【完結】ドクター「オペレーターと仲良くなりたいけどどうすれば良い!?ミッドナイト!」 作:塊ロック
「まずはオーキッドからの評価を纏めてみよう。マンティコア」
「はい……」
マンティコアがボイスレコーダーを再生する。
『おはよう、オーキッド。今日は調子良さそうだな』
『おはようございますドクターくん。とりあえず近付かないで』
「めっちゃ警戒されてますよドクター」
『えっ』
『……失礼。最近ミッドナイトとよく絡んでるのを見てしまって』
『あ、ああ……良いゆうじんですよ』
『あまり良くない影響を受けないでくださいよ』
「受けちゃったわね」
「うるさいぞ」
『彼ももうれっきとした成人なんですから……もう少し節度が欲しいわね』
『元ホストは、気に入らないか?』
『正直、あまり良いイメージは無いわ。けど、場の空気を読む事には長けてるから……険悪になる事はないけれど』
『何だかんだきちんと評価してるじゃないか』
『評価はするわ。良くも悪くもね』
『例えば?』
『悪ふざけが過ぎるのよ。年甲斐も無いし』
『男はいつだってそんなもんさ』
『特に貴方達といる時、と言ったら?』
『大目に見てくれない?』
『はぁ……』
ここで、テープは終わっている。
「さて、ここまでで何か思った者」
「脈は無いわ」
「ヴィグナさん!?」
「落ち着けミッドナイト。他の者は?」
「そうだな、友よ。良くも悪くも評価すると言う言葉がある以上、多少なりとも変化があれば評価し直すとも取れる」
「ポジティブな意見だ。流石シルバーアッシュ」
「だが、変化はどうする?正直、こいつの力量はそろそろ頭打ちだぞ」
「戦闘技能においては……ミッドナイトには悪いがエンカクの言う通りだ。ぶっちゃけここのメンバーの誰よりも低い」
「ぶっちゃけましたね!?」
「何なら対抗馬はシルバーアッシュだ」
「現実!!」
正直、ミッドナイトはシルバーアッシュにできない事をさせる……と言うよりシルバーアッシュで対応出来ない位置に臨時で行ってもらう近接遠距離枠なのだ。
「ここはやはり、ミッドナイトさんの武器を磨くべきです」
「スペクター……そうだな……ミッドナイト!お前の武器を磨くぞ!」
「俺の、武器ですか……!」
「ああ!お前の武器、それは……」
「誠意」
「言葉でしょ」
「エンチャントだ」
「えぇ……」
「そうと決まれば早速訓練だ!ヴィグナ!スキル特化だ!」
「ミッドナイトには実装されてないわよ」
……そうか。
「ミッドナイト、今夜は飲むぞ。俺の奢りだ」
「何慰めムードに入ってるんですか!?まだ何も始めてませんよ!?」
そうか……実装されてなかったら仕方ないな……。
「て言うか実装ってなんですか!?」
……つづく?
まだまだ続く。
いや続くなよ。