どうしてこうなった? アイシャIF   作:たいらんと

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 第四十二章を始める前に、ちょっと一部の呪文カードについて解説を。


『1031:解析/アナリシス』
 指定した番号のアイテムカードの説明を見ることができる(No.000を除く)


『1032:宝籤/ロトリー』
 ランダムに1枚何かのアイテムカードに変身する


『1038:名簿/リスト』
 対象アイテム1種を指定し
 現在そのアイテムカードを所有している人数とカードの合計枚数を知ることができる


 この3枚についてわざわざ解説する理由は、これらのテキストに『アイテムカード』と記載されているからです。他に『アイテムカード』と記載されたカードはありません。

 その為、これら3枚の呪文の効果だと『呪文カード』は対象にならない──と解釈することも出来てしまうので、少し考察したいと思います。

 原作ではこの点について触れられておらず、これらの呪文を使用して『呪文カード』が対象になったことはありませんでした。

 具体的に書くと以下の通りです。

 『解析』の効果で、呪文カードの説明を見たことはない。
 『宝籤』の効果で、呪文カードに変身したことはない。
 『名簿』の効果で、呪文カードの所有人数とカード化合計枚数を確認したことはない。

 この中で『名簿』が特に重要で、ハメ組が呪文カードをほぼ独占した状況下でカードの合計枚数を調べられるかどうかは、攻略諸々に関わってくる大事な要素です。

 こうして書くと、描写されてない以上は『呪文カード』を対象にできないような印象を受けます。原作でゴン達がわざわざトレードショップで呪文の情報を購入していたことを考えると、ますますそういう仕様なんじゃないかと思えますが……

 ところが、以下のカードではこう記載されています。


『1034:浄化/ピュリファイ』
 攻撃呪文による変身を無効化し 元に戻す
 (元に戻したカードが限度枚数MAXだった場合
 アイテムとして戻り その後カード化は出来ない
 呪文カードが限度枚数MAXでアイテムとして戻った場合
 その呪文が使える状況になければ破壊される)


 この『浄化』のテキストでは、『呪文カードが限度枚数MAXでアイテムとして戻った場合』とあります。

 つまり、呪文はアイテムのうちに含まれる──『呪文カード』も『アイテムカード』として扱われる、と解釈してよさそうです。

 よって『解析』『宝籤』『名簿』に『アイテムカード』と記載されていても、効果対象に『呪文カード』も含まれるという結論になります。

 にも関わらず、原作や無印で『名簿』を『呪文カード』に対して使う描写がないのは、『神眼/ゴッドアイ』の効果がNo.1から99までのカードが対象となっていた為に、効果の大元である『名簿』まで指定ポケットカード以外を対象にできない──とプレイヤー達が誤認しやすかったからでしょう。
 原作のゴン達が呪文の情報を店で購入したのも、カードテキストを見ただけでは分かりづらい呪文の詳細を聞き出したかった為だと思われます(聖騎士の首飾りのように)。



 もののついでに、以下の呪文解説も。


『1030:道標/ガイドポスト』
 指定した番号のアイテムがある場所を知ることができる(No.000を除く)


 こちらも『呪文カード』のNo.を指定することが可能で、マサドラと表示されます。



 もう1つ、最後に以下のカードも。


『1037:再生/リサイクル』
 カード化を解除されたアイテムを
 もう1度カード化することができる
 (ランクC以下のアイテムに限る
 対象アイテムのカード化限度枚数がMAXだった場合
 再カード化は出来ず「再生」は破壊される)


 こちらは『呪文を対象にできない』判定になります。
 理由は単純で、一度使用宣言した呪文は『欠損状態』と見なされ、元に戻せる対象外になるからです。

 そもそも論として、『ゲイン待ちアイテム』や『アイテム化を解除したアイテム』は、アイテム状態の時に『壊す』『個数を減らす』などして元の状態から変化させると、『欠損状態』であると見なされ、いかなる方法でも再アイテム化できなくなります。じゃないと色々エゲツないことができそうなので……(アイテムを2つに分け、それぞれ『再生』を使ってみるとかそういうのです)



 以上です。長々と失礼いたしました。

 それでは2000年9月16日、GI2日目スタートです!







第四十二章

 

「──『解析/アナリシス』オン。1021」

 

 んー……?

 

 部屋の中から聞こえてくる不可解な声に、私はぼんやり薄目を開ける。

 

 離れたベッドに腰かける誰か……差し込む朝日に照らされた、なんか綺麗な人がいる。

 

 ……あぁ、ウラヌスか。彼がバインダーを広げて、熱心に眺めていた。

 

「あ。ごめん、アイシャ。

 起こしちゃったか。……うるさかった?」

 

「……。

 そんなことはないですけど……」

 

 窓から差し込んでいる光量を見ても、普通に起きる時間だろう。

 

 上半身を起こし、ぼやける目を拭いながら壁時計を見る。……もうすぐ7時だ。あー、なんかすごいお腹すいた。

 

「そっか。

 ──『解析/アナリシス』オン。1035」

 

「……なにしてるんです?

 っていうか、ちゃんと寝ました? ウラヌス」

 

「もちろん。

 昨日やり残したことが気になっちゃって、少し早起きしたけど」

 

 本当にちゃんと寝たのかな。お泊まり会した時、一緒に寝たはずのクラピカやキルアがなぜか眠そうにしてたから、妙に不安なんだよね。

 

「ちょっと待ってて。これでラストだから。

 ──『解析/アナリシス』オン。1036」

 

 えーと……『解析』は、指定したカードのテキストが見れるスペル……だったかな? 1000番台を指定してるから、調べてるのもスペルだと思うけど。番号だけじゃ流石に何のスペルか思い出せないな。

 

「で、なにしてたんです?」

「昨日取れなかったスペル、テキストだけでも見ておこうと思って。

 ハンターサイトのグリードアイランドに関する情報で、『一部スペルカードには、仕様変更があった』って書いてあったから」

「ああ、確かに書いてありましたね。

 調べてみて何か分かりました?」

「ブック。

 うん、一通り確認できた。説明は朝食の後にするよ。

 アイシャは洗濯物の回収、忘れないでね」

 

 そう言えばそうだった。……昨日からずっと着替えてないんだけど、どうしようかな。

 ウラヌスもまだ眠そうに目をこすった後、

 

「朝食も摂りたいけど、俺まず風呂に入りたい。……着替えたいし」

「私も全く同じ意見です」

「うん。

 ……じゃあ、この宿にはないから銭湯行こうか」

 

 銭湯。あったんだ、そんなの。

 ウラヌスは首を左右に曲げつつ、

 

「スノーフレイに行けてたら、温泉に入れるんだけどねぇ」

 

 ほほぅ、温泉とな。……いいなぁ。すごくいいなぁ。

 

 

 

 隣の部屋に行くと、まだ2人は寝こけていた。容赦なく叩き起こす。

 

「いたぁい!

 ……もうちょっと寝かせてってばぁ」

「ダメです。

 集団行動しなきゃいけないんですから、もう起きてください」

 

 抗議するメレオロンに、冷たく言い放つ。こういうのはクセだからな……。甘やかすといつまで経っても朝起きる習慣が身につかないからね。朝寝坊は修行の大敵だ。

 

「シーム。……起きろって。

 お前、アイシャに叩かれるぞ」

「うにゃー。

 眠い。だるい。しんどぃー」

「寝てたって、筋肉のダルさは抜けないぞ。

 ある程度は身体動かした方が、早く楽になるって。起きろぉ」

「起きる、起きるってェ。

 あと5分したら……」

 

 手ぬるいウラヌスとシームの攻防を見た後、機嫌の悪いメレオロンの半眼を見返し、

 

「メレオロン。

 なんかシームを起こす、いい方法って知りませんかね?」

「んぁー?

 ……アレじゃないの。王子様か、お姫様のキス」

「まだ寝てるみたいなので叩きますね」

「やめて、壊れる。

 その……シームって、寝起きは良い方なのよ。少なくともアタシよりか」

「……」

 

 昨日の疲れが残ってるってことか。シームのオーラ量と身体能力から見て、あの道中を耐えるにはギリギリすぎたのかもな。

 

「し、い、む。お、き、ろ」

「ねむー。ねむー……」

「やっぱりかなり眠いみたいね……」

 

 メレオロンも眠そうに目をゴシゴシしながら、

 

「くそー。アタシもまだ眠ぃ……」

「顔でも洗ってきてください。シームを起こしたら、すぐ銭湯に行きますよ」

「……? 戦闘? 朝から戦うの?」

 

 おや? 意味が通じてないな。えっと……

 

「公衆浴場に行きますよ。お風呂屋さん」

「ああ、うん。それは分かった」

 

 ウラヌスは銭湯って言ってたけど、国によって通じたり通じなかったりするのかもな。ジャポン語なのかもしれない。

 

 ……あ、あれ? もしかして私、メレオロンと一緒に入るのか。んー。……まあ、いいけど。

 

 

 

 とりあえず起きないシームを結局私が叩き起こし、ウラヌスの案内で銭湯に向かう。

 でも、なんかメレオロンがニヤニヤしてやがんだよな……。イヤな予感がする。すごく。

 お風呂には入りたいから『やっぱりやめておきましょう』なんて言いたくないし、この変態と入るのは身の危険を感じるし、んー……

 

 ──とか考えてるうちに、銭湯に着いてしまった。

 

「手持ちが1万ジェニー1枚しかないから、俺達が先に入って支払いを済ましてくるよ。ちょっとだけ入口で待ってて。

 お釣りを投げるから、それで払ってほしい」

「ええ……」

 

 宣言通り、先にウラヌスとシームが男湯に入る。

 

「はい」

 

 少ししてウラヌスの声とともに、男湯の入口からペイっと5000ジェニーのカードが出てきた。男湯の戸が閉まる。

 

「さ、アタシ達も行きましょうか」

 

 カードを拾いながら嬉々とした表情で告げるメレオロンに、私は猛烈な悪寒がした。

 

「え、その、私は1人で入りたいんで──」

「なーに、バカなこと言ってんの。早起きさせといてみんなを待たせる気?」

 

 うぐッ。し、しかしこのままでは、あのヘタりきったウラヌスの二の舞に……!

 

「いいから早く」

 

 ぐいっと私の腕を掴んで引っ張るメレオロン。うわわ! まだ心の準備が!

 

「ま、まってください! 分かりました、入りますから!」

「別に取って食やしないっての。なにビビッてんの?」

 

 しまった、せめてウラヌスに『周』をかけてもらえばよかった! 今からでも……あ、ダメだ! ヘアゴム着けたままじゃ髪を洗えないじゃないか! アッ────!

 

 

 

 ──少女と変態 銭湯中──

 

 

 

 30分後。

 

『あぁー……』

 

 偶然だろうか、銭湯の入口から同時に出た私達4人。

 銭湯から出てきた私とウラヌスが揃って呻いたことで、お互いに色々悟った。そうか、そっちもあかんかったか……

 おのれ、メレオロンめ。無理やり起こした仕返しなのは分かるけど、念能力使ってまで無茶苦茶すんなよなクッソォ……どうしようもないじゃないか。

 

「……じゃ、ゴハン食べに行こうか」

「ええ……」

 

 ろくに口も利かないまま、朝食を摂る為に私達は移動する。

 ふらふら歩く私達の後ろで、姉弟が楽しげに話してやがる。ぐぬぬ……

 

 

「……

 大丈夫、アイシャ?」

「……。

 ウラヌスこそ、大丈夫ですか?」

「ああ、うん。いや……」

 

 もはや常連となりつつある例の飲食店で、私達は声をかけあった。

 つやつやして朝から元気そうなメレオロンとシーム。

 対し、テーブルの上でぐったりしている私とウラヌス。朝起きた時と真逆になってるよ……

 

「私の方はメレオロンと一緒だったんで、予想はつくでしょうけど……」

「まぁね。予想はつくけど……想像するのは遠慮しとくよ」

「どうも……

 でも、あなたはシームと一緒だったのに、そこまで酷かったんですか?」

「……なんかさ、こいつさ。

 めっちゃ俺の身体もむの。ぷにぷにぃーとか言って。抱きついてくんの。髪の毛撫でてくんの。俺のこと、絶対男だと思ってない」

 

 酷いな……

 

 私の方も似たようなもんだけど……。おまけにメレオロンは見るわ言うわ、下品極まりないしな。泣くぞ。

 

「いちおう確認なんだけど……

 アイシャ、もしかして早食い懸賞にまた挑戦するつもり?」

 

 突っ伏したまま、尋ねてくるウラヌス。私は顔を上げ、

 

「え?

 えっと、お腹すいてるんでそのつもりですけど」

「……10000ジェニーも持ってないって分かってるよね?

 しくじったらアレだからね」

 

 元々持ってた所持金が10000ジェニーで、銭湯で諸々使って残り6000ジェニー。懸賞失敗のペナルティが10000ジェニー。……この店の貯金、約1000ジェニーを合わせてもアウトだな。

 

「まぁ大丈夫ですよ。

 ……そうですね。一番軽そうな巨大パスタにしておきます」

「頼まないって選択を考えないのがアイシャらしいよ……」

 

 テーブルに伏せたまま、ウラヌスがボソボソ言う。だって、お腹すいてるんだもん。

 ちなみに店員さんは、そばでずっと待ってる。

 

「巨大パスタね。

 ……3人は注文まだアルか?」

 

 

 

「アイヤー。やられたアル。見事、8分で完食!!

 ……賞品持ってくるアル」

「チキンライスとサラダの盛り合わせとオレンジジュースください」

「わかったアル」

 

 げんなりとした顔で私を見る3人。みんな、あまり食事が進んでない。

 

「なんですか」

 

 メレオロンが分かりやすく深い溜め息を吐き、

 

「……何度見ても、食欲失せるなぁって」

「俺の何倍食ってんだよ……」

「アイシャのおっぱいって、だからそんなに大っきいんだね」

 

 せめて胸と言ってほしい……

 

「……シーム。

 あなた、メレオロンに毒されすぎです。自重してください」

 

 メレオロンが心外みたいな顔してる。いいえ、絶対アナタが元凶です。

 

 シームも納得していない顔で、

 

「じゃあ、どこにそんな栄養いってんのさ?

 毎日あんな食べてるんだったら、ぶくぶくに太ってなきゃおかしいじゃん」

 

 ぶ、ぶくぶく……なんて恐ろしいことを。。

 

「も……

 もちろん修行で消費してるに決まってるじゃないですか」

 

『……』

 

 なんだ、その別の生き物を見る目は。解せぬ。

 

 

 

 朝食を終え、私達は宿に戻ってきた。もうじき8時半。ウラヌスいわく、宿には丸一日逗留することができるらしい。チェックインが昨日の11時。長くても後2時間半。

 

 宿代は確か先払い済だったな。後払いでもいいみたいだけど、うっかり払えないとアレだからね……強制アルバイト。もうやだ。

 

 昨日のように、私とウラヌスが同じベッドに並んで座り、メレオロンとシームが私達と向かい合わせでもう1つのベッドに座った。

 

 メレオロンがニコニコと手を合わせ、

 

「さて、2人とも仲直りしたところで」

 

『……』

 

 突然そんな切り出し方をされたせいで、私とウラヌスの空気が気まずくなる。

 

 メレオロンめ……昨晩あったことを何となく察してるな。銭湯でも探りを入れられたし……誤魔化しきれなかったか。メレオロンにも原因の一端はあるのに。──あー、もう!

 

「その話は済んだんですから、蒸し返さないでください。

 リーダー、進行お願いします」

 

「あ、う? ああ、リーダーって俺?

 えーと……これからどうしよ」

 

 おおぃ、大丈夫か。無駄に動揺しないでくれ。

 

「おねーちゃん、余計なことしないでって何度言えば分かるの?」

「えええ。仲直り祝福しただけじゃない……」

「よ。け。い。意味分かる?」

「うぇーん……」

 

 あっちもカオスだし。こいつらホントに大丈夫か……私が話進めるぞ。

 

「あー。注目!」

 

 言うと、3人がぎょっと私を見る。んー……いいや、このまま行こう。

 

「まず、現在の状況を整理しますね。

 私達が昨日目標としたのは、月例大会で当面の活動資金を得ること。そしてマサドラへ行ってスペルカードを確保することです。

 この2つは、みなさんの努力で達成できました。

 ですが昨日に到るまで、みなさん随分ムリをしてここまで来ています。それもあって、ここから先の方針を決めないままになっていましたよね?

 一晩休んで態勢も立て直しましたので、改めて今後の行動について相談しましょう」

 

 考えていたことを一息に言い終える。……そうなんだよな。私もそうだけど、ゲームの中に入るまでもみんな苦労してるし、ゲームに入ってからの1日もハチャメチャだった。みんな良くがんばったよ。

 

 一番がんばったであろうウラヌスを横目に見て、

 

「ウラヌス。

 ここからはお願いしていいですか?」

 

「うん……

 ありがとう、アイシャ。頭が回ってきたよ。

 えっと……やりたいって言ってたこと、いくつかあったね。

 まず修行。昨日はごちゃごちゃしすぎてムリだったけど、今日からキチンと取り組んでいこうと思う。

 で、観光。全部の都市を回る予定だけど、これはアイシャがスムーズに移動できる今のうちにやっちゃおうと思ってる。

 どっちも期限1ヵ月だから、この2つは優先するね。それはいい?」

 

 私は頷く。メレオロンとシームがちょっと渋そうな顔で頷く。修行、やっぱりイヤか。

 

「その他は……

 面白いイベントがあったら、やっていこうって言ってたよね。指定ポケットカードだけじゃなく、フリーポケットカードのイベントでも、面白いのがあったら拾ってく。

 これはお金稼ぎだったり、情報収集、あと修行になるイベントかな? 時間的に効率がいいものもやっていこうと考えてる。……なんせ俺達、時間が少ないからね」

 

 言葉を切るウラヌス。みんな黙り込む。

 

「……俺は、自分にかけられた念のタイムリミットが迫ってる。命にかかわるのはもっと後だけど、ゲーム攻略に差し障るまで弱体化するのは絶対に避けたい。

 メレオロンとシームも、ゲームの中なら追っ手がかからないかと言えば、そんな保証はない。ここは念能力者専用でありながら、ハンター御用達のゲームでもある。……急ぐに越したことはない。

 アイシャは更にシビアだ。仲間の妨害がいつ来るか、分かったもんじゃない。何ヵ月も時間をかけたら、まず来ると思うべきだ」

 

 うぅ……。ホントいい仲間を持ったとは思うけど、性転換に関することだけは完全に敵なんだよな……オノレェ。特にリィーナ! お前……くそっ!

 

「いずれにしても、本格的なゲーム攻略はアイシャが復活する1ヵ月後からだ。

 それまでは、指定ポケットカードの入手条件に変更があったようだし、その辺も含めて情報収集に徹したいと思う。今なら移動もしやすいし、情報収集はむしろ急ぐべきかな。

 ……入手に時間がかかるものは、無理して先に取った方がいいだろうけどね」

 

 うーん。私が移動スペルで飛べるのが1ヵ月以内、私が力を取り戻すのは1ヵ月後なんだよな……。ウラヌスにも言われたけど、無駄にハードモードだ。

 

 ウラヌスが用意してくれた神字の『周』、メチャクチャ重要だな。これで私も、修行や攻略に問題なく参加できるだろう。1ヵ月後の移動手段も何とか……ならないか。流石に。

 

 メレオロンが両手の指を折りつつ、

 

「修行に、情報集めに、観光に、お金稼ぎに……

 ずいぶんと盛りだくさんよね。はぁ……

 スペルカードはどうするの? これ以上買わないの?」

 

「ああ、うん。

 今は潤沢にあるし、まずは消費してからかな。

 特に『再来』は10枚以上あるし、これ以上かさ張るとフリーポケットの枠を圧迫して、イベントに挑戦しづらくなる。

 ……難しいイベントは決まって、時間がかかるやつと、フリーのカードがたくさんいるやつなんだよ」

 

「そうですね……『大天使の息吹』なんて40枚ですからね」

 

「そうそう。

 俺達4人なのに、大天使が取れるまで40枚近くもフリー枠圧迫したら最悪だろ? 特にスペルカードの圧縮は、このゲームをスムーズに攻略する為に必須だから」

 

 その辺については、ウラヌスにお任せでいいかな。1人でプレイしていただけあって、徹底的に洗練されてる。昨日の手管を見る限り、スペルそのものを熟知してると言ってもよさそうだ。

 

「そういえば今朝、『解析』を使ってましたね」

「うん、5枚使った。残り10枚。

 スペル40種のうち、昨日取れなかった5種のテキストを確認した。

 だからスペルカードのテキストは全部確認したけど、このうちテキストが以前から変更されたのは3種」

 

 ウラヌスが立ち上がり、部屋中央のリュックを開けてゴソゴソする。折り畳んだ紙束を取り出し、私を手招きする。私も腰を上げ、メレオロンとシームの方へと歩くウラヌスについていく。

 

 ウラヌスが近くに椅子を置いてくれたので、それに座らせてもらう。私達3人に見えるよう、ウラヌスは文字の書かれた紙を広げ、

 

「1枚目は『看破』。

 ただ、これはテキストが変わっただけで、スペルの効果に変更はなさそうだった」

 

「どういう意味?」

 

 メレオロンが尋ねると、ウラヌスは紙を揺らして見るよう促す。

 

 

『1024:看破/ペネトレイト』

 近距離通常呪文 ランクD カード化限度枚数80

 対象プレイヤー1名の「贋作」「複製」「擬態」によって

 変化したカードを全て元に戻す

 その結果 指定ポケットに入っている番号違いのカードは

 全て破壊される

 「看破」は「贋作」「複製」「擬態」の対象にならない

 

 

 ウラヌスの書いたメモには、そう記されている。

 

「もう売っちゃったから手元にはないけど、実際テキストを見せるよ。ブック」

 

 ウラヌスがバインダーを出し、本から1枚カードを取り出す。

 

「──『解析/アナリシス』オン。1024」

 

 唱えた後、バインダー最後のページに表示されたテキストを、全員が覗き込む。

 

 

 対象プレイヤー1名の「贋作」「複製」「擬態」によって

 変化したカードを全て元に戻す

 その結果 指定ポケットに入っている番号違いのカードは

 全て破壊される

 「看破」は「擬態」の対象にならない

 

 

 ……、最後の一文だけ違うな。

 意味的には、「看破」は「贋作」「複製」の対象にならない、がなくなってるのか。

 いや、待てよ。

 

「その……いま気がついたんですけど。

 そもそも『看破』のカードって、「擬態」でしか変身させられないんじゃ」

 

 私が尋ねると、ウラヌスは「そうだよ」と頷いてみせる。……だよね。これ、意味なくない?

 

「他のカードを変身させる効果があるのは、『堕落』と『擬態』の2枚。

 『堕落』はランクB以上じゃないと対象にできないから、『擬態』だけ。

 『贋作』と『複製』は、そのカード自体が変身する効果だから、ハナっから『看破』のカードを対象にできないだろって話」

 

 ……ああ、そういうこと。誤記を訂正しただけか。確かに効果変わってないや。

 

 メレオロンは「んー?」と首を傾げてる。シームは「うんうん」頷いてる。……うむ。

 

「2枚目は『念視』。

 こっちもスペルの効果に変更なしのパターン」

 

 再びメモを見るよう促すウラヌス。

 

 

『1015:念視/サイトビジョン』

 遠距離通常呪文 ランクD カード化限度枚数70

 対象プレイヤー1名のカードデータを全て見る

 

 

「これが元カードのやつよね。で、今はどう変わったの?」

 

 メレオロンが尋ねると、ウラヌスは人差し指をくるりと回し、

 

「変わったっつーか、ただの追記。元々抜けてたんだよな。

 『ゲーム内で出会ったことのあるプレイヤーに限る』が足されてた」

 

 ん? あれ?

 

「遭遇していないプレイヤーは対象にできなかったんですか? 『念視』って」

「できないんだよねぇ、これが。

 『念視』をバインダーの最終ページに入れても、遭遇したことのあるプレイヤー名しか出てこないんだよ。試しに手で持って名前だけ知ってる未遭遇のプレイヤーを指名したら、遭遇していないプレイヤーは対象にできませんって弾かれた」

 

 おぉぅ、それはなんかガッカリだな。書いてないから出来るものだと思い込んでたけど、言われてみれば試してなかったよ。……いや、うん。『念視』の正確なテキストなんて、完全に忘れてたけどね。

 

「だから、ただの書き忘れなんだと思う。他のこういうスペルにはちゃんと書いてあるし。

 未遭遇も含めた全プレイヤーが対象だと数が多すぎるし、流石にそれは強すぎってことだろうね」

 

 苦笑いしながら肩をすくめるウラヌス。……ちゃんと確認してるってのが、もうね。

 

「ま、この2枚は単なるエラッタだから、どうでもいいよ。

 問題は最後の1枚」

 

 ウラヌスはまた別の紙に書かれた記載を示す。

 

 

『1034:浄化/ピュリファイ』

 近距離通常呪文 ランクD カード化限度枚数55

 攻撃呪文による変身を無効化し 元に戻す

 (元に戻したカードが限度枚数MAXだった場合

 アイテムとして戻り その後カード化は出来ない

 呪文カードが限度枚数MAXでアイテムとして戻った場合

 その呪文が使える状況になければ破壊される)

 

 

「これが変更前。で、変更後が……

 ──『解析/アナリシス』オン。1034」

 

 

 対象プレイヤー1名の「堕落」によって

 変化したカードを全て元に戻す

 その結果 指定ポケットに入っている番号違いのカードは

 全て破壊される

 

 

 ……おい。全然違うじゃないか。

 

 え、なにこれ。むしろ元のテキストの方が、改めて見るとワケ分かんないぞ。

 メレオロンとシームは困惑顔。そうだよね……

 

 私達の困り具合を見て取ったウラヌスが、こほんと咳払いし、

 

「簡単に説明するよ。

 まず元テキスト。『攻撃呪文による変身を無効化し 元に戻す』。

 でも攻撃呪文で変身させられるカードは、そもそも『堕落』しかない。

 だから、変更後の『「堕落」によって変化したカードを全て元に戻す』は同じ意味」

 

 ……そうなんだ。

 

「で、元テキストになくて、変更後に追加された『対象プレイヤー1名の』。

 このテキストがないスペルは、スペルを使用した自分しか対象にできない。

 対象プレイヤー1名と記載されたスペルは、他プレイヤーも対象にできる」

 

 ……。あれー。全く別の効果になってないか、これ?

 

 というか……やっぱり。1枚目の『看破』に近い効果だ。

 

 『看破』が、「贋作」「複製」「擬態」を元に戻す、で……

 

 『浄化』が、「堕落」を元に戻す、になってる。

 

 シームが変更前テキストの一文を指差し、

 

「この……呪文が使える状況になければ破壊って何?」

 

 ウラヌスは眉をひそめて、

 

「実は、俺も試せなかったんだよな。

 そもそも意味ないもん。これ自分にしかかけられないし、わざわざ『堕落』使って変身させたスペルカードを、何で元に戻さなきゃいけないんだって。

 しかも戻す時にはカード化限度枚数いっぱいにしておくとか、条件揃えづらいよ」

 

 言いながらウラヌスは別の一文を指差し、

 

「限度枚数MAXだった場合アイテムとして戻り──っていうテキストもこのスペルだけだったんだよな。他のカードは、変身解いたカードが限度枚数MAXだったら破壊されるから。

 ……確かめようか悩んだんだけど、今はもう変更されたみたいだし別にいいかなって」

 

 メレオロンは「ぐー……」と唸るように喉を鳴らし、

 

「で、これはどう覚えておけばいいわけ?」

「ムリせず、変更後のテキストだけ覚えとけばいいさ。変更前のは気にしなくていい。

 変更後のテキストは、俺の方でメモしとくよ。さっきの2枚も合わせて」

 

 ウラヌスがリュックのそばへ行き、別の紙とペンを手に戻ってくる。バインダーを覗き見て、カリカリとメモ。マメですわ。

 

「……いちおう言っとくと、元々の『浄化』はゴミスペル。売るしか使い道なかった。

 今の仕様だと、他のプレイヤーの『堕落』で変身させたカードを元に戻せるからワリと凶悪。『看破』と同じで、聖騎士の首飾りでも防げなくて、有効な防御スペルも『城門』だけだから、気をつけた方がいい」

 

 メモを終えたウラヌスに、シームが首を傾げつつ、

 

「そんなに『解析』使っちゃっていいの?

 指定ポケットカードを見るのにも使わないと、もしスペルみたいに変わったりしてたら……」

「ん?

 いや、むしろ指定ポケットのテキスト見るのに『解析』なんか使っちゃダメだよ」

 

 ……ふむ。アレのことかな?

 

「あの効果ですか?

 『神眼』で、No.1から99まで『解析』が使い放題になるから……」

「ううん、違うよ。

 『神眼』なんか使わなくても、これと『贋作』で全部見れる」

 

 ウラヌスがポケットから、聖騎士の首飾りを取り出す。それを私に手渡そうとしたので、よく分からないまま受け取る。ウラヌスはバインダーをめくり、カードを1枚取り出して示す。

 

「これは『贋作』が変身した『1:一坪の密林』。

 見ての通り、この状態ならテキストどころかカード情報が全部見れる。

 アイシャ、首飾りくれる?」

 

 言われた通り、首飾りを返す。……あ、そういうことか。

 ウラヌスが首飾りを手にした瞬間、ボン! とカードから煙が出て、『贋作』に戻る。

 また首飾りを彼が渡そうとしたので、それを受け取る。

 

「──『贋作/フェイク』オン。4」

 

 『贋作』カードが『4:美肌温泉』に変身する。あはは……完璧っすわ、この人。

 

 目を丸くするシームとメレオロンに、ウラヌスはニコニコしながら、

 

「これを繰り返せば、指定ポケットのNo.1から99はカード情報を全部見れるんだよ。

 だから『解析』を使うのは、必ずNo.100以降。

 つっても、前回の時点で100から200何番までの連番は俺もう調べたけどな。他に目ぼしい番号も調べ終えてるし、『解析』はしらみつぶしの意味しかないよ」

 

 メレオロンは難しい顔をして、

 

「しらみつぶしとかせずに、売っちゃわないの?」

「いや、『解析』なんか売っても1枚200ジェニーだぞ。

 ほとんど意味ないだろうけど、使った方がマシだよ」

 

 ……普通は面倒だから、お金にならなくても売ると思うんだけど。抜け目ないな、彼は。

 

 ウラヌスはバインダーから更にカードを2枚取り出し、計3枚をメレオロンに差し出す。

 

「メモに書いてあるけど、どうせならカードの方も見てみなよ。

 こっちはカードイラストつきだしな。アイシャ、首飾りを俺に」

 

 言われた通り、聖騎士の首飾りを彼に返す。メレオロンが手にする『贋作』で変身した指定ポケットカード3枚を、私も覗き見る。

 

 

『2:一坪の海岸線』

 ランクSS カード化限度枚数3

 「海神の棲み家」と呼ばれる海底洞窟への入り口

 この洞窟は入る度に中の姿を変え侵入者を迷わせる

 

 

『3:湧き水の壺』

 ランクA カード化限度枚数17

 常にきれいな水が湧き続ける壺

 1日で1440ℓの水が湧き出る

 

 

『4:美肌温泉』

 ランクA カード化限度枚数15

 肌に関する悩みを全て解消してくれる温泉

 1日30分の入浴で 赤ちゃんの様なスベスベの肌になる

 

 

 うーん。偽物とはいえランクSSはやっぱり違うな。初日からこんなの手にできるなんて『贋作』侮れませんわ。

 指定ポケットカードを手にしたことのないメレオロンとシームは、珍しげにその3枚を眺めている。……シームは少しだけ『真実の剣』を持ったことがあるか。すぐ売ったはずだけど。

 ともあれ2人が眺め終わるまで、しばらく待つ。

 

 ………………

 

 ん?

 

「えっと、もうじき1分経ちません?」

 

「あっ!? いけない待って! ウラヌスこれ──」

 

「必要ないよ」

 

 慌てるメレオロンを、ウラヌスはやんわり制した。……へ? まさか……

 

「──『贋作』で変身したカードは、アイテム化できない。

 つまりゲインもできなければ、『1分経ってもカード化は解除されない』。

 バインダーに入れておく必要も、ない」

 

 うわぁ……マジっすか。

 

 ウラヌスはやっぱりニコニコしながら、

 

「それはバインダーに入れることもできる、そういうアイテムなんだよ。

 厳密にカードとしては処理されない。

 ……これを応用して、1つ面白いものを見せるよ」

 

 ウラヌスがまた首飾りを私に手渡そうとする。それを受け取り、

 

「メレオロン、『一坪の海岸線』くれる?」

「うん……」

 

 彼はメレオロンから受け取ったカードを、指定ポケットのページに収める。

 ページをめくり、1枚のカードを取り出す。

 

「──『複製/クローン』オン」

 

 彼の手にした『複製』カードが変身。『一坪の海岸線』に変わる。

 

「ゲイン」

 

 当然、彼の手にした『一坪の海岸線』カードはアイテム化しない。そりゃそうだ、元は『贋作』が変身したカードを『複製』しただけなんだから、ゲインできるはずがない……

 

 ──は? 待て待て、アイテム化しないってことは……うわぁっ!?

 

「いま『複製』カードが変身したのは、贋作版『一坪の海岸線』だ。

 だ・か・ら。

 これも『1分経ってもカード化は解除されない』。

 しかも『贋作』の効果で、カード化限度枚数にカウントされない。

 アイシャ、何度も悪いけど首飾りもらえる?」

 

 手渡す。……ああ、もう分かりましたよ。言いたいこと。

 

 ウラヌスが首飾りを手にした瞬間、ボン! と『複製』へ戻った。

 

 満面の笑みを浮かべる彼。

 

「この方法なら、バインダーを圧迫せずに、カード化限度枚数にも悩まされず『複製』を何百枚でも確保できる。荷物として持ち運ぶだけでね。

 かさばるようなら、余ってる指定ポケット枠に複製贋作カードを入れておいてもいい。

 ──こうやってスペルカードは圧縮するのさ」

 

 

 

 うおおお。……ウチの歩く攻略本様は化け物か!

 

 

 

 

 




 
 
 
 
 
・呪文カードのエラッタ

 本編でウラヌスが気づいていて無視したものを含め、初回クリア後に5枚変更が入っています。



・クリア前の『念視』

『1015:念視/サイトビジョン』
 遠距離通常呪文 ランクD カード化限度枚数70
 対象プレイヤー1名のカードデータを全て見る

↓クリア後の『念視』

『1015:念視/サイトビジョン』
 遠距離通常呪文 ランクD カード化限度枚数70
 対象プレイヤー1名のカードデータを全て見る
 (ゲーム内で出会ったことのあるプレイヤーに限る)

 ※『(ゲーム内で出会ったことのあるプレイヤーに限る)』の一文が追加されたのみで、効果に変更なし



・クリア前の『贋作』

『1020:贋作/フェイク』
 近距離通常呪文 ランクC カード化限度枚数40
 「贋作」をNo.001から099のいずれか1枚のカードに変身させる
 変身したカードは指定ポケットに入れることは出来るが
 コンプリートカードの対象には ならないし アイテム化も出来ない
 カード化限度枚数にもカウントされない

↓クリア後の『贋作』

『1020:贋作/フェイク』
 近距離通常呪文 ランクC カード化限度枚数40
 「贋作」をNo.1から99のいずれか1枚のカードに変身させる
 変身したカードは指定ポケットに入れることは出来るが
 コンプリートカードの対象には ならないし アイテム化も出来ない
 カード化限度枚数にもカウントされない

 ※『No.001から099』という表記が『No.1から99』に修正されたのみで、効果に変更なし



・クリア前の『看破』

『1024:看破/ペネトレイト』
 近距離通常呪文 ランクD カード化限度枚数80
 対象プレイヤー1名の「贋作」「複製」「擬態」によって
 変化したカードを全て元に戻す
 その結果 指定ポケットに入っている番号違いのカードは
 全て破壊される
 「看破」は「贋作」「複製」「擬態」の対象にならない

↓クリア後の『看破』

『1024:看破/ペネトレイト』
 近距離通常呪文 ランクD カード化限度枚数80
 対象プレイヤー1名の「贋作」「複製」「擬態」によって
 変化したカードを全て元に戻す
 その結果 指定ポケットに入っている番号違いのカードは
 全て破壊される
 「看破」は「擬態」の対象にならない

 ※『「看破」は「贋作」「複製」「擬態」の対象にならない』という表記が『「看破」は「擬態」の対象にならない』に修正されたのみで、効果に変更なし



・クリア前の『浄化』

『1034:浄化/ピュリファイ』
 近距離通常呪文 ランクD カード化限度枚数55
 攻撃呪文による変身を無効化し 元に戻す
 (元に戻したカードが限度枚数MAXだった場合
 アイテムとして戻り その後カード化は出来ない
 呪文カードが限度枚数MAXでアイテムとして戻った場合
 その呪文が使える状況になければ破壊される)

↓クリア後の『浄化』

『1034:浄化/ピュリファイ』
 近距離通常呪文 ランクD カード化限度枚数55
 対象プレイヤー1名の「堕落」によって
 変化したカードを全て元に戻す
 その結果 指定ポケットに入っている番号違いのカードは
 全て破壊される

 ※効果に変更あり(本編解説を参照)



・クリア前の『神眼』

『1036:神眼/ゴッドアイ』
 遠距離継続呪文 ランクS カード化限度枚数10
 使用したプレイヤーはNo.001から099までの全てのカードについて
 「解析」と「名簿」の効果をいつでも得ることができる
 (使用したプレイヤーがゲーム外に出るまで効果は継続する)

↓クリア後の『神眼』

『1036:神眼/ゴッドアイ』
 遠距離継続呪文 ランクS カード化限度枚数10
 使用したプレイヤーはNo.1から99までの全てのカードについて
 「解析」と「名簿」の効果をいつでも得ることができる
 (使用したプレイヤーがゲーム外に出るまで効果は継続する)

 ※「No.001から099」という表記が「No.1から99」に修正されたのみで、効果に変更なし




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