Fate/Kindergarten   作:皇緋那

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8騎ぶんのサーヴァントステータスです。
ネタバレ要素満載なので、本編読了後の閲覧を強くおすすめいたします。


サーヴァントマテリアル
設定集【ネタバレ注意】


 ☆セイバー

【CLASS】セイバー

【マスター】ベルチェ・プラドラム

【真名】オリヴィエ

【性別】男性

【出典】ローランの歌

【地域】フランス

【身長・体重】144cm/42kg

【属性】秩序・中庸・地

【ステータス】

 筋力B

 耐久A

 敏捷B

 魔力C

 幸運C

 宝具A+

 

【クラス別スキル】

 対魔力:B

 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

 

 騎乗:B-

 騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

 

【保有スキル】

 聖騎士の諫言:B+

 無二の親友ローランを初めとしたパラディンたちに対する助言、及び戦術的な直感。

 自らと味方の対軍宝具に関する判定に有利な補正を得る。彼が能力を知り尽くした相手ならばより効果は上昇する。

 

 人間観察:C

 人々を観察し、理解する技能。

 Cランクであればサーヴァントに対するマスターの能力と同等のものに加え、使用されていないスキルであっても低い確率で見抜くことができる。

 変人揃いの十二勇士において、彼らの能力を把握し運用するうちに身についた。

 

 戦闘続行:C+

 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、死の間際まで戦うことを止めない。

 

【宝具】

無毀なる清廉(オートクレール)

 ランク:A+

 種別:対軍宝具

 レンジ:1〜50

 最大捕捉:500人

 オートクレール。

 オリヴィエが愛用した剣であり、元はランスロットが用いたアロンダイト。黄金や水晶にて彩られた、決して刃こぼれすることのない名剣。

 宝石には魔力が貯蔵されており、それを使用した剣戟も可能であるが、ランスロットが同胞の騎士を斬った際に魔剣となっているため、必ず黒い瘴気の魔力として発動する。オリヴィエはそれを分析、制御しているという。

 ただし、逸話によりローランとは決着がつかず、デュランダルとはいくらぶつけあっても互いに傷がない。

 

清め喰らう不滅の終剣(オートクレール・ソワレ)

 ランク:A++

 種別:対軍宝具

 レンジ:1〜500

 最大補足:1000人

 オートクレール・ソワレ。

 円卓の騎士と十二勇士──二つの騎士物語の終焉を見届けた剣の力を解放するもの。刀身に込められた魔力を集中させ、極大の光の断層を形成し、究極の斬撃を放つ。

 アロンダイト本来の真名解放とは異なり「対神・対英雄宝具」としての側面を併せ持ち、神話や物語に語られる存在に対する特攻効果がある。

 また、オリヴィエが傷ついているほどに他の宝具やスキルへの抵抗力、破壊力が上昇する。

 

王喚びの牙(ラスト・オリファント)

 ランク:B++

 種別:対軍宝具

 レンジ:1〜99

 最大捕捉:1000人

 ラスト・オリファント。

 親友ローランがロンスヴォーの戦いにて携帯していた象牙の笛。きらびやかな装飾が施されている。

 その音色は英霊の座より王の威光を呼び寄せる。つまり、サーヴァントとしてシャルルマーニュたち勇士を召喚する。その時、魔力はこの宝具より供出され、効力はオリヴィエの消滅まで継続する。

 本来はローランの所持物であり、彼は使用を敗戦の直前まで拒否したため、オリヴィエには真名解放を行えない。彼の親友と認められた人物が、死に瀕して初めて、真名の解放が可能になる宝具。

 

【人物】

『剣士』のサーヴァント。

 真名はオリヴィエ。シャルルマーニュ十二勇士きっての常識人にして智将。彼らの面倒なノリを押し付けられてきた人物。嫌そうな態度とは裏腹にむしろ楽しんでいる節がある。ツンデレ気質。

 

 ローランの歌において語られる彼の活躍はそう多くはない。最後の戦いであるロンスヴォーにおいては、致命傷を受けてなお敵将を討ち取るなど獅子奮迅の活躍を見せたとされる。

 

 だが、Fate世界において勇士たちの活躍の殆どは真実ではない。オリヴィエもまた、実在の人物ではあれど、巨人や聖剣などとは無縁な大帝の部下であった。

 偏屈な王も脱ぐローランも理性蒸発アストルフォもみんな大好きなオリヴィエだが、それらの記憶や冒険譚が事実ではないことも理解しており、その乖離には複雑な思いを抱いている様子。

 

【特技】ボケにブレーキをかけること

【好きな物】王様と同僚

【苦手な物】無謀な戦い

【天敵】シャルルマーニュ

【一人称】オレ

【二人称】アンタ

【三人称】アイツ

 

【因縁キャラ】

 〇ベルチェ

 マスターにして戦友。その独特なノリに対し、十二勇士にいてもおかしくないと思っている。

 

 〇ローラン

 親友。デュランダルとオートクレールで三日三晩斬り合ったり、妹を嫁にやったりした。脱ぐのはどうかと思っている。

 

 〇アストルフォ

 同僚。一緒にいると迷惑極まりないが楽しい奴。性根が真っ直ぐなため、ポンコツだが信頼できる奴。ポンコツだが。

 

 〇ブラダマンテ

 同僚。基本的にはいい子だし、勇士ではまともな方なのだが、恋人関連になるとどうも手が付けられない。

 

 〇シャルルマーニュ

 王様。主として尊敬しているが、面倒なノリを押し付けるのはやめていただきたい。

 

 〇ランスロット

 愛剣のかつての持ち主。実は憧れの的。

 

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 ☆アーチャー

【CLASS】アーチャー

【マスター】ソラナン・フィアーリア

【真名】イリヤ・ムーロメツ

【性別】女性

【出典】ヴィリーナ

【地域】ロシア

【身長・体重】138cm/34kg

【属性】中立・善・地

【ステータス】

 筋力A+

 耐久B

 敏捷B+

 魔力B+

 幸運C-

 宝具C

 

【クラス別スキル】

 対魔力:B

 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。

 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

 

 単独行動:C

 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。

 ランクCならば、マスターを失っても一日間現界可能。

 

【保有スキル】

 命の泡:C++

 兄弟となった巨人スヴャトゴルの生命があふれだしたもの。アーチャーに巨人の膂力と勇気を与えている。筋力ステータスを上昇させ、精神干渉に対する抵抗力を得る。

 

 槍除けの加護:D

 ボドソコリニクに寝込みを襲われた際、彼の槍を逸らした十字架。アーチャーにとって致命傷となる攻撃を一度だけ無効化する。

 

【宝具】

引き劈くは叫喚の聲(ソロヴェイ・クリチャーチ)

 ランク:C+

 種別:対人宝具

 レンジ:0〜30

 最大捕捉:1人

 ソロヴェイ・クリチャーチ。

 怪鳥に変身すると言われた盗賊、ソロヴェイを射抜いた逸話が宝具となったもの。ソロヴェイの力を宿しており、相手を自動追尾することができる無尽蔵の矢。呪いを宿しており、呪いのエネルギーによる過負荷をかけることで爆発を起こすことも可能。

 真名解放により、召喚している矢を連鎖的に爆発させ、周囲に破壊音波を撒き散らす。

 また、この宝具による呪いを受けた者には、魔力回路の異常や身体的な負荷、およびフラッシュバックなどさまざまな症状が現れる。解除する手段はイリヤの消滅のみ。

 

黄金を堕とすは天の雷霆(ピィエルン・グロザー)

 ランク:A

 種別:対軍宝具

 レンジ:1〜100

 最大補足:500人

 ピィエルン・グロザー。

 イリヤの持つ雷神ぺルーンの特性を宿し、真名解放によりトール神の『悉く打ち砕く雷神の槌』にも似た破壊の効果をもたらす宝具。

 由来は「ぺルーンのような一矢」で黄金の装飾を砕き、売り払った逸話。

 矢へと雷の魔力を込め、投擲と同時に炸裂させ、一気に解放する。雷の雨。

 

【人物】

『弓兵』のサーヴァント。

 色素が薄く幼い少女英雄。好奇心旺盛で、無邪気に悪魔のような性質を示す。大酒飲み。

 

 真名はイリヤ・ムーロメツ。ヴィリーナに語られる大英雄。生まれてから30年もの間手足が動かず、言葉も話せなかったが、通りすがりの老人によって怪力を得たと語られる。

 

 kindergartenの歴史における彼女は魔術回路や筋力を調整されたホムンクルス。

 錬金術師であった彼女の両親が30年間鋳造を続け、通りすがりの魔術師たちにより調整を施されたことで完成した傑作である。

 

 イリヤは旅立ちの後、巨人種スヴャトゴルとの出会いと別れを経て彼の力を受け継ぎ、ソロヴェイを初めとした様々な怪物を退治している。

 活動限界まで太陽公ウラジーミルに仕え勇猛に戦い、最期は祈りを捧げ石像になったとされている。

 

【特技】怪力

【好きな物】お酒

【苦手な物】年上のお姉さん

【天敵】ベルチェ

【一人称】私

【二人称】あなた

【三人称】彼/彼女

 

【因縁キャラ】

 〇ソラナン

 マスター。あまり好きなタイプの人間ではないが、酒をぐびぐび飲ませてくれたことには感謝している。

 

 〇ルイス・キャロル

 同盟相手だったサーヴァント。生まれてからずっと戦士として扱われてきたため、彼女の接し方は新鮮だったようだ。

 

 〇ロシア系サーヴァント

 彼女以降の英霊を勝手に弟・妹と捉えている節がある。お姉さん面する。

 

 〇イリヤスフィール

 イリヤの名を持つホムンクルス。

 彼女のようなユスティーツァモデルとアーチャーでは用途が大きく異なるため、完全に他人の空似。

 万が一、どこかの星見台で魔法少女や複合神性になった彼女と出会えば、本人も混乱する。

 

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 ☆ランサー

【CLASS】ランサー

【マスター】生き物係

【真名】ミストルティン

【性別】不明

【出典】北欧神話

【地域】北欧

【身長・体重】141cm/37kg ※委員長のもの

【属性】中立・中庸・地

【ステータス】

 筋力C

 耐久C+

 敏捷E

 魔力A

 幸運A

 宝具A++

 

【クラス別スキル】

 対魔力:A

 A以下の魔術は全てキャンセル。

 事実上、現代の魔術師ではランサーに傷をつけられない。

 

【保有スキル】

 神殺し:A++

 光の神・バルドルを貫き殺害するのに使われた木そのものである。神を殺す武具としてのミストルティンはあらゆる加護を貫く最高峰の魔槍とも言える。

 

 誓約破棄:A

 誓約による制限、強化を受け付けることができない。また、ランサーにより傷を負った者は誓約による強化や加護を無効化される。

 

 寄生:EX

 人間ではなく、単体で生存する生命ではないがゆえに、他人の肉体を奪いエーテルに置換、擬似的にサーヴァント化させることができる。

 寄生されたものは元がサーヴァントであれ人間であれ「ミストルティンを投げる者」とされ、B〜Cランク相当の神性を与えられる。

 また、サーヴァントと契約していない一般人に対しては、視覚を欺きミストルティンの存在を隠蔽することが可能。

 

【宝具】

宿命を貫く金枝(ミストルティン)

 ランク:A++

 種別:対神宝具

 レンジ:1〜20

 最大捕捉:1人

 ミストルティン。

 ランサーそのものである、神を貫いたヤドリギ。矢であるとも、剣であるとも伝えられ、あらゆる武器という可能性を内包した神殺しの枝。

 真名の解放により、対象を殺すために最も適した形が宿主の記憶から選択され、変形。対象へと飛来し、神核を破壊する。

 神性やそれに類するものを保持する者に対する特攻・即死効果を有し、また契約破棄スキルによる加護の無効化を可能とする高位の「神殺し」。

 

【人物】

『槍兵』のサーヴァント。

 生物を飲み込み、サーヴァントとして再構成する怪奇植物。

 己を召喚したマスター・生き物係とは、言われるがままに従う──即ち盲目である点がヘズと重なったことによる縁で召喚された。

 

 寄生先の脳を動かすことで人間と同じだけの知性があるように見せるが、その精神年齢は幼く、人間に対する不理解も多い。

 だが、感情に触れれば柔軟に成長する特徴も持っており、非人間だが話の通じない類いでは無い。

 

 真名はミストルティン。神代に生えていた1本のヤドリギ。

 バルドルを貫き、ラグナロクを招いた幼い枝であり、フリッグによるバルドルを傷つけない契約を唯一行えなかった新芽が英霊化したもの。

 媒体によりどのような武器であるかは異なるが、ミストルティンはそのものが神殺しの宝具へと昇華されている。

 

【特技】特になし

【好きな物】特になし

【苦手な物】特になし

【天敵】マッチ売りの少女

【一人称】宿主に準ずる

【二人称】宿主に準ずる

【三人称】宿主に準ずる

 

【因縁キャラ】

 〇生き物係

 マスター。最初はなんとなく守らなくちゃいけない相手。本編完結後は一緒に成長した相手。

 

 〇委員長

 宿主。彼女の脳を通じて感情を覚えたからこそ、ミストルティンは彼女の体と意識を修復し返却した。なお、寄生後、委員長の魔術特性は植物を操るものに変化している。

 

 〇ヘズ

 ロキに利用され、己を武器として使ったことで殺された神霊。

 

 〇ヴァーリ

 聖杯内部の結界にて、ヘズを殺した相手として擬似的に再現された神霊。

 

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 ☆アヴェンジャー

【CLASS】アヴェンジャー

【マスター】雪村小夜

【真名】マッチ売りの少女

【性別】女性

【出典】マッチ売りの少女

【地域】デンマーク

【身長・体重】138cm/31kg

【属性】混沌・中庸・人

【ステータス】

 筋力E

 耐久E

 敏捷E

 魔力EX

 幸運EX

 宝具EX

 

【クラス別スキル】

 復讐者:D

 恨み・怨念が貯まりやすい。彼女はそうあれと願われただけであるため、恨みというより強迫観念に近い。

 

 忘却補正:E

 忘れ去られることの無い憎悪。無名の不幸な少女としてはあまりに有名になりすぎたため、ランクは非常に低い。

 

 自己回復(魔力):EX

 復讐が果たされるまでその魔力は延々と湧き続ける。魔力を毎ターン回復する。EXランクのアヴェンジャーは、寓話の呪いスキルの影響があるかぎり、単独行動スキルにも近い効力を発揮する。

 

 道具作成:C

 魔力を帯びた器具を作成するスキルだが、彼女は魔術師ではないため物体に可燃性(魔力の炎を発生させる発火術式)を内包させるに留まっている。

 

 陣地作成:D-

 魔術師として自分に有利な陣地を作り上げるスキル。

 

【保有スキル】

 寓話の呪い:EX

 逸話に縛り付けられている。誰にも救いの手を差し伸べられず、路地裏で凍えて眠ることを運命づけられてしまっている。

 

 うたかたの夢:A++

 他人の願望、幻想から生み出された生命体。不特定多数の人々に復讐者であれと望まれたゆえに強い力を有するが、復讐の相手を持たない彼女にそれは果たせない。

 

 無辜の怪物(焔):A

 読者からの呪い。少女の身体は常に内側から焼き焦がされており、もはや彼女が凍えることは無い。

 

【宝具】

陽炎の幻想(フレイム・ナイトメア)

 ランク:C+++

 種別:対人宝具

 レンジ:1〜5

 最大捕捉:30人

 フレイム・ナイトメア。

 マッチ売りの少女が炎の中に見た幻影を由来とする宝具。

 彼女自身を巨大なマッチに見たてて炎を起こし、望むものを形作る宝具。魔力の許す限りの焔にて、自分ごと相手を焼き尽くすための宝具。

 寓話の呪いにより彼女が焼け死ぬことはないが、使用時に大きなダメージを受けることは避けられない。

 

やがて星がふる夜(メリーバッドエンド)

 ランク:EX

 種別:対人宝具

 レンジ:0

 最大捕捉:1〜

 メリーバッドエンド。

 固有結界。全部を終わりにして、幸せの中凍えて眠りにつく宝具。

 彼女の起源は『不幸』。幸福を信じながら、必ずその結果にはたどり着かない。ゆえに、彼女の宝具は周囲を『マッチ売りの少女のラストシーン』に塗り替える固有結界となった。

 定められた結末は、愛という神秘も幸福という奇跡も破壊し、冷たく寂しい夜に眠らせる。

 即ち、お互いの持つ魔術や神秘による加護、呪いなどを無効化した上で、自身を含めた結界内部の存在をエーテルへと還元する。

 

【人物】

『復讐者』のサーヴァント。

 アンデルセンの童話『マッチ売りの少女』の主人公である。

 

 本来は英霊に満たない幻霊。しかしながら、当時のデンマークで貧困に喘いでいた少女たちの魂によって霊格が補強され、作者アンデルセンがそのモデルとした少女を中核として現界してしまった。

 

『マッチ売りの少女』『復讐者』という2重の殻を被せられており、在り方は歪められている。望まれた通り『作家』への強い敵対心を持ち、殺さなければという強い強迫観念に囚われている。

 

 Fate世界における彼女は、アンデルセンの知り合いである富豪に娶られた後、七日と経たずに無惨な遺体となって打ち捨てられていたという。

 だが、その根底にあるものは、未だに慈愛と希望。

 悲惨な末路を辿った記憶を抱いて、復讐に染め上げられて、それでもなお彼女は信じているのだ。

 ──いつか皆が幸せになれる日が来る、と。

 

【特技】笑顔

【好きな物】暖かくて楽しい場所、みんなの幸せ

【苦手な物】寒くて寂しい夜

【天敵】エリザベート

【一人称】私

【二人称】貴方

【三人称】あの人

 

【因縁キャラ】

 〇小夜

 マスター。同じ末路を辿ってしまったヒト。次の召喚があるとすれば、きっと彼女のことを後悔として憶えている。

 

 〇アンデルセン

 マッチ売りの少女としては父親のような存在。植え付けられた復讐心の矛先であり、燃やさなければならない相手。

 かつて彼と語り合った少女の記憶においては──死の間際にふと顔が浮かび、最期の言葉が彼への謝罪となったくらいには、大切な人。

 

 〇ジャック(殺)、ナーサリー、ジャンヌ・オルタ・サンタ・リリィ、バニヤン

 少しずつ似通った部分を持った、子供のサーヴァントたち。どこかで出会えたらすぐに打ち解ける。その場合、少しお姉さんぶるマッチ売りが見られるかもしれない。

 

 〇作家系サーヴァント

 アヴェンジャーである限り、復讐心を向けずにはいられない。書斎や原稿に放火してまわる。

 

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 ☆アサシン

【CLASS】アサシン

【マスター】レイラズ・プレストーン→生き物係

【真名】エリザベート・バートリー

【性別】女性

【出典】史実、『カーミラ』

【地域】ハンガリー

【身長・体重】156cm/42kg

【属性】混沌・中庸・人

【ステータス】

 筋力D

 耐久C+

 敏捷B

 魔力D

 幸運B

 宝具C

 

【クラス別スキル】

 気配遮断:B

 サーヴァントとしての気配を絶つ。隠密行動に適している。ただし、自らが攻撃態勢に移ると気配遮断は解ける。

 

 対魔力:D

 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

 

【保有スキル】

 苦痛の宴:C

 加虐体質と被虐体質の複合スキル。敵に狙われやすく、サディスティックになるほど破壊力が上昇する。また、攻撃されると防御力が上がり、攻撃すると防御力が下がる。

 

 ローラの偏愛:A

 頭痛持ちスキルの変質。幻霊ローラを由来とするスキル。

 意識がはっきりとしていない。あらゆる精神干渉を無効化する。また、彼女は相手が誰に向かって話しかけているのか理解できないため、意思の疎通が難しい。

 拷問を行っている間は頭痛から解放され、自身をエリザベートとして認識するため、このスキルは無効化される。

 

 拷問技術:A

 卓越した拷問技術。拷問器具を使ったダメージにプラス補正がかかる。

 

 戦闘続行:B+

 戦闘を続行する為の能力。決定的な致命傷を受けない限り生き延び、瀕死の傷を負ってなお戦闘可能。エリザベートの場合は、"何度負けても懲りずに現れる"能力となっている。

 

【宝具】

鮮血棺獄魔嬢(バートリ・アルドザット・エルジェーベト)

 ランク:E+++

 種別:対人宝具

 レンジ:3〜60

 最大捕捉:1000人

 バートリ・アルドザット・エルジェーベト。

 エリザベートの宝具『鮮血魔嬢』が変質したもの。

 幻霊が混ざりこんだことにより、本来のチェイテ城ではなく『被害者が幻視した恐怖の象徴』が発現する。それによりランクはE+++という一種のバグ表示となっている。

 監獄より怨嗟の声が溢れ出し、大量の凶器となって降り注ぐもの。

 暗い檻の中、迫り来る刃、血の海──それは贄となり死した少女たちが末期に見た風景。そして、エリザベートが日常としていた風景である。

 

かわいそうな死妖姫(パニッシュメント・フォー・カーミラ)

 ランク:B

 種別:対人(自身)宝具

 レンジ:-

 最大捕捉:1人

 パニッシュメント・フォー・カーミラ。

 カーミラの宝具『幻想の鉄処女』が変質したもの。凶行を繰り返したエリザベートへ与えられる罰の具現化であり、内部に存在する名も残っていない被害者の悲鳴とも言える。

 自らの身体を吸血鬼カーミラとする、ヴラド三世の『鮮血の伝承』に似た宝具。アイアンメイデンが変型し、竜の角、尻尾、翼、爪を形成。エリザベートの体に突き刺さることで装着される。

 発動中は全ステータスがランクアップし、痛覚が鋭敏化する。

 また、彼女がどれだけ痛くとも、どれだけ傷つこうとも、この拷問が終わるまで死ぬことは許されない。霊核を破壊されても消滅しなくなる。

 

【人物】

『暗殺者』のサーヴァント。

 真名は『エリザベート・バートリー』。

 十六世紀のハンガリーに生まれた貴族の娘。多数の少女を拷問にかけ、その鮮血を浴びたとされる大量殺人鬼。怪奇文学作品『カーミラ』に登場する吸血鬼のモデルともされる。

 Fateシリーズにおいては、竜の血を引いたドラ娘として登場している。

 

 今回の現界では、竜の血を引くエリザベートでもなく、吸血鬼カーミラでもない、殺人鬼としての側面を強調して召喚された。

 淫蕩に耽り、召使への凶行を始めていたころのエリザベートの姿であり、言わばエリザベートとカーミラの中間地点。

 

 また、今回召喚されたのはエリザベートだけではなく、小説カーミラの主人公にして、殺された被害者たちの集合体である幻霊『ローラ』もまた付随する形で現界している。

 ローラは絶えずエリザベートに対して被害者の記憶や苦痛を与え、精神を幼児退行させている。また、月の裏側や聖杯探索などで得た記憶は封じ込められており、ローラが付随している間は思い出すことができない。

 

 見た目は髪の色が抜け、身体は痩せ細り、しかし胸だけは発育したエリザベート。ランサー及びバーサーカー時とは現界した年齢が異なるため、生娘ではない。

 

【特技】もちろん……あれ? なんだった、かしら? 

【好きな物】きれいなもの

【苦手な物】暗くて狭いところ

【天敵】ローラ

【一人称】(アタシ)

【二人称】貴方

【三人称】アイツ

 

【因縁キャラ】

 〇レイラズ

 マスター。彼女はエリザベートに対して恋慕の情を抱いていたが、最後までエリザベートとして彼女と話すことはなかった。

 しかし聖杯戦争終了後も彼女のことは覚えており、チェイテに小さな墓標を建てたとか。

 

 〇ローラ

 かつて殺した、名前も覚えていない誰か。彼女の抱いていた恋情により、エリザベートは意識の混濁を伴う現界となった。

 聖杯戦争終了後は、彼女らに許されるまで現界を続けることになる。

 

 〇エリザベート(ランサー)

 生娘だったころ。婚前の自分。この頃に比べると、髪の色素が抜け、胸がすごく大きくなり、ちょっと痩せた。

 鉢合わせた場合「えっ、私ドラゴンだったの!?」と驚くこと間違いなし。

 

 〇カーミラ

 もう少し後の自分。混濁していなければエリザベート寄りである彼女にとっては天敵とも言える存在か。

 鉢合わせた場合、まだ身長が伸びることに驚くこと間違いなし。

 

 〇メカエリチャン

 第二宝具発動時は鋼鉄の爪や尻尾で戦うため、親近感が湧かないでもない。

 

 〇生き物係、委員長

 臨時スタッフたち。やる気を評価しており、何かと気にかけている。

 

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 ☆バーサーカー

【CLASS】バーサーカー

【マスター】瀬古春

【真名】アナト

【性別】女性

【出典】ウガリット神話

【地域】シリア

【身長・体重】145cm/47kg

【属性】混沌・悪・天

【ステータス】

 筋力A

 耐久A

 敏捷A+

 魔力EX

 幸運D-

 宝具EX

 

【クラス別スキル】

 狂化:EX

 バーサーカーのクラス特性で、理性と引き換えに驚異的な暴力を所持者に宿すスキル。アナトの場合は意思疎通が完全に成立する。ほとんど機能しておらず、ステータスもアナト本来の攻撃性の表れである。

 しかしマスターのことをバアル神の化身、つまり「お兄様」だと信じて疑わない。お兄様のためならなんでもするし、お兄様の言うことなら基本的になんでも聞く。

 

【保有スキル】

 女神の神核:EX

 生まれながらに完成した女神であることを現す固有スキル。神性スキルを含む複合スキル。

 あらゆる精神系の干渉を弾き、肉体成長もなく、どれだけカロリー摂取しても体型が変化しない。

 また、アナトにおける神核はその攻撃性を抑え込むための枷である。女神としての核を喪った時、彼女は本性を現すであろう。

 

 鮮血衝動:A+

 殺戮への衝動。狂化による影響ではなく生来の性質で、発作的に人を殺したくなる。

 

 美の顕現:B(EX)

 イシュタルと同一の起源を持つと言われるため所持しているスキル。魅了系を中枢として様々な効果をもたらす。

 ただし、肉体を乗っ取り強引に現界しているためランクダウンしている。

 

 王の盾:A

 王権の守護者としての側面。主に対魔力スキルを付与するスキル。Dランク以下のマスターへの魔術攻撃を無効化、それ以上の攻撃も軽減する。

 

【宝具】

冥王殺戮す恋獄の熱(デス・フォー・ザ・デス)

 ランク:EX

 種別:対死宝具

 レンジ:0

 最大捕捉:1人

 デス・フォー・ザ・デス。

 彼女が死神モートを一刀のもとに殺し、死体を焼き、臼でひき、ふるいにかけ、畑にまき鳥獣の餌にした逸話の具現。

『死』『災厄』という概念に対する特攻を持った大剣。死神を殺したという神秘を纏っているため、人に死を与えうる存在に対しては一方的な両断が可能。

 この真名はアナトが勝手にいじったものであり、本当は別の名前がある。

 

流れ逝く新星は凡て貴方の為に(ハイパーノヴァ・ヴィーナス)

 ランク:EX

 種別:対星宝具

 レンジ:0〜不明

 最大捕捉:1人〜不明

 ハイパーノヴァ・ヴィーナス。

 自分に押し付けられた攻撃性を解放する宝具。局所的に宇宙災害──ビッグバン以来最大の爆発現象たるガンマ線バーストを召喚し、破壊の限りを尽くす。

 このビームはオリジナルの『アナト』そのものとも言え、全開で使用すれば霊基だけでなく座や聖杯、地球まで壊滅させかねない。

 今回の霊基ではごくごく一部のみの限定展開としてA++ランク相当にまで抑えられている。

 こちらも勝手にいじった真名。

 

【人物像】

『狂戦士』のサーヴァント。

 凍結されたホムンクルスの未熟児に乗り移り、急成長させて強引に現界した神霊の一部分。

 マスターをバアルの化身だと思い込むことを枷として受け入れたことによってサーヴァント化した、規格外の存在。

 

 海の神、死神、怪物、悪魔。兄の敵となるものはなんでも殺した逸話でいっぱいの排除型エンシェントヤンデレ。

 その正体は残虐性の化身とも言うべきもの。金星の女神に通ずるイシュタルやアシュタレトといった神霊の攻撃性や殺戮衝動を一手に引き受けて生まれた分かり合えないエイリアン。

 

 人類が生まれるよりはるか昔、女神とは生存可能領域を指したが、彼女においては少し異なる。人に大して発生する攻撃性、牙を剥く銀河。即ち人の形をした宇宙災害こそがアナトの本質である。

 ブラックホール。太陽フレア。ガンマ線バースト。

 アナトはそれらおよそ超文明の脅威足り得る現象を神として畏敬したものであり、金星の女神とは表裏一体でありながら別モノ。

 

 座に登録されているアナトとは、決して滅ばぬ災害として、未だに形を持たない銀河の破片。『バアルを愛する者』という殻を被せられた、エネルギーの塊。

 さらにそこからいろいろな権能を削ぎ落とし、また魂の色を持たない凍結胎児を媒体とすることで肉体を獲得。サーヴァントとして強引に顕現した。

 

【特技】お兄様の敵の排除

【好きな物】お兄様、血

【苦手な物】我慢

【天敵】バアル

【一人称】私

【二人称】貴方

【三人称】あいつ

 

【因縁キャラ】

 〇春

 マスター。アナトとして現界する際、彼をバアルと誤認するという霊基の枷をかけられていた。

 

 〇明日菜

 マスターの妹。春をバアルと誤認したため、なら彼女はアシュタレトだろうと思い、めちゃくちゃ見下していた。

 

 〇S・イシュタル、アシュタレト

 サーヴァントとしての仮想人格を構築する際に参考にした相手。

 表裏一体の神格。生存可能領域が信仰を受けるためには、不可能領域が存在しなければならない。

 

 〇ファラオ系サーヴァント

 アナトはエジプト神話においても戦いの神として登場しており、王権の守護者ともされている。特にオジマンディアスは娘であり妃であるベントアナトの名の意味が『アナトの娘』だったりする。

 なので、アナトである限り、味方である彼らには優しい。

 

 ──────

 

 ☆キャスター/フォーリナー

【CLASS】キャスター→フォーリナー

【マスター】ドロレス

【真名】ルイス・キャロル

【性別】女性

【出典】史実

【地域】イギリス

【身長・体重】130cm/30kg

【属性】中立・中庸・人

【ステータス】

 筋力E

 耐久D

 敏捷E

 魔力B++

 幸運B+

 宝具EX

 

【クラス別スキル】

 陣地作成:D

 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。キャロルは自らの書斎を作るのに使用している。

 

 道具作成:B

 詩文を用いてアイテムを作成可能。

 

 領域外の生命:EX

 外なる宇宙、虚空からの降臨者。 邪神に魅入られ、その権能の片鱗を身に宿して揮うもの。

 幻想の住人に宿ったのは現実世界を夢にみる魔皇である。

 

【保有スキル】

 高速詠唱:C-

 即興で詩を作るのに役立つスキル。

 

 無辜の怪物:E

 ロリコン扱い。このスキルにより、本来慈愛を持って成立する存在でありながら性愛を持つ者として定義されているため、ジレンマに苦しんでいる。

 また、幼い少女に与える物理・魔術ダメージが少し低下する。

 

 夢想家:A+

 外宇宙に触れて得た狂気を飲み干し、己の内部に体系化して巣食わせていることの証明であるスキル。

 キャロルはこのスキルと第一宝具を併用することで、幻夢郷ドリームランドへの接続を可能とする。

 

【宝具】

虚を語る歪曲の匣(アリス・イン・ワンダーランド)

 ランク:EX

 種別:対心宝具

 レンジ:0

 最大捕捉:1人

 アリス・イン・ワンダーランド。

 彼が本物のアリスに聞かせた即興の物語。未だ世界で広く愛される名著。

 即興の物語であるがゆえに、宝具へと昇華された原典は即ち彼の脳である。

 無意識の奥底に広がる幻夢郷から、幻想種や合成獣を現実に呼び寄せる宝具。

 限定的な投射のため、現れる存在は逸話や本物の魔獣よりもランクダウンしている。参照元が規格外の邪神であった場合は、再現可能な最大値で出力するため、詠唱による励起が必要。

 

夢みる皇の夢みる愛麗絲(アリス・イン・カオスコスモス)

 ランク:EX

 種別:対心・対界宝具

 レンジ:??? 

 最大捕捉:??? 

 アリス・イン・カオスコスモス。

 隠された第二宝具。世界の中に『夢』を定義し、目醒めをもたらす宝具。狂った楽団の音色が消えゆくとともに虚空の王の断片が現れ、触れた存在を時間軸ごと削除する。

 鏡の国のアリスにて投げかけられた問いを元とした宝具であるが、現実世界を夢として見る白痴の存在──即ち外宇宙そのものとの接続により、際限のない性質を示す。

 

【人物】

『魔術師』──否、『降臨者』のサーヴァント。

 真名はルイス・キャロル。

 かの有名な不思議の国のアリスの作者が、作中に登場する主人公アリスの姿で召喚されたというサーヴァント。

 

 しかし彼女はチャールズ・ルトウィッジ・ドジソン本人ではなく、ルイス・キャロルというペンネームに対する信仰と幻想が生み出した架空の存在。

 キャロル神話ともいうべき逸話を内包し、さらにはアリスそのものと融合してしまった。

 

 また、ドジソンが図らずも言い当ててしまった『世界を夢にみる王の存在』と『人間の無意識に存在する夢の世界』に繋ぎ合わされているため、外宇宙との接続者でもある。

 

 繋がった相手は外宇宙そのものとも言える白痴の魔王。向こう側から肉体を奪うことも、権能を譲り渡すこともない。よって、キャロルから魔王への信仰も存在せず、神性スキルも付与されていない。

 

 少女は人々を深く愛し、尊敬し、その笑顔と幸福のために言葉を紡ぐ。狂気の中にありながら、そこにあるのは純粋な人類愛。

 

【特技】写真撮影

【好きな物】女性全般、子供

【苦手な物】人前

【天敵】マッチ売りの少女

【隠し属性】人

【一人称】私

【二人称】貴方

【三人称】あの方

 

【因縁キャラ】

 〇ドロレス

 マスター。たくさんいるので、これはハーレムなんじゃないかと思っている。

 

 〇イリヤ・ムロウメツ

 同盟相手。笑顔を見られなかった相手。笑ったら絶対に可愛いのに、勿体ない女の子。

 

 〇ナーサリー・ライム

 どこかで出会ったなら、『アリス』が『英雄である童話』のメインエッセンスとなっていることに驚き、感謝する。

 また、それはそれとしてかわいいので、衣装を着てくれ、写真を撮らせてくれと言い出す。

 

 〇BB(水着)

 なんだか他人のような気がしない。独断専行が多い部下の気配がする。

 見た目は好きなんだけど、近寄り難い。こっそり盗撮する。

 

 ○アビゲイル

 なんだか他人のような気がしない。息子だか孫だかの気配がする。

 色んなお洋服が似合うと思うので、写真撮って並べたい。

 水着で顕現した彼女とは、幻夢郷への接続を可能とするという共通点があったりする。

 

 ──────

 

 ☆ルーラー

【CLASS】ルーラー

【マスター】瀬古明日菜

【真名】デルピュネー

【性別】女性

【出典】ギリシャ神話

【地域】ギリシャ

【身長・体重】141cm/35kg

【属性】混沌・善・天

【ステータス】

 筋力B++

 耐久A

 敏捷B+

 魔力A

 幸運D-

 宝具A++

 

【クラス別スキル】

 対魔力:EX

 魔術への抵抗力。精神干渉に効果がないかわり、それ以外の魔術干渉を一切シャットアウトする。

 

 真名看破:B

 ルーラーとして召喚されることで、直接遭遇した全てのサーヴァントの真名及びステータス情報が自動的に明かされる。ただし、隠蔽能力を持つサーヴァントに対しては幸運判定が必要となる。

 

 神明裁決:-

 裁定者として正しく召喚されていないため、令呪は所持していない。

 

【保有スキル】

 神性:E-

 怪物に転じたためほぼ消滅している。

 

 封神の獣皮:EX

 ゼウスの腱を包んだ熊の皮。衣装の裏地として使用している。神性を持つ相手からのダメージを大きく軽減する。

 

 神託:B++

 暗号めいた言葉で神託を与える。多少、受け手の広い解釈を必要とするものの、内容は未来予知である。

 本来は権能クラスの能力だが、霊格が落ちているため、彼女自身も内容がわかっておらず、断片的に留まる。

 

【宝具】

天雷届かぬ凪の洞(コーリュキオン・アントロン)

 ランク:A++

 種別:対神宝具

 レンジ:100

 最大捕捉:1000人

 コーリュキオン・アントロン。

 テュポーンがゼウスとの戦いに勝利した際、彼を封じた洞窟の名。デルピュネーはその洞窟の番人として神話に登場する。

 宝具として昇華された洞窟は空間に現出する奈落の孔である。宝具に換算してBランク以下の攻撃を完全に無効化し、魔力リソースへと変換、ルーラーが使用できる形にする。

 特にゼウスを封じた逸話のため神性を帯びた攻撃や電気エネルギーには強い耐性を持ち、A++ランクでも威力を大幅に減衰し、吸収することが可能。

 

汝、月を喰らう神判(ジャッジメント・ピューティアー)

 ランク:EX

 種別:対星宝具

 レンジ:??? 

 最大捕捉:??? 

 ジャッジメント・ピューティアー。

 ピュートーンがアルテミスの出産を妨害した逸話が昇華された宝具。

 宙にピュートーンの擬似真体を作り上げ、そのエネルギー波を収束して放つ。月であるアルテミスを目標とした、まさに対『星』宝具。

 オルテュギュアー島まで目標を追い立て、それを阻むものはすべて食い散らす。ただし、オルテュギュアー島はとうに存在しなくなった浮島であるため、神代でもなければどこまでも獲物を追い続ける。

 主神ゼウスに匹敵するとも言われるアルテミスの宝具『汝、星を穿つ黄金(シューティングスター・オルテュギュアー)』に対抗するため、オリジナルであれば機神の真体を破壊することさえ可能にするほどの威力を秘めている。

 サーヴァントの枠に押し込めた場合、出力は大幅に低下するものの、その破壊力は絶大。

 

【人物】

『裁定者』のサーヴァント。

 求められるままに女神となり、怪物となり、そして滅ぼされた存在。

 人間と接触する期間が短かったため、他の機神に比べると人格が希薄。己を他人の命令を実行するものだと機械的に定義している。

 

 ルーラー適性は女神テミス、及び同一視されるユースティティアに由来するもの。他に適性を持つクラスは主に『ゲートキーパー』など。

 

 本作の歴史においては、デルピュネー、ピュートーン、そして女神テミスはすべて同一存在である。

 

 テミスは『掟』を司る女神。元々はクロノス率いるティターン神族に属していた艦船だった。ティタノマキアにてゼウスがクロノスを破った後、オリュンポスの機神たちの星間航行に同行。地球に到着してからは、デルポイの神託所を任されていた。

 この際、アストライアを初めとする複数の土着の神々にクリロノミアを与え、自分の息子、娘としている。

 

 ゼウスがアポロンやアルテミスの真体の改修を元々土着の神だったレートーに依頼した際、それに嫉妬したヘラがテミスの真体を改造。大蛇の怪物に変貌させ、レートーを襲撃するように指示。しかしアポロンが迎撃し、これを撃破した。

 ──これが『ピュートーン』としての彼女である。テミスを失った神託所はアポロンが支配することとなった。

 

 それからまた長い時が経ち、テュポーンの時代。

 神託所で破壊されたまま眠っていた彼女を、テュポーンが手駒として修復し、捕らえてコリュキオン洞窟に監禁しているゼウスの番人とした。

 この時、デルポイの神託所の名からテュポーンが名付けたのが『デルピュネー』だった。

 しかし、彼女はヘルメスとパーンに騙され、ゼウスの救出を許してしまう。それをきっかけとして、テュポーンは劣勢となり、ついにはゼウスとの戦いに敗北してしまった。

 

 その後の彼女の消息ははっきりしていない。

 ただしテミスの名は後世にも登場するため、神霊として活動していたか、あるいは名を利用されていたことは推測できる。

 

 サーヴァントとして現界する場合、神霊を直接召喚することは不可能であるため、怪物デルピュネーとしての側面が強く強調されて召喚される。

 そのため、テュポーンが作成した際の幼い半竜の少女の姿をとっており、テミスとしての権能や神性のほぼ全てを喪っている。

 

【特技】命令を実行する

【好きな物】頼られること

【苦手な物】嘘を吐く人間と嘘を吐く神

【天敵】ヘルメス

【一人称】私

【二人称】貴方/貴女

【三人称】彼/彼女

 

【因縁キャラ】

 〇明日菜

 マスター。命令してくれる人の一人としか捉えていないため、人間Aくらいの認識。

 

 〇ヘルメス

 天敵にしてトラウマ。自分が彼に騙されたことでテュポーンが敗北した、という後悔は、未だによく覚えているんだとか。

 

 〇アポロン

 自分を破壊した相手。彼にとってはなにか思うところがあったのか、ピュートーンを葬った際にその名を競技会に残すなどしている。

 

 〇テュポーン

 壊れた彼女を修復し、デルピュネーとした存在。実質、彼によって幼女にされた。

 番人としてゼウスを封じていられなかったことが彼の敗北の原因となったため、申し訳なく思っている。

 

 〇アストライア

 ゼウスとテミスの娘とされることもあるし、ローマ神話のユースティティアを通じて同一視されることもある女神。

 融通がきかないシステムじみたところは似ている母娘。

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