不死斬りの刃   作:YSHS

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 どうでもいい余談:真菰の相撲好き設定は、彼女の肩書である『甲頭筆頭』が『前頭筆頭』と似ていたのと、あと最近タニマチを知ったことからほもいつきました。

 巨人! 大鵬! 卵焼き! ×2って感じで。


忍義手・改

 ――「なわ」は、「棒」とならんで、もっとも古い人間の道具の一つだった。「棒」は、悪い空間を遠ざけるために、「なわ」は、善い空間を引きよせるために、人類が発明した、最初の友達だった。「なわ」と「棒」は、人間のいるところならば、どこにでもいた。

 

 安倍公房『なわ』

 

【1】

 炭治郎らは療養によってすっかりと回復した。現在彼らは、療養で鈍った身体の機能を回復させるための訓練を行っている。

 

 機能回復訓練は、寝たきり生活で固まった身体をほぐすところから始まり、次に反射神経の回復、三つ目ではいわゆる鬼ごっこで機動力を回復させる、以上の三つから成る。

 

 当初、神崎アオイを筆頭に、寺内きよ、中原すみ、高田なほの四人の少女によって行われていたが、反射訓練と機動訓練とも、流石に炭治郎や善逸、伊之助の相手としては不足であったため、栗花落カナヲという、炭治郎らと同期である少女が引き継ぐこととなった。このカナヲという少女が一番の壁で、炭治郎らと同期の少女であるにも拘わらず、彼女はいとも容易く彼らをあしらってみせたのである。

 

 聞くところに拠れば、カナヲは蟲柱・胡蝶しのぶの継子という、次期柱として擁されている身であるらしい。やはりと言うべきか、次期柱の訓練を受けているだけあってか、頭一つ抜きん出ている。

 

 そのカナヲに追いつくために炭治郎は、訓練のさなかで胡蝶しのぶから教えられた『全集中・常中』を習得しようと躍起になっていた。

 

 屋敷の広い庭を駆け回ったり、立位で全集中の呼吸を長時間続けるといった訓練をする炭治郎だが、なかなかに手こずっているようである。

 

 その様子を見つつ、狼は時折、

 

「呼吸が乱れているぞ。空気を、肺を動かす筋肉に流せ。使わぬ筋肉は眠らせておけ」

 

 と助言をしつつ、つい最近穴山から届けられた新たな忍義手の調子を矯めつ眇めつ見ていた。

 

 造りそのものは、前の義手と変わらない。が、まず使われている素材の質が違う。触り、叩いてみれば分かる通り、強度が以前の物から大幅に向上している。素材の硬度以外にも、部品同士の接合をより簡略化し、接合部を減らすことで脆弱さの縮小させる試みもなされている。

 

 強度の他でも、耐腐食性もあるらしい。穴山が言うには、リン酸塩という物質を金属に付着させて被膜を作るという、西洋の最新の技術が使われているらしい。

 

 尺骨を模した部位に仕込んでいた絡繰り筒も同じだ。こちらは絡繰り筒の機関部を取り外して一部の部品を取り換え、その他は手入れを施してから新たな尺骨部に組み込むことで、中の機構を台無しにするといったことがない、見事な換骨奪胎が為されていた。

 

 何よりも目に付くのが、鉤縄。五色の紐をより合わせた縄と、その先端に付けられた金剛杵(独鈷杵(とっこしょ)*1を模した鉄鉤による鉤縄である。

 

 一見、色鮮やかで忍びには向かぬものであるが、しかしこの縄の表面を覆う半透明の被膜が、暗い場所では光を阻むため、意外に目立たず高い隠密性を持つのである。

 

「三百年か……」

 

 珍しく狼が感慨深く呟いた。

 

 実に長い年月。その流れの中で、技術は日進月歩に研鑽されてゆき、当時の稀代のカラクリ技師の作品をここまで強化するとは。

 

「その鉤縄……羂索(けんじゃく)みたいね」

 

 ふと頭上隣から声を掛けられた。振り向きつつ見上げると、患者服を着て至る所に包帯を巻いた女が、横から忍義手をしげしげと覗いていた。年の頃は二十前後程度の、凛としたすまし顔をして、お面でも被っているかのように動かさない、表情に乏しい女である。

 

「お主は?」

 

「名乗る程の者じゃないわ。ただの土の位(戌己)の一般隊士。あたしが一方的に知っているだけ。あんた、柱に手向かって斬り結んだそうじゃない。しかも風柱様に膝を突かせたとか。すこぶる有名よ。隠たちは噂話が好きだから」

 

「……羂索を知っておるのか」

 

「ん、ああ、そうそう。その義手の鉤縄、羂索みたいね。不動明王が、悪い奴をふん縛って懲らしめたり、懊悩し苦悶する人々を救い上げるために使ったりするあれ。左に付いているのもあるし、右手に刀持てば、まさにお不動さんね。あたしは、あんたをよく知らないけど、あんたがやると様になる。ふふ……」

 

 と、声では愉快そうに笑うが、相変わらず表情の変化は乏しい。

 

「誰に作ってもらったの」

 

「穴山という商人の男に紹介されたカラクリ技師だ。田中久重とやらの弟子を自称していると聞いた」

 

「田中久重って……からくり儀右衛門? 田中……もとい芝浦製作所*2の。へえ、凄いわねぇ、……絶対虚言だろうけど。でも腕は確かだと思うわよ。で……、それで……、義手を付けて動かすって、どんな感覚?」

 

「奇妙な、感覚だ。新たに腕が生えた心地がする」

 

 この感覚が芽生えたのは、忍義手が狼に馴染みだした頃であった。物を掴むと、無いはずの触感が手のひらに伝わり、持ち上げれば、さも生身の左腕が感じているかのように重さを受ける。

 

「へえ……、そうなんだぁ……。それは、あれだね、傷痍軍人が、失ったはずの手足が何故か痛み出すのと似ているわね」

 

 段々と、彼女の言葉がぎこちなくなってきている。これ以上会話が続きようがないのに、無理に会話を続けているものと見える。

 

 だから狼は、

 

「――何があった」

 

 と問うことで水を向けた。

 

「……何かって?」

 

 出し抜けに狼から問われ、女は少し言葉を詰まらせてから切り返した。

 

「浮かぬ顔をしておる。俺に話し掛けたのは、何かあるからであろう」

 

「あー……、分かるのね。いえ、端から相談しようとか思ったんじゃなくて……、まあ、話し掛けたのも、期待半分ということもあったけれど……」

 

 気まずそうに女は、目線をあちらこちらへ移しながら、要領を得ずに言った。

 

「聞くだけ、聞こう」

 

 狼が促すと、逡巡するように女は黙って狼を見つめる。

 

 しばしそうしたのち、やがておもむろに狼の隣に座り込んで、それからためらいがちに口を開き、

 

「……実は、求婚されちゃって」

 

「善逸か」

 

 求婚という言葉を聞き、パッと狼の頭に浮かんだのが善逸だったもので、彼女の言葉を聞くや思わず狼は彼の名前が出た。

 

「善逸? いや誰それ。そうじゃなくて、任務で一緒になる男なんだけど、この間の任務で二人して死にかけたからさ……」

 

 後は言わずもがな。先方の男は、かねてからこの女に懸想をしており、死の淵に立ったことで彼女への想いが一気に膨れ上がったといったところであろう。

 

「断ったのか」

 

「それも出来なかった。受けもしなかったけど」

 

「厭うておるのか」

 

 重ねる狼に、女は小首を振って、

 

「違う」

 

 と言った。

 

「鬼狩りだからか」

 

「うん……」

 

 抱えた膝に顔をうずめ、蚊が鳴くような声で女は返した。

 

 幾ばくかの沈黙ののち、再び口を開いて女は、

 

「あたしも、あいつも、いつ死ぬかも分からない身なんだ……。きっと、どちらかが先に死んで、残されたほうが寂しい思いをする。そんな不安のある結婚なんてまっぴらよ」

 

「鬼狩りでなければ、受けていたのか」

 

 と訊く狼に、

 

「きっとね」

 

 はぐらかす調子で彼女は呟いた。

 

「お互い、天涯孤独なんだから、嫌いじゃなければ受けるでしょうね。鬼狩りを辞めるって手もあるだろうけど、出来るわけがない。……ここにはまだ、仲間が居る」

 

 差し詰め、彼女のその様は、燃え尽きた木材と言ったところであろう。燃え尽きたはずなのに、さればとて、生き様を変えるのをためらっている。

 

「己の生き様を、貫く。命に、代えても……」

 

「……」

 

 狼からの言葉に、彼女は特に返答をしなかった。ただ噛みしめるように、彼女は目を閉じた。しきりに小さく頷き、やがておもむろに開く。

 

「……決めたわ」

 

 唐突に宣言した。

 

「あたしが鬼狩りである限り、あたしは誰とも添い遂げない。そんなものにうつつを抜かせば半端を生み、半端な志は迷いに綻ぶ。そして迷えば……敗れる。あたしみたいなのは特にね……」

 

 彼女は跳ねる調子で立ち上がる。

 

「早速、断ってこなきゃ。ありがとね、あんたのお陰よ」

 

 と、口元だけの笑みで告げられ、狼は返答に困る。助言らしい助言をした覚えはなかった当人としては、どういたしましての一言も憚られる。

 

「お互い、生きていたらまた会いましょう」

 

 かと言って、水を差すのは野暮だろうと思って何も返さず、去りゆくその背を見送るばかりであった。

 

 結局、あの女の名はおろか、階級も、使う呼吸術も分からなかった。そしてこれからも、知ることはないだろう。

 

 それから蝶屋敷の中で彼女を見かけることはなかった。

 

 彼女と会って再び話をすることもないまま、いよいよ炭治郎が全集中・常中を会得し、追随するように善逸と伊之助がそれを会得し、晴れて彼らは現場に復帰するに至った。

 

 これと時を同じくして、先の戦いで刀を損失した炭治郎と伊之助に新たな刀が届いた。

 

 で、それらを持ってきた刀鍛冶の男二人なのだが。

 

「だァかァらァ! 受け取れッつッてんでしょうがアァ!」

 

 ひょっとこ面を被った二人の片割れ、鋼鐵塚(はがねづか)(ほたる)が、利き手に握った業物の包丁――切れ過ぎて却って使い物にならない――を狼に突きつけながら、もう片手に持った真新しい刀を脅迫気味に押し付けんとしていた。

 

「無用と申したはずだ」

 

「テメエの要る要らねえなんざ関係ねえんだよ! 黙って受け取れやこの猿ゥ!」

 

「狼だ」

 

「知ってらァ! んなことォ!」

 

 といった問答を、先ほどから、炭治郎が刀を破損したことへの怨嗟をひとしきり出し終えて間もなく、しているのである。実に面妖な光景だ。そのためか、炭治郎と、鋼鐵塚の連れの鉄穴森(かなもり)鋼蔵(こうぞう)という男は、戸惑っている。ややもすると、失笑をしそうになってすらいた。

 

 新品の刀二振りを、早速石を使って刃を欠けさせ鋸状にしている伊之助の他方で善逸のほうは、炭治郎らに輪を掛けて噴出を堪えているようであった。

 

 低く唸るような声の狼(CV浪川大輔)と、高く擦れたような声の鋼鐵塚蛍(CV浪川大輔)。この、似た声質を鋭敏な耳で聞き取った善逸は、物凄く似ている声同士が、真逆の気で問答をしているのが、同じ人物が一人芝居をしているみたいで、

 

(もう可笑しくて可笑しくて!……)

 

 とうとう善逸は噴き出してしまった。

 

 唐突に気持ちの悪い笑いを噴き出させた善逸に、ギロリと蛍が睨み付け、将に食って掛からんとしたところで、鉄穴森が狼と蛍の間に割って入り、

 

「すみません、狼さん。こんなことを言うのも何ですが、受け取るだけ受け取ってはいただけませんか。そうすれば当面は大人しくなりますので……」

 

 さりげなく善逸を庇う鉄穴森であった。

 

 言われた狼は、相手の意図の把握はともかく、

 

「むう……」

 

 その提案にはいささか困ったように唸った。

 

 基本的に武具はあるに越したことは無いにしても、流石に楔丸と不死斬りに加えて打刀をもう一振りは、余分な荷物に他ならない。

 

 もし、この刀を受け取ろうものなら、置いて行くとか、行った先で消耗品としてさっさと使うという手を打つわけにはいかない。

 

 かと言って、このまま押し問答を続けていても際限がないため、結局狼が折れてその刀を受け取るに至った。

 

 日輪刀は、通称『色変わりの刀』と言われており、一定の技量を持つ者が手にすれば、その者の特性を示す色に変わるのだという。もし、この刀に狼の色を付けてしまえば、最早完全に狼の物となり、蛍の追求はいや増しに酷くなるだろうとのことで、狼は当初、受け取るだけで後は押し入れの肥やしにでもしようかと考えていた。

 

 が、案の定鋼鐵塚蛍は、狼一行が出立する日まで蝶屋敷に居座り、狼の周りをうろついては、文字通り四六時中、日輪刀を抜けと催促……もとい強要をする始末であった。

 

 出立することと相成った日、とうとう狼は根負けして、刀を抜くことにした。

 

 ともすると石頭と形容される意思の強さを持つ狼が、何故ゆえその最後の日で折れたのか。

 

 それは、

 

「俺はなぁ、あん時見せられたあの刀身が忘れられねえんだよ! 口惜しくて忘れられねえんだよ! 造られたなぁ絶対室町辺りだろうに、拵えだってもう何人斬ったかも分らないくらいに血を吸ってるってのに、だのについさっき造られたばかりなのかってくらい、赤ん坊みたいに綺麗なあの刀身に、俺はこの上なく嫉妬しちまったんだよ! 口惜しくて仕方ねえよ! あんな代物が、この世にあるなんてよ! そんな物に張り合って、何が悪いってんだよ!」

 

 と、被っているひょっとこ面の上からでも分かるほどに、滂沱として流れる涙と共に出でた語りに、狼の思う所があったからであろうか。

 

 蝶屋敷の門の前。蛍に、受け取った日輪刀を突きつけるように見せ、やおら狼は抜刀した。

 

 まだ試し斬りすらしておらぬその刀身は、鏡――否、硝子とさえ言えるほどに淀みなく周囲の景色を映し出してみせた。狼は違和感なくこれを握りしめ、天に向かう切っ先まで目を滑らせた。さも、長年使い古した愛刀かというくらい、手に馴染む。

 

 やがて、柄を握る手から何かを吸い取られる感覚がした。すると、その刀身は鍔元からみるみると色に染められていった。

 

「ほほう、見事な瑠璃色ですな。本物の瑠璃と見紛いそうだ」

 

 と、鉄穴森が感嘆を述べた。

 

 その色は空よりも青かった。幻想的で鮮やかながら、この大空の上に広がる恐ろしい闇さえも透かし、されど夜明け前の優しい光明をもいだく、濃い青であった。

 

「これで、満足か」

 

 日輪刀を鞘に納めて狼は、蛍に向き直った。

 

 蛍は今にも慨嘆しそうなくらい、ブルブルと震えてから、

 

「満足……するわけねえだろうがアァ!」

 

 といきなりキレ出した。

 

「いいか! 俺は! そのすんげえ刀よりもすんげえ刀を打つんだよ! お前がその刀より俺の刀を持ちたいって思うまでな! そんなら、その程度で満足なんてするはずねえだろ! ナメんじゃねえ! 見てろよ、今にもっとすんげえ刀拵えてやる、そん時はそれに持ち替えろ。だがな! その刀折ったら承知しねえからな! 覚えてろよなあ!」

 

 このように勝手に捲し立てて、勝手に去っていった。

 

 炭治郎ら残された者たちは、皆一様にポカンとその後姿を眺めていた。

 

 どうやら当分は――ひょっとすると、たとえこの世から鬼が消えようと、あの偏屈な刀鍛冶に付きまとわれる定めにあるらしい。

 

「……」

 

 さしもの狼も、僅かに嘆息する。

 

 

 

『瑠璃色の日輪刀

 

 ある偏屈な刀鍛冶が隻腕の忍に贈った、鬼狩りの刀

 

 眩い瑠璃色の刀身は狼の水の呼吸への適正、

 そして鍛治師の拘りと腕前を感じることが出来る

 

 しかし狼がこの刀を振るうことは無いだろう

 

 艶やかな刃は剣士の手にあってこそ映えるもの

 雅な飾りも、精緻な意匠も、忍には不要なものだ』

 

 

 

「随分と、騒がしい朝ですねぇ……」

 

 と、鈴を鳴らしたような透き通った声で入ってきたのは、蝶の髪飾りで髪の毛を後ろにまとめた、鬼殺隊らしい詰襟の上から、蝶の羽の模様をあしらった羽織を羽織った美しい女であった。

 

「しのぶさぁーん! 見送りに来てくれたんですかぁー!」

 

 鼻下を伸ばした善逸が気の緩み切った声で呼んだように、彼女こそがこの蝶屋敷の主で、炭治郎らの治療と鍛錬を主導した、鬼殺隊最高位の一人、蟲柱こと胡蝶しのぶ。

 

 兼、水柱・冨岡義勇の世話係。

 

「そんなところですね。それと、彼のその日輪刀を、預かりに」

 

 と、彼女は狼の日輪刀を指した。

 

「彼としても、流石に三本も刀を持っていたら負担でしょうし、宜しければ私が預かっておきましょうか。鋼鐵塚さんにはナイショで……」

 

 しのぶは日輪刀に向けていた人差し指を、そのまま口元に持ってきて小首を傾げた。

 

「頼もう」

 

 狼は手のひらに乗せた日輪刀を差し出した。

 

 鷹揚な足取りで狼に近寄るとしのぶは、刀を乗せた狼の手に自らの手を重ねるように乗せ、そうしてズイッと背伸びをして狼の顔に迫った。

 

 ほとんど目と鼻の先まで互いの顔が迫っている。それは、後ろから見れば、接吻しているようにすら見えることであろう。

 

「アーッ!」

 

 真っ先に汚い金切り声を上げたのは言うに及ばず善逸。

 

「え……、あ……」

 

 炭治郎は顔を赤らめて吃驚した。

 

「おん?」

 

 伊之助はあまり興味がなく、炭治郎と善逸の反応に、腕を組んで首を傾げている。

 

 そんな彼らの声にも委細構うことなく、しのぶは穏やかな顔を絶やすことなく、

 

「お互いに生きていたら、またお会いしましょうね。……尤も、あなたが死ぬなんてあり得ないのでしょうけれど」

 

 低く囁く声で、

 

「ね……薄井さん」

 

 結んでしのぶは、莞爾として微笑した。

 

 キラキラと光を捉える大きな瞳が、細められ。引き延ばされた唇から、白い歯が垣間見える。

 

 狼は、いつにも増して渋い顔をした。

 

 それからどれ程だろうか。彼らが、その状態のまま、瞬きもせずに見つめ合っていたのは……。

*1
金剛杵とは仏教で用いられる法具で、独鈷杵はその金剛杵の一つ

*2
のちの東芝の重電部門




 モブ姉貴は、オバミツの結末よっては再登場もあるかも。

 あと(日輪刀の使い所さんは)ないです。

【追記】
 kaijo様が考えてくださった『瑠璃色の日輪刀』のテキストを、本人のご好意で使わせていただきました。ぜひご覧ください。
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