どうしてこうなった? アイシャIF   作:たいらんと

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第六十一章

 

 顔を両手で押さえて、びくんびくんと痙攣しているメレオロン。まったく、大げさな。……ちょっと心配になるじゃないか。

 なんとなくウラヌスを見ると、座り込んで息を吐いてるけど、妙に顔が赤い。うーむ。

 シームが制裁を受けた姉を放っといて、私を手招きする。

 そばに寄ると、ヒソヒソ話をしたいようなので、膝を折って耳を寄せる。

 

「……おねーちゃんはアホなこと言ってるけど、ウラヌスはアイシャの胸なんて、一度も攻撃しなかったね」

「……」

 

 返事はしないでおく。確かにね……私はウラヌスの胸元も攻撃したけど。気にしなくていいだろうし。ウラヌス握力あるから、実は掴みに来られると結構怖いんだけどな。多分それされたら、私かなり本気で反撃するけど。

 

 さて。今の組手、私は得る物があったけどウラヌスはどうなんだろ。後で聞くとしよう。

 

 もう組手はしないだろうから、ベストとリストバンドを着け直す。合計490キロの重しがズシリと伸しかかる。けど……

 

 『周』がまだ全然残ってるのが問題だな。防御力が上がっただけなのに、負荷がかなり軽減されてる。運動量をもっと増やすか? うーん。

 

 やりすぎは良くないけど、腕力だけ鍛えてみるか……

 

 左腕と両足のリストバンドを全て外して、無理やり右腕に着ける。で、ベストを右手に持って上げ下げ、と……

 うん。これなら充分な負荷だな。片腕ずつ15分くらいやってみるか。

 

「ねぇシーム……ここは地獄なの?

 ようやく目が見えるようになったら、美少女が鬼みたいなことやってんだけど」

「おねーちゃんが地獄だと思うなら、地獄なんじゃない?」

「おーい、おまえら。

 もう組手終わってんだから、さっさと修行に戻れ。シーム、サボってる?」

「ううん、ごめん!」

「あぁ……目ぇイッテ。ほんと地獄だわぁー」

 

 立ち上がってバタバタ動き出す2人。うむうむ。ウラヌス、疲れてるのにちゃんと見てくれて何より。

 ……じゃなくて、私が声かけ忘れてどーする。うっかりしてたよ。

 

 当のウラヌスは、私にも怪訝そうな目を向け、

 

「アイシャさぁ……

 そういうトレーニングしたいなら、ダンベルとか用意するよ?

 そんな無茶しなくても」

「あー、その……

 思いつきでやってるだけなんで、ことさら腕力を鍛えたいというわけでも」

「まぁ……それならいいけど。

 でも、俺のオーラが邪魔みたいだし、明日から用意した方がよさそうだね……」

 

 疲労感の強いウラヌスが、そこまで気にかけてくれてる。うぅむ、私はあなたのことを相談したいんだけどな。ほんと、ヒトのことばっかり気にかける。

 

 ……そういえば。これって、ヘアゴム外したら私を覆う『周』は消えるのか?

 

「えっと。

 もしかして、このゴムを外すと『周』って解除されます?」

 

 私が髪を留めるそれを指しながら尋ねると、

 

「あーうん。

 それはその通りなんだけど……

 敵に狙われた時の為にそれもオーラで強化してあるから、無理に外そうとするとゴムが傷むかも」

「そうですか……

 あ、もしかしてゴムで縛ってる部分の髪、傷んだりしてませんかね?」

「髪もオーラで強化されてるから、それは大丈夫だよ。

 気になるなら、お風呂に入った時にでも確認してみたら?

 髪にクセが付きすぎないよう、締め具合は調整したつもりだけど」

 

 ふむ……ならいいや。この状態での動きにもっと慣れた方がいいし、このまま続けよう。

 

 

 

 ────林の中に、夕陽が射し込んできた。

 

「では、本日はここまでにしましょう」

 

 私がパンと手を打つ。へたりこむ2人。ある程度回復したらしいウラヌスが、代わりに立ち上がる。

 すっかり気の抜け切った2人を私は見下ろしつつ、

 

「後は寝る前『堅』の修行を忘れずに。

 ……そういえば2人とも、昨日はちゃんとやりましたか?

 特にメレオロンは酔ってましたけど」

「やったわよ……

 【神の不在証明/パーフェクトプラン】と併用して」

「うん、俺はやってるの知ってたよ。

 それならオーラ消費してるの周りにバレないし、うまい手だよな」

「アンタにバレてる時点で、どうなんだか……」

 

 なるほど。逃亡生活してる間にオーラ量を増やしたって話だったけど、『堅』の修行は目立つからな。そうやってこっそりしてたのか。……そう考えると、『天使のヴェール』って彼女の能力に近いな。私が能力を考えた時に、例の原作知識が影響したんだろうか。……いたか? こんな変態カメレオン。

 

「ぼくもちゃんとやったよ。

 ……その後、おねーちゃんに絡まれて大変だったけど」

「あーうん。ご苦労さん。

 いやまぁ、シームもやってるのは知ってたよ。

 ……ということは、【神の共犯者】もやってたんだな」

「そーゆーことー」

 

 便利だなぁ。……というか強すぎるな。さすが特質。普通できないことをやってのける。メモリが心配すぎて憧れないけど。

 

 昨日と同じように、脱いだベストとリストバンドを拭いてから袋に詰め、土の中へ埋め隠す。

 

 

 

「じゃ、夕飯いくぞー」

「えぇぇ。もうちょっと休まない?」

 

 ウラヌスの呼びかけに、メレオロンが待ったする。が、

 

「休まない。

 リュック背負ってメシ屋行く余力ぐらいあるだろ? メシ屋で回復しろよ」

「うーん……

 じゃあせめて、昨日と同じトコにしてよ。

 知ってる場所じゃないと落ち着かないし……」

「ああ、『秋の空』ね。

 ……俺は別にいいけど、アイシャとシームは?」

「ぼくは全然いいよ。あそこ美味しいよね」

「私も構いませんよ。

 予算的に問題ないようでしたら」

「……そんなケチくさいことは言いたくないんですけどぉ。

 アイシャには、ちょおっと遠慮してほしいかなぁって」

 

 妙に可愛らしいというかバカっぽく言ってくるウラヌス。……本音っぽいけど。

 

「うわぁ。嫌味な言い方しますね。

 まだ色々頼んでみたいモノあるんですけどねぇ」

「そうは言っても、軽く3人前以上注文されると、ちょっとねー……」

 

 う。いやいや、私1人で全部食べてないもん。

 

「そんなこと言って、ワリと皆つついてたじゃないですか。お刺身とか」

「ああいうのはシェアするもんだと思うけど?

 いや、1人で食べたいって言うなら、いいんだけどさ」

「……言いたいけど、言えないですよ。そんなこと」

 

 笑うウラヌス。……だってみんなで食べた方が美味しいに決まってるし。食事は量より味ですよ、うん。

 

 うん……

 

 

 

 オータニアの夕暮れ時を楽しみつつ、本格料亭『秋の空』へ。

 

 昨日と同じお座敷で、鼻歌混じりにメニューを眺める。

 今日もお造り頼もうかなぁ。昨日と違うのがいいな。松茸もいっとこうか。ホカホカの松茸ゴハンでお刺身つつくとか最高だよね。くーっ。

 

「……」

 

 うっ。ウラヌスがめっちゃコッチ気にしてる……

 

 私に分かるよう一息吐いてから、

 

「……別に、好きに頼んだらいいよ。

 今日も稼いだからね」

 

 お、許可でましたー。ウラヌス細いのに太っ腹ー。今日は結構修行も捗ったしな。遠慮なく食べるとしよう。ふふふ。

 

 

 

 ──お食事中──

 

 

 

 ……お会計21800ジェニーとかだった。やってもた、ごめんなさい、ごめんなさい……

 

 

 

 オータニアの暗い街並みを、それより暗い顔で歩くウラヌス。

 

「日に日に、支出が増えてく……」

 

 ぽつりとつぶやく一言が突き刺さる。ふ、ふふ。その分きっと色々捗ってると思うんだ。だから、その、許してほしいなぁ。

 

「ぼく達も結構食べたもんねぇ」

「げぇーっぷ。

 ……そりゃシーム君、食わにゃ保ちませんもん」

 

 姉弟が食べるのはいいんだよ。順調に身体作りできてるってことだから、むしろ歓迎だ。

 

 でも、ウラヌスは食細いままだしな。私オーラ消費してないのに、お腹やたら空くし。……ボス属性、オマエなんか悪さしてる? ……解せぬ? うそつけオマエなんか隠してないか?

 

「私のことばっかり責めますけど、みんな結構食べてたじゃないですか。

 ウラヌスだって、後から松茸ゴハン頼んでましたし」

「え。

 そんなん、あんだけ近くで薫りさせといて、食べるなとか酷いじゃん。

 だって松茸だよ? 松茸の薫り!」

「そ、そこまで強調されるとアレなんですが……」

 

 この様子だと、我慢しきれなかったんだろうな……

 

「横で美味しいもの食べといて、俺には食うなとかアイシャ鬼すぎる……」

 

 顔を覆ってぷるぷるするウラヌス。

 

「え、え?

 だって、好きに頼んでいいって言うから」

「うわー、アイシャひどーい」

「量食べるだけじゃ飽き足らず、美味しいもの独り占めとか、やっぱり鬼だったのね」

 

 な、なんで私がいじめてるみたいになってるの?

 

「美味しい美味しいって、みんな喜んでたじゃないですか。

 別に悪いことじゃないと思うんですけど」

「分かってるよ……

 分かってるけど、美味しかったけど、ずっとこんな贅沢してたらさぁ……」

「……。すいません」

 

 うん、まぁ……

 私が贅沢すれば、当然みんな釣られて支出がかさむと。そりゃそうですよね……

 

「あのマロンクリームのりんごクレープ、美味しかったねぇ」

「ああ、あのデザートはヤバかったわね。

 お腹一杯だったのに、もう1つ頼もうかと思ったわよ」

 

 くぅっ。思い出したら、また食べたく……秋の味覚おそるべし。私が悪いんじゃない、あんなに美味しいのがいけないんだ!

 

「明日は、松茸のお吸い物が食べたいです……昆布だしの効いた……

 マグロもカツオも最高だったんで、次はハマチのお造りを……」

 

「……アイシャ、ほんとやめて。

 冗談はこれくらいにして、そろそろマサドラ行こうと思うんだけど」

「あ、はい。

 ……そういえば、オータニアって夜にイベントは無いんですか?」

 

 トラリアだと、闇のヒスイ取るイベントは夜じゃないと出来ないらしいしな。ここにもそういうのは無いんだろうか。

 

「んー。

 たとえばイナゴ退治だと、アレはむしろ夜に挑戦できないんだよね。

 日中しか依頼を受けられなくて、挑戦中に日没を迎えるとタイムオーバー」

「あっ、そうだったんですね」

「いちおう夜専用のも無くはないんだけど……

 イナゴと同じように、畑の作物を食害する虫を駆除するイベントで、他の虫に混じってレアな黒いカマキリが取れる。それがランクDで、そこそこの値で売れる」

「へぇ……」

 

 黒いカマキリか。なんだか不気味だな。

 

「でもイナゴほど稼げないし、難度はむしろそっちの方が高いからね。オススメはしない。

 夜イベントで稼ぎたいなら、ヨソの街の方がうまい。……つっても、うまいトコは当然他のプレイヤーも知ってるから取り合いになるかもしれないし、よりけりなんだけどね」

「なるほど……」

 

 そりゃ稼ぎやすい場所へ行くに決まってるもんな。でもそうすると、他のプレイヤーに遭遇しやすいからトラブルに発展しやすいと。うまいこと出来てるよ。

 

 

 

 毎度おなじみ、『再来』でマサドラへ。

 

 きっちりオータニアの料亭で『解析』4枚と『名簿』8枚を使い切っていたウラヌスが、これまたしっかりトレードショップでカードを売ったりお金預けたりして、カード枚数を調整。

 

 40万ジェニーを持って、スペルカードショップで40パックを購入。所持していたスペル60枚と合わせ、スペルカード合計180枚。

 

 

 

 『盗視/スティール』6枚

 『透視/フルラスコピー』2枚

 『防壁/ディフェンシブウォール』10枚

 『反射/リフレクション』7枚

 『磁力/マグネティックフォース』1枚

 『掏摸/ピックポケット』3枚

 『交換/トレード』2枚

 『再来/リターン』14枚

 『擬態/トランスフォーム』2枚

 『複製/クローン』2枚

 『左遷/レルゲイト』5枚

 『初心/デパーチャー』3枚

 『離脱/リーブ』1枚

 『念視/サイトビジョン』3枚

 『漂流/ドリフト』3枚

 『衝突/コリジョン』5枚

 『城門/キャッスルゲート』8枚

 『贋作/フェイク』3枚

 『堕落/コラプション』3枚

 『妥協/コンプロマイズ』1枚

 『看破/ペネトレイト』2枚

 『暗幕/ブラックアウトカーテン』5枚

 『聖水/ホーリーウォーター』2枚

 『追跡/トレース』4枚

 『投石/ストーンスロー』4枚

 『凶弾/ショット』2枚

 『道標/ガイドポスト』12枚

 『解析/アナリシス』9枚

 『宝籤/ロトリー』13枚

 『密着/アドヒージョン』1枚

 『浄化/ピュリファイ』2枚

 『再生/リサイクル』15枚

 『名簿/リスト』5枚

 『同行/アカンパニー』9枚

 『交信/コンタクト』11枚

 

 

 

『……』

 

 全員の視線が集まる、1枚のカード。

 

 来たか『離脱』。言わずと知れた脱出スペル。このカードの話題をする時は慎重に、と。持ってることを知られたら面倒だからね。

 小声でウラヌスに尋ねる。

 

「……いま所持状況、どうなってましたっけ?」

「さっき『名簿』で調べた時は、5人13枚だったよ。

 やっぱり誰かが集めてる感じだな」

「でも、これを集めても……」

「まぁ普通はあんまり意味ないね。他にも方法はあるんだし。

 ただ、これが出尽くしてパックから出なくなったら、スペルを買いに来るプレイヤーは減るかも。

 そこまでするか? って言いたいけど、ハメ組の前例があるからな……」

 

 ふむ。今でも買いに来るプレイヤー、少ないと思うんだけどな。これから増えるだろうけど。ハメ組みたいなことしようとしてる人達がいて、その先行投資とか? トレードの材料にするなら、『挫折の弓』を複製した方が捗りそうなのに。よく分かんないな……

 

 相変わらず『徴収』も引けてないし、気になるところが引けない感じだ。

 

 

 

 スペルの使用プランがまとまったので、店外へ出る。ちなみに2枚あぶれて消える分があったんだけど、以前と同じく『防壁』を処分。値段だけ見れば、売っても200ジェニーにしかならない『防壁』か『解析』なんだけど、ウラヌスは『解析』を使ってカードを調査してるからね。

 

 ともあれ、私達はお店から適当に離れた場所でスペルを使い始めた。

 

 ウラヌスが『堕落』を2枚使って、『凶弾』2枚を『聖騎士の首飾り』に変身。ゲインして、私とメレオロンに渡してくる。やっと全員に首飾りが行き渡ったな。

 

 私は『密着』を使用、ウラヌスの指定ポケットを見れるようにする。続いて『追跡』を使用、シームの居場所が分かるように。

 

 シームも『追跡』を使用、私の居場所が分かるように。これでようやく、全員お互いの居場所が把握できる状態になった。

 

 メレオロンは1人『宝籤』を唱えまくってる。なんか、やってみたかったらしい。

 

「──ん? これって……」

 

 何回か『宝籤』を使ったメレオロンが、妙な反応。目をやる私達に、手にしたカードを見せてくる。

 

 

 

『78:孤独なサファイヤ』

 ランクB カード化限度枚数30

 このサファイヤの持ち主は

 巨万の富を得るかわりに 一生を1人で過ごす

 友人 恋人 家族すら

 すぐに持ち主の元を離れていくだろう

 

 

 

『──っ!?』

 

 指定ポケットカードだ。出るんだ、ちゃんと……

 確かに『宝籤』でランクBのカード自体は出なくもないんだけど、指定ポケットカードなんて引くところ見たのは初めてだよ。

 

「おおー、引いたなぁ。

 ワリといいところだと思うよ。つか、サファイヤ縁あるな」

 

 ウラヌスがそう言う。ホントだ。また当たりがサファイヤだな。

 

「これも桜のおかげかも。

 じゃあウラヌス、もう宿行こうよ」

「待て待て、シーム。

 まだルビキュータに観光行くっつの」

「……あ、そっか」

 

 ふふ、慌てすぎだねシーム。どんだけサクラが恋しいんだろ。

 

「で、引いたアタシにお褒めの言葉は?」

「ツイてただけじゃないか。残りもがんばってくれ」

「ひど!

 なにそれ、おざなりすぎない?」

「自分でやりたいって言ったんじゃないか……

 だったら俺がやるよ。残りの『宝籤』、俺にくれ」

「いやよ。アタシがやるわよ」

「やりたいのか、やりたくないのか、どっちなんだよ……」

「もっと褒めてほしかっただけよ」

「桜じゃあるまいし、やめてくれよ。

 褒めてクジ運が良くなるなら、いくらでも褒めるけどさ」

「まぁまぁ2人とも」

 

 妙な会話をしてる2人をなだめる。なに揉めてるんだか。……サクラは目敏く見つけてくれたけど、メレオロンは運よく引いただけだからな。褒めろと言われてもね。

 

 

 

 ──『宝籤』13枚の結果は、B1枚、E3枚、F2枚、G4枚、H3枚。サファイヤが飛び抜けて良かっただけで、他はイマイチだったな。

 

「おや? これは……」

 

 いちおう不要かどうかを確認する為に見ていたカードの中に、1枚見覚えのある名前が。

 

「なにか気になるヤツあった?」

 

 姉弟はもちろん、ウラヌスも関心ありげに聞いてくる。

 

「いえ、別に大したものではないんですけど……」

 

 

 

『10540:チョコロボ君』

 ランクH カード化限度枚数∞

 チーズケーキ味のチョコレートボール

 食べ終わった後は ロボットを模した箱で遊べる

 

 

 

 グリードアイランドにもあったのか、このお菓子。キルアに知られなくて良かったよ。売ってるの見つけたら、絶対散財しただろうからな……

 

「なぁんだ、ただのお菓子じゃない。

 こんなの欲しかったの? なんだかんだ言って、まだお子様ねぇ」

「だから大したものじゃないって言ったじゃないですか。

 ……ちょっと懐かしいなって思っただけですよ。私は別にいらないですもん」

「いらないならちょうだい」

「へ?」

 

 

 

 シームが欲しがったので、お菓子のカードだけゲインした。早速シームは、歩きながらポリポリ食べてる。

 

 ……でもゲインするより、カード売って直接買った方が得だったんじゃないかな。別にいいけど。

 

 

 

 

 




 
 
 
 
 
 しゅごー|`ω)っ日

【挿絵表示】





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