ヘドロになった男   作:びーびーびー

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やってきた高校生活。

 今日から高校生活だ。内調のおじさんとのスパイ訓練も一旦お休みだ。ここからは僕の雄英での暮らしが始まるんだ。

 

 雄英の制服を着こみ登校する。母親からはかっこいいよと言われて少し照れる。通学は電車を乗っていく。毎日の通勤ラッシュで人が多い。苦しい。

 

 『大丈夫か?』

 

 心配してくれる声が聞こえた。これは僕の大切な相棒ヘドロだ。彼のおかげで今の僕があるといっても過言ではない。

 

 「大丈夫だよ。」

 

 うっかり声を出してしまった。頭の中で会話できいるのに。これは恥ずかしい。周りの目が気になりすぎる。しっかりするんだ僕。頑張るぞ。

 

 雄英についた。門はとてつもなくでかい。何だこのでかさ。そうかみんなの個性のことを考えて誰でも通れるように設計しているんだ。

 

 僕は胸をわくわくさせながら、校門をくぐった。

 

 僕のクラスはAクラスだ。早速教室に向かおう。

 

 教室にはかっちゃんとメガネの子が何やら言い争いをしている。僕は絡まれるといやなのでそそくさと自分の席に座ろうとした。しかし、ここで最大の誤算があった。そう、僕の席はかっちゃんの後ろだった。案の定メガネの子に絡まれてしまった。

 

 僕は適当に返事を返した。

 

 原作の緑谷と今の緑谷はだいぶ違うな。緑谷は気付いてないけどメチャクチャ見られていたぞ。なんてこったい。少し可愛くしすぎたか?まあいい。どうせ本人気付いてなさそうだし。ていうか、クラスメイトが話しかけているのに態度がそっけないぞ。性格がだいぶ変わっているな。

 

 「友達ごっこがしたいならよそへ行け。」

 

 お、来たな。このクラスの担任。イレイザーヘッド。本名忘れた。何だっけ?この世界の暮らしも長くなったからな忘れるよね。

 

 「このクラスの担任相澤消太だ。今からみんなにはこの服を着てグラウンドに来てもらう。」

 

 体力テストが来たな。ここでは確か入学式をせずに、個性ありの体力テストをするんだよな。緑谷たちも服を着替えてグラウンドに向かおうとしている。

 

 緑谷が着替えている時の男子たちの目線が気になったけどまあ仕方がないだろう。そこのブドウ頭鼻血をだすな。お前はノンケのはずだろう。頼むぜ。しかし、さすが爆豪、緑谷の裸体を見ても唯一いつも通りだ。みんなも見習ってほしいもんだ。

 

 グラウンドに集まるとみんながガヤガヤ先生と話している。入学式の件だろう。相澤は入学式している暇がないといっている。さすが雄英。そして、今から個性を使った体力テストをするみたいだ。

 

 「おい、緑谷。お前内閣推薦もらって入ったんだろ。みんなに見本を見せてやれ。」

 

 周りがざわざわしだす。俺もざわざわする。そうか原作では爆豪がソフトボールを投げるのだがここでは緑谷が投げるのか。よし、手伝ってやるか。

 

 緑谷は円の中に入る、彼の背中から緑色のヘドロの触手が出てくる。触手はソフトボールを持ち鞭のようにしならせ大きく振る。遠心力を使って投げたボールは空高く飛んでいく。

 

 「905m」

 

 周りからは歓声が聞こえてくる。

 

 相澤消太は緑谷の記録にも多少驚いたがそれよりも別のことに怒りを感じていた。それは緑谷に投げるソフトボールをを渡す時だ。ほのかに匂いが来たのだ。本人はうまく隠しているつもりだろう。実際うまく隠している。だが、相澤消太はわかってしまったのだ。こいつヤニを吸ってやがると。こいつは腐ってもヒーロー志望なんじゃないのか?どうしてこんなことをする。本来なら即除籍にしてやるところだが政府がそれを許してくれない。政府の意思を無視して除籍にしてもどうせこいつは戻ってくる。むしろ俺がクビにさせられる。この世の中は腐っている。そう感じた。

 

 結局緑谷は全体のトップで体力テストを終えた。

 

 放課後緑谷は爆豪に呼び出された。

 

 「くそデク何だ。あの個性は今まで俺をばかにしていたのか?ああん!!」

 

 「そんなことないよ。これは僕の個性じゃないんだ。あまり詳しいことは言えないけどかっちゃんに僕は嘘をついたことはないよ。」

 

 「ならいい。」

 

 爆豪は帰っていった。最近思うが緑谷は爆豪の扱いに慣れてきてないか?中学の時も度々絡まれているのを躱していた。それに爆豪がとても軟化しているような気がする。やっぱり見た目か?見た目なのか?

 

 そんなことはどうでもいいか今日の体力テストで分かった。相澤消太は緑谷のことをあまり好ましく思っていない。目を見たらわかる。おそらく俺のことをある程度分かっているのじゃないかと思う。敵ヘドロという事をそもそも内調のおじさんにも捕まるかヒーロー目指すかって言われたから、相澤先生もある程度緑谷のこと知っていてもおかしくないか。

 

 麗日は考えていた。バックをおいて爆豪とどっかいった緑の少年のことを。本当は朝話す予定だった。しかし、彼の顔を見た瞬間にキャパオーバーしてしまったのだ。話せるわけないやん。なんなん。何であんな綺麗な顔しとんの。緊張して声かけられへんわ。そう緑谷は綺麗すぎたのだ。

 

 けど、それじゃあかん。ちゃんとあの時こと助けてくれてありがとうって言わな。バックは置いてある。教室に来たら言おう。

 

 ガラッ

 

 ドアの開く音がした。きた。緑谷君!さあ、いうぞいうぞいうぞいうぞいうぞいうぞいうぞいうぞいうぞいうぞいうぞいうぞいうぞいうぞいうぞいうぞいうぞいうぞいうぞいうぞいうぞいうぞいうぞいうぞいうぞいうぞいうぞいうぞいうぞいうぞいうぞいうぞいうぞいうぞいうぞいうぞいうぞいうぞいうぞいうぞ

いうぞいうぞいうぞいうぞいうぞ

 

 

 

 

 

 ガラッ

 

 

 

 

 緑の少年は帰っていった。

 

 

 

 

 




書いて思った。ジャンプ毎週かっているけど、ヒロアカ一話からジャンプで見てるけども、単行本買ってないからちゃんとした会話まで覚えてない・・・
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