魔法つかいプリキュア!♦闇の輝石の物語♦   作:四季条

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白きダイヤの輝き! ダイヤモンド・エターナル!

 ミラクルとマジカルが少し前かがみになって跳ぶ。そして二人の空気を震えさせる声が重なって、バッティに二人一体のダブルパンチが放たれる。黒い手のひらがそれを受け止めると、両者の間で空気が爆発し、バッティの方が少し後ろに下がった。

 

 今度はバッティの獣が低く吠える声が上がり、プリキュアたちに拳の乱打が撃ち込まれる。体の大きさに似合わぬ素早いパンチの連打が、防戦一方のプリキュアたちに容赦のない打撃と与える。

 

「どうしたのですか! 反撃をしてきなさい!」

 

 バッティの拳が黒いオーラをまとい、鬼神の如き一撃がミラクルとマジカルのガードを打ち崩した。衝撃で後ろに下がった二人の腕が痺れて下がってしまう。

 

 バッティがスタート前のスプリンターのように身を屈めて片手をつき、体中に闇の魔力を巡らせる。そして翼のはばたき一つで飛び出し、黒いオーラをまとう巨大な礫となって、プリキュアたちをぶちかます。ミラクルとマジカルはバラバラに吹き飛んで、マジカルは遺跡の石柱に背中からぶつかり、ミラクルは草花の中に墜落した。

 

「ミラクル、マジカル!?」

 

 石柱の陰に隠れているモフルンの声が飛んでくると、ミラクルとマジカルは負けじと立ち上がり、バッティに向かっていった。

 

「やぁーっ!」

「おおぉっ!」

 

 ミラクルとバッティの叫びが重なって、拳と拳がぶつかりあう。バッティの二発目の拳をミラクルが前腕でガードし、三発目の拳はジャンプでよけて同時に回し蹴りの反撃、それがバッティの右首に決まる。そこにマジカルが突っ込んでくる。

 

「はぁーっ!」マジカルの飛び蹴りが、バッティの足を打った。

 

「うおぉ……」バッティの体が少し前に傾ぐ。

 

 その隙にミラクルとマジカルが跳んで離れて二人一緒になると、同じタイミングで突出し、跳躍してバッティに跳び蹴りの態勢で突っ込む。その時、魔人の赤い瞳が鋭く輝いて手を前に出した。その手の前に髑髏を組み合わせた闇の魔法陣が展開される。ミラクルとマジカルの飛び蹴りはその上に炸裂した。光と闇のせめぎあいが起こり、白い光と黒い闇が異様な魔法陣の上で飛散する。

 

「ふん!」バッティが魔法陣を乗せた手にさらなる魔力を込めた。

 

 ミラクルとマジカルは、バッティの魔法陣から吹き出た闇の霧に呑み込まれ、一気に宙に巻き上げられた。ミラクルとマジカルにまとわる黒い霧が巨大な手の形になって、二人をまとめて掴んで弓なりに飛び、下に向かって真っ逆さまに落ちる。花園の遺跡に黒い爆発が起こった。闇が全てを消滅させた場所に、ミラクルとマジカルが折り重なるように倒れていた。そこにモフルンが近づいてくる。

 

「ミラクル、マジカル……」

 

 今までにない強敵を前に、モフルンも励ます言葉が見つからず、ただ傷つく二人の姿をみて心を痛めることしかできない。

 

「つ、強い……」

「でも……負けられないよっ!」

 

 ミラクルが諦めずに立ち上がると、マジカルにも立ち向かう力が湧いてくる。

 

「リンクルステッキ!」

 

 ステッキを手にしたミラクルが呪文を唱える。

 

「リンクル・アクアマリン!」

 

 透明感のある水色の輝石がミラクルのステッキで輝き、ステッキの先端のハートのクリスタルから出た極寒の吹雪がバッティの足元に吹き付けて凍結させる。

 

「魔法で足止めとは、つまらない真似をしますね」

 

 ミラクルとマジカルが足並みをそろえて疾走する。その時、バッティが右手を高く上げた。二人ともバッティに必死に立ち向かっていた。モフルンだけが冷静に状況を見つめることができた。

 

「危ないモフ!」

 

 目の前の敵に集中していたミラクルとマジカルにモフルンの声は届かなかった。上に青く輝く髑髏の魔法陣が現れていた。そこから地上に向かって走る雷が二人のプリキュアを貫いた。

 

『あああぁ!!?』

 

 二人のドレスから煙があがり、足元がふらついた。

 

「うぐっ……これは……闇の魔法じゃないわ」

 

 マジカルが片目を閉じて苦し気に言うと、バッティが凍り付いた足を軽く上げて、張り付いていた氷を破壊した。

 

「そんな……簡単に……」

 

「この程度の魔法など、今の私には通用しませんよ」

 

 冷静に返すバッティに睨まれて、ミラクルは震えてしまった。彼はプリキュアたちに絶望を与える説明を滔々(とうとう)としはじめる。

 

「真の闇とは宇宙を支配するものです。あらゆる生命を生み出す宇宙の闇からは、いかなる力でも引き出すことができるのです。とは言え、闇の魔法つかいである私では、さすがに光の魔法までは引き出すことはできませんがね」

 

 再びバッティに右手が上がり、再びミラクルとマジカルの頭上に髑髏の魔法陣が開いていく。この魔法陣は群青色の輝きを持っていた。

 

「無数のエレメントを支配する宇宙の闇の魔法を受けなさい!」

 

 魔法陣の冷気が空気を凍らせて白く煙る。そして、ミラクルとマジカルに無数の氷柱が降り注いできた。それに素早くマジカルが反応した。

 

「リンクルステッキ! リンクル・アメジスト!」

 

 アメジストがセットされたステッキが上に向けられると、先端にある星のクリスタルから五芒星の魔法陣が広がる。そして次々降ってくる氷柱が魔法陣に吸い込まれて、バッティの頭上に開いた五芒星から吸い込んだ分と同じ数の氷柱が降ってくる。

 

「なんですって!?」

 

 無数の氷柱がバッティの全身に当たって砕けていく。

 

「今よ、ミラクル!」

「うん!」

 

 マジカルの機転によって反撃の機会が訪れた。二人のプリキュアが再び疾走してバッティに迫る。しかし、急に二人同時に足が止まってしまった。

 

「なぁっ!?」

「ええぇっ!?」

 

 ミラクルとマジカルは驚愕と同時に絶望を味わった。二人の足元に若葉色の輝きを放つ髑髏の魔法陣が現れていて、そこから伸びる青草が二人の足に複雑に絡みついていたのだ。どう見てもただの草なのに、プリキュアの力でも引き千切ることができない。

 

「これは、ペリドットと同じ草木のエレメントの魔法!?」

 

「覚悟しなさい!」

 

 バッティの声を聞き、姿を見てマジカルの背中が冷たくなる。竜のように長く突き出た顎が大きく開き、その中にある火の玉がどんどん大きくなっていた。

 

「はあぁーっ!」バッティの口から巨大な火の玉が放たれる。

 

 身動きがとれないミラクルとマジカルにはどうしようもできなかった。ただ、自分たちを焼き尽くさんと近づく火炎弾を絶望と恐怖の中で見ているしかなかった。

 

「ミラクルッ! マジカルーッ!」

 

 モフルンの叫び声と一緒に爆炎が上がった。二人の麗しき乙女が業火に焼かれて悲鳴をあげる。

 

 バッティは腕を組み、直立不動で燃え上がる炎を見つめていた。一気に炎が掻き消えて、草花が焼き尽くされた大地に立つ全身から煙を上げる二人のプリキュアが、両膝をついてゆっくりと前に倒れていった。モフルンが目に涙を浮かべて二人に駆け寄っていく。

 

「ミラクル! しっかりするモフ!」

 モフルンがミラクルの体を揺らしても動かない。

 

「マジカル! 起きるモフ!」

 モフルンがマジカルに呼びかけても返事がなかった。

 

「こんなの、無理……勝てないよ……」

 

 モフルンはミラクルの声を聞いて一瞬嬉しそうになるが、その言葉を聞いてまた瞳に涙が浮かんできた。倒れているミラクルの目にも涙が浮かんでいた。

 

「そ、そんなことないモフ! 二人で力を合わせてば勝てるモフ! 今までだってそうだったモフ!」

 

「今までの敵とは違う……」

 

「モフ、マジカル……」

 

「あの人は大切な人のために全力で戦ってる……」

 ミラクルの弱々しい声がモフルンの胸をえぐる。

 

「わたしたちは気持ちで負けてる……」

 マジカルの諦めた声を聞いてモフルンは俯いてしまった。

 

「どうやらこれで終わりのようですね。君たちが試練を越えられなかったことが残念でなりません」

 

 それを聞いたモフルンが怒った顔になった。

 

「まだ終わりじゃないモフ!」

 

「……そうですか。再び立ち上がるというのなら、いくらでも相手になりましょう」

 

 バッティに啖呵を切った後に、モフルンは怒った顔のまま力尽きて倒れているミラクルとマジカルを見つめた。

 

「情けないモフ! 情けないモフッ!! たとえどんな相手でも! たとえどんな戦いでも! 諦めるなんてプリキュアじゃないモフ!」

 

 モフルンの叱咤でミラクルとマジカルの胸に小さな熱が生まれる。

 

「モフルンは、モフルンは! はーちゃんのあんな悲しい顔は見たことないモフ! ここで諦めたら、はーちゃんの気持ちはどうなるモフ!?」

 

 ミラクルとマジカルの外に向かって投げ出されている手が地面の土を掻いて固く握られる。

 

「小百合とラナは、きっと勝って二人を待っているモフ! ここで負けたら二人の気持ちはどうなるモフ!? マジカル! ここで負けたら小百合に笑われるモフ! ミラクル! ここで負けたらラナが泣いちゃうモフ!」

 

 モフルンは息を大きく吸い込むと、ありったけの声で叫んだ。

 

「二人とも、それでいいのかモフーーーッ!!?」

 

 モフルンの声が響き渡ると、ミラクルの左手とマジカルの右手が動いて二人の手が重なってつながった。そして二人は固く握っていた拳で地面を突く。

 

「小百合に笑われる……それだけは、絶対に嫌っ!」

 

 マジカルが頭を上げて少しずつ体を起こしていく。

 

「はーちゃんとラナを……友達を悲しませるなんて絶対に嫌っ!」

 

 ミラクルもマジカルと同じように力を振り絞り、ついに二人は手をつないだまま立ち上がった。

 

「ミラクル! マジカル!」

 

 強張っていたモフルンの顔がやわらかな笑顔になり、黄色い星の宿る瞳から涙が零れ落ちた。そんな彼女にマジカルが微笑を見せる。

 

「モフルン、ありがとう。こんなところで諦めるなんて、らしくないわよね」

 

「わたしたちは、あなたには勝てないかもしれない。でも、もう諦めない! 最後の瞬間まで、全力で戦う!」

 

 ミラクルの覚悟を込めた瞳の輝きを見て、バッティの真紅の目が少し細くなった。

 

「立ち上がった以上は、こちらも全力でいきます。君たちがどんなに傷ついていようが、手心を加えるつもりはありません!」

 

 バッティは二つ重ねた手のひらを前に突き出した。

 

「宇宙の闇より生まれし究極の魔法をお見せしましょう!」

 

 バッティの手のひらの前に背後にあるのと同じ七色に輝く髑髏の魔法陣が現れる。

 

「宇宙の闇より命を与えられし七つエレメントよ! 我が手に!」

 

 外から飛んできた六色の光と黒い闇が髑髏の魔法陣の中心に集まってくる。

 

「受けなさい! セブンエレメント・ダークフォース!」

 

 七色の髑髏の魔法陣から、周囲に六色の光線を絡めた闇の波動が撃ちだされる。それに対してミラクルとマジカルはリンクルステッキを手に叫んだ。

 

「リンクル・ムーンストーン!」

「リンクル・ガーネット!」

 

 ミラクルの前に展開された白いバリアと、マジカルの前に突き出た大岩が二人を守る。それに煌びやかな輝きをまとう闇がぶつかって、バリアと岩に亀裂が入った。

 

「そんな魔法では防ぎきれませんよ。その魔法の守りが破られたその時こそ、君たちは真に敗北するでしょう。残念です」

 

 バリアと岩の亀裂がさらに広がっていく。その時、ミラクルが足元にいるモフルンに気づいた。

 

「モフルン、逃げて!」

「このままだと、あなたまで巻き込まれてしまうわ!」

 

 ミラクルとマジカルが言ってもモフルンは動かなかった。

 

「モフルンは逃げないモフ! モフルンはミラクルとマジカルを信じているモフ!」

 

『モフルン……』

 

 勇気をもらった二人のつないでいる手に力が入る。そして二つのリンクルステッキが交差して一つになった。瞬間、そこに強い輝きが生まれた。その輝きを見たバッティが顔をしかめた。

 

「これは、何が起こっているのですか!?」

 

 眩き輝きの中で二人のプリキュアから新たなる呪文が紡がれる。

 

「プリキュア! ムーンライトクリスタル!」

 

 ムーンストーンとガーネットの魔法が一つになり、白く輝くクリスタルがプリキュアたちの前に現れて、輝きをまとった闇の波動がそれに衝突して霧散していく。

 

「なんですって!? 伝説の魔法つかいが合成魔法を!?」

 

 バッティの魔法が完全に払われ、輝きのクリスタルが消えて、ミラクルは思わず自分のリンクルステッキをまじまじと見つめた。

 

「どういうこと?」

 

「二人で魔法の力を合わせて、すごい魔法にしたモフ~」

 

 喜んでいるモフルン見ながらマジカルが言った。

 

「伝説の魔法つかいと宵の魔法つかいが表裏一体なら、わたしたちが合成魔法を使えても不思議はないわ」

 

 ミラクルとマジカルが目を合わせて頷き、二人は心の赴くまま流れるままにリンクルストーンを呼び出す。

 

「リンクル・ペリドット!」

「リンクル・アクアマリン!」

 

 二人が再びリンクルステッキを合わせると、新たなる魔法の息吹が広がる。

 

「プリキュア! コールドリーフストーム!」

 

 ペリドットとアクアマリンの魔法が一つになり、凍てつく木の葉の嵐がバッティを襲い、雪のように白い葉がバッティの体に張り付いていく。

 

「ぬうううぅっ!?」

 

 バッティが凍った木の葉に厚く覆われた体に力を入れると、少しずつ氷の葉が落ちていく。

 

 ミラクルとマジカルは地を蹴って跳躍すると、今ある全ての力を込めてバッティの胸に二人で一緒の蹴りを叩きこんだ。

 

『はあぁーっ!!』

 

 大量の白い木の葉が宙を舞う。

 

「ぐおぉっ!」

 

 バッティは吹っ飛んで遺跡の巨大な柱に背中から叩きつけられた。そして、背中の白い翼から幾枚かの羽根が舞い落ちた。

 

『うあああぁっ!!』

 

 ミラクルとマジカルは必死だった。大切な友達の思いと悲しみを背負って、残った力を全てをもってバッティに向かっていく。そして二人の渾身のダブルパンチが石柱に寄りかかるバッティのボディに入った。

 

「がああぁぁっ!?」

 

 黒い魔人の背後にある巨大な白い支柱が粉々に砕けて崩れ落ちる。バッティは腹を押さえて片膝を付きながら、プリキュアたちの前に手のひらを出した。そこから深い緑の魔法陣が広がり、爆発的に空気のうねりが起こってプリキュアたちを吹き飛ばした。二人とも着地もできずに深く茂る草花の中に落ちた。

 

「ぬうぅ……」バッティが苦し気に表情を歪ませつつ立ち上がる。

 

 ミラクルとマジカルも固く手をつなぎながら立ち上がった。

 

「驚きましたね。凄まじいまでの気力です」

 

 バッティが白と黒の翼を開くと、はばたいて上昇していく。

 

「君たちに敬意を表し、私も全ての力を使いお相手しましょう!」

 

 バッティ自身から闇の魔力が噴き出て、魔人の巨体が黒いオーラに包まれていく。

 

「行きますよ」

 

 バッティが両翼を大きく開き、ミラクルとマジカルに向かって急降下した。 

 

「この攻撃を受けきれますか!」

 

 ミラクルとマジカルがダイヤの宿るリンクルステッキを横に構えて高く跳んだ。

 

『ダイヤ! 永遠の輝きよ! わたしたちの手に!』

 

 ミラクルとマジカルは空中で右手と左手をつなぎ、天使と見紛うごとく舞う。

 

 二人の着地と同時に、白い光の波が広がっていく。マジカルが左手にするリンクルステッキを左上方で鋭く斜に構え、モフルンの左手がブローチのダイヤに添えられる。そしてミラクルが右手のリンクルステッキを頭上に掲げると、モフルンが右手をダイヤに添える。するとモフルンのダイヤから、リンクルストーンダイヤそのものの形の光が放たれ大きく広がっていく。

 

 ミラクルとマジカルは手を繋いだまま、二人で一緒にリンクルステッキの光で三角形を描いていく。

 

『フル、フル、リンクルーッ!』

 

 二人の描いた光の三角形が具現化し、一つになって七色に輝くダイヤの形になる。そして瞬時に巨大化して衝撃波を起こし、二人のプリキュアの前で光の壁になった。そこに闇のオーラをまとったバッティが凄まじい速力で衝突し、途轍もない圧力がミラクルとマジカルを襲う。二人はダイヤの光の壁ごと後ろに押し込まれていく。

 

『くううぅっ!?』

 

 二人でリンクルステッキを前に出し、両目を固く閉じて体ごと押しつぶしてくるような闇の魔法の圧力に耐える。そして、二人の前にある光の壁に亀裂が入った。

 

「うおおおおおおぉっ!!」

 

 バッティのまとう闇がダイヤの光を圧倒する。

 

『まけ、ないっ!!』

 

 ミラクルとマジカルが友達の姿を思って叫ぶ。すると押し込まれていた二人が止まり、同時にダイヤの白き光が力を増してバッティの闇を押し返していく。

 

『プリキュアッ!』

 

 二人の強い思いと声が、五つのハートを宿すに光の五芒星を呼び出す。ミラクルとマジカルは後ろでつないでいる手にありったけの力を込めた。

 

『ダイヤモンドーッ! エターナルッ!!』

 

 瞬間に光が闇を打ち払い、五芒星の前に召喚された巨大なダイヤの中にバッティが封印される。二人が後ろに繋いでいた手を開いて宙に向かってかざすと、ダイヤが回転し暴風を残して超高速で飛び去った。

 

 ダイヤに封印されたバッティは地球を越えていく。

 

「フッ、見事です」

 

 バッティを乗せたダイヤが白く輝く彗星となり宇宙の闇の奥へと消えていく。そして髑髏の魔法陣が花火のように輝き広がって、それを強烈な光の爆発がかき消した。光が星雲の如く広がり、その中から淡い光に包まれた三つのものが出ていく。

 

 空からバッティが花園へと落ちると、色とりどりの花吹雪が舞い上がった。そして、プリキュアたちとバッティとの激しい戦いの痕跡が消えて元通りの姿になった。

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