」

「確認しなくても大丈夫。

 カストロの思うように戦えばいいよ」

「では──行くぞッ!!」

 

 

 

 攻撃力が著しく増したカストロの拳を、変わらず一見『絶』のまま捌く桜。今度はただ弾くだけでなく、避け、逸らし、受け止める。

 

「どうした、防戦一方か!」

「んー、まぁ流石にこればっかりじゃ芸がないね。

 じゃあ『絶』は終わり。どうしようか悩んでたけど、まずは──」

 

 バリッ!

 

 カストロのヒラついた衣服の一部が破れる。まるで獣の爪で裂かれたように。

 

 向かい立つ桜も変わっていた。全身を低く丸め、過度な前傾姿勢を取っている。指先もカストロのように開いているが、爪で掻くような形だった。

 

 その桜の奇異な構えを観察したカストロは、

 

「虎咬拳……ではないな。独特だが、私にやや近い象形拳と見た」

「なんだと思う?」

「……受ける印象だけで言えば、猫」

「当ったりー♪ にゃん!」

 

 ひと鳴きした桜が、カストロへ襲い掛かる。ジグザグに進んだ後、急に横へ跳躍して、カストロの周囲を駆ける。今にも飛びかかりそうだが、動きで翻弄するばかりでなかなか仕掛けない桜。

 

 間合いを詰められず、手の届く範囲外を旋回し続ける桜に、カストロは意を決し蹴りを放つ。

 

 桜の姿を見失うカストロ。その鋭く蹴りを放った脚に乗る桜──

 

 バチッ!

 

 器用に手足を伸ばし、カストロの両手を叩く。手に集中させたオーラを吹き飛ばされ、苦し紛れにカストロは宙に浮かぶ桜を蹴り上げようとするが、するりと身を躍らせ、着地する桜。

 

 桜が着地する寸前に、カストロは軸足を払われて転倒していた。正体不明の何かに絡めとられ。

 

「な……!」

 

 仰向けに倒れたカストロの胴に乗る桜。猫のように背を丸める桜の腰当たりから、白い何かが伸びている。

 

「猫だから、しっぽがないとねー。にゃーん♪」

 

 それを証明するかのように、オーラで形成された猫のしっぽがゆるりと揺れる。言葉が浮かばないカストロ。

 

 

 

 

 

「うわぁ。キュマニャンだー……」

 

 身震いしながらつぶやいたシームに、アイシャはいくらか言葉を選んだ後、

 

「やっぱりそう思いますよね……」

 

 とだけ返す。正直な話、猫を模したところで戦闘力が上がるとは思えないのだが、こればかりは気分の問題なのだろう。

 

「アイシャは知ってるの? あれ」

「……一度だけあの姿で戦ってるのを見たことはあります。

 確かに、あるはずのないしっぽで突然攻撃されたら、意表は突けると思いますが……」

「あんまり意味ない?」

「意表を突くだけなら、しっぽである必要はありませんね」

「アタシみたいに元からある尾を強化するならともかく、無いものをわざわざ具現化するなんてオーラの無駄使いじゃない?」

 

 メレオロンの言葉に首肯するアイシャ。

 

「ユリさんのように殺傷力のある武器を具現化するか、形を決めず不定形にオーラを変化させた方が戦術的には有効でしょうね。

 ただ、念能力の強弱は合理性だけでは決まらず意思の強さによっても左右されますから、本人がこうすれば強くなる、と思い込めば話は別です」

「桜ってやっぱり猫なんだね……」

 

 シームの言葉に、アイシャは自分の中にある不安が一段と大きくなるのを感じていた。

 

 

 

 

 

 攻防を続ける桜とカストロの戦いを観察しながら、ミルキは弟に軽く目を向ける。

 

「キル。アレは……」

「兄貴も気づくよな。

 アイツはただ獣を模してるわけじゃない。オレや親父がするみたいに肉体を操作して、人体のままじゃ難しい猫の動きを出来る限り再現してる。

 それも生半可じゃないレベルだ……」

「あなた達の知るそれとは少し違うでしょうが、武術にも関節や内臓の位置を制御して、弱点を隠したり肉体の可動域を変化させる技術があります。

 あの子が使っている技術にはそれも含まれているようです」

 

 リィーナの話を聞いて、長く息を吐くキルア。

 

「高度な技術なんていくらでも見てきたつもりだったけど、あそこまで多芸なヤツなんて見たことねーよ……

 どんだけの技を組み合わせてんだ」

「昔はまだ器用貧乏って感じだったけど、今はどれもこれも達人の域だわさ。

 一体どれだけの修行をしたんだか、想像もつかないわね……」

 

 ビスケの言葉に沈黙する一同。そんな中、クラピカは首を横に振り、

 

「念法、武器術、格闘術、暗殺術、私の目にはどれも一流以上の技量に見受けます。

 ……それこそアイシャのような経歴の持ち主でもなければ、あの域に到達することなど到底信じられない」

 

 クラピカの語る内容に、誰もが声すら出せなかった。

 

 

 

 

 

 何度も攻撃を仕掛けるカストロだったが、一撃もまともに入れられない。最大の攻撃である両手による引き裂きも、僅かに打点をずらされるだけでほとんど威力を殺されていた。完全に見抜かれている。

 

 尾の一撃で顎を打ち上げられ、ふらつくカストロ。揺れた脳を回復させる暇を得る為、カストロは桜から大きく距離を取る。

 

 追撃せず、静かに立つ桜。猫の構えを取らず、尾も消している。

 

「……。ここまでのようだな。

 認めよう。私の虎咬拳は君に通じない。

 猫の拳というのは珍しい認識だが、君の象形拳、存分に味わわせてもらった」

「個人的には虎の方が上位互換かな。

 私は猫の方がお似合いだからそうしただけだよ」

「……君は拳法として身に付けたわけではないのか?」

「猫はよく知ってるから、そこから自分なりに我流で。

 まぁ象形拳ってそういうもんだよ」

「……言いたいことはなくもないが、私を技量で上回る君の言葉は否定できないな」

 

 既にダメージから立ち直ったカストロは、呼吸を整える。

 

「ここから先の戦いは、命の取り合いになりかねない。

 あえて今一度問おう。覚悟はいいか?」

「もちろん。

 アイシャでもヒソカでも、好きな仮想敵として見立てていいよ。

 カストロの全力、私に見せて」

 

 その言葉に応え、カストロは桜へ迫りながら能力を発動した。

 

 不燃布に覆われた両の手から、黒い炎が噴き出す。黒い火の粉を撒き散らして幻惑し、鋭く足払い。それを喰らう桜だったが、足自体は払われず場に留まる。その動きを止めた隙を突き、袈裟斬りに手刀を放つカストロ。

 

 寸前で思い切り後ろに下がって回避する桜。虎咬拳の時と違い、明らかに警戒している。

 

 桜の動きを険しく見据えた後、カストロはいったん炎を消し、

 

「その動き……どうやらこの能力のことも知っていたようだな」

「んーん。初めて見た、けど……」

「けど?」

「なーんか、どっかで見たような気がする。

 すこーし心当たりがあるんだけど、えっと……」

 

 遠くで『ぎくっ!』と反応するアイシャ。猛烈に悪寒が走る。

 

「いちおう尋ねるが、私とヒソカが天空闘技場で戦っているのを見たことはあるか?」

「うぅん。実際にもないし、ビデオでも見たことない」

「では、もしや……

 君はリュウショウ師の記したあの書を読んだことがあるのか?」

「あー、それかも。なんて本だっけ?」

「……『黒の書』だ。

 私の読んだ本以外にも数冊存在しているようだから、君が内容を知っていてもそれほど不思議ではないが……

 だがその様子だと、しっかり目を通したわけでもないのか」

 

 わちゃわちゃと変な動きをするアイシャを訝しげに見ながら、桜はくるくると指を回し、

 

「どっかで見たくらいの記憶だからね。

 えっと……【邪王炎殺拳】。

 あってる?」

「その通りだ。知られているならば、隠し立てする意味もあるまい。

 『黒の書』に記されていた【邪王炎殺拳】、それに私の虎咬拳を組み合わせて完成した真の虎咬拳。その名も【邪王炎殺虎咬拳】ッ!」

 

 構えをとって言い放つカストロ。なにやらアイシャが苦悶して変な踊りを披露しているのを桜は気にしながら、

 

「あー、なるほど……

 炎の色が黒いけど、わざわざ自然に有り得ない色してるのって何か意味あるのかにゃ?

 魔界の炎を呼び出してるとか?」

「む……いや。

 魔界などというものが存在するかは知らぬが、少なくとも私にそんな真似はできない。

 だが『黒の書』の【邪王炎殺拳】についての解説に、炎が黒い理由も記されていた気がするな……」

 

 アイシャが地面に転がってのたうち回り始めたので、桜は慌てて手を振って、

 

「あー、その、ごめん。

 聞いといてなんだけど、これくらいにしとこ。戦ってる最中に長話もなんだし。

 なんでかあっちにいるアイシャが嫌がってるし」

「むぅ……なぜだ?

 いや、確かに少しお喋りが過ぎたかもしれないな。では、改めて──」

 

 

 

 

 

「ちょっとアイシャ、どうしたのっ!?」

「わわわ、さっきからなにしてんのアンタッ!?」

 

 転げ回って「ぐわぁぁっ……!!」とか呻いてるアイシャに当惑するシームとメレオロン。

 

「えっと、多分大丈夫だと思うけど……

 アイシャ、落ち着いて。もう話は終わったみたい」

 

 ゴンは幾分冷静に声をかける。理由の半分は、2人の会話がアイシャの正体に関連した内容だからなのはゴンにも分かったが、ここまでアイシャが取り乱すところを見た記憶はほとんどない。せいぜい世界樹の頂上の時くらいだ。

 

「はぁー、はぁー、はぁー……

 す……すいません。ちょっと嫌なことを思い出しただけです……」

「いや、アンタ……

 嫌なことだかなんだか知らないけど、ちょっとやそっとのレベルじゃないでしょ、その様子じゃ。本当に大丈夫なの? 水でも飲む?」

「だ、だいじょぶ、だいじょうぶです……」

 

 ふらふらと立ち上がるアイシャ。念の為、アイシャの手を自分の肩に乗せるゴン。

 

「すいません、ゴン……

 肩を貸してくれて助かります」

 

 思ったより体重を預けているアイシャを見ながらゴンは、

 

「桜に、カストロさんの能力って教えてたの?」

「……いえ。私からは伝えていません」

「でも、桜ってかなり詳しそうだったよね。

 ひょっとして、ああいう炎に変化させる能力って、結構使える人いるのかな?」

「……。

 炎自体は攻撃力が高いですから、能力として検討してみる人は多いでしょう。

 ただ、その攻撃力の高さゆえに扱いにくい面もあります」

「ゲンスルーさんもそうみたいだけど、自分も傷つくから?」

「その通りです。オーラを炎に変化させる性質上、どうしても自身を守る必要が生じます。

 当然、炎の防御にオーラを割けば、敵に対する守りがおろそかになってしまう。

 諸刃の剣になりやすいからか、あまり炎を扱える能力者はいないようです」

「ふぅん……」

「まして黒い炎となると、その……

 く、『黒の書』に書いてあった能力を、桜も知っていた可能性が、た、たか……」

「あ、うん、アイシャ。

 無理に話さなくていいから」

「すいません……」

 

 へなへなと崩れ落ちそうになるアイシャを、ゴンは何とか支える。アイシャが恥ずかしがっていることは何となくゴンにも分かったが、その理由までは当然知る由もない。

 

 

 

 

 

 カストロの黒い炎を纏った掌打や手刀、掴みを全て大きく避ける桜。炎の熱が持つ攻撃範囲を把握するかのようにスレスレのところで舞い、

 

「やっぱり攻撃特化型だね。

 炎は相手を躊躇させる以外で防御に適さないし、実際防御力を持たない。

 それどころか手腕にしか耐熱性がないから、自然と他の部分や衣服を焼いてしまわないような動きになる。

 だから防御が疎かになりやすい。体術もオーラも」

「……っ!」

「能力発動に時間がかかるからだと思うけど、炎の出し入れをもっと機敏にできないと、そのうち相手に動きを見切られて、勝てなくなるよ。

 一気呵成に畳みかけられれば勝機はあるけど、相手の虚を衝かないと厳しいね」

「くっ……

 口ばかり達者だが、いつまで逃げ回るつもりだ!

 理論だけでなく実際に反撃──」

 

 最後まで聞かず、大きく飛んで距離を取る桜。左右に両手を広げ、

 

「炎、緩めちゃダメだよ」

 

 言い放って桜は突撃する。守勢に回ってはマズイと判断し、同じく突撃するカストロ。

 

 正面衝突する──

 

 ヴォォッッ!! バシュウウウウウゥゥゥッッ!!

 

 奇妙な音を立て、ぶつかりあった2人の間で、黒い火の粉と白い何かが辺りに撒き散らされた。

 

 互いに広げたカストロの手と桜の手が、がっちり組み合っている。力比べのような態勢、だが炎を放つカストロに対し、桜の手は白い気体を放っていた。

 

「なにぃぃぃぃっ!? バカな、私の炎を……!!

 これはまさか──『冷気』ッッ!?」

 

 白い気体の正体は、気化した水蒸気だった。冷気と炎熱が相殺し、拮抗している。

 

 

 

「──【冷酷な愛撫/フローズンバイト】──

 

 炎熱の能力があるんだから、凍結させる能力も当然ある──よねぇ」

 

 

 

「くっ……! こんな対処法が!」

 

 想定外の事態に後方へ逃れようとするカストロだが、桜は手を掴んだまま離さない。

 

「どこ行くの? どっちかが勝つまでやろうよ。

 ああ、もし炎を消しちゃったりしたら、お手てが一瞬で凍結して砕け散るか、腕が腐り落ちちゃうからね。

 だから──絶対に緩めちゃダメだよ」

 

 恐ろしい忠告に、必死で能力を維持するカストロ。ぎりぎりと桜に手を握り締められ、みるみるうちに力を消耗していく。

 

「無念……! わ、私の──」

 

 打つ手がないと判断し、カストロが負けを認めようとしたところで、

 

「冗談だよ」

 

 パッと両手を放す桜。少し下がり、白く輝いていた手から冷気が失せる。

 

「はっ……はっ……!」

 

 呼吸を荒げ、力なく炎を消すカストロ。戦闘態勢を取る余裕などまるでなかった。

 

「あくまで接触した物を焼く能力だからね。

 相手がどんな対策を持ってるか分からない以上、当てれば勝てるなんて過信しない方がいいよ」

「……」

 

 口惜しそうにしながらも、カストロは反論しなかった。打つ手がないわけではないが、その手段が現実的ではないことも自覚していた。

 

「どうする? もう終わりにする?

 私の対処法を攻略する(すべ)がないなら、それでもいいけど」

「…………いや。

 ある。おそらく通じる手はまだあるが……」

「ん。じゃあ試してみたら?

 ゲンスルーだって全力で戦ったんだし、カストロも遠慮しなくていいよ」

 

 遠くで面白くなさそうな顔をしているゲンスルー。だが思うところはあるのか、決して2人から目を離さない。

 

「では……お言葉に甘えて試させてもらう。

 だが、危険だと判断したら必ず避けてくれ」

 

 桜は笑みを浮かべ、

 

「やっぱり切り札があったんだね。

 邪王炎殺拳って、とっておきの大技があったはずだもん。

 えっと確か、邪王、炎殺、黒……りゅ……」

 

 そこまで言いかけ、アイシャが全身ごと首を左右に振りまくってるのを見て、桜は口をつぐんだ。

 

「知られているなら、最早隠す必要も無いな。

 あくまで虎咬拳と組み合わせた私のアレンジだが、今までの炎とは威力が桁違いだ。

 どうするつもりかは知らないが、正面から受けることは勧めない」

「ま、試してみようよ。

 きっと面白いことになるから」

「そこまで言うならば──

 覚悟せよ! 見るがいい、我が最大の一撃ッ!!」

 

 後ろへ跳ぶカストロ。ありったけのオーラを絞り出し、両掌から漆黒の炎が噴き出す。

 

「はぁぁぁぁぁぁぁぁ──【邪王炎殺虎咬砲】ッッ!!」

 

 闇に彩られた炎の虎が顕現、炎を黒く撒き散らしながら桜へ突進する。

 

 桜の瞳が怪しく光る。

 

 炎の虎の顕在オーラ量は48000、カストロの潜在オーラ量は27000、条件1はクリア、後は無傷で受けるという条件を満たせば──

 

 望む解を瞬時に見出し、何かを抱えるように両手を前方へ伸ばして、桜はつぶやいた。

 

 

 

「──【日向猫/バステト】──」

 

 

 

 アイシャ達にとっては見慣れた、しかし明らかに場違いな白い猫が桜の手中に現れる。が、普段とは比にならないほど強く白い輝きを放ち、込められたオーラ量も文字通り桁が違う。

 

 目前まで迫り来た闇の炎虎に対し、

 

「んー──にゃっ!」

 

 ドンッッ!!

 

 よく分からない鳴き声とともに、小さな白い猫の四つ足が大きな虎の頭を蹴り返した。

 

 追い返されるように翻った漆黒の虎が、カストロへと向かう──

 

 当然の如く帰り来た炎虎をその身に受けて、漆黒の劫火に包まれた後、強大なオーラを纏うカストロ。

 

「よもやと思いはしたが……

 私の能力を完全に把握した上で、受け止めてくれるとは思わなかった」

 

 既に猫を消している桜は、静かに笑みを浮かべながら繊手を差し伸べ、

 

「さ。時間の許す限り、一緒に踊ろ?」

 

 カストロは満足気に笑い返した。

 

「──お相手つかまつるッ!」

 

 

 

 

 

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