【完結】ドクター「オペレーターと仲良くなりたいけどどうすれば良い!?ミッドナイト!」 作:塊ロック
アークナイツも4周年ですってね。
凄いですよね。
異格スワイヤーが出たらしいし。
欲しかったので復帰しました。
……え?何でSS書いたかって??
何となくです。
あ、今回も例によって例の如くキャラ崩壊に設定ガン無視です。
悪しからず。
「ごきげんようDr.ジョージ」
朝。
執務室で始業の準備をしている時にふと彼女は現れた。
「おはよう」
「ええ、おはようございます」
スペクター。
修道女然とした衣装に身を包む女性だ。
そして、俺の恋人でもある。
……複数居るうちのひとり、と注釈が必要ではあるが。
「どうした?今日君は秘書じゃなかったと思うけど」
「ウフフ、愛する人に会いに行くのに理由が必要で?」
「……あー……」
違和感を覚えてしまう。
なので、取り敢えず言っておく。
「君、スペクターじゃないでしょ」
「あら」
スペクターの姿をした、スペクターではない女性が目を丸くした。
―――――――――
スペクターについて少しだけ補足をすると。
かつてボロ雑巾の様に捨てられていた所を保護したのだが、彼女は何も覚えていなかった。
治療が進むごとに気を病んでいることが分かったのだが……。
恐らく目の前の彼女は、スペクター本来の人格なのだろう。
「よく分かったわね。これでも結構寄せたつもりなのだけど」
「それは……まぁ」
愛した女性だからこそ違和感を覚えたと言うか。
「それほど前の私に御執心だったのね」
「愛してるからな」
「あらあら」
可笑しそうに笑う。
同じ顔でも笑い方派かなり違う。
こちらのスペクターは明るい雰囲気を感じる。
「あと、前に一度会ったな」
「ええ、覚えてるわ。素敵な啖呵だったわよ?」
「そいつはどうも」
ロドスを騙るチンピラを制裁した時のこと。
いやに彼女がハイテンションだと思えばこちらが本当の人格だったのか。
「しかし、また会うとは思ってなかった」
「ええ、私も出てこれるとは思ってなかったもの。今日は何故か朝起きたら身体が動いたから」
「えっ、そんな感じなの?」
と言うか意識あるんだ。
「ドクターが私の身体を無遠慮に蹂躙したのも知ってるわよ?」
「……あー」
そうか。
主人格はあくまで彼女だから、勝手に体を使われた上に純潔まで散らされていたのを見せられていたと言う訳で。
「その、何だ……すまない」
「謝らなくても良いわよ。何事も経験だs」
次の瞬間、ガッと
「えっ!?」
「Dr.ジョージに何を言うのです」
「ちょっと!今私が喋ってるのよ!?」
スペクターが一人で喋り始めた。
「え、待って待ってスペクター??」
「おはようございます、Dr.ジョージ。今変わりますね」
「はぁ!?待ちなさいよ!私の身体なのだけど!?」
「私はDr.ジョージと朝の接吻をしたいだけなのです」
「昨日の夜もしてたじゃない!」
「それが何か?」
「開き直らないでちょうだい!」
「さぁ、早く身体を明け渡して」
「そろそろ私に返してくれても良くて?」
「嫌です」
「何よ」
「私も消えたくありません」
「えっ、消え……」
そうか。
スペクターの主人格が戻ってくるという事は。
……消えてしまうのか、彼女が。
「「………………」」
俺の顔を見て、二人はやり取りをやめた。
ひとまずは主人格の方に制御が戻ったみたいである。
「そんな顔しないでくださる?」
「えっ、ああ……すまない。顔に出ていたか」
「複雑な事情だもの。仕方ないわ……でも、いつか決着が訪れるわ」
「……そうか」
……いつか必ず来る別れ。
願わくば永遠に来て欲しくはないが……何とかならないものか。
そう言えば。
「君のことは、なんて呼べば?」
スペクターだとちょっと紛らわしいし。
そう聞くと、彼女は少し首をひねって答えた。
「そうね。ローレンティーナ、そう呼んでちょうだい」
そう言って、スペクター……ローレンティーナは微笑んだ。
ここのスペクターは二重人格枠となりました。
あ、ぶっちゃけると片方の人格が消えるとかはありません。
ずっと一人二役になります。
仕方ないね、それやると鬱になっちゃうし。
あ、異格スワイヤー引けました。