アポリアって冥暗のデュエリストなのか疑問に思った。あの人結局希望側になってたし…。
次の場所に着いたようだ。
「じゃあ降りるか」
エレベーターに乗る。
「また、この様式か」
前回の遺跡と同じように何か文字が書いてあって扉はない。
「今回は俺がやる」
「別にいいけど折るなよ?」
刀で石の壁を斬るとか本当にこいつヤバい技量だよなぁ…。
「……」
精神を集中させる。この状態の倉橋に話しかけると斬られると思う。
「…シィッ!!」
居合抜きで壁を斬った。そして返す太刀で、
「シャァッ!」
もう一度切り裂く。
「っふーっ…」
息を吐きながら壁を蹴るとガラガラと崩れていく。
「よし、行くぞ」
「お疲れさん。さっきと同じく俺が先頭な」
俺、アンナ、カリン、倉橋の順で遺跡に入る。安全かは分からないから戦闘能力が高い俺と倉橋が先頭と殿を務めるしかない。
「また壁か。今回も壁に絵が描かれているし、カードを挿す場所がある…」
壁画には●が描かれている。
……邪神アバター?この世界ではダメだろ…精霊的な意味で。
「さて、これは持ってないからどうしようか」
「何かわかるでありますか?」
「これは…初代デュエルキング、武藤遊戯が苦しめられたカードだな。三邪神の最強の邪神アバターってやつだ。効果は記憶が正しければ罠カードの影響を受けず、魔法カードの効果も1ターンしか続かない。モンスター効果は…どうだったっけ?フィールドで最も攻撃力の高いモンスターの攻撃力+100の数値が攻守の数値になるやつだったな」
もちろんこれは原作効果だ。
「なんだよそのチートみたいなカードは!?」
「スキドレも効かないか。神宣はどうだ?」
「召喚を無効にするから効果は受けないのでは?」
「さあ?武藤遊戯は真正面から打ち砕いたけど…もう消えたからなぁ…」
どっちも攻撃力∞になったから相打ちになったんだよな。
「消えた?」
「邪神だぞ?下手すればNo.よりヤバいカードだ。もしそこら辺のデュエリストが持ったなら」
「なら?」
「魂を砕かれたやつらが量産されるな」
闇のゲームになるからな。絶対。
「で、どうする?引き返すか?」
「いや、壁を砕く」
「アニキのあれだな?」
「精霊武装…ですか」
「そうそう」
じゃあ…今回はスクレイパーがいいな。
「精霊武装、スクレイパー!」
右の拳がスクレイパーの棘の付いたボールみたいなのに変形する。これを見て最初に思ったのは「パシリムアップライジングのでかいあいつの武器かな?」だ。ついでに飛ばせるから勢いをつけて砕く感じになる。
そぉれ!っとぉ!
バキャ!ゴズンッ!ドガッ!
うん。砕けはするからこのままやるか。
ドゴンッ!バゴンッ!ゴガンッ!ガラッ…
「お、ちょっと穴開いてきた」
ゴスンッ!ガラ…ゴギャンッ!ガララ…
そろそろ…
ボゴギャンッ!ガララララ!
おし、開いた。
「じゃあ、行くぞ」
通路の先には…
「闘技場…?」
「ローマの…あれなんだっけ?」
「コロッセオじゃないか?アンナ?」
「そうそう、コロッセオだ!」
覚えておこうか…中学生だろうに。
「アンナ」
「なんだ?」
「帰ったら少し歴史の勉強な?」
「え~!?なんでだよぅ!?」
「そりゃ、コロッセオくらい覚えとかないときつくないか?アニキは不安です」
「だってデュエルのことさえできてればある程度の生活はアニキほどではないにしてもできるじゃん!」
「俺は参考にするな…。ここまで生活できるとは思ってなかったし…」
「こいつはプロになる気はなかったのにな」
そうなんだよなぁ。でも、倉橋、お前も原因の一つだからな?
「お前が連れてった場所でデュエルさせられたらスカウトされてそのまま流された結果だからな?」
「さあな」
お前…お前…!
「ひでえ…」
倉橋はそっぽを向く。
「じゃあ、闘技場の中に向かうか…」
「そうですね」
たぶんここはアリトの遺跡。つまり
『ほう、ようやくここに来ることができる者が…』
「ここは当たりみたいだな」
「ああ」
『貴様らの実力。No.54に相応しいか試させてもらおう!』
全員がデュエルディスクを構える。
さあ、誰とデュエルする?
ライオンハートはレベル1デッキなら本当に使えると思う。
あ、CNo.54も考えようかな…。
デュエル中のモンスターの戦闘描写は
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いる
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いらない
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ヌメロン集めたぞ!