「じゃあ、とにかく別れましょう!」
そう言って、霊夢はまず曇り、魔理沙は雨、輪花は季節の秋、朱莉は冬の方へ行くことになった。
そうやって、四人は解散した。
―霊夢。
「さて、と…。いるのはわかってるのよ、出てきなさい。」
そう言うと、一人の少年が出てきた。肌の色は灰色で、フワフワしていそうな服を身につけている。
「あなたね、異変の黒幕は。」
「いいや、違うね。まあ、異変の一部だよ。」
「あんたは誰?」
そう霊夢が聞くと、
「…僕の名前は…ない。」
「はあ?」
「僕は、そうだね、妖精じゃない。精という存在でね。名前はない。そうだね、クラドとでも名乗っておこうか。」
「…とりあえずあなたを倒せばこの異変解決に進むのね。」
「そうだね。」
そうやってクラドはスペルカードを取り出した。
「いくよ!」
「退治する種族が増えて面倒だわ…。」
そう言いながら霊夢もお払い棒を構えた。
「雲符『バブリング・クラウド』!」
いきなりスペルを唱えた。
そうすると、大きな雲をクラドは出してきた。
「なに?簡単じゃない。」
そう言って大きく横に避けようとしたとき、
「…バブル!」
クラドがそう叫ぶと、その大きな雲は細かく分裂をはじめた。
「!…また厄介なスペルね!」
そう言いながらも、霊夢は避けていく。
「今度はこっちから行くわよ!博麗アミュレット!」
そう言って、追尾式の正方形の御札を投げた。
「雲符『ウォーラウド』。」
が、クラドの目の前にできたスペルによって阻まれる。
「後ろよ!」
そして、亜空穴で追撃をする。
「!くそっ!」
ギリギリで避けるが、左腕が当たってしまった。
「…っ!強い蹴りだね…。」
「そうよ、伊達に博麗の巫女やってるわけないじゃない。」
―が、霊夢は不審に思った。
「…なんでそんなに笑ってるのよ。」
クラドは口角を上げていた。
「…僕は『雲を操る程度の能力』…これが最後のスペル!」
そうやって、クラドはカードを掲げた。
「…?…え、まさか!」
霊夢が上を見上げる。
「いくよ!雲符『
そう言うと、空の雲が一つに固まっていき、最終的にラウドのもとへ。
「さあ、一緒に消し飛んでもらおうか!」
そう言うと、固まった雲の中心が光る。
「嘘っ!」
霊夢はギリギリで避けようとするが―
「遅い!」
放たれたレーザーに飲み込まれた。
「…本当に消えたわ。」
霊夢は放ったラウドがいた場所の後ろにいつの間にか立っていた。
「全く…。まさか亜空穴を二枚使うとはね。」
そうつぶやくが、灰色の雲が掛かっていたところは晴れた。快晴でもない、ちょうど良い晴れだ。
「…これは、他の三人も襲われてるはずだわ…。」
そうつぶやき、霊夢は次の、夏の向日葵畑へと向かった―
―一方、霧の湖。
「…あら?雲の模様が消えていくわ…。」
朱莉がそうつぶやく。模様があるのは、紅魔館。快晴、曇り、雨、雪、雷、風、春、夏、秋、冬の計十個の模様が描かれた結界があった。そして、残り九個となっている。が―
「よそ見している場合?」
あっさりと距離を詰めてきた。今戦っているのは―
冬、雪の精と、レティ、チルノの計四名。
「あっちは一つでいいわ…。こっちは二体にさらに二体いるもの。」
そう言いながら、朱莉は構えた。
作者「やあっと投稿できた‥。」
朱莉「全くよ。早くしないと。」
作者「せっかくの男性キャラがすぐにやられた…(´;ω;`)」
輪花「作者がそうしたんでしょ。次回、#47『異変解決を阻止する者たち』ここまで見て下さりありがとうございました!」
三人「では!」