【完結】ドクター「オペレーターと仲良くなりたいけどどうすれば良い!?ミッドナイト!」 作:塊ロック
盛り過ぎたかなー……?って思ったけど流石に正面から言われたら来る。
というのは取り敢えず置いておいて最後の相手です。
偽ロドス撃滅事件から暫くして。
あれからロドスの風当たりがちょっと強くなったけど、俺達は出来る事を日々こなすだけだった。
「邪魔するぜ」
「邪魔すんなら帰れ」
執務室にエンカクが入ってきたのでいつものやり取りをする。
「あれ、ミッドナイトは?」
「お前があいつを気にするなんて珍しいな」
「最近誰かさんが鍛えてるお陰で見る所が増えたからな」
「ミッドナイトは最近ずっと来てない」
「ほう、何でまた」
「分からん」
最近、ミッドナイトが執務室に顔を出さない。
というより避けられてる気がする。
「避けられてるな」
「面と向かって言うなよ」
「それ以外考えられんだろう」
「そうだけどさ」
「困り事の様だな、友よ」
シルバーアッシュが当然の様に執務室に入ってきた。
暇なの?カランドは。
「アッシュ」
「ミッドナイトの事だろう」
「まぁ、な……」
何かマズったんだろうか。
結局、あの後増援に来たヴィグナ達と合流したミッドナイトに迎えられたが……特に話すことは無かった。
「指示が悪かったのかもしれんな」
「指示、か……」
ミッドナイトは残らせた。
アイツはこっちに来るべきじゃない。
その配慮は、余分だったのかも知れない。
「少し奴と話す必要があるかもな」
「それは思う。だが避けられてる」
「なら、他の誰かを使え」
「誰か、ね……」
――――――――――
「それで、私にミッドナイトを誘き出せと?」
「頼む、オーキッド」
人事事務室。
よくオーキッドはここで作業している。
「……最近、元気が無いと思ったら貴方達何かあったのね」
「まぁ、な」
「そう。場所は?」
「バーで頼む」
「……あんな様子の彼、ちょっと調子が狂うわ。早く何とかして」
「分かってる」
――――――――――
「よう」
夜。
無理言ってロドス内のバーカウンターを貸し切りにしてもらった。
そこで、俺はミッドナイトを待っていた。
「ドクター……」
「座れよ」
「ははは……オーキッド隊長が、俺なんか誘ってくれる訳ないもんなそりゃ……」
観念したかの様にミッドナイトは俺の隣に腰掛けた。
「「………………」」
お互い、無言。
空いてるグラスに酒を注ぎ、ミッドナイトに寄越した。
「頂きます」
「おう」
特に文言もなくグラスをお互いぶつけ、一息に煽った。
「最近、避けられてる気がしてな」
「単刀直入っすね」
「回りくどく言っても仕方ないだろ」
「それもそうですね」
空になったグラスに注ぐ。
「ドクター」
ミッドナイトが口を開く。
「俺は……貴方のことを友人だと思ってます。今でも」
「そりゃ……嬉しいね」
「けど……やっぱり納得出来ませんでした」
「納得?」
「どうして、どうして俺をあの時連れてってくれなかったんですか」
VSミッドナイト。
師であり友人である彼が、ラスボスになります。