王国歴683年3月9日
国王が崩御した。まあ…歳だしなあ…。
ナッシュが即位したんだから俺は本当に好きなことに専念するか。精霊武装の原案は作ったし、ドレッドノイドを基に戦艦の設計図を書き上げたし、No.について調べに諸国を旅する気だ。
戦艦に関しては設計図は出来たけど素材の問題でどうにもできない。精霊武装はそれぞれに合った属性じゃなけりゃ上手く扱えない。
となるとやることがない。合金は製法を鍛冶屋に伝えたけど素材の比率とかで強度も変わるだろうから数年はかかるだろう。
No.については伝承的なものとしてカードが散らばったとか邪神と人が戦っていたとかいろいろあったが真実かどうかは分からない。他の国で情報が得られればいいが。
「戦艦を作るなよ、この時代で」
「オーバーテクノロジーですね。というか見つかってないということは作れなかったのでしょうか」
「まあ話題にはなるだろうな」
王国歴686年4月17日
久しぶりに外に出る。というかこの日記を書くのも久しぶりだ。隣国が近隣諸国に宣戦布告しまくってたから精霊武装を作るのに時間がかかった。もちろん納得のいく出来だ。俺が居なくてもどうにかなるだろう。
それにちょっと極東の国に用がある。精霊武装の依頼を友人に頼まれた。刀を主武装にしているから刀の強度と切れ味のみを追求したものだ。まあ、威力高すぎるとかはあり得るが。
「3年後とか…」
「いきなり飛びましたね…」
「それだけ忙しかったのだ。なにせ私以上のハードワークをしていたのだから…」
「ちなみにどんくらいだ?」
「休みがないのは当然として18時間は働いていたな…。4時間睡眠できていたかどうか…」
「なんでそんなことして過労死しねえの?」
「人という範疇に収まらない体力と集中力の持ち主だったからな…」
王国歴686年4月19日
気づいたら20時間寝ていた件。
それでも疲労感はぬぐえない。
とりあえず、用意はしてあるし来週辺りには出発しよう。
とりあえず寝なきゃいけない気がする。
「そんだけ寝てたらそれはそれで疲れると思う」
王国歴686年4月25日
死んだように寝てたからか疲労感はだいぶ取れた。
とりあえず今回は精霊術を使いつつ休みも少なめで早めに行こう。
道程は1割くらいは超えた。このペースで行けば1週間くらいで着くはずだ。
「前回よりもだいぶ早いな…」
「鍛えたんだろうな。2年で国で最高の精霊使いとまで言われた存在だ。成長速度は異常の一言だ」
王国歴686年5月2日
極東に着いた。海はドレッドノイドで超えた。
とにかく刀は渡したし、前回の遺跡を調べることにする。あそこだけとは限らないので他の場所も調べるが。
「騒ぎにならなかったのかね」
「深夜とかに出航したのでは?」
「精霊術で空を飛んである程度離れたら出したのかもしれんぞ」
王国歴686年5月24日
とりあえず分かったこと。
・No.とはアストラル世界という異世界の使者の記憶の断片
・アストラル世界はバリアン世界と(正確にはそこの神と)対立している。
・No.とは人の心を映す鏡のようなもの。
・基本的にはこの世界の人間の欲望が形をとることになる。
・アストラル世界の使者とバリアン世界の神は相打ちとなり使者は3つに分かれそのうちの1つがNo.へと変わった。
「バリアン世界の神…ね」
「おそらくそいつが我々を操っている黒幕であろうな」
「つまり、敵は神ですか…」
「そう悲観すんな。デュエルなら神であろうと倒せる」
「…そうですね」
王国歴686年6月11日
帰ってきたら国が滅んでいた…。
え?なんで?というか隣国も滅んでるし、ナッシュも行方不明だし、アリトやドルベも死んでるし…。
混乱してるな…。ちょっと冷静になれ俺。
「確かに困惑するよな」
「ナッシュはあのあとどうなったのであろうか…それだけが気がかりだ」
グライス「実家どころか母国が消えていたで候」
デュエル中のモンスターの戦闘描写は
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いる
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いらない
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ヌメロン集めたぞ!