不死斬りの刃   作:YSHS

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【前回のあらすじ】
 暴走した列車と作者は何するか分からない。


どうあがいても絶望

 産屋敷亭の庭。

 

 うっすらと雲のかかる青い空から、ミミズク右近左衛門が、狼の腕に舞い降りた。足には手紙が括り付けられている。

 

 手紙の内容は、次の通り。

 

『大正四年 ■月■日

 薄井様へ 如月工務店

 

 謹啓

 

 平素は格別の御引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。

 

 さて、此度は弊社と特別契約の御締結賜わり、ここに厚く御礼申し上げます。薄井様方が今御取り組みになっている事柄に縁を持てる事と相成るを、大変喜ばしく思います。我々一同、出来得る限りの支援をさせて頂きます。

 

 また、今度薄井様より提供頂きました、彼の不届き者共の肉から作りました資材を使い、薄井様の御期待を超える物が出来上がった事を確信しております。御利用になられる彼の憐れなる御二方、珠世様並びに愈史郎様も、大変喜ばれておりました。

 

 今後、御依頼されるに当たって、同様の素材を提供されましたならば、今度の依頼に劣らぬ物を御造りすることを、御約束致します。

 

 彼の忌々しき、鬼を騙る不届き者共にふさわしい末路が齎されるを、心より祈念申し上げます。

 

 謹白

 

 追伸 苗字のみを書くのは忍びないと思いまして、若し宜しければ、御尊名をも教えて戴ければと存じます』

 

 これは、珠世たちの新たな拠点を作る上で、『浅草の御方』に紹介された集団からのものである。なかなかに有効な物を作ってはくれるのだそうだが、彼らとやり取りをする際には必ず『あの御方』を間に挟んでするようにと、くれぐれも言われている。さもなくば、無事は保証出来ないとのこと。

 

 また、狼が『浅草の御方』から頂いた(いみな)*1は、教えない。そもそも、他人にむやみに名乗るなとくれぐれも言われている。

 

 言葉には言霊が宿るように、而して、名前にも霊力は宿る。すなわち、名前を知られることは自身の魂を掴まれるも同然であり、このことからかつて人々は自らの諱を他人に教える、もしくは知られることさえ厭ったのである。女が男に名乗るのは求婚と同義になるほどである。

 

 狼の時代でも、武士などは生まれた際に付けられる幼名というものが諱で、元服後に付けられる仮名(けみょう)――弦一郎、雅孝、一心など――が呼び名として使われたものである。

 

 大正現代においては、とうに風習も廃れたのか、華族ですら自らの名前を平然と紹介する。そうして人々の心中からその意識が消えることで、風習の効力が薄まっていくものである。ついては自己紹介は、現代では不吉とはされないのであろう。

 

 とは言え、他人に、特に異性に下の名前で呼ばれることへの抵抗という形で、名残りはあるようであるが。

 

 しかしながら、『浅草の御方』が狼に付けた諱には、付けた御方が御方だけに途方もない霊力が宿っているかも分からぬため、ただの人にすら名乗ってはならないのである。人ならざる者には、尚更。

 

 尤も、

 

「命さえやってもよいほどの者でもおれば、別じゃがのう」

 

 と袖で口元を隠して笑いながら『浅草の御方』は揶揄う調子で仰せられていた。

 

 手紙を折り畳み懐の奥深くに仕舞う。何はともあれ、この手紙は人目に触れてはならぬであろう。何か呪いでも仕込まれていないことを確認してから、焼くなりして処分をする。その後は、珠世らの様子も見に行くとする。

 

 手紙を仕舞うと、狼の肩に止まって覗いていた右近座衛門が飛び上がった。しばらく屋敷の上を飛んだのち、庭の木に降り立った。

 

「人には、見せられぬ物のようじゃな」

 

 一心が歩いてきて、そう声を掛けた。

 

「はい。恐れながら。一心様と言えども……」

 

「よい、よい。お主にも、知られるべきでないことが一つや二つあるじゃろう。それに、知らぬが仏とも言う。この世には、知るべきでないことが、あるものじゃ」

 

 しみじみと一心は語った。

 

「ああ、そうじゃ。隻狼、お主に渡しておく物がある」

 

 そう言って一心が取り出したのは、一丁の短銃であった。三つの砲身が三角型に寄り纏まっており、その尻の部分に蓋付き装填口のある元込め式の鉄砲。

 

 見せるように取り出したそれを、するりと回して銃把から銃身に持ち直して、一心は差し出した。

 

 受け取った狼は、矯めつ眇めつ見たり、装填口を開いて覗き込んだり、引き金に指を掛けて確かめる。

 

「『阿修羅』と儂は呼んでおる」

 

 おもむろに一心が口を切る。

 

「撃ち出された弾丸は、空を進むに際し平たく形を変え、当たった者を大きく吹き飛ばす。初めは、鬼の皮を突き破るための物を考えていたが、突き抜くより押し退けるがよいと、今の形となった。中折れ式のほうが、弾を込めるのに良かったのじゃが……如何せん弾が強すぎるあまり、蝶番の所がすぐひしゃげてしまってのう、畢竟このような形になったのじゃ。重撃の手を持たぬお主には、きっと役立つじゃろう」

 

 一心が語る横で、狼は義手のほうでこれを持ち、構えた。戦場でこれを撃つ姿を思い描く。初めて鉄砲を撃った時の記憶と、今の一心の言葉から考えるに、狼ではこの銃をまともに撃つのは難しいと想像された。

 

「或いは……その左腕の義手であれば、反動を受け流せる仕掛けを、組み込めるやもしれぬな」

 

 後で穴山に頼もう、と懐に仕舞う。造りについては、一部の部品を、形を変えた物に組み替えれば如何様にも変えられるであろう。それと革帯にも銃嚢を加えてもおいたほうが良いか。

 

 そうして思案している折であった。

 

「失礼いたします」

 

 と屋敷の中から声を掛けてきたのは、白い髪の毛の、着物を着た童女であった。二人居て、声を掛けてきたのはその片方である。たしか柱合会議でも、居た。

 

「只今、当主の耀哉がこちらに参ります」

 

 そう言って二人は、揃って頭を下げた。そのすぐ後で、産屋敷耀哉が、その妻君の産屋敷あまねに付き添われてやって来た。その横には、黒髪の童女も居る。

 

 狼はそれに跪こうとして、

 

「跪拝は無用ですよ、狼殿」

 

 屈んだところで、耀哉に止められて、その場で狼は固まった。目が見えていないにも関わらず、何故分かったのか。

 

「狼殿のその礼儀正しさは、当方としても尊重したくありますが、如何せん貴方方お二人に頭を下げさせては、産屋敷家としては忍びないため、恐縮だが、許していただきたい」

 

 言われて狼が、逡巡していると、

 

「隻狼よ、無用な礼儀は、却って僭越じゃぞ」

 

 と一心に諫められたことで、ようやく狼は、ゆっくりと元の立ち姿に戻る。

 

「お初お目にかかります、黒き刃の剣士殿。私は鬼殺隊九十七代目当主・産屋敷耀哉と申します」

 

「儂が、葦名一心。お主が、今代の産屋敷じゃな。会うのは初めてじゃ」

 

 腕を組んでうんうん頷きながら、一心は特段気を遣う様子もなく、親しげに話していた。

 

「ひなき、にちか、ここからは聞かせられない。恐縮だが、少し外してくれるかな」

 

 耀哉が二人の童女に向けて言うと、二人は何も言わず、そっと頭を下げてその場を後にした。後に残されたのは、耀哉と、妻君のあまね、そして黒い髪の少女――否、少年、産屋敷輝利哉の三人である。

 

「お主の娘らか」

 

「ええ。先ほど声を掛けたほうがひなき、もう片方がにちかと言います。それともう二人、くいな、かなたという娘が。そしてこの黒髪のほうが、輝利哉です」

 

 呼ばれた少年は、無言で耀哉に促され、一歩前に出た。

 

「ふむ……、この()の子が、次期当首というわけか」

 

 輝利哉が口を利く前に、一心にそう言われて、輝利哉は瞠目した。男であると分かっているとは思っていなかったらしい。一方で産屋敷夫妻は、さして驚いた素振りはなかった。

 

 確かに、女子の格好をした輝利哉は、男とは思えない相好ではあった。が、先ほどの二人の少女を下がらせて、彼は耀哉の横に残らせたことから、推し量るのは容易い。

 

「産屋敷が総領、輝利哉と申します」

 

 気を取り直し礼をした。

 

「輝利哉、君も、ここでの話は聞いておくべきだ」

 

 父親からの言葉に、輝利哉は黙って頷いた。

 

「鬼殺隊が貴方を認知しだしたのは、およそ二百年以上前からです」

 

 二百年以上前からと聞き、またも輝利哉は驚愕に目を開いた。え……、と声さえ漏らしていた。

 

「貴方は強力な鬼を斃し、隊士の命さえ救っていたと、聞き及んでおります。曾祖父、祖父、そして父から私へ……、連綿とその話は語り継がれております。何より、百年と少し前、当時の風柱・謝花妓夫太郎と共に、当時の上弦の陸を討ち取ったことは、鬼殺隊全体の語り草です。尤も、隊士の間では、黒き刃の剣士については、眉唾物として扱っている模様ではありますが……、私は、実在すると確信しておりました」

 

「カカカ! 随分と、懐かしい名前が出てきおったのう」

 

「そして私の代では、炎柱・煉獄杏寿郎を助けていただいた。誠に、感謝の言葉も出ません」

 

 と言って耀哉は妻君共々、恭しく頭を下げた。これに倣って輝利哉も頭を下げる。

 

「なに、気にするでない。あの、若き煉獄を死なせるのは、惜しいからな。それに、鬼狩りをしている者は、儂だけではないしのう」

 

「と言いますと?」

 

「背に鉄砲を二丁負い、右手に青白い炎を纏った刀、左手に土人形を持ち、(あお)い上衣の、十半ばほどの男じゃ。耳には、何やら奇妙なやかましい調べの流れる耳当てを付けておったな。あと、そうじゃな、手榴弾を、鉄砲を負うための帯に括り付けておった。その刀で斬りつけ、土人形から放たれた炎で、鬼どもを瞬く間に焼き尽くしておった」

 

「そのような方までとは……」

 

「とは言えど、その男には、何やら別の目的があったようでな。鬼殺隊のことを知れば、鬼のことは後回しとして、いずこかへ行きおった。じゃが、手が空けばまた鬼を狩るとも言っておったな」

 

「そうなれば、心強いですね。他にも、同じような方が?」

 

「そう言えば、奇妙な異人の男も見かけたな。桃色の長い髪に、網のような物を着ておった。何やら怯えているようで、儂が近づくと、『俺のそばに近寄るな』と言って勝手に死んだと思いきや、一年後にまた現れおってな。あ奴も同じく不死であろうが、まあ、あの様子では、役に立たぬじゃろうて」

 

 と、微妙なのを紹介されて、何と反応すればいいのか分からぬのか、耀哉および、あまねと輝利哉の三人は、ガハハと笑う一心を他所に、何とも言えない微笑を浮かべながら二の句を継げなかった。

 

 さて、と一心は一言挟み、

 

「本題に入るとするか。今日、ここに来たのは他でもない、お主ら鬼殺隊と共に、腰を据えて鬼退治をしようと、告げに来た」

 

「それは……願ってもいなかったこと。有難い。ただ、一つお聞きしてもよろしいでしょうか」

 

「何じゃ」

 

「貴方にはこれまででも十分に、鬼殺隊を助けていただいております。それに、貴方にも貴方の活動があると見受けられますが……、なにゆえにこの場で斯様な宣言をなさるご決断をされたのでしょう」

 

 訊かれた一心は、郷愁を帯びた顔つきで空を仰ぐ。

 

「それは、三百年程前……、まだ儂が普通の人間だった時分じゃ。お主らが狩っている鬼どもは、田村主膳が治めていた頃から、葦名に入り込んでおった。まあ、儂や田村や鬼刑部、それに巴からすれば、夜通し打ち続けても壊れぬ、良き稽古台代わりであったがな。で、鬼の首魁、たしか鬼舞辻無惨――であったか、それで合っとるか?」

 

 と一心が狼に顔を向けて尋ねた。

 

「はい」

 

 即座に狼は答えた。

 

「儂が田村を討ち取り、およそ二十年程たった折、彼奴は現れた。鬼になれと言ってきよってな。大方、葦名の不死の力を、儂の権力を通して掌握しようと言ったところであろう。無論、儂は、答える代わりに不死斬りを見舞ってやったまでよ」

 

 一心が鬼舞辻無惨と相対したという情報に、一同は驚きを隠せないでいる。

 

(やはり、葦名にも、おったのか……。ならば、義父上やお蝶殿、仏師殿も……)

 

 狼は、育ての父・梟、忍びの師・まぼろしお蝶、それと自らに忍義手をくれた仏師こと猩々らを思い浮かべた。葦名においては、鬼と呼ばれるほどの存在はいくらでも居たため分からなかったが、思い返してみれば、鬼舞辻無惨の鬼と思しき話は、たまさかにに聞いていた。

 

「癪ではあるが、彼奴は、当時の儂の手に余った。だが、ここで儂が屈すれば、折角取り戻した葦名を、また余所者に喰い荒らされる。それを危ぶみ儂は決死の覚悟で、彼奴から一撃受けるのと引き換えに、一太刀喰らわせてやったのじゃ。確かな手応えはあったが……、それでも仕留め損ない、遁走を許してしまった。さては、奴から受けた鬼の毒は儂の身体を蝕み、年頃の内に弱り切り、そうして内府の侵攻を早めた次第なのじゃ……」

 

「何……」

 

 思わず狼も声を上げた。

 

 初めて狼が鬼と出くわしたのは、およそ二年程前。存在を知ったのも、その時。そのはずだった。ところが一心の話では、それ以前から葦名にも鬼は出没し、しかも鬼舞辻無惨も現れて一心と切り結び、それが原因で一心は衰弱し、結果、葦名の民、ひいては葦名の運命が狂わされた。

 

 その煽りを受けた最たる者が、葦名一心の孫・葦名弦一郎である。彼は優れた武者であり、しかしまだ若かった。もし、一心の命運がもう少しばかりでも伸びていれば、焦燥に駆られることなく物事を学び、葦名の運命も違ったものになっていたかもしれない。

 

「そういうことだったのですね。分かりました、教えてくださり、ありがとうございます。では、貴方の協力の旨を受けるに当たって、我が鬼殺隊の最高階級である柱たちとも、顔合わせをしましょう」

 

 と言って耀哉は、輝利哉に無言で促し、柱たちを呼びに行かせた。しばらくして、柱たちは現れた。まだ傷が癒え切っていない煉獄杏寿郎に、甲頭筆頭の真菰もちゃんと居る。

 

「おう! 若き煉獄よ、調子はどうじゃ」

 

「はい! まだ自由はききませんが、命に別状は無いとのことです!」

 

「そうか、そうか! それは、何よりじゃ。――む、そこの桃色の髪の毛の娘! あのじゃじゃ馬娘か!」

 

 一心から示された桃色の髪の毛の女子、恋柱・甘露寺蜜璃は驚きに目を丸くして、

 

「えっ! おじいちゃん! なんでここに!」

 

 驚きと嬉しさを綯交ぜにした表情を浮かべた。

 

 おじいちゃん、という呼び方に、柱たち一同は怪訝な顔をした。

 

 彼女が言うには、昔彼女の実家にとある企業が、彼女の家で生産している蜂蜜の取引に訪ねてきた時、そこについて来たのが一心で、しばらく遊んでもらっていたそうである。

 

「あんなに思いっきり遊べたのなんて初めてだったの!」

 

 と語る彼女を見て皆、怪訝な顔を更に深めたのであった。

 

 彼女は、生まれつき常人の何倍もの力を出せるという特異体質であり、その彼女が思いっきり遊べたと聞いて、ゾッとしない者は居ない。

 

 それに付き合えるこの一心という男も、大概であるが。

 

 ともあれ、これにより、柱たちは一心の力については疑問を抱くことはなかった。

 

 杏寿郎もかねてから柱たちに、

 

「力に関しては問題無い! 間近で見ていた俺が保証しよう!」

 

 一心について太鼓判を押していた。

 

 ただ、それでもまだ疑念は残っており、

 

「尚更怪しいな。煉獄ほどの手練れが危うくやられそうになる相手を、軽くあしらうような奴を軽率に人間と決めつけるのも早計だ。おまけに、その壮年の成りで、何年間活動しているかも怪しいと来た。以前、人間に擬態した鬼が、別の鬼を退治する振りをして油断させようとしてきた。鬼ではなかろうが、怪しい者は怪しい」

 

 蛇柱・伊黒小芭内が、ネチネチとその猜疑を呈する。

 

「小芭内の言うことは尤もだね。疑うのも無理はない。けれど、この方が鬼とは違うことは、私が請け合うよ。ただ、君の疑問には、仔細あって答えられないんだ。恐縮だが、私を信じてはくれないかい」

 

 小芭内は偏屈な男ではあるが、流石に耀哉相手にはそこまで強くは言わなかった。未だに警戒心が晴れ切らない眼をしているが、耀哉もそれを見咎めることはなく、一心に至っては感心している風であった。

 

 それから一心は、耀哉に向き直り、改まって、

 

「これまで儂は、彼奴等は、憎たらしい鬼どもとして斬っておった。が、一年前に、薬師のエマがここに来て、そして今度は、我が生涯最後の戦友にして最高の敵、隻狼と再び相見えた。その上、今まで知ることのなかった鬼の首魁の名前、鬼舞辻無惨の名を初めて聞いた。儂はこれを、来たる日が来たかのように、感じた。だからここに、宣言しよう」

 

 述懐する一心を、産屋敷ら、柱たち、そして狼らが神妙な面持ちで見据える。

 

 その視線のさなかで一心は、

 

「今より、鬼舞辻無惨、およびその配下の鬼どもは、この葦名一心の斬るべき敵とするッ!」

 

 威風堂々と、声を張って宣った。

 

 

 

『三連大型短銃

 

 大きな銃身が三つ並んだ、短銃

 忍義手に仕込めば、義手忍具となる。

 

 これに撃たれたものは、鬼でさえ、

 堪らず吹き飛ぶという

 

 この三つの銃身にはおのおの、

 阿修羅の三つの顔が、彫られている

 その荒ぶる様を見つめ続けるがよい、

 そして、内なる修羅に、吞まれるな』

 

『阿修羅

 

 三連大型短銃を仕込んだ義手忍具

 形代を消費して、使用する

 

 至近距離で相手に突き付けて撃ち、

 相手を大きく吹き飛ばす

 

 その不条理なまでの荒れ様は、

 己の内なる獰猛さとして見よ

 さもなくば、飽くなき暴力は

 罪無き者らにも、振るわれん』

*1
忌み名とも書く。本名と考えていい。




 【悲報】無惨様、方々のとんでもない所に喧嘩売ってた。

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