どうしてこうなった? アイシャIF   作:たいらんと

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マサドラ編 2000/9/18
第六十五章


 

 ふてくされた表情でトレードショップに入り、『再生』15枚を全て売り払うウラヌス。間違いを認めて、すぐ行動に移せるのがウラヌスのいいところだな。機嫌はスッゴイ悪いけど……モタリケさんにおちょくられたのがよっぽどお気に召さなかったらしい。

 

 隣にいるモタリケさんが、私に小声で話しかけてくる。

 

「アイツさ。ああいう顔してる時、可愛いよね」

「ハハー……」

 

 笑って誤魔化しておく。その通りだと思うけど、声に出しては同意しづらい。

 

「お前、ほんっとズケズケ物言うよな……」

 

 やっぱり聞こえてたウラヌスが、振り向かずに声だけ返してくる。細かいお金カードを預けたりしながら。

 

「モタリケ、これをバインダーの最後に入れとけ」

「あ?」

 

 機嫌が悪いままのウラヌスが、『交信』のカードを渡そうとしてる。

 

「なんでだ?

 誰かと話せばいいのか?」

「ちげぇーよ。最後のページに入れっぱなしにしとけっつってんだ。

 くれてやる」

「……」

 

 あ……

 

 ウラヌス、モタリケさんがまた『交信』使って連絡できるようにするんだ、わざわざ。

 嫌がってる素振り散々見せといて、これだもんなぁ。……なんだろ。ツンデレ?

 

 モタリケさんが奇妙そうな顔でカードを受け取った後、

 

「シーム、お金下ろして」

「あ、うん。分かった。

 いくら出せばいいの?」

「その前に全員バインダー広げて、お金を入れる準備して」

『ブック』

 

 ウラヌス以外の全員がバインダーを出し、ページを広げる。モタリケさんは『交信』を最後のページに入れてる。

 

「シーム、170万頼む……あ、待った。

 まず45万ずつにしよう」

「うん」

 

 そりゃそうだよね。1分しかないし、何かあったらマズイ。

 

 シームがお金を下ろし、ウラヌスが受け取り、私達に9枚ずつ『1万J』を渡していく。素早く私達がお金を収めていく中、1人バタついてるモタリケさん。バラバラとカードを落とした。

 

「おおぃ、モタリケ。もたもたすんな」

 

 急いで落ちたカードを拾い集め、モタリケさんからバインダーと残りのカードも奪って、迅速に収めるウラヌス。自分の分はとっくに終わってるようだ。

 

 最後にシームが収め終わり、再びお金を下ろして、お金の収納を繰り返す。ウラヌスはもうモタリケさんに期待してないらしく、カードを渡さずバインダーを預かって代わりに収めてる。所在なさげなモタリケさん。

 

 何だかんだで所持金を186万ジェニーにした私達は、残りの『再来』5枚を全て使って、全員でマサドラへと飛んだ。

 

 

 

 マサドラのトレードショップで124万ジェニーを預け、最後のページの『交信』をフリーポケットに戻した後、スペルカードショップへ入店。

 

「お前、ほんとしっかりしてるよな……

 よく考えてるというか」

 

 やはり呆れるようなモタリケさんの言葉に、

 

「あぁ? なんだよ、今さら。

 考えすぎて失敗するとか言ったくせに……」

「からかっただけじゃないか。

 気にしすぎだよ」

「……心当たりはあるからな。気をつけるさ」

 

 やや落ち込み気味にそう話すウラヌス。……あんまり彼1人に負担かけちゃいけないな。

 彼はカウンターの前で立ち止まり、

 

「カードパック62袋くれ」

「はい。62万ジェニーになります」

 

 

 

 所持していたスペル37枚と合わせ、5人でスペルカード合計223枚。

 

 

 

 『盗視/スティール』8枚

 『透視/フルラスコピー』7枚

 『防壁/ディフェンシブウォール』15枚

 『反射/リフレクション』2枚

 『磁力/マグネティックフォース』1枚

 『掏摸/ピックポケット』2枚

 『窃盗/シーフ』1枚

 『交換/トレード』2枚

 『再来/リターン』17枚

 『擬態/トランスフォーム』3枚

 『複製/クローン』7枚

 『左遷/レルゲイト』2枚

 『初心/デパーチャー』5枚

 『離脱/リーブ』1枚

 『念視/サイトビジョン』1枚

 『漂流/ドリフト』5枚

 『衝突/コリジョン』9枚

 『徴収/レヴィ』1枚

 『城門/キャッスルゲート』10枚

 『贋作/フェイク』3枚

 『強奪/ロブ』1枚

 『堕落/コラプション』2枚

 『妥協/コンプロマイズ』1枚

 『看破/ペネトレイト』1枚

 『暗幕/ブラックアウトカーテン』6枚

 『聖水/ホーリーウォーター』2枚

 『追跡/トレース』6枚

 『投石/ストーンスロー』5枚

 『道標/ガイドポスト』4枚

 『解析/アナリシス』21枚

 『宝籤/ロトリー』18枚

 『密着/アドヒージョン』1枚

 『浄化/ピュリファイ』1枚

 『神眼/ゴッドアイ』1枚

 『再生/リサイクル』9枚

 『名簿/リスト』15枚

 『同行/アカンパニー』13枚

 『交信/コンタクト』14枚

 

 

 

『…………』

 

 あー。『神眼』と『徴収』まで引けちゃったよ。

 てか、手持ちと合わせて38種あるぞ。揃いかけてるじゃないか。

 いつものように、店内のテーブルでメモとカードを広げて悩むウラヌス。でも今日は、いつにもまして考え込んでるな。

 

「もしかして『大天使の息吹』を取る条件、満たせるんじゃないか?」

 

 条件を知っていたようで、モタリケさんがそう尋ねる。

 額をぽりぽり掻くウラヌス。

 

「……。

 肝心要の『堅牢』が引けてないしな。

 俺、引いたことないんだよな……」

 

 私達もないんだよな……。まだ限度枚数一杯じゃないはずなのに、アレだけ引ける確率おかしいんじゃないか?

 

「いま無いの、『堅牢』と後1枚なに?」

 

 尋ねるメレオロン。んーと……

 

「……ないのは『凶弾』だな。

 そっちはランクBだし、よく引けるから難しくない」

 

 うん。度々『堕落』で聖騎士の首飾りに変身させてたもんな。

 ウラヌスは難しい顔をしながら、

 

「この場に『堅牢』がありゃ、聖騎士の首飾りを『再生』と首飾りの効果で、『凶弾』に戻してでもコンプするけど……

 俺的には『堅牢』を引いてから狙いに行きたい」

 

 ふーむ。確かに、いつまでも引けなかったら邪魔すぎるもんなぁ。どうせ30種くらいはいつでもすぐに引けるだろうから、引きにくそうなところだけ残しておけば充分か。

 

「残念。

 一度くらい拝んでみたかったんだけどな、ランクSS」

「お前、マジで気軽に言ってくれるよな……」

 

 モタリケさんとウラヌスがあれこれ言い合う。何か慣れてきちゃったな、この掛け合いにも。

 ……ウラヌスが気づいてないだけで、友達なんじゃないかな。こういう関係も。

 

 

 

「──『密着/アドヒージョン』オン、シーム」

 

 ウラヌスがプランをまとめ終わり、外で待っていたプレイヤーに会釈しつつ店から出た私達は、少し離れた建物の陰へ移動。

 シームに対してスペルを使用した私に、モタリケさんは目を丸くして、

 

「え。わざわざ仲間同士で使ってるの?」

「いいだろ、別に」

「……それって意味あるのか?」

「ないかもな。

 今のところ役に立ってないし。気分の問題だよ」

 

 あ。ウラヌス、そこまで言い切っちゃうんだ。なんで私が使った時に言うの。……私も『密着』はほぼ意味無いかなと思ってたけど。『追跡』は便利すぎるけどね。

 

「アンタ、アイシャが使った時にそういうこと言うのヒドくない?」

 

 おぅ、メレオロンが気にしてくれたよ。でも私、微妙に居心地悪い……

 

「いや、だって。

 ……モタリケが余計なこと言うから」

「え、なんでオレが悪いんだよ。聞いただけじゃないか」

「あー、その。

 私は気にしてないんで、その辺で……」

 

 妙な空気になりそうだったので、話を切っておく。

 

「……うん、俺が悪かったよ。

 とりあえずカードを売りに行こうか」

「あっ! ちょっと待ってくれ」

 

 ウラヌスの言葉に、モタリケさんが制止の声。

 

「その……

 譲ってほしいカードがあるんだけど」

「あ?

 お前、金以外にまだ何か無心すんの?」

「ぅ……その……

 1枚『窃盗』を取ってただろ? それ、オレにくれないかな……?」

 

 嫌そうな顔をするウラヌス。

 

「……

 『窃盗』はランクCだし、そこそこ取りにくいから、コンプ用に置いとこうかと思ってたんだけどな?

 なんで『窃盗』みたいな、中途半端スペル欲しがるんだよ」

「……。

 オレ、マサドラへ自力で行った時、唯一取れたレアカードがそれだったんだ」

「ほぅ?

 じゃあ、その取ったカードはどうしたんだ。

 お前のことだから、ここぞという時の為に残しといたんじゃないのか?」

 

 ウラヌスの当然の疑問に、モタリケさんはしょぼくれた顔をしながら、

 

「……今から1年くらい前に、月例大会で子供のプレイヤーが優勝したんだ」

 

 あ、それキルアだ。あの時か。

 ウラヌスがちらりと私の方を見る。彼も気づいたらしい。小さく頷いておく。

 

「ゲーム初心者みたいだったから、優勝賞品の『真実の剣』を奪えると思って『窃盗』を使ったんだ……」

「ふーん。で、奪えたのか?」

「……。しくじった。

 優勝したキルアの指定ポケットに入ってると思いこんでたら、もう1人いた子供の方のバインダーに……」

「ぶふっ!

 ばっかでぇー。子供でも思いつく手に引っかかってやんのー」

「ぐぅぅぅっ……!!」

 

 ウラヌス、容赦ないな。多分キルアのアイデアかな……。ゲームに入ったばっかりで、そんなの思いついたんだ。やっぱり頭いいな。

 

「全部、自業自得じゃねーか。アキラメロン」

「た、頼むよ。

 せめて、せめてなかったことにしたいんだ……!」

「……なかったことになんてならねーよ。

 欲しけりゃ金貯めて、自力で引き直せ」

「うー! 頼むよぉ……」

 

 へたりこむモタリケさん。これは重症だな……。しかも私、無関係じゃないっていうね。なんかヤダな。

 

「ウラヌス……」

 

 ちらりと私を見て、声なく唇だけ動かすウラヌス。『ワカッテルヨ』の形に。

 

「……モタリケ。

 それ、どういう結果になっても『窃盗』は無くなったわけだろ?

 『真実の剣』は、奪われる前に売るつもりだったんだろうし。

 なんで、なくしてショック受けるほど大事にしてたカードを使ったんだよ?」

 

「そ、それは……

 ……。

 大金が手に入ったら、ゲームの中で生活の心配しなくて済むし……

 金さえあれば買い戻すことだって……」

 

 せ、切実だな……

 

 ウラヌスは、答えの予想はついてたみたいだけど、やっぱり難しい顔をしてる。

 地面にへたりこむモタリケさんに合わせて、ウラヌスはしゃがみこむ。

 

 やや小声で、

 

「……じゃなくてさ。

 お前、現実に戻ればいいだろ。いつまでもゲームの中にいるなよ」

「そ、そんなこと言われても」

「前に、俺が出してやってもいいって言ったのに断りやがって。

 さっき、あのスペルの名前がメモに書いてあんの見ても、欲しいとか言ってこねぇし」

 

 そういえば『離脱』あるの知ってるのに、モタリケさん欲しがる素振り見せなかったな。

 

「だって、女房が……」

「出たら離婚されそうってか? だったら、ここに居たって遅かれ早かれだよ。

 2人とも出してやるって言っただろうが。ちゃんと外で籍入れろよ」

「そんなことしたら……」

「……捕まるかもな。それならそれでいいじゃねーか。

 刑務所で禊を(みそぎ )終えて、人生やり直せよ」

 

 お、おぅ? なんかメッチャ深刻な話になってるぞ。モタリケさん、犯罪者だったの?

 

 あー。でもそれなら、ゲームから出たくない理由も分かるな……

 

「そんな都合よく行くとは思えないんだ……」

「そうかもな。

 で、モタモタした挙げ句、大病を患う(わずら )かプレイヤーキラーに襲われて、ジ・エンドだ。

 それでいいのか?」

「……」

 

 溜め息を吐き、立ち上がるウラヌス。私達を困った顔で見回す。

 

「まぁ好きにしろよ……

 オマエラの人生の面倒まで見てらんね。ブック」

 

 バインダーを出し、取り出したカードをモタリケさんの頭に乗せる。

 気づいたモタリケさんが、乗せられたカードを手にし、目を見開いて凝視する。

 

「ブック。

 さ、トレードショップ行くぞ」

 

 そのまま歩き出すウラヌス。メレオロンとシームが、モタリケさんに目をやりつつも、ウラヌスに付いていく。

 

「……モタリケさん、行きましょう。

 そのカードも早くしまってください」

「う、うん! ブック!

 ……あっ!? えっと、入れる場所が……!」

 

 フリーポケットは当然満タンだ。でもウラヌスが、それに気づかないはずがない。

 

「慌てずに。まず最後のページに入れられるスペルを。……この『盗視』でいいですよ。

 それを移してから、空いた枠に」

「おおっ!

 あ、ありがとう!」

「……いえ。お礼ならウラヌスに言ってあげてください」

「う、うん」

 

 モタリケさんが立ち上がり、覚束(おぼつか)ない足取りで先に行ったウラヌスを追っていく。

 

 ……ホントね。私なんて大したことしてない。

 

 ウラヌスの隣にモタリケさんが並び、何か話している。入れ替わるようにメレオロンが歩速を落とし、追いついた私の隣に来る。

 

「ねぇ、アイシャ。

 ウラヌスが渡したのって『窃盗』よね? 『離脱』じゃなくて」

「ええ、そうですよ。『窃盗』の方です。

 『離脱』1枚だけ渡しても仕方ないでしょうし」

「アイツのお人好しも筋金入りよね……」

 

 メレオロンもやっぱりそう思うか。そうだよねぇ……

 

 

 

 トレードショップの近くまで来た後、ウラヌスの案内でまた建物の陰に集まる私達。

 

「カードを売ったら、報酬渡してモタリケとはおさらばだ。

 それでいいよな?」

「あ、ああ。助かるよ」

「うん。

 じゃあモタリケには、最後に1つ挑戦してもらおうか」

「はあっ!?

 お、お前なにさせる気だ……?」

 

 慌てるモタリケさんに、ウラヌスはイタズラっぽい笑みを見せながら、

 

「別に大変なことさせようってわけじゃないさ。ブック。

 ……こいつ」

 

 ウラヌスがバインダーから取り出して見せたのは『宝籤』。

 

「不要なスペルを売る前に、いつもこいつを使い切るようにしてるんだが。

 いま18枚あるからモタリケ、お前が全部使え」

「……ああ、まぁそれくらいなら」

「もちろん引いたカードは、こっちのもんだけどな。

 それでだ。もし指定ポケットカードが引けたら、今回の報酬を100万にしてやる」

 

『────はぁっ!?』

 

 思わずモタリケさんと一緒に驚く。メレオロンもだ。シームは声こそ出さなかったけど、表情は充分驚いていた。

 

「ちょっとしたゲームさ。まぁせいぜい楽しんでくれ」

「ほ、ほんとか!? 嘘じゃないよな!」

「そんな下らない嘘は吐かないさ。

 ただし。当てたのがランクSSでもBでも、1枚でも複数枚でもキッカリ100万な」

「あ、ああ。それは分かったよ」

「じゃあまず、これから使え。

 みんな、バインダーに入ってる『宝籤』をモタリケに」

 

「よーし、頼む!

 ──『宝籤/ロトリー』オン!」

 

 次々『宝籤』を使っていくモタリケさん。なんかドキドキするな……。当たってほしいような、ほしくないような。そんな私達の様子を見て、ウラヌスは楽しそうにしてる。

 

「しっかし、アンタもおかしなこと言うわね……

 昨日アタシが当てたばっかりなのに。そこそこ当たるんじゃないの?」

 

 メレオロンの言葉を聞いて、ぎょっとするモタリケさん。更に気合を入れて『宝籤』の使用宣言してる。

 

「うーん……確かになくもないんだけどな。

 実際の確率は、200か300分の1くらいだと思う」

 

 あ、モタリケさんちょっとゲンナリした。

 

 モタリケさんの懸命さも(むな)しく、『宝籤』のスカが繰り返される。

 みるみるうちに減っていき、残り4枚。後は私のバインダーに入ってる分で終わりだ。

 

「くそぉ……!

 ろ、『宝籤/ロトリー』オン! ……ぐ……」

 

 モタリケさんからカードを受け取って、次の『宝籤』を渡す。いま引いたカードは……ランクH、猿のぬいぐるみ……

 

「──『宝籤/ロトリー』オン!」

 

 引いたカードを見て、物凄く微妙そうな顔をするモタリケさん。見ると……

 

 ランクF、豊胸手術白書。──おぉい、なんだこの本!

 

 ……と、とにかく後2枚か。

 

「ろ……『宝籤/ロトリー』オォン!」

 

 カードを見て「ぐぅ……」と呻くモタリケさん。最後の『宝籤』を渡しつつ受け取ったカードを見ると、ランクG『再来』。あらら。

 

「……がんばってください。それで最後です」

 

 自分で言ってて、何をどうガンバルのやら、と思いはする。私、応援する立場でもないしな。

 

「ぐぅぅぅ。頼む、頼むぞぉぉぉー!!

 

 ────『宝籤/ロトリー』、オォーン!!」

 

 モタリケさんが両手で掴み、決死の思いで唱えたロトリーは……

 

「ああああ……」

 

 両膝からくずおれたモタリケさんの手から落ちるカード。

 

 

 

『292:フグラ』

 ランクC カード化限度枚数38

 この島の3大珍味の1つ

 クジラのような体躯が フグのように小さくなったと言われ

 味が凝縮されている

 ただし毒も凝縮されており 毒の除去は熟練の料理人でも手を焼く

 

 

 

 ハハー……何これ。ガルガイダーの同系統?

 

 ってことは換金カードか。『宝籤』で引いても全く意味ないな。しかも毒あるやつだし。食べたくない……

 

「ああー。残念ッ!!

 アウトォォォーッ!!」

 

 ウラヌス、非情のゲームオーバー宣言。めっちゃ楽しそう。

 

「ち……ちっきしょおぉぉぉーッッ!!」

 

 まぁそういうルールだったからね。仕方ない。100万ジェニーは大金だしな。

 

 

 

 

 




 
 
 
 
 
・『宝籤』解説



『1032:宝籤/ロトリー』
 近距離通常呪文 ランクG カード化限度枚数350
 ランダムに1枚何かのアイテムカードに変身する



 トレードショップで売却した時の価格は、変身前・変身後ともに300ジェニー。

 このカード効果で変身した元『宝籤』カードは、いかなるアイテムやスペルの効果でも『宝籤』による変身を解けない。
 仮に『宝籤』→『複製』→『大天使の息吹』と変身させて、聖騎士の首飾りで触れれば『複製』に戻る。

 ほぼ全てのカードを引ける可能性があり、ランクSSの指定ポケットカードが出ることも有り得る。
 『宝籤』の変身で引けないのは、『宝籤』『000:支配者の祝福』『110:支配者からの招待』『111:マジックボトル』(→『支配者の祝福』が限度枚数MAX時、代わりに取れる引き換えアイテム)、カード化限度枚数に達しているカード、ゲームマスター専用スペル。

 『リスキーダイス』で大吉を出した直後に『宝籤』を使用すると指定ポケットカードが出やすくなる。
 具体的には、『宝籤』を使用して内部的に初回抽選された結果がランクC以下のカードだった場合、特殊テーブルで再抽選し、ランクA以下の指定ポケットカードのいずれかになる。
 初回抽選結果がランクB以上であれば、再抽選は行われない(この際、大吉効果は消化されずに残っている)。よって、指定ポケットカード以外やランクS以上のカードが出ることも有り得る。
 状況的に考えにくいが、ランクAとBの指定ポケットカードが全てカード化限度枚数に達していた場合も、再抽選は行われない。
 補足として、リスキーダイスの大吉効果で、ランクDの『聖騎士の首飾り』は引けない。

 当選結果を決める処理は、各ランクに基本的中率があり、まずそのランク抽選を行う。
 ランク決定後、該当するランクの当選する可能性があるカード全てから抽選が行われる。その場合の各カード的中率は全て均等になる(カード化限度枚数の猶予が多いカードでも、残り1枚のカードでも均等な確率で当たる※)。
 ※限度枚数∞のカードがあるので、限度枚数の猶予から的中率を算出できない為

 カード化限度枚数などの理由で該当ランクのカードが全て入手できない場合は、ランク抽選を再度行う。
 なおリスキーダイスの大吉効果で用いる特殊テーブルは、ランク抽選は行わずに、当選する可能性がある指定ポケットカード全ての種類から均等な確率で抽選される。

 各ランクの基本的中率は、以下の通り。

 ランクH:30.889%
 ランクG:25.000%
 ランクF:20.000%
 ランクE:15.000%
 ランクD:5.000%
 ランクC:3.000%
 ランクB:1.000%
 ランクA:0.100%
 ランクS:0.010%
 ランクSS:0.001%



 ぴちぴち|~ε(ε=ω)3日

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