「迷子だ…。どうしようか」
絶賛水の迷路で迷子中だ。
なんでかは分かっているんだけどなあ。
話は大体…2,3時間くらい遡る…のかな?気絶してたからちょっとわかんないけど。
―――――――――――
「もうすでに取られてたな」
『まあ今回は先を取られたとはいえ、すでにほとんどのNo.は回収している。1枚ならばまだ許容範囲内だろう』
「とはいえちょっと悔しいな…」
ジャッジバスターの遺跡は既に荒らされていた。ベクターのNo.は取られたんだろうなあ。ベクターだけは運もいいんだよな。
「まあいい。次はNo.73とNo.94の二つがある遺跡か?」
「そうだぞ凌牙。ここだけはたぶん規模が違う。2枚もあるのなら試練的なものも今までのとは比べ物にならない可能性が高い」
「そうか…気を引き締めなきゃな!」
「まあ気負いすぎるのも駄目だぜ遊馬くん」
まあ、気を引き締めるのはいいけどさ。
---。
…?なんだ今の。
「呼んでる…」
「璃緒?」
---。
「行かなきゃ…」
え、こんな感じなのか?ZEXAL見てなかったからどんな感じなのか知らないんだけど、思考誘導的なサムシングだったのか…。
「おい、待て璃緒!」
凌牙の手がすり抜けた…!?
「あ、あそこ!」
鉄男くんが指差すところに璃緒が立っていた。この船の甲板…でいいのかな。まあ外だ。
「追いかけるぞ!」
流石に落ちるのは怖いし行くか。
「璃緒!待てそれ以上進むな!」
外に出るとすでに後2,3歩で落ちるところだった。
「ちょ、落ちるぞ!?」
走り出す。俺の脚力でも追いつくかどうかだ。
「おおッ!」
掴めはした。だけど、
「俺が落ちたら意味ねえだろ!?」
「イモシャー!?遊樹さん!?」
ちょっとこれはマズい!!
「精霊武装キャンサークレーン!」
腕にキャンサークレーンの爪が現れる。
爪についたワイヤーは上にまっすぐ伸びて凌牙がそれを掴み取った!
「ぐぉぉ!?」
「すまん凌牙!」
「お前を助けたわけじゃねえ!璃緒を助けただけだ!」
まあそれでもいいんだがな!
「シャーク踏ん張れ!」
「璃緒さん!遊樹さん!今助けます!」
遊馬くんと鉄男くんが凌牙を掴む。
「オービタル!」
「カシコマリ!助けマス!」
オービタルがさらに掴みジェット噴射で引き上げていく。
「とりあえず…助かりそうだな」
「行かな…きゃ…」
璃緒が暴れ始める。ちょ、ここで揺らすのやめて!?
「うおお!?ちょ、止まれぇ!?」
『飛行船の出力が完全に停止してしまったぞ!』
「えええ!?どうすんだよアストラル!?」
『私にはどうにもできない…』
ちょっと聞き捨てならないことが聞こえたなぁ!?
「そろそろ腕がきつくなってきたんだけど!?」
片腕で二人分の体重を支えてるんだから疲れるに決まってるけどさ!
(遊樹殿…キャンサークレーンが『咄嗟に出したからワイヤーの強度が足りないです』と…)
(死ねと申すか!?いやまあ後先考えず飛び出した俺が悪いんだろうけどさぁ!?)
どうやらワイヤーが切れる可能性があるらしい。
パツッパツッ!
あ、切れてきた!?
(耐えられないそうです。まああなたならどうにかなりますね)
(呑気なこと言ってる場合か!?あとそんなに俺人外なのかよ!?)
(時速70kmで走れる人間なんていると思いますか?)
(だよね!?)
前々から俺の身体能力がさらに上がっていることには気づいてたけどさ!?
バツッバツッ!!
もっとヤバい音聞こえた!?
「ちょっとマジでヤバいって!」
「知るか!お前は死んでもいいから璃緒は生かせ!」
「凌牙おめえ!?」
バツンッ!
あ…。
「ああああああああ切れたあああ!」
この後すぐに気を失った。
――――――――――
で、今に至るわけだが…。
「とりあえず…右手の法則…だっけ?あれで行こう」
「その必要はないぞ」
「お、ドルベ!?お前は…ああ…飛行船が落ちたかなんかか」
「そうだ」
う~ん。どうやって脱出しよう…。
迷子になった経緯がおかしい。
デュエル中のモンスターの戦闘描写は
-
いる
-
いらない
-
ヌメロン集めたぞ!