魔理沙の弟子は魔法初心者。   作:破片

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#39 酔ってきた宴会

「ん…?」

―朝。

 ゆっくりと目を覚ます輪花。と、

「おーい、輪花ー。朱莉ー。ご飯できたぜー。」

 魔理沙の声が聞こえてきた。

「はーい。」

 輪花はそう答えた。すると、

「わかったー。」

 向かい合わせの部屋から朱莉の声が聞こえた。

 と、同時に輪花と朱莉は部屋から出てきた。

「「あ、おはよう。」」

 そして同時に挨拶。魔理沙はそれを見て、

「お前ら、息ぴったりだな!」

 いつものように笑った。

―そうして、いつもの日々が始まった―

 

 

 

 

―異変が起きたのは、次の日のことだった。

 夕方、いつものように輪花は夕食の準備をしようとしたら―

「おい輪花!宴会いくぜ!」

「はぁ!?」

 魔理沙がいきなり宴会に誘ってきたのである。

「いや、やったの3日前だよ!」

 輪花はそういうも、

「さっさと行くぜ!」

 そう言って魔理沙は外に出たかと思うと、輪花が前やられたように、朱莉が襟首を掴まれ引きずられてきた。

「さあ、行くぜ!」

 魔理沙の目は不自然なほどにギラギラ光っている(ように見える)。

「…わかったよ!」

 ついに輪花は折れ、引きずられるのは嫌なので自力で飛んでいった。

 

 

 

 

 

 

―宴会。

「「「待て~~~!」」」

「いやああぁぁぁぁ!!」

…朱莉の叫びが聞こえる。その理由は―

「私の式神になりなさい!」

「紫様、もう二体持ってらっしゃるようなものでしょう!私が!」

「藍様だってもう持ってるじゃないですか!橙の式神になってよ!」

―動物の力を持っているので、マヨヒガの住人―紫、藍、橙に、式神(のような存在)にならないかと追われているのである。

「紫と藍はもう持っているからいいでしょ!橙は弱いからダメ!」

「ハッ!」

―この言葉により、橙に精神的ダメージを与え、橙は脱落した。

「ああ、橙!…貴様、よくも橙を!」

 だが、藍に怒りが重なり、さらにしつこくなった。

「ああ、もう!面倒だなあ!」

 それに合わせ、朱莉は逃げるスピードを上げる。

…といっても、博麗神社内をぐるぐる逃げ回ってるだけなのだが。

―と、朱莉の足元にスキマが開いた。

「……\(^ω^)/…オワタああああぁぁぁ~!」

 そう言いながら朱莉はスキマに落ちていった。藍と紫はスキマを覗き込む―が、 そこに落ちていく朱莉の姿はなかった。

 

 

 

 

「はあ、はあ、はあ~~…。」

 博麗神社、屋根。

「…ふう。…ありがとう、輪花。」

「…可愛そうだね。」

「同情するなら…いいや、何もくれなくて。」

 スキマに落ちようとしたベストなタイミングで、輪花が魔法陣を展開、間一髪で助けたのだ。

「…にしても、なんでこんな早く宴会が…。」

「そうね。普通霊夢は絶対にやらせないように死守するはずだけど…。」

「…どうする?」

「…といっても、霊夢は今回の異変でつかれたみたいだし、連続でやってもおかしくはないんじゃない?」

 朱莉の言うことももっともである。

「…とりあえず、様子を見ようか。」

 輪花の言葉により、二人は今回の宴会は楽しむことにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―二週間後。

「うう…。」

 魔理沙は寝込んでいた。二日酔いだ。

「全く…。あのあとから三日おきに計4回宴会があったし、二日酔いになるのは当然よ。」

「じゃあなんで僕はともかく、朱莉は酔わないのさ。」

 輪花と朱莉は至って普通だった。そこで、

「…これはもう異変じゃない?」

 朱莉がそう聞くと、

「そうだね…。どうするんだろう、こんなに宴会して。」

「さあ…。明日また宴会があるけど…。」

「…魔理沙も酔ってるし、…狙うなら明日の宴会終了後からだね…。」

「明日また宴会なの!?」

 すると、輪花はため息をつき、

「仕方ないじゃん。じゃあ一日で終わらせられる?」

「うっ…。」

「…大丈夫。明日博麗神社に早めに行って、少し調査するから。」

「分かったわ。…だったら明日にでも解決してやる…!」

 朱莉はやる気になっている。

「…飽きたんだね。」

「ええ。」

「じゃ、さっさと今日は休みますか。」

―こうして、異変終了に動き出した。




作者「…先に言います。この異変。速攻で終わります。」
輪花「ネタバレ…はいいか。」
朱莉「さあ、さっさと終わらせるわよ!」
作者「……もうあの三人に追われるのが嫌なんでしょ。」
朱莉「ええ、それが本音。」
輪花「あ、そうだったの?…次回、#40『半日で見つかった犯人』。…これでわかるよね、どれだけこの異変が早く終わるか。」
朱莉「ここまで見て下さりありがとうございました!」
作者「では!」
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