不死斬りの刃   作:YSHS

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因縁の火種:後編

 不吉なまでの静けさが立ち込める屋敷の廊下を、殺気立った狼が駆け抜ける。

 

 しかしながら、先ほどから定期的に鳴らされる鼓の音が来るたびに、屋敷の部屋の配置は無作為に変わる。どうもこれのせいで、なかなかに目標と遭遇出来ないでいた。そのために狼は、かれこれ長い間、屋敷の中を走り回っていた。

 

 随分長いこと走ったものだが、これといって狼は息を切らす素振りは見せない。

 

 何しろ彼の元居た葦名という国は、切り立った崖が多く立ち並ぶ山の中にあり、そこを彼は、手練れの侍や得体の知れない怪物との死闘を演じながら一日中駆け回っても、疲労困憊で倒れたりはしなかった。

 

 加えて、鬼殺隊の呼吸術。この技術は身体への負担が大きいが、逆にそれを四六時中行えば、更なる身体力の上昇に至る。

 

 『全集中の呼吸・常中』

 

 強靭な肺活量が必要な高等技術だが、忍びとして元より肺活量が備わっていた狼からすれば、とっくに習得していたに等しかった。

 

 と、斯様なことから、ここまで長く屋敷の中を疾走していても、息を乱さないのであった。

 

 ただ、狼にとっては不運、敵にとっては幸運にも、未だ鬼と鉢合わせすることはなかった。

 

 流石にここまで探し回っても見つからないとなると、狼も足を止めて考えざるを得ない。

 

 他に方法はないものかと、沈思しながら歩く狼の肌に、肌が燻るようなただならぬ気配を感じた。

 

 それはすぐ横の襖であった。

 

 襖の節々から、燦爛とした紅い光が漏れていた。

 

 やおらその襖に手を掛けて、開いた。

 

 その先には、巌の如き巨漢が、こちらに背を向けて部屋の中央で鎮座していた。深紅の着流しを纏い、巨大な金砕棒を肩に立て掛けていた。

 

「見てたぜ、テメエのことは。新しい術を身に着けて、前より強くなってるみてェだな」

 

 地響きかという声で、それは口を切った。

 

「惜しいモンだ……。あんな事が無けりゃァ、鬼に誘ってたとこなンだがなァ……」

 

 金砕棒を杖代わりに立ち上がり、着流しを払って上半身を晒し振り向いた。その姿に、狼は見覚えがあった。

 

 あの時の鬼だ。二年前、狼が仕留め損なった奴だ。左腕は、狼の不死斬りに切り落とされたまま、再生されていない。胴に刻み付けられた創も同様。

 

 墨のように黒い肌に入った鮮やかな紅い創と、それと同じくらい紅い唇。振り乱した緑掛かった髪の毛の立ち揺れる様は、揺らめく炎をおもいおこさせる。至る所に巻かれた皮下脂肪と、それでは隠し切れぬ凝縮された筋肉は形容し難く、人に例えるならば腹の出ていない力士と言ったところか。

 

 その威圧感の凄まじさは、常人なら前に立つだけで足が竦み、恐怖に締め付けられるほどであろう。

 

「どうだ、酷ェモンだろォ……、この右目……。テメエのせいで、抉らされたンだよ、――あの御方に」

 

 鬼の右目は、素手で抉ったためか、眼窪が広がっていて、そこに大きな義眼が嵌め込まれていた。しかし義眼が大きすぎる故か、先の部分が飛び出すみたいにはみ出て、ギョロギョロと動いていた。

 

 目を覆いたくなる無残な姿にも拘わらず、奴はクツクツと嗤った。

 

 鬼は持っていた金砕棒を肩に担ぎ、膝を屈折し身をかがませる風に構えを取った。

 

「テメエは、もう俺がこの手で殺らねェと気が済まねェ」

 

 と、鬼は、それまで抑えていたであろう殺気を、それこそ炎が出ているのではないかという幻を見せるほどのものを、一気に噴出した。

 

 これを受けて狼は即座に刀を構えた。

 

 そして始まる睨み合い。随分と長い睨み合いである。得てして、猛者同士の戦いでは、こういった睨み合いが、切り結ぶ時間よりも長くなるもの。言うなれば視線の立ち回り。

 

 さしずめその構図は、怪物の睨み合いを象った一対の像である。

 

 長い膠着ののち、先に切りかかったのは狼であった。最初にしていた霞の構えから、上段の構えに移行して、そこから放った一撃。

 

 葦名流『一文字』

 

 『斬る』その一念に心技体を注いだ一太刀は、単純無骨ながら、何事にも通じるほどに太く強い。

 

 が、鬼はその逞しさを容易く吹き飛ばせる。肩に構えていた金棒を横なぎに振るう。それ一つだけで怒る暴風の如き一撃により、『一文字』は狼の肉体諸共消し飛ばす。

 

 黒煙となって狼は消え失せた。その後には、黒の羽――烏のだろうか――ヒラリヒラリと宙をたゆたっていた。

 

 次の瞬間、その場所から鬼に向かって、火柱が連なった。

 

 これに鬼は面食らった。

 

 だがそうしている刹那の隙に、いつの間にか鬼の背後に居た狼は間髪入れず構えた。

 

 屈みつつ上体を後ろに引き、身体の横で刀の切っ先を相手に向けて構えると、そこからバネに弾かれる要領で、刀を突き出しつつ突貫する。身体ごと飛び出す豪快な突きは鬼の背を捉え、それにとどまらず、狼は相手の体を踏み台に宙へ飛び上がった。

 

 忍び技奥義『大忍び刺し』、或いは葦名無心流秘伝『大忍び落とし』という技と、ほぼ同じ技だ。しかしこれは、狼が鱗滝から教わった全集中水の呼吸、それと錆兎という幽霊の少年から教わった雲の呼吸の技術を練り込み、改良した技である。

 

 鋭きこと、水面に落つ雨雫の如く。疾くも静かなること、梟の如し。

 

 雲の呼吸『時化空・大忍び落とし』

 

 空中へ上がった狼は、そこから鬼のもとへ向かって落下していき、刀を鬼の肩に突き立てた。

 

 深々と突き刺さった刀は、鬼相手では致命傷にはなり得ないだろう。勿論狼の動きはここでは止まらない。

 

 空いているほうの片手で鬼の頭を掴むと、突き立てた刀で中を抉る。そうなれば鬼の体内は血で溢れ、刀に纏わりつく。狼はその血を術で刀に纏わせつつ、鬼から刀を引き抜いて飛び退いた。

 

「野郎、何しやがった……。その刀は……」

 

 鬼は刺された傷口を押さえて忌々しそうに狼を、それと彼の手に握られた血を纏った不気味な刀を見た。

 

 忍殺忍術『血刀の術』

 

 殺した者の血を呪いの刃とし、間合いを伸ばす。不死斬りの介錯を通して狼が見出した術である。これは、殺し過ぎた者に宿る怨嗟を利用して発動することも出来るのだ。

 

 再び構えて振るわれる狼の一太刀。剣先から放たれる、鮮やかな赤とくすんだ赤が綯交ぜになった血の刃は、今度は鬼の反撃を許さない。防御をしようにも、実体の無い刃は妨げられない。

 

 血刃は、鬼の肉体に創と一緒に、呪いの血痕を張り付けた。

 

 通常この術は、不死斬りの力を持たぬ。ところが厄介にもこの血痕からは、線虫のような血の糸が伸び、たった今付けられた傷口を引っ張り、再生を幾らか阻害していた。

 

 殺された怨霊たちが、憎き鬼どもを冥界へ引きずり込もうと執念を張り巡らしていた。

 

 治せなくはない傷だが、立て続けに狼から受ければ損傷も蓄積していき、状況は不利に傾いてゆく。

 

 そこで鬼は、多少の負傷は覚悟で狼に肉薄し、金棒を振るった。

 

 これを狼は弾いた。殺到する衝撃を器用に散らし、攻撃を潜り抜ける要領で、金棒を刀の腹を滑らせるように受け流す。残った衝撃は、一部は狼の体幹が引き受け、残りはそっくり鬼に返した。

 

 減衰していると言えど、自身の力を返されれば、鬼にも著しい負担が掛かる。隙も出来れば、狼はそこへ打ち込んでくる。

 

 以前にも狼と切り結んだことのあるこの鬼は、当然これも見抜いており、さして難なく防ぐ。それで二、三度ほど受けて、今度は不意に狼からの打ち込みを、同じように弾いて見せた。

 

 剣の型を崩された狼へ、対照的に体勢が安定している鬼は逆に打ち返した。

 

 これを狼は弾くか、はたまたよけるのか。どちらにせよ、彼に向っていた流れを変えることは出来たはずだと、鬼は考えている。

 

 狼がとった行動は回避であった。しかし妙な避け方をしていた。どうにも不自然な体勢から、奇妙な動きでの回避を行っているらしかった。この想定外の動きのお陰か、鬼が期待していたほど狼の体勢を崩すには至っていなかったようだった。

 

 数度程その動きを見て鬼が把握したところに拠れば、それは狼の左腕の忍義手にあるようだ。

 

 その義手はなかなかに重いらしく、狼はこの重みを利用することで、自身の重心を誘導したり、動きの軸としてあの緩急の付いた妙な動きを実現していたのである。

 

 忍び技『寄鷹斬り』

 

 無論、鬼相手に回避に徹することもなく、合間を縫って狼は斬撃を重ねた。

 

 それは流れる雲を思わせるゆったりとした剣筋であった。されど、正味では素早い剣筋でもあった。まさに、地上からは緩やかに見えても、空では人の想像より疾く流れる雲に同じ。

 

 そしてこれは、前述の『寄鷹斬り』と、水の呼吸の技術を合わせることで、また一つの完成を迎える。

 

 巴流『浮き舟渡り』――否――雲の呼吸『凌雲・浮き舟渡り』

 

 寄鷹斬りとの併用で繰り出されるこれは、三百年前に狼が、最期に果たし合った相手が使ってきた技である。

 

「ちょこまかと、しゃらくせェなァ……」

 

 歯にヒビが入るくらい強く、鬼は忌々しそうに歯を噛みしめ、狼の動きを追う。防御に回避、ちまちまと攻撃を仕掛けてくるもどかしい戦法を相手にするのは、この鬼には性に合わない。だから苛立つ。

 

 その苛立ち紛れに、金棒を逆手に持ち替えた鬼は、振り上げた金棒の頭で床を突いた。瞬間、この部屋一面の畳が一斉に巻き上がった。

 

 煽りを喰った狼も空中に放り上げられ、併せて天地の感覚が判らぬ間が出来、続け様に鬼から繰り出された殴打への反応が僅かに遅れた。

 

 咄嗟に刀で受けた。刀で受けた衝撃の一部を利用し、空中にも拘わらず自身の身体を後ろに飛ばすことで、その大部分を相殺するのみならず、鬼から離れることが出来た。しかしながら、逃がしきれなかった分の衝撃は、骨肉への多大なる負担となった。

 

 狼は襖を突き破って隣の部屋に放り出され、空中で立て直して着地し、刀を床に突き踏み張った。そこから更に、勢いのまま部屋を横断し、もう一度襖を突き破って今度は廊下に出、そこでようやく止まった。

 

 鬼に仕掛けられた更なる追撃を、狼は防いだ。巨体と膂力からの振るわれる金棒を受け、再び狼の身体が吹き飛ばされた。

 

 しかし今度は相手の動きをしかと見据え、腰を据えて弾いて受け流すことで、肉体への負担は大幅に減らせた。

 

 背後の襖をまた破り、廊下から、向かいの部屋へ入り、その半ば辺りで止まった。

 

 踏み張っていた間にも片時も鬼から目を離さなかった狼の目には、こちらへ突っ込んでくる鬼の姿は確かに見えていた。

 

 すぐさま立ち上がり、刀を構えようとした刹那、どこからともなく響いてきた鼓の音と共に、目の前から鬼は消え失せ、また、破れた襖も元通りに戻っていた。

 

 肩透かしを喰った狼は、しばらくの間構えを解かないままその場に留まった。それからすぐそばに危険がないかを確認し次第、周囲を警戒しながらゆっくりと構えを解いていった。

 

 ふと、狼の耳に、子供の怯える声が聞こえたので、その方へ目を向けたところ、そこには二人の子供、男子と女子が居た。

 

 片方の女子は、見た顔だ。先刻狼と離れてしまった兄妹の妹のほう、てる子であった。もう片方の橙色の羽織の男子は、兄のほうの正一ではなく、おそらくあの兄妹が探していた上の兄、清であろう。二人とも、怯えの名残をとどめた面持ちで、狼のほうを見ていた。

 

 清の手には、鼓が抱えられていた。おそらく、今の鼓の音はそれによるものだったのだろう。

 

 ところが、その鼓は、まもなく消えた。瞬く間に黒々と染まるや、灰のように崩れ、蒸発していった。

 

「あッ、鼓が! そんな!」

 

 俄然二人は慌てふためき出した。自分の命綱がなくなったみたいな狼狽である。

 

 やはり、今しがたの鼓や、この屋敷の部屋の配置を変えていたあの鼓の音は清によるものなのだろう、と狼が合点が行った。

 

 鼓の能力の持ち主は、この屋敷のどこかに居た鬼と言ったところか。清は何かの拍子にその鼓を手にし、鬼から逃げおおせ、それから定期的に鼓を鳴らして身を隠していたわけだ。

 

 で、その鼓も、炭治郎か、はたまた善逸か伊之助がやったのか、鬼が退治されたことで消えたのだろう。

 

「この子供が、お主の兄の清か」

 

 隣の清に縋り付くてる子に、狼は訊いた。出来るだけ怖がらせないように、囁く声でである。

 

「え、あ、あ、う、ん」

 

 おずおずとてる子は、コクコクと小首を縦に振った。

 

「そうか。……立てるか」

 

 刀を納め、やや離れた所で屈み、狼は尋ねた。

 

 清のほうは、うん、と頷いた。

 

「すぐここを出るぞ。お主を狙っていた鬼は、もうおらぬ」

 

 手を差し伸べた。二人はまだ疑念の残る眼差しを向け逡巡したものの、差し当たって信用出来ると判断したのか、こわごわと狼に寄って彼の手を取った。

 

 二人を立ち上がらせ、狼は襖を慎重に開けた。開けた先は廊下で、敵は居ないと確認してから、外に出た。

 

「あっ、狼さん!」

 

 呼ばれて見れば、炭治郎が駆け寄ってきていた。

 

「斬ったか」

 

「はい、どうにか。ああ、その子たちを保護してくれてたんですね、良かった……」

 

 と、ホッと炭治郎は胸をなでおろした。

 

「後の三人は」

 

「善逸と正一君は、最初に分断されました。伊之助とはその後に合流したんですが、鬼と交戦中にはぐれちゃって……」

 

「そうか。ひとまず、外へ出るぞ。この子たちと、禰豆子の安全を確保せねば」

 

「そうですね、早く出ましょう」

 

 炭治郎は賛同して、先導する狼と、続く兄妹の後で歩き出した。

 

 その道すがら、残されたあの鬼を警戒していた狼だが、幸いにも鉢合わせすることなく、すぐに出口へたどり着いた。

 

 玄関の扉を開いて、狼は後続の兄妹と炭治郎に、早く出るよう促した。そうして後ろを警戒しつつ狼も出ようとした折、外に居る炭治郎が、異状を知らせる声を上げた。

 

 おっとり刀で狼が駆け付けたところ、そこでは、何があったのか、禰豆子の入った箱に善逸が覆いかぶさり、それに伊之助が刀を向けていたのであった。また離れたところには、清とてる子の兄弟の一人、正一が涙目でへたり込んでいた。

 

 善逸の顔は、伊之助から殴られたのか腫れあがり、衣服も土や、蹴られた跡で汚れていた。

 

「な、何をするだァーッ!」

 

 問答無用に炭治郎が激昂した。怒りのあまりか、咄嗟に口に出て早口になったからか、噛み気味に叫んだ。

 

 伊之助に飛び掛かり、対する伊之助も喧嘩上等とばかりに殴り返し、たちまち二人は、揉み合いとは掛け離れた、殺し合いじみた争いを演じだした。

 

 狼は、彼らを止めてさっさとここから離れるべきかと考えたが、陽の下なら大丈夫だろうとして、気が済むまでやらせようと思いとどまった。

 

「あ、あの、止めなくていいんですか……」

 

 まごつきながら正一が、狼に尋ねた。

 

「子供の喧嘩に、口を出すこともなかろう」

 

 と狼から返されて、

 

「えぇ……」

 

 正一は困惑した。

 

(この人にとっての喧嘩って、何だろう……)

 

 炭治郎と伊之助の殺し合いを、呆然と清、正一、てる子は眺めた。

 

 二人の喧嘩は、炭治郎の頭突きが伊之助の頭に見事に決まり、昏倒して終わった。

 

 穏やかに解決出来たものだと、狼は納得した。

 

 とりあえず、伊之助をどうしたものかと、倒れている彼に寄ろうとしたところで、狼は背後から殺気を感じ取った。

 

 炭治郎たちに悟られぬよう、静かに後ろへ視線をやれば、背後の屋敷の玄関の奥で、あの鬼が佇んでいたのが分かった。

 

 暗い屋敷に、炭黒い巨大で、輪郭は定まらない。されど、眼窪の白目部分、紅を差したような赤い唇から除く血の滴る歯牙、燃える炎の揺らめきを想起させる緑髪の揺れだけは明瞭に見えた。

 

 日光に遮られ外には出られないようだが、しかしそれが無ければ今にもこの場に居る者を皆殺しにしてやろうという眼を迸らせていた。

 

 無言で狼は視線を前に戻すと、倒れ伏す伊之助の傍らまで来て、彼の身体を担ぎ上げると、

 

「すぐ、離れるぞ」

 

 えっ、とその場に居る者たちは、狼の纏う雰囲気が急に変わったことに戸惑った。

 

「早く、急げ」

 

 狼の有無を言わさぬ急かしに、炭治郎たちは質問や抗議をするといった意思も間もなしに、ただ狼から放たれる異様な空気に押されて、言われるがままにこの場を去るのであった。

 

 狼が速足で歩けば、彼らも何も訊くことなく、同じように足を速める。

 

 道中、善逸の耳に、嫌な声が届いてきた。

 

 恐ろしい笑い声だ。

 

 堪らず善逸は、狼に声を掛けようと彼を見るも、彼もまたその声に気付いているらしかった。

 

 善逸は隣を歩いていた炭治郎と顔を合わせた。どうやら炭治郎も、狼の様子を、そのにおいから察しているみたいだった。

 

 どれだけ歩いたか。もう大分、あの屋敷から離れたものだが、笑い声はまだやまない。

 

 それでも、出来うる限り離れ続けなければならない。

 

 日が差している内に。

 

 どこまでも追いかけてくる、あの哄笑から。




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