転生したらアクトレスだった件   作:水橋げそ美

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寄らば斬ります。寄らなければ離れて撃ちます

 彼女たちが出撃して間もなく、Aegisさんから追加の情報が入る。ターゲットのヴァイスは変異種の可能性が高い、とのこと。その場合うちの出撃戦力では不十分な可能性が高いので、自主的な契約解除をペナルティなしで受けいれます、そんなおまけがついてる。Aegisさんの本音は、オラオラお前らさっさと下がれ、もっと大手業者に回すからよって感じ。成子坂さんの事務員さんからも連絡が来る。当社に返してもいいですから、無理なさらないで。

 うーん。まあ、ほんとに変異だったら…。

 ムリダナー。昔の咲がいたときだってきつかったろう。まして今は現場指揮が香苗だし、全員システムダウンで遭難扱いになりかねない。そうなったら今度こそペナルティが痛い。

 でもさー。もし倒せたらこれは美味しいのよ。最初から変異種ってわかってたら、成子坂さんこの仕事多分くれなかった。

 自分でやっちゃうか、エンパイア中野さんみたいな小規模で仲のいい衛星扱いの下請け業者に回しちゃう。倒せたら変異種の残骸はとっても高いし、そもそもAegisから出る駆除に関する補助金の額も違う。

 

 んー。困ったね。残って待ってるしかないって、こんなイライラするもんなんだ。初めて知ったよ。

 

 あたしはみんなが出撃して寂しくなった待機室から、非常灯が照らす廊下を通り、鉄製の階段を鳴らしながら打ちっぱなしの地階にあるセットアップルームに入る。インカムで中尉に呼び掛けてみる。

「中尉、あたしのギア、まだ届かないんですか」

「さっきのヴァイス警報でギアコンテナが積み出し口から出ないそうだ。今日は我慢して、サポートに回ってほしい」

 中尉の声。やっぱりいい声だな。今はそこがまたムカつくんですけど。

 サポートオペレーション。

 指揮所でアクトレスの後方から情報支援を行う担当だ。待機担当のアクトレスが担当することが多い。

 アクトレスのことは結局アクトレスが一番わかっているし、戦場では迷っていてもその情報を統合して受け取っている指揮所では岡目八目なこともあるので、重要な役割だ。

 しかし、それは前線戦力が十分な場合であって、今回は前線に一人でも送りたいところ、のはず。

 

「うーん…」

 セットアップルームのドアを開いて、出撃後の後片付けをしてくれている技術担当の職員さんに頭を下げる。この人たちのお給料だって補助金とヴァイスの残骸の売却で賄ってるんだ。うちの事務所は資金余力なんて殆どないんだし…。

 香苗、茜、が戦闘領域に到着したらしい。未知がなぜか少し遅れている。

 サポートに入るなら指揮所に戻るべきだ。しかし、わたしはアプラードの台詞を思い出す。

(東の角に…)。

 そして、わたしは見つけてしまった。セットアップルームの東の角、以前、わたしが…莉々ではなく、咲だったときのわたしが知らない、真新しくて大きなギアコンテナがひっそり置かれているのを。会社ロゴはDME。見たことがない。

 

「中尉、この…ギアコンテナ誰のですか。

 旧式でもいいです。使う許可をいただければ出撃します」

「それは旧式じゃない、うちの事務所で一番高いギアだ。が…」

 

 なんで高級なギアを遊ばせてるの?

 

「君が来る前にリタイヤしたアクトレスのギアだ。専用ギアだから君には使用できない」

「もしかして、春日さん」

「そうだ」

 

 …これ、あたしのギアなの?え?嘘でしょ?

 あたし聞いてないよそんなの!普通専用ギアって当人と相談しながら発注するもんでしょ?

 

「社長と俺が二人で購入を決めたんだが…当人がね…。

 そして二人とも無駄になったギアに返品を言い出せず、メーカーも何も言ってこないので遊ばせてるわけだが」

 無駄…?無駄?…そっか…。

 中尉が、無駄になってしまったな、とかいってたのはこれだったのか。

 あれはあたしを馬鹿にしたわけじゃなくて、このギアのことか。しかも内緒で注文してたから言い出すことができなかったのね。

 いや、大事なことはそこじゃない。

 ばか?!ばかなの?ギアをサプライズプレゼントする事務所なんかないわ!

 特注のギアワンセットっていくらすると思ってるの!そんなことするから事務所が傾くのよ!

 

 莉々は唇を噛む。

 しかしコンダクタールームと繋がるモニターを見る莉々の目はさっきまでと違い、静かな決意を秘めていた。

 

「…中尉、お願いします。試しにこれを装備させていただけないでしょうか」

「専用ギアはさすがに無理だよ、莉々ちゃん」

 中尉は苦笑する。そりゃそうだ。わたしだって無理だって普通は思う。でも、このギアは以前のわたしのデータで作られているはずだ。エミッションは強化されていても、アクトレスの経験はそのまま使えるとアプラードは言っていた。それが証拠に融合属性も変わらないし、ライセンス試験の時も咲だったわたしの経験はそのまま莉々で使えていた。

「お願いします。きっと動きそうな気がするんです…。

 エミッション基準的にはその方よりあたしはずっと高いはずです」

「起動はするかもしれない。だがそのアクトレスに特化した反応系になってるから操作できない」

「Aegisの審査官が言っていました。わたしは稀に見るレベルの資質を持ってると。

 できるかもしれません。お願いです、試させて下さい」

 

 食い下がるあたしに中尉はやれやれと首を振って、メンテナンススタッフに指示を出してくれた。

 

 うちの事務所はアクトレスの仮セットアップをするときには、スーツを着たアクトレスを懸架して、そこにわらわらとスタッフが集まってギアをセットアップする。

 昔の貼り付けで死んだ偉人よろしくスーツを着た状態でぶらーんと釣り下がったアクトレスにギアを装着するわけで、傍目にもかなり間抜けだが、うちは自力でギアをメンテナンスするだけの工場を持つ資本はないので、高価なセットアップ専用シートも買ってないからしょうがないのだ。

 咲のために作られた専用スーツは控えめにいって真っ赤な装甲バニーガール、悪く言えばこれなんの風俗ってレベルだった。中尉、社長…あんたら25過ぎた女に何を着せようと目論んでたんだ…。

 その専用スーツに莉々の身体はぎりぎりで収まったが、胸とお尻がかなりきつい、いろいろはみ出そう。いや実際ギアの装着中にはみ出てスタッフが赤面するようなシーンが何度かあって、ようやくあたしはギアを装着してもらった。

 スーツの心もとなさとは違って、ドレスギアは肩や腰回りに伸縮稼働する真っ赤なスラスター兼スタビライザーが幾層にも重なり、そのとがったシルエットからもかなり凶悪な印象だった。ペレグリーネの腰部スタビライザーが8対集まって、すべてが可動変形できるスラスターを兼用している、といえばわかりやすいか。これだけでも金かかってます、という説得力に溢れている。

 近接ギアはやはり鋭角的な片手シールド一体型のクロー、射撃ギアは左手用軽量マシンガンという完全な前衛型ギアの構成だ。

 

「よし、いいよ。起動しようか。予備電源ラインパージ」

 ヘッドセットから中尉の声が聞こえた。ギアと深いレベルであたしの意識が結合する。

 いつも通りの軽い酩酊感のあと…昏い喜びが胸の深いところから湧き上がってくる。

 

 そうよ。お前たち。

 

‐わたしはお前たちを知っている

‐そしてお前たちはわたしを知っている

 

 …なに、これ。

 

 凜々のものではない真っ赤な記憶が溢れてくる。

 凜々の知らない鉄の匂いがする言葉が溢れてくる。

 

 …これ、何、このギア…何?

 

 目の前が暗く、赤く染まっていく…胸の奥が熱い。痛い。

 ギアとこんなに深い結合なんてしたことがない…意識がちぎれて壊れそう…口の中が血の味で一杯になる。

 

‐わたしだったもののためにつくられたお前たち

‐愚かな人間どもに繋がる想いたち

‐水の低きに就くよう、闇の昏きに溢れるよう、洪恩を知り、鴻志を抱き、鴻はわたしの翼となる

‐わたしが沈み…力尽きるまでお前たちは一緒に‐

 

 わたしに、つながり、従うだろう

 

アクチュエータ音が高まり、そして。

 

‐おまえ、ビフロンス!

 左手の軽量マシンガンが莉々に応えるようにカチャ、という小さい音を立てて最初の弾丸をロードする。

 徐々に意識を覆っていた赤い混濁が薄まると、莉々は全能感に溢れ、こんどは子犬のような喜びが爆発する。

 

‐君は…フォラスだ!

 右手のシールドが発光して、その先端にカニの爪のような大型ブレードが展開する。

 瞬間的にプラズマ化した空気が凶悪な爆発をセットアップルームに広げようとするが-

「おっと!」

 莉々は高次元圧力バリアでその爆発を抱え込み、エネルギーだけ隣接次元に投げ捨てる。

 

(やばかった…こんなことで事務所破壊したらシャレにならないわ。

 でもこの自由度の高さはすごいわね…

 専用ギアっていっても高次元圧力バリアの形状や出力をここまで制御できるものなの?)

 

‐この賢いドレスギアはガープって呼ぼう

 

 これは、いい。最高の装備じゃない?

 あたしのようなロートルのために専用ギアを準備してくれてた中尉、そして予算をひねくりだしてくれた社長。

 ありがとう、かならずこの恩はお返ししますからね。

 

「莉々君、どうだ。見る限りギアは起動して、操作もできているようだけれど…」

 喜悦で陶然とした莉々を、調整室からの中尉の声が現実に引き戻す。

「大丈夫…です。ほら、スラスターもウェポンキャリアも思った通りに動きます」

 

 お尻をふりふりして、一緒にスラスターを左右に動かして見せる。背部マイクロミサイルキャリアのカバーを開き、閉じ、右手フォラスのビームクロウを軽く振り、ギアが完全に制御下に入っているとアピールする。最終調整されていないからレスポンスに遊びがあって完璧とは程遠いけど、それを意識して使えば充分出撃できる、とわたしは踏んだ。

 

「行きます!いけます!

 いますぐ先輩のところに行きます!」

 莉々はぐっと親指を立てた。

 

「無理はしないでくれよ。いくら君が素質があると言っても初回出撃だし、調整されていないギアが操作を失うかもしれない。

 データで見る限りエミッションの安全基準は十分すぎるほど超えているけれど…」

「はい!出撃ルートはどうしますか?」

「今、Aegisから803井草ダクトへの侵入が許可された。ルートはマップを転送…」

「受け取りました。大丈夫です。さっそくトレーラーで搬送してください」

 

 そういって莉々は壁面にセットされた高さ3メートル、幅奥行き2メートルの直方体のキャリアハンガーに自分ごとギアを固定し始める。

 このキャリアハンガーはヤシマ製ベッド型だ。可動部の多い椅子型より安価で、まるごとクレーンで簡単に持ち上げることもできる。しかも安価なトラック型トレーラーに荷物のように積み込むこともできる。しかし懸架されたアクトレスはほとんど動けない状態で搬送されることになる。

 その外見からこいつはホワイトコフィン、口の悪いアクトレスはこのハンガーでの搬送を棺桶入りとか霊柩車とか呼んでいる。

 でも莉々はこの貧乏な棺桶が嫌いではない。むしろ好きだった。ガラスカバーに覆われた白い棺の中で静かに戦闘開始をまっている独特の雰囲気は、自分が特別な存在だという気分にさせてくれるからだ。

 

 莉々の出撃のためにセットアップルームに入ってくるメンテナンススタッフたち。

 中尉はメンテナンススタッフに囲まれて、マシンガンの弾数、ブレード生成時間について笑顔で短く的確な質問をする莉々の様子にひゅー、と下手な口笛を吹く。

「莉々君、緊張していないようだね。でも完熟飛行もしていないんだ。できる範囲でできることをしてくれればいい。

 撃破より安全を心がけてね」

「了解です中尉」

 

 ベルトでぐるぐる巻きにして莉々を固定した棺桶の上に半透明のカバーが下りてくる。

 落ち着いてジョイントの異常がないか目視する莉々に、中尉が呆れたような声で語りかける。

 

「いやはや、莉々君は初実戦アクトレスじゃないみたいだな…」

 莉々の鼓動が跳ね上がる。…舞い上がって完全に忘れてたよ、新人の演技を!

「あ、はい、シミュレーションはしてますからね!」

 

 …中尉も、ごめんね。

 初回どころか、わたし経験10年のベテランアクトレスよ。

 

 莉々は手こそ振ることはできなかったけれど、この素晴らしいプレゼントを準備してくれた中尉に感謝のウインクを送った。

 さっきまで嫌いとか思っててごめんなさい。あとは任せて。

 ハンガー上部のフックをクレーンがつかみ、軋み音をあげながら持ち上げ、がっちりとトレーラーにマウントした。

 

 ダクトを抜けて外壁近くに到達した莉々は、ゆっくりと二重の与圧ハッチが減圧されていくのをじりじりとした気分で待っていた。

 ドレスギアをまとったアクトレスは真空に放り出されても平気だ。高次元圧力バリアで真空に直接触れることはないから。

 しかし、シャードの与圧エリアをいきなり開放すると爆発的な圧力差でシャードの方が損傷する。やがて減圧が完了し、宇宙空間との間を隔てたハッチが解放された。莉々の腰の8対のブレードスラスターが十字型に変形し、高推力モードになる。文字通り流星のような速度で、莉々は戦闘エリアに飛んでいく。

 

 そして予想にたがわず、ようやく到着したシャード外壁では修羅場が展開されていた。

 回る斧のような大型ヴァイスのシルエットが見えてくる。周囲で翻弄されているアクトレスのビーコンから自社の人間であることを 確認すると、莉々はマイクに話しかける。

 

「せんぱーい!応援にきましたー!」

「あ、莉々ちゃん!」

「たすけてー!」

「こら未知!新人にみっともないこというなー!経験3年のプライドどしたー!」

 香苗が未知をどやす。

 

 うわ…レントラー…ってやっぱ変異じゃん。変異相手に派遣2人つれて大丈夫なのか。これはどうみてもダメだろ。

 事務所のアクトレスたちは周囲にばらまかれるリングレーザーやブレードブーメランを必死でよけながらばらばらと弾を打ち込んでいる。

 ほとんど当たってない。

 むしろブレードブーメランがかするたびにアクトレスの周囲に高次元圧力バリアの燐光が浮かび上がって消える回数の方が多い。

 

 だめだよ。じり貧だよ。これ。

 無理無理、こんなの、いまのうちだったら撤退するのが普通じゃないの?

 ひさびさの大型見て冷静になるタイミングを見失って、もったいなくて撤退申請できないまま追い込まれてるじゃない。

 

「莉々ちゃん、ちょっとでいいから牽制して!HP限界!」

「はい!その間に立て直してください!」

 

 莉々は左手のビフロンスをオートモードにして指をちょっとひっかけるように引き金を引く。

 他のコの攻撃はほとんど当たってないんだからあたしはばらまいて数発当てるだけでもいいだろう。

 

 とにかくこっちに注意を向けないと。

 レントラー、レントラー、と。ブレード基部が弱点だよね…。

 

 そんな意識がふとよぎる。軽い牽制のつもりだったマシンガンの銃口からは鋭く白い糸のように実弾が流れだし、引き寄せられるようにレントラーの回転するブレード支持点に吸い込まれていく…。

 莉々は自分の見越し射撃のあまりの正確さに呆然として引き金を戻せず。

 3秒間で斬弾はゼロ、320発ほぼすべてが命中。レントラーの右ブレード基部で、弾頭キャップが解放され生成された極少量のスレプトンが瞬時に消滅し、同じだけ削られた支腕が根元からもげて遠心力で吹き飛ぶ。

 

 うわ…なにこれ…全部当たっちゃったよ…

 

「え、莉々ちゃん凄い!」

「うひゃー!天才爆誕!」

 驚いた香苗の声とはしゃぐ未知。

 

 重要ユニットを失いバランスを失ったヴァイスは、再調整のために停止することがある。

 今のレントラーがそれだ。一旦動きを止めて残りのユニットでの行動最適化を始めている。

 もっとも、それを見逃すアクトレスもいない。

 

「先輩!今、今!今です!」

「そうだ!よしいけー!みんなタコなぐれー!」

「はいなー!」

「やっほー!」

 

 さっきまでの動揺が嘘のように、きゃいきゃい歓声を上げながらハンマーやランスでレントラーをどつきまわすアクトレスたち。

 莉々もフォラスのブレードクロウを一対の基本モードで展開してレントラーの頭部を横殴りにする。

 クローはレントラーの展開する高次元バリアにめり込み、そしてケーキを切るようにあっけなくレントラーの装甲にめり込んで、花吹雪のように内部部品ごと装甲破片を散らした。

 

 レントラーのコアが明滅する。それが莉々には悲しそうに見えた。

 

‐これまでレントラーが雑魚だと思えたことはなかったけど、余裕があると見方も変わるものね

 

 今までのアクトレス生活でヴァイス相手にこんな情動を覚えたことはなかったが…ヴァイスは所詮ヴァイスだ。

 撃墜した大型ヴァイスは高く売れる。しかも変異。これはうちの会社の貴重な収入だ。

 一瞬だけの迷いを切り替え、こんどはクロウを背部スラスターの接合部に潜り込ませ、致命的なラインを探す。

 

‐ここを壊せば、終わり。

 

まもなく、レントラーは小さく爆発しながら錐もみ状態で落下し、シャード外面で停止した。

 

 

 明け方近くまで営業してる飲み屋で、あたしたちはテーブルを囲んでいた。

 

「かんぱーい!」

「ぷっはー!」

「今日はありがとねー!助かったよ!」

「しかも実は変異ヴァイスだったってパターンだし!きっとAegisからもボーナスでるよ」

 

「残骸の状態も凄い良かったって。破損が少ないみたいで、高く引き取ってもらえたってさ!」

「いやいや運がよかったね」

 

「莉々ちゃんはお酒まだ飲めないんだっけ。ごめんねあたしたちだけ」

 香苗がすまなそうにビールを片手に言う。あたしはサイダー。

「いえ、いいんですよ。飲み会に誘ってもらえて嬉しいです」

「殊勲者を誘わいでかー!今日はお代は全部あたしがもつ!好きなもの食べて!飲んで!」

 香苗が拳を振り上げると、茜と未知が、さーせん!ごちになりますー!とか言い、あんたらは自分で払え!と香苗が返す。

 

 あはは。久々だ。大型ヴァイスを倒してみんなで盛り上がって、そして飲み会なんて。

 嬉しい。あたしはこの場所に帰ってこれた。後輩のみんなとまた戦える。

 素晴らしきアクトレス人生よ。わたしは帰ってきた!

 

 そう、あたしは転生してもアクトレスだったんだ!

 




お読みいただき、ありがとうございました。
いつか莉々はきっともっと活躍…していくかも。

妹の葉子が死んだ姉の職場にやって来た!
荻窪メンテナンス倒産の危機!
中尉に恋人が?アラサー乙女(18歳に戻りました)の純情が炸裂する!
そして期待通り戻ってくる自称使い魔!

世界はどうでもいいけど、この恋のために戦え、八幡莉々!
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