―冥界前。
「どうしようかしら…。」
霊夢達三人は相談していた。こちらは三人、あちらも三人だが、あちらは姉妹。チームワークはあちらの方が断然上である。さらに、
「こちらは魔理沙がいない、つまり火力が足りない…。」
咲夜が言った。そう、チームワークが弱い時などは即効性に限る。が、その即効性に的確な魔理沙が今回はいない。…こうなったら。
「こっちは不意打ちが二人いるんだ。それで攻めよう。」
「でも、輪花、あなた、体力は…?」
「大丈夫。それに、限界まで減らないように、ある程度、体力が減ったら自動的に転送魔法、分身魔法は放てないみたいだね。…まあ、強引に打てるけど。」
「そう。っじゃ、始めますかね…。」
霊夢の声で三人は構えた。
「話は済んだ?」
メルランが聞いてきた。
「ええ、済んだわ。」
「そ、じゃあ、行くわよ…。合葬『プリズムコンチェルト』!」
ルナサが弾幕を中心から放ち、メルラン、リリカが近くから弾幕を撃ってきた。直後、
「メイド秘技『殺人ドール』!」
咲夜がスペルカードを発動、大量のナイフがルナサに飛んできた。
「!」
ルナサは必死で避けるが、数発被弾してしまった。
「「ルナ姉!」」
二人はルナサの方に気を取られた、一瞬の隙をつき、
「霊符『夢想封印』!」
霊夢はメルランを攻撃する。この攻撃を見て、リリカは輪花の方へ向き直る。が、そこには輪花がいなかった。
「後ろだよ!」
輪花は転送魔法を使い、リリカの後ろに回り込んでいた。
「陣符『仭魔円』!」
そのままリリカを攻撃した。
そして三人はスペルブレイク。さらに、それぞれにダメージを与えたため、全体的に性能が落ちてしまった。リリカが構え直し、
「騒葬『スティジャンリバーサイド』!」
再びルナサが弾幕を放ち、メルランとリリカは短いビームを回す。メルランとリリカは近づいてくる。
「っ!」
輪花は避けるのに必死になっている。
「輪花は今回は避けるのに徹して!」
霊夢が叫ぶ。
(落ち着いて、ゆっくりと―)
そう思いつつ、ゆっくりと避けつつ、ルナサに近づいていった。
「行かせないわ!」
「だめだよ~!」
メルランとリリカが
「神技『八方鬼縛陣』!!」
メルランとリリカのふたりを同時に攻撃するためには、この方法がベストだった。
「「きゃあっ!」」
八方鬼縛陣のスペルカードが終わり、二人が同時に跳ね飛ばされた、刹那。
「時符『プライベートスクウェア』…。」
時が止まり、再び動き出した―時には、ルナサの周りに大量のナイフがあった。
「!くっ!」
しかしルナサがよけられるはずもなく、スペルブレイクされた。
「こうなったら…!大合葬『霊車コンチェルトグロッソ怪』!」
ルナサがスペルカード宣言し、三角形になろうとしたとき。
「陣符『仭魔円』!!」
その三角形の中心に輪花が転送移動し、一気に三人を蹴散らした。
そうして、速攻で最後のスペルカードは破られた。
「はあ…はあ…。」
輪花は肩で息をし始めている。
「…無理しないでよ。」
霊夢が声をかけてきた。
「うん、ごめんね。」
輪花は謝る。
「…自分の身を犠牲にしようという危険な一面…。」
咲夜がつぶやく。
「?何か言った、咲夜?」
輪花が聞いてくるが、
「あ、いいえ、何でもないわ。」
咲夜は流した。
「…そう。じゃ、輪花。咲夜。…行くわよ。」
そうして、三人は冥界へ入って行った…。
―尚、最後の咲夜のつぶやき。あれは、数日前、時を止めて亜紀たちのところへ夕飯を運びに行ったときに偶然見つけた、日記の一部だった―
作者「案の定短くなってしまった‥。」
輪花「作者さあ、『…』も『‥』もあまり気にしてないでしょ…。」
作者「うん、そんなに。ミスタッチして、別によかったらそのまま。」
輪花「はあ‥。ちゃんとやってよ。次から
作者「うん、知ってる。…次回、#27『レイピアvs日本刀』の予定です!…どこまで行けるかわかりません…。」
輪花「ここまで見て下さりありがとうございました!」
二人「「では!」」