空が青く 風で草原は揺れる
そんな平和な時に空間が裂け赤い人形ロボットが排出される。
「イテッ・・・何処だここ」
見知らぬ草原、ギリギリ視界の端に街が見える
「空間転移か!?」
急いで自身のステータスを確認する
名前:エスト
元職業:宇宙警備隊三番隊隊長
年齢:19
スキル1[不撓不屈]
死の淵に立たされた場合必ず踏みとどまり戦闘を続行する
スキル2[適応力]
あらゆる環境に対応し適応する、また敵にも適応し先読みにまで発展することも可能
武装:エスセンス・フレア
「いつもと表記が多少違うが、まぁ良いだろ」
ひとまず愛剣を呼び出して見ようと思い何時ものように叫ぶ
「来い!エスセンス・フレア」
腕に熱を感じ一気に引き抜く
来た、神より頂いた至高の剣の一振りが此処に現れる。
全体的に赤く炎のブレードが常に辺りごと燃えるように熱い
「とりあえずは問題なし」
軽く振ってみたりするものの違和感等はない
しばらく考えてみたものの情報が足りない
こうしているのも危険と判断し遠くに見える街を目指す事にした。
「ん?何だあれは」
向かう途中で異様な触手をのたうち回らせた犬のような化け物を発見する、まるで悪意を凝縮したような、はて何と言ったか・・・あぁそうだった
「ティンダロスの猟犬!?」
その声かは分からないが居場所がバレた背中に背負っていた愛剣を正面に構え迫り来る触手を切り払う。
「こんな所に居て良い敵じゃねぇ」
近くの葉っぱの鋭角から不意打ちのように出てきたティンダロスの武器を居合い斬りの様にすれ違い様に切り捨てる
「何て場所だ・・・ティンダロスの猟犬が雑魚扱いとはな」
ひとまずティンダロスの猟犬の死体を収納し街に向かった
街はかなり人口があり遠目では分かりずらかったがしっかりした街であった。
冒険者ギルドの様な所もありどうせなら見てみようと思う。
まるで小説や物語の世界だ信じられない
この街の名前は
「おい、そこのロボットのあんちゃん、でけぇのに道の真ん中で止まってんじゃねぇ」
「あぁ、すまない・・・そうだ、冒険者ギルドとやらは何処に有るんだ?」
「あ?そうさなこの通りを進んで三つ目の十字路を右にいけば冒険者ギルドだぜ」
「ありがとう助かった」
「良いって事よ、じゃあな」
行商人の様な男はさっさと行商の列に戻って行った
「折角教えて貰ったし向かうか」
教えて貰った順路通り冒険者ギルドに向かう
「ようこそ冒険者ギルドへ依頼ですか?登録ですか?」受付嬢が少し気だるげに聞いてくる
「登録者したいのだが」
「では、こちらを」紙とペンを渡され筆記していく
「書けたぞ」
渡した用紙を確認した受付嬢はギルド証と言って赤いプレートを渡してくる
「それが貴方の身分証になります貴方が何処で何をしようと関知しませんがギルドの一員として行動して下さい。貴方が一方的に不利益となった場合全力で援護致しますが逆も然りです」
「分かった」
「何か質問はありますか?」
「ティンダロスの猟犬があるがどうすればいい?」
「それなら裏に解体場が有りますよ」
「後は安い宿は無いか?」
「では、正面の宿でしょうかリーズナブルです」
「ありがとう助かる」
「では、終了とします」
「それとクエストを受けたい」
「ランクは無いのでご自由にお選び下さい身の程を弁えないのは死ぬだけです」
「あ、あぁ・・・」
やたら厳しい世界だなと思いつつもクエストボードを眺める
ティンダロスの猟犬の討伐
1体につき大銀貨1枚
依頼主:冒険者ギルド ゼロス支部
ティンダロスの猟犬と呼称されるエネミーが増えている。狩猟を依頼したい
デッドロックウッドの伐採
丸太1本金貨2枚
依頼主:鍛治ギルド及び木材卸売り業者一同
高品質な木材として危険種のデッドロックウッドの木材を求む、未加工の丸太で良い。
天使の羽納品
1枚につき大銀貨1枚
依頼主:アクセサリー作家オウル
最低1枚は欲しい、追加が有れば追加報酬をだそう
「おいおいおい、平均難易度が頭可笑しいんじゃ無いか」
この世界での通過は
石貨(日本円1円)
大石貨(日本円10円)
銅貨(日本円100円)
大銅貨(日本円500円)
銀貨(日本円1,000円)
大銀貨(日本円5,000円)
金貨(日本円10,000円)
大金貨(日本円100,000円)
白金貨(日本円1,000,000円)
つまりティンダロスの猟犬を1体倒せば日本円5,000円となる
「(いやいや、ティンダロスにそもそもただの物理は意味がない、謎の木は名前で既におかしいぞ、天使の羽?天使がそこら辺に居てたまるか)」
「ティンダロスの猟犬がまともな部類か・・・」
ティンダロスの猟犬の依頼の整理券を受付嬢に渡して地図を便りに群れが居る場所に向かう。
幸い所持している剣ならば屠れるし俺にとっては悪くない仕事だ。
1匹ずつ着実に仕留めていくもう5体は倒したか
宿の料金は素泊まりで1拍銀貨1枚 食事は1食大銅貨1枚あれば足りるだろうか
「倒せるうちに倒しておこう」
また1匹敵を斬り伏せる
辺りのティンダロスの猟犬を一掃し討伐数15体とギルドカードに記録されている。
「討伐数が記録されるのは数えなくていいから助かるな」
死体を全て収納し冒険者ギルド裏の解体場に向かった。
ギルド裏の解体場は賑わっているようでかなりの人数が居る。
受付に向かい中年の男に対応される
「解体と売却を頼む」
「あぁ、物を寄越しな2割で解体費用だ」
「分かった、それでいい」
処理を済ませクエストボードを再び眺める
しばらく眺めていると同じような赤いロボットが近づいてきた
「なぁ、お前も気づいたらこの世界に?」
「(なんだ急に)」
こっそり鑑定をかけてみることにする
キャラ名:ジン
年齢:32
元職業:バウンティハンター
スキル:電導装甲(フレーム)、電光機関
「(バウンティハンターね・・・まぁいいか信じて見よう)」
「あぁ、近くの草原にでた」
「俺も近くの森林だ、どうだ?良ければパーティーを組まないか?」
「ああぁいいぞ俺はエストだ」
「俺は」
「ジンだ、元バウンティーハンターだ」
これが相棒の一人ジンとの出会いだった
いつまで続くかなぁ