魔理沙の弟子は魔法初心者。   作:破片

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まだ宴会に入っていなかったw
という訳でサブタイトル変更。


#19 宴会前での出会い

―博麗神社。

「着いたぜ!」

 魔理沙がそういい、輪花を投げ飛ばす。

 が、輪花はうまく両手を地につけ、受身を取った。

―しかし、勢いだけは消せずに。

「あれ?あ、これまずi」

 博麗神社の壁に激突。まあ、背中だったので良かったが。

「お!もう集まってるな。」

 魔理沙はそんなことには目もくれず、さっさと一人で中に入っていった。

「まったくー、人使いが(物理的な意味で)本当に荒いんだから。」

 そうつぶやき、輪花も中に入っていこうとした―が。

「あ…れ?」

 真下にあったスキマに気がつかずに。

「あああぁぁぁ―」

 落ちていこうとした―が。

「―ぁぁなんてね。」

 転送魔法で自身を転送し、あっさり脱出。

「…なんだろこれ。」

 そう言って、輪花はスキマを覗き込む。と、

 ドン。

「…また?」

 誰かに押され、スキマの中へ。が、再び転送魔法を利用。押したものの後ろに転送し、首元にレイピアを突きつける。

「…ねえ。勝手に押さないでくれるかな…?」

 そう言いつつ、相手の顔を確認するが、

「…猫?人?」

 それは、少女に黒猫の耳と、しっぽを二つ着けたような姿だった。…顔はレイピアを突きつけているため、青かったが。

「な、なんで落としたはずなのに戻ってきたの?」

 震える声で聞いてきたのは、凶兆の黒猫―橙だった。

「ん?ああ、それは―」

 輪花はそれに答えようとしたが、

「そこの者!橙を話せ!」

―別の声に阻まれた。輪花はめんどくさそうな顔をし、

「じゃあね。」

 と言って、その阻んだ後ろに移動し、博麗神社に歩いて行った。

―その時。

「…待ってくださる?」

 また別な声が聞こえた。

「はあ…。めんどくさいんだけど。」

 頭を掻きながら目の前の女性に答える。

「…誰?」

 そう聞いた。

「私は八雲紫。で、こっちが私の式の八雲藍、で、あなたを落とそうとしたのは藍の式、橙よ。」

「そうなんだ。…僕の名前は後来輪花。よろしくね。」

「ええ。よろしく。」

 そう言って、挨拶が終わったあと、紫は唐突に聞いた。

「…あなたは何者?」

 すると、輪花は一瞬だけ驚き、すぐに薄く笑い、

「…さあね。なんでそんなこと聞くのかなー。」

 と、聞き返してきた。

「……私はこの幻想郷の管理者のようなものよ。」

 そう答えると、

「‥そうなんだ。残念だけど、本当に僕は自分が何者かもわからないんだ。」

 と、正直に応えた。

「…そう。そして、なぜそんなことを聞いたのか、と言うあなたの質問だけど、正直に言うと、…そうね、私が気がつかなかったからよ。」

「…ただボーッとしてただけじゃないの?」

「いえ。結界に一切の変化が感じられなかったもの。」

 すると、輪花は少し浮かない顔になり、

「…だったらこっちも教えて欲しいよ。」

 と、つぶやいた。

「ん?何か言ったかしら?」

 紫には聞こえていなかったようだ。

「いいや。」

 輪花はそう返す。

「そう。…何はともあれ、あなたも幻想郷の住人ね。これからよろしくね。」

「……うん。よろしく。」

 すると、紫は博麗神社に向かって歩き出し、

「まあ、この宴会を楽しみましょうか。」

 そういった。

「そうだね。」

 そう言って、輪花も歩き出した。




作者「紫様の不意打ちが効かない者がいた、作者です。」
輪花「この頃には自身を転送できてた、輪花だよ。」
作者「いい加減新キャラ出したいな…。」
輪花「ところで作者、なんで新小説消したの?」
作者「…あの内容じゃ無理。…ごめんなさい。」
輪花「…そうなんだ。次回、#20…もう二十話なんだ。『in宴会』、ここまで見て下さりありがとうございました!」
作者「では!」
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