「ん…?」
輪花は目を覚ました。
「お、気がついたか。」
横には魔理沙がいた。
「ここは…?」
「ここは私の家だ。お前は今日から私の弟子だ。改めてよろしく!」
―沈黙。
「…………え?」
「聞こえなかったのか?私の弟子だ。よろしく!」
と、笑顔で握手を求めてくる。
「え、えええぇぇっ!」
「なんだよ、そんな驚くことないだろ?」
そんなに驚くことである。目を覚まして数十秒後に弟子に指名された。これで、はいそうですか、よろしくお願いしますなんて言うものは―
「よろしくお願いします!」
―いるのだ。それが輪花である。
「お、理解が早いな。とりあえず休んどくといいぜ。」
「ありがとうございます。」
―結論。…この二人は似た者同士。
「さて…と、まず言わせてもらおう。」
「何ですか、師匠。」
「…とりあえず師匠、はやめてくれないか。」
魔理沙は苦笑いをしつつ、お願いする。
「あ、分かりました…。どうすれば…。」
「普通に魔理沙、で。あとタメ口でいいぜ。」
「あ…うん、わかった。」
そして、魔理沙は言った。
「よし、じゃあ輪花には…。掃除、やってもらえないか?」
たはは、と苦笑する魔理沙。なにせこの家は魔理沙の研究道具や魔法道具などがあり、かなりごちゃごちゃしている。
「うん、いいよ!」
あっさりと承諾した。
「助かったぜ。私は研究道具を取りに出かけてくる!」
こうして、師匠と弟子の日々が始まった―
「とりあえずここを整理しよう。」
輪花が初めに目をつけたのは、リビングらしき部屋、である。
「…とりあえず整理。ゴミだと思うものも一応とっとこう。」
〈少女清掃中…。〉
―約三時間後。
「こんなところか…。」
かなり綺麗になっていた。といっても、かなり時間がかかってしまった。
やはり自分は魔法使いなのか、魔法が効いてあるところが見えた。
問題は―魔法道具や本など、どこをどこに置けばいいか。
しばらく考えていると、目に付いたのは、紙とペン
「…あ、そうだ。」
―さらに五時間後。空は暗くなり始めていた。
「ただいまだぜ。」
「お帰りー。」
魔理沙は帰って一目見るなり、
「うお!すげー綺麗になってんじゃん!」
「どこにしまえばいいか分からなかったから、とりあえず自分で決めたよ。」
そして、棚のところには、そこの棚に置く種類が書いてある紙が。
「へえ~…。これは予想以上だぜ!すげえな!」
「ありがとう。」
照れ笑いを浮かべる輪花。
「でも、わかんないものがあったから、それは袋に詰めといたよ。」
「お、そうか。サンキュ。…よし、疲れたろ。私が飯を作るから、休んでていいぞ。」
「ありがとう。」
こうして弟子の仕事、初日が終了した…。
作者「おわり。」
輪花「本当短いね‥。」
作者「うん、手軽だしね。」
輪花「今回は予約投稿、だよね‥。」
作者「そうだよ。」
輪花「にしても、寂しいな‥。」
作者「そうだね…。魔理沙や霊夢も呼ぶ?」
輪花「いいの!?」
作者「いいよ。賑やかでも。」
輪花「わーい。」
作者「その代わり次はどちらか一方を読んでね~。」
輪花「わかった~!」
作者「ふう。では次回、#3『自宅で、二人での夕食』です。ここまで見て下さり、ありがとうございました!」
二人「「では!」」