#18 魔理沙の知り合い
「にしても、すっかり印象変わったな…。」
「そうかな…。」
「何というか…そう、男らしくなったな…!」
そしたら、…案の定、輪花は拗ねた。魔理沙は慌てて、
「あ…悪い。」
「うん…。」
―沈黙。
そして、魔理沙が一言。
「そういえば…。レミリアってやつ、どうだった?」
「うん…。とってもかっこよかったよ!カリスマだった!」
紅魔館。
「くちゅん!」
部屋でひとり、くしゃみをしたレミリア。
「うー☆誰か噂してるのかしら…。」
(…これがおそらく、最初で最後のカリスマブレイクだと思います。)
―後日。
「あ、今日は買い物行くぜ。」
「うん。どこに?」
「香霖堂。」
「…うん?」
すると、魔理沙は気がついたようで、
「あ、そうか。お前まだ会ってないんだっけ。解った、紹介がてらに行こうぜ!」
「うん!」
「着いたぜ。」
「…なんというか、場所聞いた時から想像してたけど…。イメージが、ピッタリなんだけど。」
「…まあ、とにかくだ。入ろうぜ。」
そう言って、魔理沙はドアの方に歩いて行った…と思ったら、
「あ。…言っとくがここの店主、急に変態になる時があるからな?気をつけろよ?」
「…………うん。」
そして、魔理沙はドアを開けた。
「よっ!香霖!」
そこにいたのは…。白髪の男。色は輪花よりもやや暗めだった。
「やあ、魔理沙。…そちらの人は?」
「ああ、こいつは後来輪花。私の弟子だぜ!で、こっちが香霖だ。」
「森近霖之助だよ、よろしくね。」
「後来輪花だよ、よろしく。」
「…で、魔理沙、どうするの??」
「ああ、それはな…。」
魔理沙と霖之助の会話が始まった。その間、輪花はやることがなかったので、とりあえず外に出ていいった。
「輪花ー。終わったぜ!」
「分かったー。」
そう言って魔理沙のもとに行く輪花。…ここでの買い物が終わった。
―魔理沙宅に戻ってきた二人。
「よし。…あ、輪花、どうせならもうひとりも紹介してやるぜ!」
「もうひとり?」
「おう。ついてこい!」
そう言うと、魔理沙は歩き出した。
「あ、歩き?」
「おう、すぐそこだしな。」
―数分後。
「着いたぜ。」
「本当に早かったね…。」
外は洋風で、魔理沙の家とは違い、手入れはしてあった。
「おーい、アリスー。来たぜ!」
「…何、魔理沙?」
そう言って出てきた金髪の少女、七色の人形遣い―アリス・マーガトロイドは輪花の方を軽く見ると、
「…誰?あなた。」
「あ…僕は後来輪花。よろしく。」
すると横から魔理沙が、
「私の弟子だぜ!」
…よほど自慢したいらしい。さっき、霖之助に会った時とイントネーションが全く同じなのである。
「ふうん…。私は、アリス・マーガトロイドよ。…で、何しに来たの?魔理沙?」
「おう、人形の様子を見にな。」
「…嘘ばっか。どうせお茶のみに来たんでしょ、いいわよ、上がって。輪花も。」
そう言うと、アリスはふたりを通した。
「おう、邪魔するぜ!」
「おじゃまします…。」
アリスの部屋の中は、綺麗で、様々な人形がいた。
そして、人形が二体、浮いていた。
「…?」
右側の黒い人形が首(?)を傾げた。
「…。」
そしたら、左側の赤い人形が、赤い人形と話し始めた(?)。
「……。」
思わず黙ってしまう輪花。そうしたら、
「ああ、その人形は上海人形と蓬莱人形。上海、蓬莱、その人は魔理沙の弟子よ。」
アリスが説明してくれた。すると、二体の人形は、ぺこりと礼をした。
「あ、うん。よろしくね。」
輪花もつられて礼をした。
そして、お茶の時間が始まった。
―そして、アリスが言った。
「そういえば魔理沙、今日出るの?」
「は?何がだ?」
「何がって…。宴会よ。異変解決の。博麗神社であるわよ。」
すると、魔理沙は目を輝かせ、
「そうなのか!?おい、輪花、すぐ行くぜ!」
「え、ええ?ちょ、魔理沙~…。」
襟首を後ろから掴まれ、引きずられていく輪花。
「…やれやれ。」
そして、アリスはため息をついた。
作者「会話がほとんどになってしまった、作者です。」
輪花「引きずられっていった、輪花だよ。」
作者「日常回…。うーん…。」
輪花「…何も言うことがないね。」
作者「…次回#19『宴会での出会い』、ここまで見て下さりありがとうございました!」
二人「では!」
※多少編集しました…。すみません。