「そういえば遊馬くんに凌牙の妹のお見舞い誘われてるんだっけ?」
今日の昼にメールで誘われた。まあいいけどなんで俺を、とは思う。
「まあ暇だしいいけど。最近は仕事ないしな」
WDCで実力を見せすぎたのかオファーが少ない。まあそれでも貯金があるし、そろそろ大きな仕事がある。
「そんなに時間経ってないのにここに来るの久しぶりな気がする」
WDC終わった後に入院してたところに入院してるらしいけど…。遊馬くんたちはどうやってここに来るのかね?凌牙はバイクがあるとはいえ。
「お、来た来た。って自転車?あーでも意外と近いか」
そりゃ1km程度なら自転車で来れるな。俺?高校から5kmくらいだけど走ればどうにかなる。
「おーい!」
「遊樹さん!」
「ん?そいつは?」
遊馬くんの隣にはオレンジ色の(この世界では)大人しめの髪形の少年。
「こいつは真月。転校してきたんだ!」
「はい!よろしくお願いしますね、遊樹プロ!」
「おう、よろしく、真月君」
ああ、うん。真ゲスね。裏切りそう(小並感)
「凌牙は先に来てるぞ」
「そっか。じゃあ行こうぜ!」
「病院内では静かに、ですよ!」
う~ん。本当に明るいやつにしか見えない。演技してるとは思えないな、瞳の中にすら見下すような色もない。
「てめえ!」
「おやおや、暴力はいけませんね、凌牙くん」
んん?あれ?もしかして原作イベント?
「おい、どうした凌牙」
「てめえらか」
なんか見るからにオタクって感じのひょろひょろしたやつがニタニタとした顔で凌牙を見てる。
「なあ、お前の妹ってのはどこだ?」
「こいつがどっかに連れ去ったみてえだ。こいつはぶっ飛ばす!」
頭に血が上ってるなぁ。とにかく、こいつが原因なのは分かるけど。
「「デュエル!」」
「俺のターン!ドロー!俺は手札のカッター・シャークを召喚!効果でカッター・シャークを対象にし俺はカッター・シャーク以外の同じレベルでカード名が異なる魚族モンスター、ランタン・シャークをデッキより特殊召喚する。さらに、ランタン・シャークは召喚・特殊召喚に成功したとき手札からレベル3~5の水属性モンスターを特殊召喚できる!俺は手札よりレベル3のレフトハンド・シャークを特殊召喚、そしてレフトハンドに速攻魔法スター・チェンジャーを使いレベルを1つ上げる!俺は3体のレベル4モンスターでオーバーレイ!現れろ、『No.32 海咬龍シャーク・ドレイク』!」
おお、俺とドラグニティデッキで戦った時のコンボじゃねえか。
カッター・シャーク
☆4 水属性/魚族
ATK1600/DEF 500
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①自分フィールドの水属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターと同じレベルでカード名が異なる魚族モンスター1体を
デッキから守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは、このターン効果を発動できない。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分はエクシーズモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
②このカードを水属性モンスターのエクシーズ召喚に使用する場合、
このカードのレベルを3または5として扱う事ができる。
ランタン・シャーク
☆4 水属性/魚族
ATK1500/DEF 900
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
手札から「ランタン・シャーク」以外のレベル3~5の
水属性モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分はエクシーズモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
②このカードを水属性モンスターのエクシーズ召喚に使用する場合、
このカードのレベルを3または5として扱う事ができる。
レフトハンド・シャーク
☆3 水属性/魚族
ATK1300/DEF1500
このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①このカードが手札・墓地に存在し、自分フィールドに「ライトハンド・シャーク」が存在する場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
②このカードが墓地からの特殊召喚に成功した場合に発動する。
このカードのレベルは4になる。
③フィールドのこのカードを含む水属性モンスターのみを素材としてX召喚したモンスターは以下の効果を得る。
●このカードは効果では破壊されない。
スター・チェンジャー
速攻魔法
フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択し、
以下の効果から1つを選択して発動できる。
●そのモンスターのレベルを1つ上げる。
●そのモンスターのレベルを1つ下げる。
No.32 海咬龍シャーク・ドレイク
★4 水属性/海竜族
ATK2800/DEF2100
レベル4モンスター×3
1ターンに1度、このカードの攻撃によって相手モンスターを破壊し墓地へ送った時、
このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
破壊したそのモンスターを相手フィールド上に表側攻撃表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの攻撃力は1000ポイントダウンする。
さらに、このバトルフェイズ中、このカードはもう1度だけ攻撃できる。
「さらに強欲なウツボを発動!エクシーズ・スライドルフィンと粋カエルをデッキに戻しシャッフル!そして3枚ドロー!カードを1枚伏せてターンエンドだ!」
強欲なウツボ
通常魔法
①手札の水属性モンスター2体をデッキに戻してシャッフルする。
その後、自分はデッキから3枚ドローする。
「俺のターン、ドロー!俺は悲恋の騎士トリスタンを召喚!そして通常魔法 剣の誓いを発動!フィールドに戦士族モンスターが1体いるとき手札より戦士族・レベル4モンスターを特殊召喚する!俺は湖の騎士ランスロットを特殊召喚!」
悲恋の騎士トリスタン
☆4 地属性/戦士族
ATK1400/DEF1800
このカードを素材としたエクシーズモンスターは以下の効果を得る。
●このエクシーズ召喚に成功した時、
相手フィールド上のモンスター1体の守備力を1000ポイントダウンする。
湖の騎士ランスロット
☆4 地属性/戦士族
ATK1500/DEF1700
このカードを素材としたエクシーズモンスターは以下の効果を得る。
●このエクシーズ召喚に成功した時、
相手フィールド上のモンスター1体の攻撃力を800ポイントダウンする。
剣の誓い
通常魔法
自分フィールド上に戦士族モンスター1体が存在する場合、
手札から戦士族・レベル4モンスター1体を特殊召喚できる。
OCG化してないやつか。面倒だなぁ。
「騎士2人でオーバーレイ!現れろ、騎士を束ねる英雄の王!『
★4 地属性/戦士族
AYK2400/DEF1200
戦士族レベル4モンスター×2
このカードが戦闘によって破壊される場合、
代わりにこのカードのエクシーズ素材を1つ取り除く事ができる。
この効果でエクシーズ素材が取り除かれた時、
このカードの攻撃力は500ポイントアップし、
相手ライフに500ポイントダメージを与える。
あ、こいつあれだ。洗脳されてたやつなんだな。
「2人の騎士をORUにしているキング・アーサーがエクシーズ召喚に成功したとき、お前のシャーク・ドレイクの攻撃力を800、守備力を1000下げる!」
No.32 海咬龍シャーク・ドレイク
ATK2800→2000
DEF2100→1100
「さらに手札より装備魔法 奇跡の大剣を発動!攻撃力は500アップだ!」
ATK2400→2900
奇跡の大剣
装備魔法
装備モンスターの攻撃力は500ポイントアップする。
装備モンスターが戦闘によって相手モンスターを破壊できなかった時に発動できる。
その戦闘終了後、このカードを墓地へ送る事で、手札から魔法カード1枚を発動できる。
「バトルだ!キング・アーサーでシャーク・ドレイクを攻撃!」
「罠発動!ドレインシールド!攻撃を無効化し、そのモンスターの攻撃力分、LPを回復する!」
凌牙
LP4000→6900
「おいおい、防いでいいのかい?」
「なんだと?」
「教えてやるよぉ!お前の妹がどうなっているかをなぁ!」
「な!?」
そう言いながら洗脳されてるやつは紙を取り出した。そういえば名前聞いてないな。まあどうでもいいやつだしいいか。
「どういうことだ?」
紙に、というか原稿?漫画の。それには水色と深めの青色の髪の少女が牢獄に囚われている絵が描かれていた。
「貴様の妹は俺の漫画の中にいる!もし俺が負けたら、どうなるかわかるよなぁ?」
「ってめ!」
「卑怯だぞ!」
なんか漫画の中に囚われるって初代でありそうなシチュエーションだな。
ってそんなことを考えてる場合じゃないな。
「遊馬くん。助けに行くべきだよな?」
「ああ!早いとこ助けないと凌牙が負けちまう!」
人質がいるから、本気を出せない。なら人質を救出すれば本気を出せる。というか何だかんだで凌牙は強いし。
「どこか心当たりはあるか?」
「たぶん…」
「遊馬くん!スケッチブックです!」
「…そうか!漫画のネタが描かれているなら!」
「たぶん彼の、漫研部の部室にあると思います!」
なるほどね。じゃあ走っていくか。
「なら、俺が行くよ。君たちが自転車を走らせるより速いだろうし」
「え?」
「そうだな、頼んだぜ遊樹さん!」
「え?」
真月が戸惑ってる。まあ自転車より速いとか人間じゃねえし。
「じゃ」
窓を開ける。俺の体の強度ならここから飛び降りても問題ない。
「ええええええええ!?」
シュタッ
うん。衝撃も逃がせたし支障はないはずだ。さあ、行くぞ!
はははは。チーム5D'sよ…ってこれはホセだ。
ランニング・デュエルアクセラレーション!
―――7分後―――
「さぁって。漫研かぁ。たしかこのあたりだったはずだ」
母校だから部室は大体覚えてる。え?どこに入ってたって?デュエル部作って部員とデュエルしてた。その中には倉橋もいたな。
「これ、か?」
(不気味な力を感じますね)
(やっぱり?)
(ちょっと干渉してみます)
(頼む)
デストロイヤーからの念話。この使いこまれたスケッチブックで合ってるようだ。
あ、吸い込まれ始めた。
(大丈夫だよな?入ったら水の中とかシャレにならんぞ)
(たぶん大丈夫です)
(たぶんか…不安になるなぁ)
視界が紅い光に包まれ、石造りの部屋らしき場所に出た。
「ここ、密室?いや扉があるな。鍵は…かかってる。まあ俺たちには関係ない!トレンチャー。精霊武装だ」
トレンチャーが隣に現れ俺の右腕に装着される。
なんとなくかっこいいから精霊たちを武装みたいにするのを精霊武装って呼んでみた。
右腕がチェーンソーと一体化してるけど、まあこれがかっこいいのなんの。
「そりゃ!」
扉の鍵があるであろう場所にチェーンソーを入れて突き刺していく。
「よし。終わったな」
扉が開いた。
「お、ここか」
少女が倒れている牢屋を発見。
「あなたは…遊樹プロですか。私もなかなかに運が悪い。まあ一番運が悪いのはこの少女ですが」
「お前は?」
「この牢屋の守護者、のようなものです。デュエルで勝てばこの少女を解放しますよ」
影で出来たナニカが俺に話しかける。
「随分と、親切だな」
「私は創造主によってある程度の人格を与えられていますからね。この少女に憐れみを感じる程度には」
「ああそうか。で、デュエルで勝てばいいのか?」
「ええ」
「そうか。なら」
「「デュエル!」」
はい。なんかふざけたくなりました。
デュエル中のモンスターの戦闘描写は
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いる
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いらない
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ヌメロン集めたぞ!