【完結】ドクター「オペレーターと仲良くなりたいけどどうすれば良い!?ミッドナイト!」   作:塊ロック

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今回はドクター目線ではありません。

キャラ崩壊注意。


EPISODE EX 白黒付かない焼餅焼き

……何故だか分からないけど、今日ずっとあたしの機嫌は悪かった。

何故かって?

分からないって言ったじゃんか。

 

「……ジョージ」

「ん、エフイーターか」

 

執務室に居たのはサルカズの狂戦士……エンカクだけだった。

 

「あれ、ジョージは?」

「あいつなら今日は非番だ」

「非番だからってどっか行く様な性格だっけ」

「さぁな。アレにはアレの事情があるだろうさ」

「ふーん……分かった様な事言うんだ」

「お前も前のジョージ知ってるからと言って余裕かましてると掠め取られるぞ」

 

したり顔で言ってくる一本角がムカついたのでぶん殴った。

 

「別にそんな事思ってないし」

「前が見えねぇ」

 

ずかずかと足音荒く執務室を後にする。

別にジョージが気になってる訳じゃないし。

 

……ただ、あたし見る度に可哀そうな顔するし、めちゃめちゃ気にしてくる。

物凄い気を遣ってくる。

 

……正直ほっておかれるのもそれはそれでムカつく。

 

「……あ、エフイーターさん」

「おや、珍しいねえマンティコア。あたしでも見つけられるなんて」

 

特殊オペレーターマンティコア。

普段ほぼ見つけられない存在なので本当に驚いた。

 

「ねぇねぇ、ジョージ知らない?」

「ジョージ……って?」

「え?ああ……ドクターだよ、ドクター」

「ドクター……今日は、お出かけ」

「ああ、やっぱそうだったんだ。まさか、誰かと?」

「うーーーーーーーーーん……スペクターさん」

「は?」

 

……ねぇ、アイツあたしの事好きだったんじゃないの?

オイオイオイオイ何ナチュラルに女の子とデートしてるの?

本当にあたしとより戻す気あんの?

 

「そっかー、ありがとね」

 

 

※元々付き合ってたわけではない。

 

 

 

――――――――――

 

 

「……何か、凄い嫌な予感がした」

「Dr.ジョージ?どうかなさいまして?」

 

隣に居る私服姿のスペクターが小首を傾げている。

……ごく自然に腕組んで来ている。

どうして……。

 

「さ、今日はDr.ジョージを好きに出来るのです。行きましょう」

「俺は認可した覚えは無いんだけどな!?」

「ふふふ、どこから行きましょうか」

「まぁ……そうだな朝は食べたか」

「ええ」

「じゃあ昼は外食だな。それまでどうしようか」

 

なんてことの無い会話をしながら、二人で並んで歩いていた。

 

「……着けられていますね」

「何……こんな場所でか。レユニオンももうこんなところに……」

「……いえ。本日はそんな些末事おいておきましょうよ」

「え、大丈夫なのそれ」

「時間は有限です。行きましょう行きましょう」

「押すな押すなって……大丈夫なのかこれ」

「ええ、ええ」

 

……まぁ、スペクターが言うなら、大丈夫か。

 

 

 

――――――――――

 

 

 

「……あの子、気付いてるな?くそー、気にしてるあたしがばかみたいじゃん。これ全部ジョージのせいだ」

 

 

 

 

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