魔理沙は大量の茸を取り出した。
「今日は掃除もしてくれたし、初日ってことで奮発するぜ!」
「わーい、ありがとう!」
そうして魔理沙はキッチンに入っていった。
〈少女料理中…。〉
輪花は既に食器等を並び終わっていた。
「お、準備がいいな。」
その魔理紗の手には…。鍋が。
「今日は鍋なの!?」
「おう!さ、食おうぜ。」
「「いただきます!」」
そうして始まった、二人の夕食。
「今日は私の得意料理、茸鍋だぜ!」
「わ、美味しそう!」
「バンバン食べていいぜ!」
…食が進んでいる。
「…初めてだな。」
「?」
「…いや、私の家で、夕食を複数人で食べるなんて、初めてなんだ。」
「…そうなんだ。でも、これからはこれが当たり前になるのかもね。」
「…おう!そうだな!」
「「ごちそうさまでした!」」
魔理沙が食器を下げていく。魔理沙が皿を持ちながら、聞いてきた。
「なあ、どうする?」
「ん?何が?」
「部屋とかだよ!一応空き部屋があるんだが、そこはまだ片付けてなくてな。」
「…え?別に僕は気にしないよ?」
すると魔理沙は顔を赤らめ、
「え、なっ!いや、一応お前、
―沈黙。
「…………え?」
「は?」
「僕は……
「………は?」
思わず皿を落とす魔理沙。そしてもちろん、皿は割れる。しかし今のふたりはそんなこと気にしていない。
「はあ?!いや、だって、『僕』って言ってるし、その姿…!」
少年のような一人称に、ボーイッシュな髪型、服装。確かに初めての人が見たら驚くだろう。それでも、それでもである、
「霊夢はちゃんと僕のことを『彼女は』って言ってたじゃん!」
[ああ、いらっしゃい魔理沙。『彼女は』後来 輪花。
―#1参照―
「……!あ…あああああああ!」
「わあ、もう…。酷い…。」
落ち込む輪花。
「い、いや、悪い…。まさか、『ボクっ娘』だったとは…!?」
…なぜかますます落ち込んでいるように見える。
「そうですよう…。僕はどうせ『ボクっ娘』ですよう………………。」
…どうやら彼女の地雷は『ボクっ娘』という言葉らしい。
「あ、あ、い、いや本当、ほんっと~に、悪かった!」
慌てて謝る魔理沙。が、疑問がひとつ生まれた。
「なあ、今聴くのもなんだが…。どうして『ボk…、いや、一人称が『僕』なんだ?」
すると、輪花はこう答えた。(また若干落ち込みかけていたが。)
「…僕は、兄の真似をよくする子だったの。…だから、一人称もうつったんだろうね。」
「そうだったのか。いや、悪かったぜ…。」
「…もう大丈夫。なれてるから。」
その後、(割れた皿を片付け、)話し合った結果、今日は魔理沙と同じ部屋で寝ることに。
なんとか輪花も調子を戻し、安堵する魔理沙だった…。
大きな勘違いをしていることにも気づかずに…。
作者「第三話投稿完了です!」
輪花「作者~、連れてきたよ~!」
作者「お、来たな!誰だー?」
輪花「魔理沙!」
魔理沙「よっ!」
作者「おっす!」
魔理沙「へえ、こんなことしてたのか!」
輪花「次は霊夢も呼ぼう!」
魔理沙「ああ…いや、ちょっと待て、また後でもいいか?」
輪花「?いいけど…。」
作者「…別にいいぞ。(何か企んでるな…。まあ、いいが。)」
魔理沙「おう、感謝するぜ!」
輪花「次回、#4『特訓初日』です!」
魔理沙「えっと…。ここまで見てくださりありがとうございました!…で、いいのか?」
作者「うん、それでいいよ。」
全員「では!」