機動戦士ガンダムSEED 連合vsZ.E.O.N. DX   作:ダルマ

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第八話 グリマルディ戦線

 オペレーション・ウロボロスの順調な進捗により、四月の間に地球上の二つの大陸の大部分をその支配下に置いたZ.E.O.N.は、次なる矛先を、月に向けた。

 月には、地球連合の一大軍事拠点であるプトレマイオス基地の他、A.O.C.U.の月面都市である"ツクヨミ"や、A.E.C.の月面都市である"アンマン"等が存在しており。

 Z.E.O.N.は、それらを制圧し月を手中に収めるべく、戦力を差し向け侵攻を開始する。

 

 時に、C.E.七十年五月三日の事であった。

 

 軍事要塞化の進められる世界樹を月への橋頭保にし月へと侵攻したZ.E.O.N.は、更に月にも橋頭保を確保すべく、月の裏側に存在しているローレンツ・クレーターに基地を設営。

 同基地に、国軍及びZ.A.F.Tの最新鋭MSを含む部隊を投入し、月の制圧に向けて着々と準備を整えた。

 一方、地球連合側もZ.E.O.N.に対抗すべく、満を持して投入されたA.O.C.U.製のMS隊を含む部隊を投入。

 

 ここに、グリマルディ戦線と呼ばれる月の最前線が誕生する事になるのである。

 

 戦線構築当初は、互いにお互いの手の内を探るかのように小規模な戦闘が続けられたが。

 日が経つにつれ、規模が徐々に拡大し、やがて、大規模な戦闘も行われるようになっていった。

 

 そしてこの日、グリマルディ戦線最大規模の戦闘が行われようとしていた。

 

 

 

 

 A.O.C.U.宇宙軍が保有する補助艦の一種、別世界ではコロンブス級と呼ばれている宇宙輸送艦と同様の外観を有した、アルン級宇宙輸送艦。

 同艦を上下に二隻連結させたかのような外観を有しているものの、主機である熱核反応炉の恩恵を受けて上構甲板や側面甲板に合計六基もの大型メガ粒子砲を装備している他。

 ミサイルランチャーや対空機銃を有する等、純粋な戦闘艦艇にも引けを取らない武装を持つ。

 

 そんな艦の名は、ブリスベン級宇宙空母。

 A.O.C.U.がMS母艦の一種として開発した艦艇である。

 

 その一番艦であるブリスベンは、艦内にザニーやガンキャノン Block 2等、多数のA.O.C.U.製MSを搭載して、友軍艦と共に月の海を航行していた。

 

「ふぅ……、はぁ……」

 

「少尉、アムロ・レイ少尉、大丈夫か?」

 

 そんなブリスベンの広い格納庫内の一角。

 ハンガーに固定されている一機のガンキャノン Block 2のコクピット内で、パイロットスーツに身を包んだ同機のパイロットが、自身の呼吸を整えていた。

 開きっぱなしのコクピットハッチから、偶々近くを通りかかった別のパイロットがそれを目にし、心配そうに声をかける。

 

「あ、バニング中尉、ご心配ありがとうございます」

 

「そういえば、少尉は今回が初陣だったな」

 

「はい。……訓練通りにうまくやれるかどうか、不安で」

 

 初陣を控え、不安に駆られる青年パイロット、アムロ・レイ少尉。

 そんな彼の不安な胸の内を聞いた、いかにもベテランと言うべき雰囲気を醸し出すサウス・バニング中尉は、暫し顎に手を当て言葉を選んだ後、アムロ少尉に優しく言葉をかけ始める。

 

「俺も、ここまで大きな戦闘じゃないが、宇宙海賊を相手にした初陣の時は、そりゃビビっちまったもんさ」

 

「そうなんですか?」

 

「だが、初陣を終えて、二度目、三度目と回数を重ねていく内に、緊張も不安も、いつの間にか感じなくなっていった。人間ってやつは、戦闘なんて極限の行動も、直ぐに慣れちまうもんなのさ」

 

「成程」

 

「あぁ、それから。あまり考え過ぎず、いつも通りやればいい」

 

「ありがとうございます、バニング中尉。何だか、少し気が楽になった気がします」

 

「そいつはよかった」

 

 こうして、アムロ少尉の不安が少し和らいだ所で。

 不意に、新たな人影がコクピットハッチに近づく。

 

「隊長、なーにお喋りしてるんです?」

 

 人影は三人、その内の一人、バニング中尉の事を隊長と呼んだ、整えられた口髭が特徴の男性パイロット。

 どうやら、バニング中尉の直属の部下のようだ。

 

「モンシアか。なに、アムロ少尉が初陣前に緊張していたんで、少しほぐしてやっていただけだ」

 

「ほー、なら俺からも、緊張を吹き飛ばすそれどころか、やる気が漲ってくる事を教えてやるよ。いいか、俺の行きつけの……」

 

「それは貴方だからこそやる気になる方法で、アムロ少尉にとっては逆効果かもしれませんよ」

 

「んだよアデル。折角男として、軍人として先輩である俺がアムロ少尉にアドバイスを送ってやろうって時によ」

 

「モンシア、アムロ少尉の趣味趣向は、てめぇの趣味趣向とは明らかに違うだろ。どちらかと言うと俺に似てる筈だ」

 

「ベイト、お前まで」

 

 整えられた口髭が特徴の男性パイロット、モンシアことベルナルド・モンシア少尉の言葉を遮ったのは。

 同僚であり、整えられた口髭と褐色の肌を持つチャップ・アデル曹長。

 そして、同じく同僚で整った顔立ちと金髪が特徴的な、アルファ・A・ベイト少尉の二人であった。

 

「大体モンシア、お前が先輩の代表格なのは解せねぇな」

 

「全くですね。どちらかと言えば、悪いお手本と言うべきでしょう」

 

「な! なんだぁ、二人揃って俺の事を馬鹿にしやがって! よーし見てやがれ、今回の戦闘で俺が宇宙人(Z.E.O.N.)共のMSを一番多く墜としてやるよ!」

 

「ほぉ、そいつは随分と大風呂敷だな」

 

「え!? な、何言ってるんです隊長、お、俺の腕なら……」

 

「なら、俺と競争するか? モンシア、お前が勝てば、お前の言う事を聞いてやろう。ただし、俺が勝ったら……、分かってるな?」

 

「か、勘弁してくださいよ! たいちょー!」

 

 同僚二人に好き勝手言われ、見返してやろうと宣言した矢先。

 まさか隊長であるバニング中尉が乗ってくるとは予想だにせず、しかも宣言した手前、引っ込みも付かず。

 気付けばモンシア少尉の顔色は、どんどん青ざめていくのであった。

 

「よし、そろそろ出撃だ。第四小隊、最終チェックに取り掛かるぞ!」

 

 こうして、一名を除き、威勢のいい返事を返す部下を引き連れ、バニング中尉は自らの出撃準備に取り掛かるべく、アムロ少尉の機を後にした。

 一方、アムロ少尉は、バニング中尉と部下達とのやり取りを目にし、更に不安と緊張が和らぎ。

 その事を内心バニング中尉達に感謝すると、自らも、出撃の為の準備に取り掛かるのであった。

 

 

 それから程なくして、ブリスベンの格納庫内は騒音に包まれていた。

 MS発艦の為に開かれたハッチから、ハッチ脇に備えられたグリーンのランプが点灯すると共に、カタパルトに固定されたMS達が轟音と共に勢いよく射出されていく。

 

「ようし、行くとするか」

 

 そして、指示に従い、一機のザニーがカタパルトへと移動する。

 刹那、機体をカタパルトに固定させると、機体背部の大型バックパックに備わっているサブ・アームが起動し、それぞれ用意されたシールドを一枚づつ装備する。

 こうして準備が整うと、ザニーは前傾姿勢をとり。程なく、グリーンのランプが点灯する。

 

「サウス・バニング、出るぞ!」

 

 刹那、威勢のいい掛け声と共に、バニング中尉のザニーが、戦場へと放たれた。

 それに続くように、モンシア少尉とベイト少尉のザニー、それにアデル曹長のガンキャノン Block 2も出撃し、小隊ごとに編隊を組んで月の海を駆ける。

 

「ガンキャノンC-107号機、カタパルトに移動してください」

 

「了解」

 

 そして、アムロ少尉のガンキャノン Block 2も、その時を迎える。

 カタパルトに機体を固定させると、アムロ少尉は、静かに深呼吸を行うと、次いで操縦桿を強く握り直した。

 

 刹那、発艦可能を告げるグリーンのランプが点灯すると。

 

「アムロ、行きまーす!!」

 

 掛け声と共に、アムロ少尉のガンキャノン Block 2が初陣を飾るべく、月の海へと出撃した。

 

 

 

 

 MS部隊がブリスベンや、即席のMS母艦として運用しているアルン級宇宙輸送艦から発進している状況を。

 それら艦艇を含む一大戦力、第十三艦隊を隷下に置く、同艦隊の司令官。

 白髪の立派な顎髭を蓄え、老練な雰囲気を醸し出す近藤 智流(こんどう さとる)提督が、座乗する扶桑級宇宙戦艦の二番艦、山城の艦橋内に設けられた司令官席に腰を下ろして眺めていた。

 

「MS部隊の展開状況は?」

 

「はい。既に全機出撃完了し、各小隊ごとに編隊を組んで予定通りに進行中です」

 

「そうか……」

 

 幕僚からの報告を聞いた近藤提督は、暫し目を閉じ瞑想に耽る。

 

(原作での戦闘では最終的に痛み分けとなったが、この世界では自軍のMSも存在している。……万が一、痛み分けになろうとも、出来るならばこちらが有利な痛み分けにしたい)

 

 実は、近藤提督も転生者にして組織に籍を置く一人であった。

 

(いや、油断は禁物だ。MSの性能やパイロットの練度で言えばまだZ.E.O.N.に分がある。慢心していては、ここでスミス海の虐殺が起きないとも限らん……)

 

 程なく、自身の気持ちを引き締めた近藤提督は目を見開きマイクを手に取ると、第十三艦隊所属の将兵に訓示を行い始める。

 

「此度の戦いは、おそらくこの戦争のターニングポイントの一つとなるだろう。それは言うまでもなく、我が軍独自のMSの実戦投入もさる事ながら、この戦いが、月の支配権をかけた重要な戦いでもあるからだ。ここで我々が敗北すれば、ツクヨミ、ひいてはムンゾの安心も脅かされる事となる。故に、各員の一層の奮励努力を期待する、以上」

 

 そして、訓示を終えると、制帽を被り直し、号令を飛ばし始める。

 

「粒子の散布は完了しているな!?」

 

「は! 既に戦闘濃度で散布完了しています!」

 

「よろしい、ではアンチビーム爆雷散布開始、全艦、砲撃戦用意! 射線は通っているな!?」

 

「MS部隊、及びMA・戦闘機隊、射線上からは退避しています」

 

「司令、敵艦隊、射程圏内入ります!」

 

「全艦、全砲門開け! 撃てぇ!!!」

 

 近藤提督の号令と共に、第十三艦隊の各艦の主砲が火を噴き、月の海に幾つもの光線を描き、Z.E.O.N.の艦隊目掛けて月の海を駆け抜ける。

 刹那、お返しとばかりに、Z.E.O.N.の艦隊からも幾つもの光線が伸び、第十三艦隊に襲い掛かる。

 

 そして、月の海に、瞬く間に幾つもの光が生まれては消え始める。

 それは戦闘の光、そして命の光。

 

 無論、そんな光の誕生と消滅が巻き起こっているのは第十三艦隊の展開する宙域ばかりではない。

 地球連合側は、今回の戦闘において三つの艦隊を展開させている。

 その内の一つが右翼に展開する第十三艦隊。

 そして、中央に大西洋連邦の第三艦隊と、左翼にA.E.C.の第十艦隊という布陣である。

 

 当然、残る二つの艦隊が展開する宙域でも戦闘の光が生まれては消えている。

 

 更には、そこに小さな光も加わり始める。

 その正体は、双方の展開する機動兵器だ。

 

 

 

 

「これが、戦場……」

 

 メインモニターに映し出される、初めて目の当たりにする戦場の光景に、アムロ少尉は息を呑んだ。

 

「アムロ少尉、ボーっとしているな!」

 

 しかし、部隊の隊長であるウィリアム・ケンプ中尉の叱咤する声に、アムロ少尉は我に返ると、慌てて返事を行う。

 

「すいません!」

 

「よし、ではいくぞ!」

 

 アムロ少尉の返事を確認したケンプ中尉は、アムロ少尉のガンキャノン Block 2を引き連れ、戦場を駆ける。

 火線と光球、更には通信が拾う敵味方問わず飛び交う怒号を他所に、二機のMSは自らが狩るべき獲物を探し続ける。

 

 程なくして、ケンプ中尉が獲物を見つけ、アムロ少尉に伝える。

 

「丁度いい。孤立したザクIIだ、アムロ少尉、あれをやるぞ!」

 

「り、了解!」

 

「いいか、俺がシールドを構えて突っ込む、アムロ少尉は俺の後ろに張り付いて、合図と共に飛び出してヤツにキャノン砲をお見舞いしてやれ!」

 

「分かりました!」

 

 作戦を伝え終えると、二機のMSは捉えたザクIIF型目掛けバーニアを噴かせ突撃を開始する。

 

「こいつら、まさか連合のMSか!? 嘘だろ!?」

 

「少尉、どうやら敵はこちらもMSを投入してきた事に浮足立ってるようだ。この隙に、一気に畳みかけるぞ!」

 

「はい!」

 

 ザクIIF型が装備した七五ミリ口径のM-120A1、通称ザクマシンガンをケンプ中尉とアムロ少尉のMS目掛けて発砲するも。

 狼狽して狙いが定められていないのか、七五ミリ弾の火線は、二機を大きくそれて飛来する。

 

 しかし、徐々に落ち着きを取り戻し始めたか、やがてその火線が、先頭を進むケンプ中尉のザニーを捉えた。

 だが、飛来した七五ミリ弾はサブ・アームによって前面に展開したシールドに火花を散らせるだけで、本体のザニーには届かない。

 

 こうしてザクIIF型の攻撃を防いでいる間にも、双方の距離は縮まり。

 

 やがて、十分すぎる程距離を縮めた所で、ケンプ中尉が合図を出す。

 

「今だ! アムロ少尉!」

 

「うぉぉぉっ!」

 

「な!?」

 

 ケンプ中尉のザニーの影から飛び出したアムロ少尉のガンキャノン Block 2は、即座に狙いを定め、左肩の低反動キャノン砲を放った。

 突如姿を現したアムロ少尉のガンキャノン Block 2に反応しきれなかったザクIIF型は回避行動を取れず、放たれた砲弾の直撃を喰らい、程なく、爆発と共に四散し、その残骸を月の海に漂わせた。

 

「はぁ、はぁ……」

 

「よくやった、アムロ少尉! 初陣で初撃破だな、おめでとう!」

 

「あ、ありがとう、ございます」

 

 初めて敵機を撃破し、様々な感情が沸き起こるアムロ少尉。

 しかし、これで終わりではないと気持ちを引き締め直すと、操縦桿を握り直す。

 

「バッテリー残量はまだ大丈夫だな?」

 

「はい、問題ありません!」

 

「よし、ならもう一狩りいくぞ!」

 

 と、返事をしようとしたその時であった。

 

(何だ!? この薄気味悪い感覚は……)

 

 アムロ少尉は不意に、今まで感じた事のない感覚を感じ、直ぐにその発生源の方角へと視線を向ける。

 その方角の先には、第三艦隊が展開している宙域があった。

 

「どうした? アムロ少尉?」

 

「あ、いえ、何でもりません!」

 

 しかし、この感覚の正体も気になる所ではあったが、今は目の前の戦闘に集中すべきと、アムロ少尉は気持ちを切り替えると、ケンプ中尉と共に再び戦場を駆け始める。

 

 この日の戦闘において、アムロ少尉は共同二、単独一のMS撃破の戦果を残す事となる。

 因みに、バニング中尉率いる第四小隊はと言えば、A.O.C.U.で今回戦闘に参加した小隊単位で最高の戦果を残し。

 また個人単位でも、バニング中尉が国軍及びZ.A.F.TのMSを六機も撃破し、小隊内でもトップの戦果を残した。

 なお、モンシア少尉がその後涙を流したのは、言うまでもない。

 

 

 

 そして、勿論、この戦いにおいて活躍したのはA.O.C.U.のMS部隊だけではない。

 MSこそないものの、大西洋連邦とA.E.C.の部隊も、活躍しており。

 特に、大西洋連邦がこの戦いに投入した虎の子とも言うべき部隊、メビウス・ゼロで構成された部隊も、その性能に違わぬ活躍をしてみせた。

 

「ったく、好き勝手暴れてくれちゃってさ!」

 

「ほぉ。どうやら先ほど感じた感覚の者とは別の者のようだな。……しかし、面白い」

 

「随分余裕ぶってくれるじゃないの!」

 

「くくく、どうやら少しは楽しめそうだな」

 

 その中でも、この戦いにおいてZ.A.F.Tのジンを五機撃破するという戦果を挙げ、"エンデュミオンの鷹"の異名でその名を広く知られるようになるムウ・ラ・フラガ中尉は。

 この戦いにおいて、Z.A.F.Tの最新鋭MSであるジンハイマニューバと呼ばれる、国軍の高機動型ザクIIを参考に近代化改修を施したMSと交戦する事になるのだが。

 その際に交戦した白いジンハイマニューバのパイロットはラウ・ル・クルーゼであり、この出会いが、後々まで続く因縁の始まりとなるのだが。

 この時の二人には、まだ知る由もなかった。

 

 

 

 この様に、この日の戦いは地球連合側の優位で終わり。

 その後も、プトレマイオス基地等からの継続的な支援体制も相まって、Z.E.O.N.側は六月二日の撤退まで優位に立てぬままに状況が推移し。

 先の通り、Z.E.O.N.側は六月二日にグリマルディ戦線を放棄し、月から撤退するのであった。

 

 これにより、地球連合側は開戦以来初めてとなる勝利を手にしたのである。

 

 しかしながら、グリマルディ戦線終終息までの約一か月の間には。

 Z.E.O.N.の本格的な水陸両用MSが初めて実戦投入された、モロッコのカサブランカ周辺海域で行われたカサブランカ沖海戦に大西洋連邦とA.E.C.の合同艦隊が敗北し、大西洋と地中海の玄関口であるイベリア半島の最南端にジブラルタル基地の建設を許した他。

 更にはそれに前後して、アフリカと中東の玄関口と言うべきスエズがZ.E.O.N.の手に落ち、中東地域における親Z.E.O.N.勢力との支援がより円滑になるなど。

 地球連合側にとっては、悪い知らせばかりが続いていた。

 

 その様な事情も相まって、グリマルディ戦線終終息後。

 これまでの負けを帳消しにすべく、各国はグリマルディ戦線における自国のエース達を大々的に喧伝し、開戦以来低下していた将兵達の士気回復を図り、国民の厭戦気分の払拭に努めるのであった。




この世界のアムロは、原作の様な成り行きの任官ではなく、ちゃんと軍学校を卒業しての任官となっております。
因みに、父親はアナハイム社で酸素欠乏症を患う事無く職務に励んでおります。


ご愛読いただき、本当にありがとうございます。
そして、次回もご愛読のほどよろしくお願いいたします。
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