異世界に突然放り込まれたので神の力で無双します?!   作:如月1735

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これは、前回ロアの「用事」の話です
同じ時間軸の別の場所での出来事になります、ですので「裏」と題しましてロア視点でのお話になります。



第9話・裏 ロアの過去

「あいつが呼ぶなんて珍しいな」

そう呟きながら果ての世界を後にし、世界の狭間にある「超越者の会議室」と呼ばれる(自分たち7人以外来れないから勝手に呼んでる)、直径5mほどのテーブルに無駄に豪華な椅子が7つある自分達にとってはいつもの場所に来ていた、そこで待っていたのは、

「お久しぶりです、ロアさん」

「うん、久しぶり〜、どうした?君が呼ぶなんて珍しい、冬夜」

そこには、超越者二位の《終焉なる者》望月冬夜が座っていた。

「いえ、ロアさんに聞きたい事があったので、」

「あいつのことだろう?何故そこまで肩入れするのか、それを聞きたいんだろ?」

「…流石ですね。その通りです、どうしてそこまで?」

「そうだな、それを話すとなるとあいつ、勝人の異世界転移、僕の過去、そこまで話さなきゃならないから長くなるけど良い?」

「はい、構いません」

そして、ロアは話始める

「まずは結論から言うよ、僕の本当の名前は如月勝人(・・・・)そしてあいつは過去の僕、ついでに言うと三位《万象なる者》のハルトの本名は、水無月恒一(・・・・・)、僕の相棒だよ」

「…そう言うことですか、では、どうして違う運命を歩ませようとするんです?」

「それは、僕の過去に関わる事だね、まずは、勝人の転移から話そうか、勝人は本来次の日普通に目覚めて学校に行く途中でトラックにはねられて死ぬ運命だったんだ、それでも過去とはいえ自分が死ぬ事が分かっててほっとく事は出来なかった、だから無理やり僕が連れて来て力を与えた、」

 

「どうして力を?」

「そうだな、僕はトラックにはねられて死んで、転生させられて、少しの力を貰った、でも臆病なままだった、そのせいでワイバーンにも気づかなくて、ジークも、アルトも、そしてイーリアも殺された状態で見つけるしか出来なかった、そのあとは剣と魔法、身体能力を鍛えて1人で旅して邪神を倒しても、心の穴が塞がる事は無かった、そこで一つの能力が発現した」

 

『異世界転生』

 

「記憶を持ったまま次の世界に生まれ変わる力、それがこの能力、そして力を使って次の世界に飛んだ、そして言葉通り生まれ変わった辺境の村で、肉体は、赤ちゃんだった、その時から魔力制御の練習とかが出来たのは良かったけど母親は、当然前世の記憶があるなんて知らないもんだから、「ミルクの時間ですよ〜」って言いながら毎日乳を近づけてくるのは流石に困った、」

ロアは、項垂れていた

「そ、そんな事が…」

 

「と、乳の話は置いといて、それから10歳になって学園に行って、15歳になって学園を卒業する頃には、国で一番強くなっていた、そこで出会ったのがお忍びで通っていたお姫様、シルヴィ様に卒業の日に婚約の申し出を受けた、そして言われるがまま王城に出向いた時王様は言った、「うちの娘と結婚したければ魔王を倒してこい」と、笑顔で言った、その時気づくべきだった不自然な笑顔に、でもその時の僕は、全く気づかず浮かれて、修行して、魔王討伐に向かった、三年の時を要しついに魔王を打つ事ができた」

 

「それから国に戻り王城について王様に報告してる時に、4人組のパーティが現れたそして告げられた「お主の功績この者達に渡せ」、意味がわからなかった、が次の瞬間麻酔を打たれ動かなくなり取り押さえられた、そして王様は、言った「だから、魔王討伐は勇者が行った、そう言うことにしたいんだよ」悪びれる様子もなく言ってきた、それで僕は、魔王討伐なんて正直どうでも良かったからこう言った、「それは構いません、でもその場合シルヴィ様との結婚はどうなるのでしょう?」そして王様は、ニタァと気色の悪いニヤけづらを浮かべ地下牢に連れて行かれた、そこで見せられたのは、手足を繋がれあの日のドレスのまま白骨化している姫だった、そこで僕は絶望した、初めて惚れた女性が目の前で死んで居るそして僕は理不尽にも反逆者として国を追放された」

 

「なにが間違っていた?婚約を受けたこと?王様を信じたこと?1人で魔王討伐に出掛けたこと?、もう自分にはなにが正しいのか分からなくなり、村に帰った、そして王国騎士と鉢合わせた、村を荒らし、村人を殺戮している王国騎士と鉢合わせてしまい、僕は、怒りを覚えた、国に大切なものを全て奪われた、

      

『今度は全てを奪ってやる』  」

 

「もう、守るものなんか無い、そう思い狂った…、その時またあの感覚力が発現した」

   

《狂乱の王》

「それから魔王城に向かい、魔王を復活させた、邪神(・・)として更なる強さを与え、魔王に従う生き残った魔族、煉獄界の王そして、その部下、十大天使、そしてその部下の天使達そして迫害され住む場所を失われた獣人その中で人間に恨みを持つもの、約7割を統率し、復活させた邪神とともに先頭に立ち、人界へ進軍する、

        『さぁ、反逆の狼煙を上げよう』

そう宣言し、邪神、大量の魔族、煉獄王、大堕天使、堕天使、魔獣人、総勢1億に迫る数を引き連れ最初にあの国へ向かった、そして告げた、『この国では誰も手を出すな、僕がやる』」

「わかった」

 

 

「よう、国王そして勇者一行久しぶりだな?」

「ふっ、今更何しにやってきた、我が娘を殺しておいて、」

国王は、ニヤけた顔でそう言った、

「きめぇし、うぜぇよ、」

「何?」

「苦しみ続けろ《破壊と再生の斬撃》、傷は即座に治るが痛みは残り続ける、悶え苦しめ、愚王、勇者ども」

「「「「「ぐぁぁあぁぁぁああぁぁあああぁ!!!!!」」」」」

「…うるせぇよ、黙ってろ屑ども《消音(サイレント)》」

「「「「「〜〜〜〜、〜〜〜〜〜〜、」」」」」

「《地獄への門(ヘルゲート)》…地獄に落ちろ」

「じゃあ、潰すか、降り注げ《隕石の雨(メテオレイン)

「ドゴォーン、ドゴォーン」

地鳴り、隕石の降り注ぐ音

「キャーーー!!!」「あ"あ"あ"ぁ〜〜!!」

悲鳴、呻き声

「魔族だーーー!!、魔王が復活したぞーーー!!」

そして、叫び声

瞬く間に国は滅んだ、そしてまた力が発現した

 

悪魔の王(サタナエル)

 

「そして人間を蹂躙し、世界を滅ぼし、人間の居ない世界になった、そして邪神に《狂乱の王》《悪魔の王》を譲渡し自ら命を絶った、それがこの世界の話しだよ」

隣で聴いていた冬夜は神妙な顔をしていた、

「それならどうして貴方は、生きていて、ここに居るんです?」

「それは、この先の話だよ、それも話そう」

 

そしてまた、ロアは話し始めた

「で、気づいたら死んだはずなのに何故か雲海の上に居た、そして目の前には、白髪、白髭の老人が座っていた、『儂は、この世界の神じゃ、お主は災難な運命を背負っておったからの儂が生き返らせて、新たな人生を…』そう言いかけたところでじいさんの胸ぐらを掴んでいた、『何故生き返らせた?、僕は、あのまま死ぬべきだった、なのに!』その眼に再び怒りが宿り、本気でその神を殺したい、と思った、その時、またあの感覚、

殺神鬼(カミヲコロスモノ)

《強奪》

二つの力を手に入れ、目の前の神を殺し最高神の力を奪った、そのあとも神界で神を殺し続けて、数百、数千に昇る数を殺し、殺した分強くなった、そして残った他の神からこう呼ばれた

《狂気の神》

と」

 

「そして神界で1人の少年に出会った、こいつの力も奪ってやる、と思って殺そうとした、だが強過ぎた、勝てる気がしなかった、それでも、狂っていた僕は、正面から突撃し、返り討ちにあった、そしてそいは 《超越者:全能なる者ロア》と名乗った、そしてロアは言った、その力、『正しく使えば世界を滅ぼせる力なら世界を救えない道理は無い』と言った、その言葉を信じて下界に降りていくつも世界を救った、そして約1兆年が経った頃、『その肉体なら耐えられるだろう』と言って自分の力と全能なる者の座を明け渡してその場で消滅してしまった、そしてその跡を継いでここにいるってわけだ、それにそれ以降好きな女性が出来る事は無かったからね、因みにまだ新品だ、娼館とかも行った事が無い」

 

そして冬夜は言った

「…そんな事があったんですね、それなら確かに納得出来ます」

スルーされた

「ま、まあ、そんな悲しい、同じ道を歩んでほしく無い、そう言うわけだ」

「ありがとうございました、では、僕はこの辺で戻りますそろそろ戻らないと妻達にどやされそうなんで」

「うん、じゃあねー、ふぅ、いつかあいつらにもはなさにゃなぁ〜」

 

 

 

 




と言う事でロアさんの過去でした、
次回はもう少し遅くなるかなぁ、次回はボスラッシュ(?)です
お楽しみに!
またいずれ「裏」として別のをやると思います

でわでわ(*´ω`*)
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