どうしてこうなった? アイシャIF   作:たいらんと

290 / 300
第二百七十五章

 

 キルアの発破を受けて、勢い任せに大股で歩いていくレオリオ。

 

 やがて消沈するように歩幅を縮め、しまいに委縮したような有様で桜の前に立つ。

 

「ぁ……

 あのよ……」

「そんな緊張しないで。別に取って食べたりなんかしないから。

 事前に断りなく攻撃なんてしないし、とりあえず座って。落ち着いて話そ」

 

 ポスンと地面に座り込む桜を見下ろし、渋々といった様子でレオリオも座り込んだ。

 

「なんつーか……

 オマエさん、そんな小さなナリでホントすげーのな。

 さっきまで戦ってた連中、とんでもない使い手ばっかりなのに、ああも抑え込んじまうとかよ」

「スゴイ使い手揃いなのは間違いないね。

 このメンバーでキメラアント相手に勝ったんでしょ?」

「よく知ってるな。

 まぁ一部顔触れは違うが、大体はそうだな。……だからこんな負け方しちまうなんて、今でも信じられねーよ」

「まだ終わってないって」

「……その話だけどよ。

 認めるのもシャクだが、オレはこの中じゃはっきり言ってかなり弱い。

 だからオレと戦ってもガッカリさせちまうぜ?」

「どっちかって言うと、レオリオは戦いにくいからイヤなんでしょ?

 私とバトるの」

「……。

 オレが負けちまうのは構わないんだが、やっぱそうだな」

「さっきまでは怪我人が出ることを心配して遠慮してたのもあるだろうけど、それはもう考えなくていいよ。

 私が治すこともできるし、いざとなったら大天使の息吹もあるからさ」

「オマエさん……って、ずっとそう呼ぶのもなんだな。

 なんて呼べばいい?」

「桜って呼んでくれたら嬉しいにゃー♪」

「じゃあ……桜。

 あんたの治療術の腕は分からないが、おそらくかなりのもんだろう。

 大天使の息吹もあるから大丈夫だってのはオレも認める。

 どっちにしろ、それは理由のメインじゃない」

「レオリオの切り札を私に使うのは躊躇しちゃう?」

「……。

 やっぱ知ってるよな。なら分かるだろ? アレは殺傷力がヤバすぎるし、殺し合いでもなけりゃ絶対使いたくない。

 桜の治療術でも治せない傷かもしれないからな」

「大天使の息吹なら治せるんじゃない?」

「……。

 オレはそいつで治療するところを見たことねーから何ともだが、流石にそれなら治せるかもな。

 ただ仮に治せるとしても……」

「私は食らったりしないし、もし食らっても多分効かないって言ったとしても、使う気になれない?」

「……そうだな。

 たとえばアイシャに効かないことは分かってるが、だからと言って使いたくもない。

 万が一効いちまったら大変なことになる」

「まぁそれについては了解。

 じゃあ、それ無しで戦うかどうかって話だね」

「……。

 どうしても戦わなきゃダメか?」

「子供とは戦えないってわけじゃないでしょ?

 ゴンとかキルアと組手ぐらいするだろうし」

「そりゃ組手はな。

 そもそもアイツラの方が強いし……いや、これは桜もそうか。

 でも女の子な上に、そんな小柄じゃ組手ですらキツいぜ」

「褒められてるってことにしとくにゃ。

 けど戦えないんじゃ、私は不満かなー……

 さっきも不完全燃焼で終わっちゃったし、これでおしまいっていうのはちょっと」

「どう転んでも満足いく結果にはならないと思うぜ?

 正直、どう戦ったらいいのかさっぱり分かんねー」

「そんな難しく考えなくていいよ。

 そういうの苦手みたいだし」

「……あのな。

 あんま小馬鹿にされると流石にムカつくんだが。

 こう見えてオレは──」

「医大生でしょ? 医者の卵って言ってたし。

 どこを受かったかにもよるけど、センター試験で偏差値60から70くらいは要るかな。

 それだと上澄み数%ぐらいだね」

「……」

「戦術の構築はむしろセンスと経験がモノを言うから、苦手なのは仕方ないよ。勉強大変だっただろうし、今もそれに時間を割いてるだろうから。

 そもそも医者を真剣に目指す人が頭悪いわけないじゃん」

 

 レオリオは、ニヤけたり困ったりコロコロ表情を変えながら頭をかき、

 

「そうやって言われると、今度は買い被られてる気がするぜ……

 周りの連中が凄すぎるせいで、褒められることもあんまり無くてな」

「面と向かって言ってくれないだけで、みんなはレオリオのことを認めてるよ」

「……だといいんだけどな」

「どうしても気になるなら、きっちり認めさせる為に1つ奮起して私と勝負しない?」

「待て待て、そんな手には乗らねーぜ?

 医者として認められるならともかく、戦って認められるなんてオレはそこまで望んじゃいない」

「ざんねん。

 んー、どうしよっかな?」

 

 首を左右に振って悩む様子の桜。レオリオもこのままじゃ終われないのは同感だったが、さりとて双方が納得のいく上手いアイデアも出てこない。

 

「……1つ聞いてもいいか?」

「ん? なに?」

「その……ホルモンクッキーっつーか、性転換についてなんだけどよ。

 今の桜って、使った状態なのか?」

「そだよ。元々男の子で、今は性転換して一時的に女の子」

「……嫌なら答えなくていいが、なんで今わざわざ?

 多分昼前オレ達と喋ってた時は、男だったよな?」

「うん」

「趣味嗜好をとやかく言うつもりはないが、別に男のままでもよかったんじゃないか?

 そんなに見た目変わったように見えねーし、なんか理由あるのか?」

「まー理由はあるけど、言いにくいかにゃー」

「そっか。

 ……オレも使ったことあるし、他のヤツが使ったトコも見たことあるが、結構個人差がデカいんだよな。思いっきり変わることもあれば、ほとんど見分けつかないヤツもいた」

「変わらなかったのって、もしかしてクラピカ?」

「……まぁアイツのことだけどよ。

 そんなら使っても使わなくても、どっちでもいいんじゃねぇかってのが言いたかったんだが」

「私が使ってるのは諸々の事情だから、どうしようもないかな。

 でもレオリオが気にしてるのは、アイシャがなんで性転換したいのか、じゃないの?」

「……オレの想像だけど、アイシャにもしホルモンクッキーが効いてたら、結構見た目が変わっちまったんじゃねーかなって。

 そう考えると……ちょっと怖ぇんだよな」

「レオリオが使った時はちゃんと元に戻れたんでしょ?」

「……まあな。

 オレは思いっきり別人みたいになったんだが、次の日には綺麗さっぱり何の痕跡もなく元に戻ったよ。

 でもそいつは1日だけの話だからさ……

 きっとアイシャは何度も使うと思うんだよ」

「多分そうだろうね」

「つーことは、完全に元に戻れる保証はねぇってことだろ?」

「……理屈で言えば、本来の効果のままなら大丈夫なんじゃないかな。

 1日で効果が切れるのは多分安全性を考慮してだろうし、フルで使っても200回分だからずっと性転換できるわけでもない」

「けど桜はイジる気なんだろ?」

「今の研究進捗だと、大元のクッキーがあればそれを量産するのは既に出来る。

 でも効果改変には到ってないから、1日の時間制限を無視して好きな時に性転換できるわけじゃないし、当然アイシャにも効果はない」

「……いつかは出来そうなのか?」

「どうだろね。前提抜きなら出来そうだけど、安全面に問題が出そうだから難航してる。

 そこはなんともかなー……」

 

 腕を組んで斜め上を見上げる桜を、レオリオは何とも言えない顔で眺め、

 

「仮に、肉体面に問題が出ないクッキーを用意できたとして、だ。

 ……精神面には問題出るんじゃねぇか?

 人格に影響出ちまうとかそういう」

「あー……

 むしろ1日で効果が切れる一番の理由はそれかな。

 性別に引っ張られるのは避けられないから、程度はあるにしても影響は出ると思う」

「だよな……

 見た感じ、今の桜も昼前とはずいぶん性格違うしよ。

 正直な話、使っても問題ないって保証できるか?」

「……。

 性格が違うのは否定しないし、問題ないって保証もできないね」

「だろ?

 オレは今のアイシャの性格が気にいってるし、変わってほしくないんだよ」

「でも性格ってそもそもずっと同じじゃないよ?

 過程によって人格は形成されてくし、個人の性格が変わっていっちゃうのを他人がどうこう言うのは……」

「そいつは正論ではあるんだがよ……

 でも、それを受け入れられるかって言うとな」

「……それも個人の自由だもんね。

 まー、嫌がる理由は分かるよ。悩ましい問題だよねー……ん?」

 

 桜が首を傾げる。振り向くと、シームが1人歩いてきていた。

 

「どしたの?」

「話してる途中でゴメン。

 ……でも、もう終わったんじゃないの? なのに、ずっと話し込んでるし……」

「あー、えっとね」

「わりぃな。

 オレはとっくに勝負から降りたつもりだったんだが、ちゃんと伝えそびれてな。

 で、うっかり最後の1人になっちまったオレに、仲間が変に期待しちまったのと、桜がオレと戦いたがってるせいで話がまとまらなくてな」

「でもレオリオは、アイシャの性転換を阻止したいんでしょ?」

「……本音を言えばそうだが、無理なモンは無理だしよ。

 聞いてる感じ、そこまで確実性があるわけでもねーみたいだし、だったらオレは無理に戦わなくてもいいかって気分なんだが」

「んー……」

「桜はまだ戦いたいの?」

「戦いたいっていうか……

 こういう終わり方だとスッキリしないというか。

 もうちょっと納得いく形で綺麗に締めないと、なんか尾を引きそうだしさ」

「あー、そいつはあるかもな。

 オレは別に諦めもつくけど、仲間みんながそうかって言うとな」

「だったら、みんなで相談した方がいいんじゃないかな……」

「でもそうすると余計に話が長引くかも。

 勝負について決める権限を持ってるのは私とレオリオしか残ってないから、2人で相談して決めるのが妥当かなって気はする」

「だけどオレ達がこのまま話し合って、何か決まりそうか?」

「今のところは難航してるねぇ。んー……」

 

 桜はキョロキョロと両陣営の面々を見回し──

 

「……うん。

 シーム、1つお願いしていい?」

「なに?」

「ゴンをこっちに呼んできて。

 話したいことがあるからって」

「ゴンを……?

 うん、分かったけど」

「おいおい、ゴンを呼びつけてどうする気だ?

 アイツ、この勝負には不参加なんだろ?」

「いちおうね。

 でもちょっと協力してもらおうと思って」

 

 シームがゴンのいるところへ走って戻り、やがて不思議そうな顔をしてゴンとシームがやってくる。

 

「桜、オレに用って?」

「こっち来て座って。私とレオリオの間くらいのところ」

「なにする気なんだ?」

 

 大した説明もなく、ゴンに地べたへ座るよう指示する桜。当然説明を求めるレオリオ。そんな3人を、首を傾げながら近くで眺めるシーム。

 

「うーん……」

「な、なに?」

 

 ゴンのことを覗き込む桜。間近で見つめられて身を引くゴン。

 

「……やっぱり簡単な治療しかしてないよね」

「あ、うん。

 オレがレオリオにそうしてってお願いしたし」

「そのことだけどよ。

 ゴンのこと、説得してくれてありがとな。

 ずっとこいつの怪我、気になって仕方なかったんだよ。最低限の治療だけでも、出来てよかったぜ」

「やっぱりねぇ。ゴンー、良くないよ? ああいう意地張るのは。

 みんなに心配かけちゃうし、もし傷あと残ったらどうすんのさ?」

「ご、ごめん……」

「今も化膿したままだし、炎症も引いてない。

 ちゃんと治療した方がいいって」

「でも……」

「そうだぜ、ゴン。

 オレも基本【掌仙術】で治すつもりだったから、ロクに薬も持ってきてねーしよ」

「大丈夫だよ。

 これくらいなら放っといてもすぐ治るから」

 

 そうゴンが言うと、桜は眉をひそめ、

 

「念能力者が怪我しても治りが早いのは事実だけど、普通は適切な治療を受けてオーラによる治癒力促進と併用した結果、早く治るんだよ?

 放っといてもいいってわけじゃない」

「ん、んー……」

「実際、その辺って具体的にどうなんだ?

 オレも認識が曖昧なんだが、念能力者は自分で治癒力を高めたり出来るんだよな?」

「負傷にもよるかな。

 止血、傷の修復、炎症の抑制、免疫作用は、患部にオーラを集めることで確かに効果が高まるけど、ヘタすると細菌とかウイルスの活動や毒性まで高めちゃうから……」

「あー……

 もしかしたらとは思ってたんだが、やっぱりな。

 ……以前に能力で外科治療した時も懸念してたんだが、要はオーラだと殺菌まではしてくれねーわけか」

「免疫作用をオーラで強化して、代わりに頑張ってもらうしかないね。

 でも傷口から細菌やウイルスが体内に侵入して増殖したりすると、免疫が追いつかない可能性もある」

「ほれ、ゴン。

 放っといたら一大事になるかもしれないぜ?

 いいからきっちり治させてくれよ」

「ぅ……」

「でもレオリオ、これってホントに治せる?

 薬も足りないし、レオリオの能力だと化膿に対しての処置はできないんじゃない?」

「……傷は完治させられるから、膿を出して消毒して、そのあと傷口を塞ぐくらいだな。

 炎症も抑えられるから、後は免疫を強化して……

 くそっ。急いでたから仕方ねーんだが、抗生物質くらい持ってくるべきだったぜ」

「抗生物質は、ちょっと問題あるかも。

 細菌や微生物の増殖は押さえてくれるけど殺菌作用は強くないし、かといって強い抗生物質は耐性菌の心配もあるから。あとウイルスにも効かない……」

「……

 そいつはまあ、オレも分かっちゃいるが、他に方法がねぇしな……

 どっちにしろ抗生物質は持ち合わせがないけどよ」

 

 難しい話をしてるなーと思って聞いていたシームだったが、ゴンがプスプス頭から煙を出す様子を見てぎょっとする。自分よりも理解できていない。

 

「レオリオは、いつもこういう時ってどうしてるの?

 重傷とか治療したことあるみたいだけど、薬と能力だけじゃ治せないみたいだし」

「……まぁそうだな。

 しかるべき設備と処置ができる場所、つまり病院で治療してもらうのも必要になる」

「でもお医者さんにどう説明するの?

 ハンター協会と関係を持ってる病院ならいいけど、そうじゃない病院で念能力に理解のない人達に、念での治療後の処置をお願いしたくても難しいと思うけど」

「……。

 まさにそれで困ったことが1度あってな。

 その時はハンターライセンスで無理やりどうにかしたが……」

 

 実際はドミニクを病院へ運んだ際にアイシャが遭遇した事態だったが、その件の顛末はレオリオも気になっていたのでアイシャから話を聞いていた。

 

「……ライセンス使うのも、あんまり良くないかもね。

 アレって思いっきり使用履歴が目立つ形で残るから、個人情報漏洩のリスクがある」

「……。背に腹は代えられねーよ」

「重傷の治療なんかだと、その通りだね」

「つうか意外に危なそうだな、ライセンス使うのも。

 あまりに便利なモンで、金払いに結構ポンポン使っちまってたぜ」

「ライセンスに限らず、現金払いが一番安全だよ。

 カードで直接支払いしてると、ハッキングやリークされるだけで自分の趣味嗜好、持病なんかも全部バレちゃう。弱点モロバレだもん」

「おお、こえぇ」

「……ねぇ、桜」

「おっと、ごめんシーム。関係ない話をしすぎだよね。

 で、レオリオ。ゴンの怪我なんだけど、2人で治療しない?」

「……オレと桜の2人でか?」

「うん。能力を晒したくないなら別だけど」

「……いやまぁ、こんな話をした後で晒したくないも何もないけどよ。

 でもホントはオレ1人で治療した方がいいんじゃないか?

 桜までわざわざ能力を晒す必要はないだろ?」

「そりゃ感染症対策が充分にできるなら、レオリオにお任せするけど?」

「……」

「もちろんレオリオが言いたいことも分かるけどね。

 そもそも自分の念能力を秘匿するのは極当然のことだけど、特に治癒能力を持つことを明かさない方がいい理由は3つかな。

 1つ目は治療希望者が殺到して、他に何もできなくなる。治療の腕が立てば立つほど、ひっきりなしに重病重症患者が俺も私もって、世界中から声がかかっちゃう。それこそ、昼も夜もなくね」

「そいつはまた別の意味で怖ぇな……」

「2つ目は危険性。治癒能力にメモリを割いてる分、他の戦闘用能力がないか、あっても低能力だと思われやすい。当然敵との集団戦で、治療役だとバレてたら真っ先に狙われる。治療中は無防備になりやすい。念系統が概ねバレるし、自分が攫われる可能性だってある。都合よく利用する為にね」

「……そう言われると、マジで鍛えとかねーとヤベェな」

「3つ目は……念による治療に依存しない方がいい理由でもあるけど、強力な治療能力を施すと、治療対象になった一般人が念に目覚める可能性がある」

「……マジか?」

「もちろん程度による。

 けど例えば念能力で致命傷を与えてすぐ治療すれば、ほぼ100%念に目覚めさせることもできる。これはハッキリと外法呼ばわりされるんだけど、もし悪党に念能力者量産に利用されたら……怖いよねぇ」

「怖ぇなんてモンじゃねーよ。やめてくれよ……」

「ゴメンゴメン。

 その辺の問題は私も分かってるし、その上で言ってるの。私も治すって。

 ならいいでしょ? お互いに見せ合うなら公平だしさ」

「……まぁそこまで言うならいいけどよ」

「あのさ」

 

 そこでようやく当事者のゴンが口を開く。話が分かりやすいところへ来たからだろう、不満げな顔で、

 

「オレ、まだ怪我を治していいって言ってないからね?

 勝手にそのつもりで話進めないでよ」

「ふふーん♪

 もちろん分かってる。だからここで、ゴンに1つ提案」

 

 桜は楽しそうな表情で、困惑するゴンをピッと指差し、

 

「レオリオの代わりに。──ゴンが私と戦ってみない?」

 

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。