魔理沙の弟子は魔法初心者。   作:破片

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#3 自宅で、二人での夕食

 魔理沙は大量の茸を取り出した。

「今日は掃除もしてくれたし、初日ってことで奮発するぜ!」

「わーい、ありがとう!」

 そうして魔理沙はキッチンに入っていった。

 

 

〈少女料理中…。〉

 

 

 輪花は既に食器等を並び終わっていた。

「お、準備がいいな。」

 その魔理紗の手には…。鍋が。

「今日は鍋なの!?」

「おう!さ、食おうぜ。」

 

「「いただきます!」」

 そうして始まった、二人の夕食。

「今日は私の得意料理、茸鍋だぜ!」

「わ、美味しそう!」

「バンバン食べていいぜ!」

 

 

 

…食が進んでいる。

「…初めてだな。」

「?」

「…いや、私の家で、夕食を複数人で食べるなんて、初めてなんだ。」

「…そうなんだ。でも、これからはこれが当たり前になるのかもね。」

「…おう!そうだな!」

 

 

 

 

 

「「ごちそうさまでした!」」

 魔理沙が食器を下げていく。魔理沙が皿を持ちながら、聞いてきた。

「なあ、どうする?」

「ん?何が?」

「部屋とかだよ!一応空き部屋があるんだが、そこはまだ片付けてなくてな。」

「…え?別に僕は気にしないよ?」

 すると魔理沙は顔を赤らめ、

「え、なっ!いや、一応お前、()だろ?!」

―沈黙。

「…………え?」

「は?」

「僕は……()だよ?」

「………は?」

 思わず皿を落とす魔理沙。そしてもちろん、皿は割れる。しかし今のふたりはそんなこと気にしていない。

「はあ?!いや、だって、『僕』って言ってるし、その姿…!」

 少年のような一人称に、ボーイッシュな髪型、服装。確かに初めての人が見たら驚くだろう。それでも、それでもである、

「霊夢はちゃんと僕のことを『彼女は』って言ってたじゃん!」

 

[ああ、いらっしゃい魔理沙。『彼女は』後来 輪花。幻想郷(ここ)に迷い込んだ人。]

―#1参照―

 

「……!あ…あああああああ!」

「わあ、もう…。酷い…。」

 落ち込む輪花。

「い、いや、悪い…。まさか、『ボクっ娘』だったとは…!?」

…なぜかますます落ち込んでいるように見える。

「そうですよう…。僕はどうせ『ボクっ娘』ですよう………………。」

…どうやら彼女の地雷は『ボクっ娘』という言葉らしい。

「あ、あ、い、いや本当、ほんっと~に、悪かった!」

 慌てて謝る魔理沙。が、疑問がひとつ生まれた。

「なあ、今聴くのもなんだが…。どうして『ボk…、いや、一人称が『僕』なんだ?」

 すると、輪花はこう答えた。(また若干落ち込みかけていたが。)

「…僕は、兄の真似をよくする子だったの。…だから、一人称もうつったんだろうね。」

「そうだったのか。いや、悪かったぜ…。」

「…もう大丈夫。なれてるから。」

 その後、(割れた皿を片付け、)話し合った結果、今日は魔理沙と同じ部屋で寝ることに。

 なんとか輪花も調子を戻し、安堵する魔理沙だった…。

 

 大きな勘違いをしていることにも気づかずに…。




作者「第三話投稿完了です!」
輪花「作者~、連れてきたよ~!」
作者「お、来たな!誰だー?」
輪花「魔理沙!」
魔理沙「よっ!」
作者「おっす!」
魔理沙「へえ、こんなことしてたのか!」
輪花「次は霊夢も呼ぼう!」
魔理沙「ああ…いや、ちょっと待て、また後でもいいか?」
輪花「?いいけど…。」
作者「…別にいいぞ。(何か企んでるな…。まあ、いいが。)」
魔理沙「おう、感謝するぜ!」
輪花「次回、#4『特訓初日』です!」
魔理沙「えっと…。ここまで見てくださりありがとうございました!…で、いいのか?」
作者「うん、それでいいよ。」
全員「では!」
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