頑張らなきゃ…ね
機械族好きとアンナ好きもっと増えろ(ボソッ)
「で、でけえ…しかも1ターンに2体のエクシーズモンスター…」
俺のそばに侍るのは5メートルはある巨大なショベルカー。黄色の車体に青緑色のラインが浮かび操縦席のすぐ下には∞を模した無限起動特有のマークが付いている。
そしてもう1体。こちらは2メートル程と小さく感じるが、威圧感はショベルカーに近い。紅い車体からは3つの砲のようなものが突き出ておりそれぞれの上に細い金属管が3つ並んでいる。やはりこちらも車体前面の部分に∞マークが付いている。
少年 LP4000
手札3枚
モンスター
グレンザウルス(ORU×2)
ATK2000
魔法・罠
伏せカード×1
神月 遊樹 LP4000
手札2枚
モンスター
無限起動コロッサルマウンテン(ORU×2)
ATK2100
無限起動リヴァーストーム(ORU×2)
ATK2500
魔法・罠
超接地展開(アウトリガー・エクスバンド)
「無限起動リヴァーストームの効果発動!ORUを1つ使いデッキから機械族・地属性モンスター1体を手札に加えるか墓地に送る。俺は『無限起動キャンサークレーン』を手札に加える!」
リヴァーストームの前で黄色の光球が弾け、リヴァーストームの真ん中の砲からカードが射出される。
あ、そんな感じなんだ…。というか俺のデッキからって言ったよな?なんでリヴァーストームから?あれか?瞬間移動みたいな?
「無限起動コロッサルマウンテンの効果発動!ORUを1つ使いコロッサルマウンテンの攻撃力を1000アップさせる。」
黄色の光球が∞マークに吸い込まれ、青緑のラインが強く光る。
無限起動コロッサルマウンテン(ORU×2→1)
ATK2100→3100
「バトルだ!無限起動リヴァーストームでグレンザウルスを攻撃!」
「速攻魔法発動!巨影虚栄!グレンザウルスの攻撃力を1000アップする!」
懐かしいカードだな…ついでに巨影虚栄はこの世界だと五万くらい。金持ちやな…。
「なら俺も速攻魔法発動!リミッター解除!自分フィールドの機械族モンスターの攻撃力は倍になる!」
グレンザウルス(ORU×2)
ATK2000→3000
無限起動リヴァーストーム(ORU×1)
ATK2500→5000
無限起動コロッサルマウンテン(ORU×1)
ATK3100→6200
「なっ⁉」
無限起動達から紅いオーラが立ち上る。この世界じゃ攻撃力5000超えのモンスターなんて見る機会は少ない。
「行け!リヴァーストーム!」
リヴァーストームの金属管から大量の水が発射される。体にある炎が弱まったグレンザウルスは消してなるものかとばかりに身体の炎を猛さすが追い打ちをかけるように3つの砲が向けられる。
「Fire!」
より強力な水流がグレンザウルスを襲う
瞬間、大量の水が一気に熱せられたせいか轟音と閃光が辺りを埋めつくした。
周囲でデュエルしていた小学生達も観戦に来ていた親も目と耳を塞いだ。
俺にはなんか効かないけど。
「うわあ⁉」
少年 LP4000→2000
「更にバトルだ!コロッサルマウンテンでダイレクトアタック!マウンテン・シュレッド!」
コロッサルマウンテンが猛スピードで走り出し少年にその機械の腕を――
頭にちょこんとぶつけた。
ちょっと理解が追い付かない…
もしかして、このデッキ精霊付き?
あんな感じの挙動にはならないだろ普通。
少年 LP2000→0
勝ったけど…それより精霊のことが気になる。
――――――――――
「優勝は、神月 遊樹くんです!」
優勝した。
妹へのプレゼントとして
重機貨列車デリックレーンを2枚。臨時ダイヤ2枚。緊急ダイヤ1枚をもらって帰った。
「アニキ凄かった!あんなに強かったんだなアニキ!」
「俺だけの力じゃないさ。応援してくれたアンナと応えてくれたデッキのお陰だよ」
沢渡レベルで選ばれすぎな手札しかなかった。初手超接地展開は普通だったよ…
1回『超次元ロボ ギャラクシー・デストロイヤー』出したら対戦相手の少年どころか、ギャラリーの人達がめちゃくちゃ写真撮ってた。巨大ロボは男の、いや全人類の浪漫だ。
「アニキありがとう!お礼にこれ上げる!」
妹の手作りクッキー(新幹線型)と妹の笑顔だけでも報酬としては充分だよ。
精霊付きデッキ疑惑浮上。
コロッサルマウンテンさんはきっと子供に優しいと思う。
デュエル中のモンスターの戦闘描写は
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いる
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いらない
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ヌメロン集めたぞ!