時系列は体育祭編ですよ?多少…いや、結構オリジナル展開に入りますが。
なるべく原作の展開は崩さないようにしていきます。
今回は少し短いですけど、体育祭編をもう1話同時に投稿してます。
掛けるモノ/体育祭編①
―――俺は一体、何の為に産まれてきたのだろうか
ふと、そんなことを考える。
それは俺が中3の時。進路決定の授業時間。
俺も最初は、同級生の多くと同様に成りたい職業に“ヒーロー”と―志望校に雄英と書いた。なんせ誰だって一度は憧れる
国立雄英高校ヒーロー科。誰もが憧れるヒーロー、その育成機関として日本最高峰の其処は、毎年前後すれど倍率300を優に越える。単に勉強のレベルも高い―それ自体は模試の点からして俺には大した障害じゃないのだが、何より“個性”を用いた実技試験。
俺の“
一点目は学内―
ただし障害足り得るのは二点目が故だ。
その二点目とは、威力の無さ。ただただ、威力が無い。熱だってほんのり温まる程度、電流だって静電気のビリビリッて程度。工夫すれば少しは高められるけど、大した伸びはないから。そも威力が弱個性。
どんな試験内容かは分からないけど、こんな“個性”で受かれるヒーロー科なんてまず無いだろう。先生も友人もそう言いたげで――
『いや、お前なら成れるだろ』
―え?
『だから、お前なら成れる。そう言ってんだよ、記田!』
確かに“個性”が弱いのかもしれねぇけどさ。
だからって自分を曲げる必要はねぇよ!
言ったのは切島 鋭児郎。
俺が小3の頃からずっと友好関係を築いている相手だ。
『俺も“個性”はパッとしないけど、決めたんだ。俺は雄英を目指す。
切島の語るクリムゾンとは、彼の憧れるヒーローの名だ。
『個性だって身体能力の一部なんだろ? なら俺たちの個性だって使い続ければ伸びて、強くなるかもしれないじゃねえか』
今パッとしないから諦めるくらいなら、鍛えて少しでも強くしてから考えろよ!
それは進路決定の授業―その翌日の放課後の事だった。
まだ志望校の決定をしていなかった俺は、切島のこの言葉に突き動かされた。
◇◆◇◆
雄英体育祭。
それは個性の一般化に伴い形骸化したオリンピックに代わり、人々の熱狂を集める祭典。その様子は全国に生放送され、学校関係者でない一般の人々にも年に一度の行事としてとても楽しまれている。
しかし雄英体育祭にはそれだけでなく、もう1つの面がある。それは次代のヒーローたる卵の発見の場。この体育祭を通じてプロヒーローたちは各々の興味を惹く生徒へ指名を入れ、生徒はその指名を通じて職場体験や後のインターンシップを行う。
そう。これは雄英生ヒーローの卵たちにとっては高校生活で三度しかない、貴重な進路を切り開く為の時間でもあるのだ。
勿論ヒーロー科の面々は皆、この体育祭に向けて入念な準備をし、他科の生徒も各々が目的の為に決して手は抜かない。
そして俺―記田 刻己もまた、この雄英体育祭には入念な準備をしてきた。これまでの自分を省みて“
今までの雄英での学校生活じゃ意識してなかったけど、
何時かの放課後。爆豪が他科の生徒を前にして俺たちへ語ったように、上がる。知ってるヤツも知らないヤツも蹴落として、1位を目指す。
それは俺が憧れる
『決して諦めない。俺は
例え其れが、何であってもね。
ソレはいつか、母さんに見せてもらったあの人のインタビュー映像。体育祭の準備期間の二週間の間に、掃除していてふと見つけた懐かしの映像。
その時はつい掃除を中断して魅入ってしまっていたが、結果としてそれが俺の意識を変えてくれた。
「皆並んでるかい!? 誰かまだ居ない人は…」
「お前以外並んでるよ!」
間もなく、体育祭の開会式が始まる。今は飯田が入場前の整列を指揮し―瀬呂が飯田に声をかけたところだ。
「皆! 入場は実況が始まって間もなくだ。雄英生として恥ずかしくない行進をしよう!」
―――飯田、委員長してんな…いや、にしても細けえ。
これから遂に、雄英体育祭が始まる。
去年までは観る側だったが、今年からは出る側。轟や緑谷、爆豪。それに同じヒーロー科のB組に他科。ライバルは多いがぜってー負けねえ。
―――俺は……
そのためにはまず…
思えばオリ主、こうなりたいっての漠然としか出してなかったんですよね。
どこかで書こう書こうって思ってたのに機を逃して遂に体育祭。
ちょうど良いしここで少し捩じ込みました。
オリ主の個性について、どうですか? (今後のイベントを考慮してのアンケート/パワーバランス)
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強すぎるんじゃない?
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強いけど、まあアリ。
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可もなく不可もなく。
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弱いと思うよ
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即強化すべき!