短め。
更新がかなり空いた事については、活動報告にて。
簡単な前回のおさらいを。
開催される体育祭。
緑谷に宣戦布告する轟、それに対抗心を燃やす爆豪。そこへ宣戦布告する主人公。
第一種目は轟と爆豪が先頭争いをする間に緑谷が抜き去ってゴール、更に主人公が続いて二位へ。
「――ハァ、ハァ…。 っあ、勝ったッ!」
取り敢えず、2位!
1位は、緑谷に獲られちまったが……爆豪と轟にはひとまず勝った!
最後の直線で行った加速の影響により倒れ込んでいた体を起こし、大きく息を吐いて吸う。周りを見回せば、爆豪や轟も同様に呼吸を整えようとしていて――
―爆豪と目があった。
しかしそれも一瞬。爆豪はすぐに顔を背け、俺も外した。
『さあ2位集団に続き続々とゴールインだ!やっぱ
『まぁそこは経験値の差が出た形だろう。普通科やサポート科からも既に走破者が出たのは良いことだ』
『もうそろそろ50人だ!順位等は後でまとめるから、とりあえずお疲れ!』
◇◆◇◆
「予選通過は上位42名!! 残念ながら落ちちゃった子も安心しなさい! 見せ場はまだ用意されてるわ!!
そして次からいよいよ本選よ!第二種目は――コレよ!!!」
第二種目は、騎馬戦か。
次種目が発表され、そのままミッドナイトによる説明に移る。要約すれば、チーム全員の総ポイントを示すタスキをして、それを守りつつ他チームからタスキを奪え、と。障害物競争に続き、これまた基本何でもあり。
―――誰と組むか…。やっぱ、俺の“個性”的には…
それは、思案を始めようとしたタイミングで唐突に告げられた。
「上を行く者には更なる受難を――予選通過1位の緑谷出久くん! 持ちポイント、1000万!!!!」
―――つまり。実質は
「それじゃこれより15分!チーム決めの交渉タイム、スタートよ!」
一通りの説明を終えたミッドナイトが宣言し、早速数人が動き始めた。
―――さて、どうするか。
まず目標は、勿論1位。それはつまり緑谷は必ず取らないといけねぇって事だ。なら攻撃力は必須、だが取った後も守りきるだけの防御力が居る…。
俺の“個性”は汎用性が売りだ。瞬間的かつ連続的な場面となるとキツいとこがあるが、状況への対応力は高い。たとえ轟の氷結や上鳴の放電を受けようが無効化できるし、爆豪の爆発だって至近距離であろうと対応のしようはある。ここで切るのは危ういが、緑谷だって切り札その2なら相手に出来る…。
が、騎馬戦は性質上、手か足を封じられる。少なくとも常時使えるのはどちらかだけだ。ソレが痛い。それに何より
「申し訳ありませんが、お断りさせていただきますわ」
―きっぱりと。即答された、断られた。
八百万は続ける。
「先程、轟さんからお誘いをいただきまして。既にお話を受けてしまったところなのです」
「そうか…轟に先を越されたな」
「記田さんがより早ければ、記田さんと組んでもよろしかったのですけどね」
「それは言い出しても仕方ねぇ、他を募ってくるよ」
八百万の笑みにつられて笑みが溢れる。笑みを浮かべたまま、八百万が言葉を続けた。
「では、良い勝負になることを期待してますわ」
「おう、よろしくな」
敵になるとはいえ、クラスメイト。直前まではチームを組もうとすら思っていたわけだからな。
だが、八百万と組めなかったのは痛い。こうなると媒体を用意するためには――
「お、記田! 一緒に組まないか!」
「っ! 瀬呂か。むしろ願ったり叶ったりではあるんだが…」
―瀬呂! そうか、瀬呂のテープ!これは八百万の穴を埋めて余りある“個性”だ!
「どうした、記田?」
つい言い淀んだ形になってしまい、不安にさせたらしい。
「いや、何でもない。むしろよろしく頼む!」
「おう!」
これでまず1人。勝ちを狙う以上は4人チームにしたいし、出来ることならあとは――
◆◇◆◇
関係者席の一角。
「中々順調にチームが決まっていくな…」
「やはり1位の緑谷君は避けられてますね…」
「1位は1000万ポイントだからね…
ただその重みこそが、トップに立つものの背負う重みなのさ」
言葉は上からスナイプ、13号、オールマイト。
第二種目の発表、そして交渉タイムが始まって凡そ5分。彼らの眼科に映るのは、チーム決めを手早く済ませる者と、難航する者の姿。
「対して他の上位陣は希望者が集まる傾向にありますね。これもまた、種目こそ違えど例年通り」
「轟少年は決めるのが早いな…。対して記田少年、爆豪少年は未だ組み終わってはないようだな」
「共に“個性”の汎用性は抜群だ。爆豪に関しては性格面の心配もあるが、それでも組むだけのメリットがある」
スナイプの語るように、記田、爆豪両人の近くに組もうとする生徒が集まっている。
「…これは、楽しみですね」
◇◆◇◆
「………」
眠りに就いているイレイザーヘッド。交渉タイムの15分間、彼はこのようにして過ごしていた。多分合理的。
「起きろイレイザー」
「……15分経ったか…」
それを起こすプレゼントマイクは、彼の起床を確認してから実況に戻る。
「さぁ15分の交渉兼作戦タイムを経て、フィールドに12組の騎馬が並び立った!!」
「……なかなか、面白ぇ組が揃ったな…」
例年、こうしたチーム戦では同じ組の者同士で組むことが多い。しかし1位の緑谷筆頭に、11位通過の尾白など何人か他組と組むものも居る。まぁ、それも特筆するほどは珍しくないだろう。
それぞれ、どうなるか…。おそらくは、今年もまた1000万争奪戦が開幕から繰り広げられるのだろうが…。
「さァ上げてけ鬨の声!! 血で血を洗う雄英の合戦が今!!
狼煙を上げる!!!!」
◆◇◆◇
『よぉーし、組み終わったな!!? 準備は良いかなんて訊かねえぞ!!』
プレゼントマイクの実況。
ついに15分の交渉・作戦タイムが尽きようとしていた。
「さて、始まるな」
俺があの後誘ったのは、障子と峰田。
「記田ぁ…。俺が騎手で、良かったのかよぉ…」
「そう不安がるなって。むしろお前が騎手だからこそ、良いんだよ」
そう。このチームを組んだ最大の理由、その前提は峰田が騎手をすること。だからこれでいい。
「ま、皆で頑張っていくしかねーだろ。やろーぜ、峰田!」
「峰田。お前は俺がフォローする、安心して務めを果たせ」
「…分かったよ、やってやんよ!絶対勝てるんだよな、記田!」
瀬呂や障子の言葉で、遂に峰田がやる気になる。峰田の“個性”にはコンディションが影響する以上、これは重要な事。なら、俺が下げる訳にはいかない。
「勿論だ。さっきも言ったが、ただ上位に入るだけが目的じゃないからな」
『いくぜ!! 残虐バトルロワイヤルカウントダウン!!』
―――そう。俺が目指すはただ1つ。爆豪も、轟も、緑谷ですら下した1位。
「瀬呂」
「おうよ」
『3!!!』
「障子」
「ああ」
『2!!』
「峰田」
「おう!」
『1……!』
「頼んだぜ!」
始まる
それでも――
―まずはこのチーム戦に勝つ!
『START!』
峰田(騎手) 120P
記田 205P
瀬呂 170P
障子 140P
TOTAL 635P
主人公チームの結成に伴う、原作との相違点その①(チーム決めについて)
緑谷;1000万。フツー獲りに行く
轟;個性が強力で最強候補。でもソッコーでチーム決めてるから組む余地なし
爆豪;個性が強力で最強候補。でも性格に難がある
記田;個性の汎用性は抜群。爆豪に比べればまだ扱いやすい性格だと思う
何気2位獲ってますし、多少性格は悪いけどクラスメイトとは仲がいい。多少威力は低くなりがちだけど爆豪や轟に比べても汎用性だけなら抜群の“個性”で、耳郎以外は重大な欠陥も知らない。
こんなだから、原作爆豪同様に組もうぜ!って人が来てもおかしくないよね。
主人公チームの結成に伴う、原作との相違点その②(他チーム構成)
爆豪チーム
瀬呂がout、代わりに蛙吹ちゃんがin
瀬呂と同じような役割をこなせる人材を見つけるとしたら蛙吹ちゃんになる。蛙吹ちゃんは舌だから時と状況によっては辛いだろうけど、爆豪なら気にしなさそうだし。
……蛙吹ちゃん、ごめんよ。
峰田チーム
峰田、障子共にout。蛙吹ちゃんが爆豪チームにin
つまりは解散。ただ騎手が峰田である以上、主人公チームが峰田チームだから……多分問題なし!
オリ主の個性について、どうですか? (今後のイベントを考慮してのアンケート/パワーバランス)
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強すぎるんじゃない?
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強いけど、まあアリ。
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可もなく不可もなく。
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弱いと思うよ
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即強化すべき!