俺が元チャンピオンであるのは間違っていない。   作:傲慢です

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3話

新たにヒコザルを仲間にしたハチマンは、ナナカマド研究所の近くのムックルたちの住む森に研究員たちと共に訪れていた。

ちなみにナナカマド博士は昨日のお昼から出かけていて、もうすぐ研究所に帰宅する時間である。

 

助手「助かるよハチマン君。君がここのムックルやムクバードたちと仲が良くなってくれたおかげで研究がスムーズに進みそうだ」

 

ハチマン「いえ、手伝うと決めたのはムックルたちなんで」

 

ポケモンの進化の研究を行っているナナカマド研究所はムックルとその進化系を研究対象とした。先日ハチマンは森の中で縄張り争いをしていたムクホークを止めた。ムクホークたちの一件で森のポケモンたちの信頼を得たハチマンは、ムックルたちに研究の手伝いを頼んだところ、皆快諾してくれた。

 

助手「けれど良かったのかい?君は旅の途中なのに」

 

ハチマン「ええ、そんなに急ぎませんからね。俺自身もポケモンの研究とかやっていますし」

 

始めから全力で走ってもあとが辛くなるだけ、それよりもゆっくり一歩一歩着実に進んでときには休むことも大事だ。

 

ハチマン「それに、他の研究所でこういった事を知ることはトレーナーとしてそして将来の知識にもなると思いますから。まあ、自分のためでもありますよ」

 

助手「ははは、そうか、役立ててくれたら嬉しいよ」

 

研究員たちがムックルとムクホークを連れて研究室に戻る。

 

ハチマン「いい子にしてろよ」

 

ムックル「ムックゥ!」

 

ムクホーク「ムクゥホ!!」

 

ハチマンが話しかけるとムックルとムクホークは元気に返事をした。

 

ハチマン「俺はしばらく森を見て回りますよ」

 

助手「そうかい、それじゃあ、またあとでね」

 

その間にポケモンが逃げ出す騒動があったことと、ナナカマド博士が新人トレーナーを連れて研究所に戻ってきたことを知るのはハチマンが戻ってからだ。

 

 

 

 

次の日の朝ハチマンは研究所からシンジ湖まで行き、そこでポケモンたちのトレーニングをしていた。

 

ハチマン「タツベイ!“かえんほうしゃ”!サーナイトは“10まんボルト”」

 

タツベイ「タンベィ!」

 

サーナイト「サナッ!!」

 

タツベイは口から“かえんほうしゃ”を放つが、サーナイトは“10まんボルト”を放ち、お互いの技がぶつかり合い爆発した。

 

ハチマン「タツベイ、“かわらわり”で弾き返せ!」

 

タツベイ「タンッベィ!」

 

タツベイは“かわらわり”でサーナイトに攻撃するが、サーナイトが“まもる”で防いだ。

 

ハチマン「よしそこまでだ」

 

タツベイ「タンベィ、タンベィ」

 

サーナイト「サナッ」

 

タツベイはハチマンの元によっていきサーナイトはハチマンに抱き付いてきたので、ハチマンは2匹を撫でた。するとハチマンの隣でリオルとヒコザルじゃれあっていた。そこにタツベイも行き、ハチマンとサーナイトはそれを見て微笑ましく思っていた。

 

ハチマン「さて、そろそろ戻るぞ」

 

ハチマンはサーナイト達をモンスターボールに戻して研究所に戻ろうとした時突然強い風が吹いた。

 

ハチマン「うおっ……」

 

風に驚き目をつぶると、声がした。

 

湖の上に「何か」がいた。それは透明だが、確かにそこにいて動いている。

 

そして、こちらを見つめて何かを伝えようとしているようだ。

 

目に見えないそいつはそのままいなくなった。

 

ハチマン「……今のは?」

 

ハチマンはあることを思い出した、シンオウの湖には伝説のポケモンが住んでいるのだと。

 

ハチマン「(……もしかしてあれが?)」

 

 

 

 

 

 

 

 

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