【完結】ドクター「オペレーターと仲良くなりたいけどどうすれば良い!?ミッドナイト!」 作:塊ロック
……まぁ、正直楽しかったんだけどさ。
だって、彼女は本当に楽しそうに笑ってくれていた。
戦場で見るような狂った笑みではなく、女性として、少女らしさすら感じる笑みを。
だから、俺も釣られて笑ってしまった。
……そのあと彼女の水着選ばせられたのは笑えなかったけど。
「おはようございます、ドクター」
「おうおはようくたばれ」
「おごぉ!?」
翌日。
ミッドナイトが笑顔で挨拶してきたので思いっきり顔面殴ってやった。
「イタタ……すみません、悪いと思ってましたよ」
「過去形かよ」
「これでチャラにしてくれません?」
「それ言うのはどっちかと言うと俺の立場だと思う」
「そうだ!今度女の子紹介しましょうか」
「俺に死ねって言ってる?」
何だかんだお互いすぐいつもの調子に戻る。
ミッドナイトとは旧知の仲みたいになった。
まだ1年経った訳でもないのに。
「邪魔するぜ」
「邪魔するなら帰れ」
「元気そうだなジョージ。スペクターとよろしくやってたみたいじゃねぇか」
ひょっこりとエンカクも顔を出した。
こいつも俺を置いてった諸悪の根源だった。
「やかましい。ホシグマはどうした」
「相手にもされなかった」
「ざまぁ」
「なんだと」
「知ってるぜエンカク。シャイニングに言い寄って惨敗したのをな」
「なっ……関係無いだろう」
「エンカクはシャイニングの事好きだもんな」
「あ”ぁ”!?殺すぞ」
「またまた。相手をそこまで見といて言い訳がましいぜ」
「ぐ……」
エンカクが言葉に詰まる。
エンカクはシャイニングと何か過去に因縁があったのか、しきりに彼女を非難する様な事を言う。
多分好きなんでしょ(適当
「ジョージ、お前な……!」
「ん、おはよう」
エンカクの殺気を笑って銃向けて受け流している所に、サルカズの女性が入ってきた。
何となく、医療オペレーターのハイビスカスに似ている。
「おはようラヴァ」
「うわっ、何してるんだドクター……」
彼女は術師オペレーター、ラヴァ。
俺が記憶を失った後に加入した。
「暇でしょうがなくてここに来た」
「あー、悪い。特に仕事も無いんだ」
「なんだ。じゃあ何か甘い物くれよ」
「?そんな好きじゃなかっただろ」
「……別に良いだろ」
「そこの冷蔵庫の中にフィナンシェがある。好きに食え」
「お、マジか」
「おめーにゃ言ってねーよ!」
さて、俺も休憩するか。
ラヴァの分も珈琲を淹れてやる。
先に手を出そうとしたエンカクに足払いした。
「あれ、珍しいですね。シルバーアッシュが居ないなんて」
「ああ。今日は向こうが忙しいらしいから来ないとさ」
「律儀ですねあの人」
「ほら、どうぞ」
「あ、ああ……」
ラヴァが目を白黒させてずっと俺たちを見ていた。
「……ドクター、なんか変わったか?」
「そう見えるか?」
「ああ……」
何となく、ラヴァの視線に羨望が混ざっている様な気がした。
そんな訳で、今回はアンケート結果「女性オペレーターと話す」からラヴァです。
お世話にならない人は居ない、大事な子ですね。