無限列車起動デッキはアニメじゃ駄目だろ…   作:蓮山

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四悪人のデッキが分からないので全員圧倒されたことにします。だってアンナ対蚊忍者はCNo.81が強すぎて無理だし、デストロイヤーはデステニードローと必ず最良の手札出せます。

シャーク?苦戦するけど…実はチューナーとトリシューラ手に入れてます…あとは分かるな?


第94話 世界の真実と無限列車起動

―――デストロイヤーside―――

 

「ぐおおあああ!?」

 

『今回ばかりは手加減できそうもなかったので、全力でした。まあ、2ターンもっただけでも誇るべきです』

 

 サンダードラゴンデッキですから。

 

『さて、遊樹さんはアストラル世界で真実を知って…どう思うのでしょうか』

 

―――アンナside―――

 

「CNo.81 超弩級砲塔列車エヴォルツィオン・カールで、ダイレクトアタック!」

 

「負けって蚊あああああああああ!?」

 

 う~ん。確かに強いけど…効果を受けないカール相手にはダメだったな。

 

「アニキはどうしてるかな…急にアストラル世界に行ったらしいけど」

 

 まあ心配するだけ無駄な気がするけど。

 

―――???side―――

 

「E・HEROシャイニング・フレア・ウィングマンで、ローカスト・キングを攻撃!」

 

「みいいいいいんんんんん!!??」

 

 昼行燈のつもりが…はあ、まあこんなやつがいるのは許容できないがな…。

 

「こんな、No.すら持たない一般人にいいいいい」

 

 灰になって消えた?ふむ、

 

「これは、情報の共有をすべきか…」

 

 既に、何人か人が変わったように暴れている奴をデュエルで倒していたが、負けた瞬間に気絶していった。

 

「恨みますよ、先輩…俺に押し付けて…」

 

―――凌牙side―――

 

「トリシューラでダイレクトアタック!」

 

「先輩である俺が負けるだとおおおおおお!」

 

 クラゲ野郎のエースは強かった。だが、除外の耐性は無かったからトリシューラを出して終わりだったな。

 

「俺の家族を殺した奴…か。確かに生存できていることは、おかしいな」

 

 俺と璃緒が親を失った事故は生存が奇跡と言われていた。ならば、何故俺たちは生きている?俺の中のバリアンが関係しているのかも、知れねえな。

 

―――遊樹side―――

 

「で、俺の正体は?」

 

『お前の正体は、まあ気づいているだろうけどグライスという数千年前の人間だ。そして俺の前世でもある』

 

「どういうことだ?」

 

『そうだな、グライスという人間はドン・サウザンドの肉体の一部を取り込んだせいでバリアンになる道しかなかった。だが、やつは魂を3つに分け、アストラル世界と異世界に送り込んだ。そのアストラル世界の魂が俺だ。そしてお前の魂は異世界を巡った。その世界の数は数十個だがうち一つの世界では遊戯王というアニメが放送されていた』

 

 …うん。まるで意味が分からんぞ!

 

「ええと、つまり俺とお前の魂は同じグライスから分かれた…待てよ?バリアンにもいるのか?」

 

『察しがよくて助かる。そして、バリアン十星という戦士どもの中でも最強格とされる存在だ』

 

 3つに分かれても強いのか…。

 

『ついでに言えば俺とお前とバリアンのグライスは同じデッキがベースだぞ?』

 

「ミラーマッチになるのかよ…」

 

 先攻取ったもん勝ちになりそうだなあ。

 

『まあ、お前のデッキは改造されまくってるけどな。覇王烈竜とか、アスラピスクとか』

 

「なんか入れても回せるんだよ…俺もなんでかは分からん」

 

『多分、いろんな世界を回った影響だな。魂の大きさとかなら精霊の領域に踏み込んでるぞ。カオスもすごいことになってるけどな』

 

 精霊の領域…まあ人間卒業しかけてるし。

 

「そういえば、この手記気になっていたんだが何なんだ?」

 

『これか。説明すると長くなるな』

 

「別にいいぞ」

 

『じゃあまず手記の内容だな。この世界は1度ループしている。原因はZ-ONEに不動遊星が負けたことによるアーククレイドルの衝突だ』

 

「待て待て待て!?え、何?5D'sから繋がってんの?」

 

『5D'sが何かは分からないが、まあこの世界はシンクロ召喚によって引き起こされた歴史を修正しようとする者たちが勝利した世界。だが、結局滅んでしまった世界だ。その後、エリファスはこの世界に来てシンクロ召喚に代わる召喚法を生み出した。シンクロ召喚自体を無かったことにさせるために』

 

「それがエクシーズ召喚か」

 

『そうだな。ただ、一度滅んだ世界だ。もう一度人類が現れるまで時間がかかった。あいつはその間にランクアップの方法を作り、魂のランクアップに応用した』

 

「どれくらいの時間がかかったんだろうな…」

 

 ずっとこの世界で生活か…。

 

『孤独だったそうだ。ともすれば、発狂してもおかしくないくらいに年月が経った。そして、また歴史は繰り返され始めた。古代エジプトにおけるディアハだ。そこには前の世界でも伝説とされたデュエルキングの相棒アテムの姿もあった』

 

「こっちにもあるもんな」

 

 ブラマジとか。

 

『そして、武藤遊戯、遊城十代の世代が続きここでエリファスが動いた』

 

「シンクロが生まれる前にエクシーズを?」

 

『そうだ。以降100年シンクロ召喚は生まれなかった』

 

 あれ?

 

「俺、シンクロ召喚しちゃったんだけど」

 

『少しならいい。というよりはモーメントがないからな』

 

「ああ…モーメントがなければモーメントの暴走もないか」

 

 合点がいった。




HEROデッキの使い手…気になる人はデュエルカーニバルのソフトを確認。

デュエル中のモンスターの戦闘描写は

  • いる
  • いらない
  • ヌメロン集めたぞ!

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