魔理沙の弟子は魔法初心者。   作:破片

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先日、番外編の方にコラボを投稿しましたので、そちらもよろしければどうぞ。


第Ⅵ章 ‐友人のため‐とは?~天候・四季分裂/偽月異変~
#45 四季、天候の分裂


「はあ~…。連続の異変だったよ…。」

 輪花がため息をつく。

「何がだぜ?…あの冬のあと、異変なんかあったか?」

 魔理沙が素できいてくる。

…輪花は、魔理沙に呆れたような目線を贈ろうとしたが、やめた。話してもきっと無駄だろう。

「にしても、今日は曇ってるな…。」

 魔理沙はそう言って窓越しにそれを見上げる。

 輪花も続く。…空は完全に雲が覆っており、青空が一切見えないほど曇っていた。

―と。

 ザアアァァァ…

「あ、降り出してきたぜ!」

 魔理沙がそういう。まあ、ここまでの曇り空である、土砂降りになっても仕方ないだろう。

「そうだね…。今日は散歩行けないか。」

 輪花がそう言うと、

「じゃあ、私の研究を手伝ってくれないか?」

 魔理沙が頼みごとをしてきた。

「あ、いいよ!」

 輪花がそういったとき、

―バンッ!

 窓が勢いよく開け放たれ、

「なによ、全く!()()降られるわ、雨に打たれるわ!」

 朱莉が不機嫌そうに()を払った。

「「…え?」」

 魔理沙と輪花の声が綺麗に重なる。

「え、ちょっとまって!」

 輪花が再び窓に駆け寄る。そうして向こうの方で見たものは―

「…なにこれ…!」

 確かに雨は降っている。が、遠くは晴れや雪、雷など、様々な天気になっているのだ。

「……これは、異変か!?」

 いつの間にかにいた魔理沙がいうと、

「おい、霊夢のところに行くぜ、輪花、朱莉!」

 といい、さっさと準備を始めた。

「分かった!」

「分かったわ!」

 そう言って二人も準備を始めた。

 

 

 

 

 

―博麗神社。

「おい、霊夢!」

 魔理沙が朱莉と輪花とともに飛んできた。

「魔理沙!…とんでもないことになってるわね…。」

 霊夢がいう。博麗神社は曇っていた。

「こっちは土砂降りだぜ…。」

「それに…あっち。」

 霊夢が指を指した方を見ると、向日葵畑の方は晴れていた。

「…?別に普通だぜ?」

 魔理沙が言うが、

「じゃあ、なんであんなに向日葵が元気なのかしら?もう夏は終わるわよ。」

 霊夢の一言に、

「「「…ああ!」」」

 三人の声が綺麗に重なった。

「それに…ほら。」

 次に霊夢は向日葵畑とは逆の方を指差す。

「あっち…。紅葉には早すぎない?」

 その山々は、真っ赤に色付いていた。

「ええ…。」

 輪花が呆然としている。

「さらにあそこの湖は、雪が降ってるわよ。」

 あそこの湖―霧の湖のことだ。

「うわ…真っ白ね…。」

 朱莉もそうつぶやくほど、雪が降っていた。

「…これは異変。そう言いたいんでしょ?魔理沙。」

 霊夢はそう言って魔理沙の方を見る。

「……ああ。そうだぜ。」

「ま、これは異変ね…。」

 朱莉がため息をつく。

 そう言って三人は空を見上げた。

―が、唯一、輪花だけはうつむきつつ、

(天候、四季…これって…。)

 一人、考えていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 異変が起きる直前。

―紅魔館、ある部屋。

(もう、ダメ…!)

「…!沙紀、沙紀!?…っつ、体が…!…あ、ぁぁああ!」

 亜紀の体が異常を襲った。




作者「はい、新章突入です!」
沙紀「…なにこのあからさまな伏線は。」
作者「…伏線貼るのわすれてただす(´・ω・`)」
亜紀「だめね。」
作者「亜紀にまで言われた…!」
沙紀「…次回、#46『異変の根源』ここまで見て下さりありがとうございました。」
亜紀「では!」
作者「…最後の締めまで言われた…。」
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