【完結】ドクター「オペレーターと仲良くなりたいけどどうすれば良い!?ミッドナイト!」 作:塊ロック
「隊長、この後時間あります?」
「貴方と晩酌なら付き合わないわよ」
「ありま」
そんなやり取りが聞こえてくる。
ミッドナイトはミッドナイトで独自に動いている様だ。
……空回りしてるけど。
「さて、友よ。今日は誘えるかどうか賭けるか?」
「賭けにならん」
「毎回成功に賭ける癖に、か?」
「………………」
「……お、決着したぜ」
俺、シルバーアッシュ、エンカクで席を囲って些末を見届けていた。
「お帰り」
「ど、ドクター……」
4人掛けの席で、シルバーアッシュとエンカクの対面、俺の隣に座る。
ぐだ、とミッドナイトが机に突っ伏した。
「これで、何度目だ?」
「……5回目です」
「ガッツは評価するぜ」
「うぅ……」
しかし、ここまで負け続けているのにめげないこの精神性……鍛えれば化けるのではないだろうか。
「なぁミッドナイト」
「嫌ですよ」
「どうして」
「……だって、俺がアドバイスしてるドクターが簡単にやってのけるのに。俺が出来ないんじゃカッコ付かない」
「……ッ、アハハハ!!何だ何だ!可愛いなぉメェはよぉ!!」
ミッドナイトの首に腕回して、拳で頭をグリグリする。
「痛っ!痛いっ!」
「良いぜ、それなら手は出さないよ。それにしても、どうしてそこまでオーキッドを?」
「………………」
ミッドナイトを解放する。
「気が付いたら、気にしてるんですよ」
……それは、俺にも覚えがある。
記憶に無くても、ずっと。
「心当たり有りって顔だな」
「……うるせーぞ」
エンカクに指摘されてちょっとムッとしてしまう。
「ああ……そういえばドクターも」
「俺の事は良いだろ」
「そっちはどうです?」
「ええ、順調ですよ」
「それは良かった。しかし、ドクターもいよいよ……」
「……待て、誰の声だ」
シルバーアッシュが、ショートケーキを食べ終えフォークを置く。
その眼光は鋭い。
「おいおい口の端にクリーム着いてるぞ」
「む、すまない友よ」
「……俺は答えてねーぞ」
「俺も」
「俺も………………っ?!」
気が付いたら、俺の首の両サイドから腕が生えている。
いや、違う……これは、後ろに誰か居る……!
それに気付いたシルバーアッシュとエンカクが固まる。
ミッドナイトも目を剥いた。
うわ、嫌だなこれ。
気付きたくない。
恐る恐る振り返る。
……駄目でした。
後頭部にめっちゃたわわな圧力。
「私とDr.ジョージの関係は、一歩ずつ着実に前進しておりますわ……♪」
「「「「▂▅▇█▓▒░(’ω’)░▒▓█▇▅▂ うわあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!?!!????!!!!」」」」
「私……話のオチにされ過ぎなのでは?」
「じゃあ普通に登場してくれ!」
「いいえ……貴方と深淵の彼方までご一緒するまでは……」
「え、ちょっと、待っ、助けっ、」