【完結】ドクター「オペレーターと仲良くなりたいけどどうすれば良い!?ミッドナイト!」 作:塊ロック
流石にクズが過ぎるので。
頭を抱える。
「スペクターとも、やってしまった……」
「………………」
隣で飲んでいたシルバーアッシュも頭を抱えていた。
飲まなきゃやってらんない。
「盟友よ……何のために話術を学んできたのだ」
「ホントだよ……」
お互いにため息を吐く。
「英雄色を好むとは言うがな……」
「フォローかそれは」
「……世界でも救ってみるか?」
「キャラじゃないなぁそれ」
「だが、関係を清算するにしてもまぁ諦めるとは思わない相手だな……」
エフイーターもスペクターも、絶対に相手を手に入れにくるタイプだ。
「それに、ヴィグナとマンティコアもどうするつもりだ。絶対知っているぞ」
「だよなぁー……絶対勘付いてる」
「いよいよ八方塞がりだな?」
「何か楽しんでないかお前」
「修羅場を眺めているというのも存外悪くないな」
「友人を間違えたかな、俺は」
「今更だな」
「ああ、今更だ……」
ウィスキーを呷った。
「おいおい、飲み過ぎじゃないか?」
「飲まねーとやってらんねぇよ」
「まだ私だけなのに潰れるな……他も誘っているんだろう?」
「ああ……」
バーの扉が開く。
足音は4つ。
「いやー、スミマセンドクター。遅くなりました」
「こんばんは」
「あ、もう飲んでますね……」
「ようジョージ。いい酒持ってきたぜ」
ミッドナイト、クーリエ、マッターホルン、エンカクの4人が入ってきた。
なんてことない、いつものメンバー。
「聞いたぜジョージ。スペクターとも寝たんだろ?」
「誰がそんな事吹聴してたんだよ!!」
「本当ですかドクター……見境ないですね」
「やめろクーリエ……本意じゃないんだよ」
バーが賑やかになる。
最近誰かとタイマンで向き合ってばかりだったから、却って新鮮だ。
「もしかしたら最終的に口説いた人全員と寝るんじゃないですか?」
「やめろマッターホルン。それだとシルバーアッシュとエンカクとも寝ることになる」
「私は構わんぞ」
「だそうです」
「殴るぞ」
ハハハ、と笑いが起きる。
正直当人からすりゃ笑い話にもならないけどこうやって笑ってくれる人が居るならまぁまだ救われる。
「……でも、二人目を許せば増えますよね」
「だよねー……」
ほんと、どうするべきか……。
「正直、今のこの世界で一人に拘る理由も無いだろう」
エンカクが爆弾発言。
「……重婚とか昨今禁止してるとこ少ないしな」
「いやまぁそうだけど……」
「後は本人の同意ですけどね」
「血が流れそうな気がする」
「絶対流れるな。お前の」
「言わんでもいい……」
特に対策なんて思いつかず、悪戯に時間を消費しただけだった。
現実逃避くらいさせてくれ。
さて、と言う訳で全員と関係を持ってしまうルートが確定しました。
問題はそれをどうやって畳むかなんですけど。
完全に「俺たちの戦いは、これからだ!」的な終わり方になりそうです。