魔理沙の弟子は魔法初心者。   作:破片

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#46 異変の根源

「じゃあ、とにかく別れましょう!」

 そう言って、霊夢はまず曇り、魔理沙は雨、輪花は季節の秋、朱莉は冬の方へ行くことになった。

 そうやって、四人は解散した。

 

―霊夢。

「さて、と…。いるのはわかってるのよ、出てきなさい。」

 そう言うと、一人の少年が出てきた。肌の色は灰色で、フワフワしていそうな服を身につけている。

「あなたね、異変の黒幕は。」

「いいや、違うね。まあ、異変の一部だよ。」

「あんたは誰?」

 そう霊夢が聞くと、

「…僕の名前は…ない。」

「はあ?」

「僕は、そうだね、妖精じゃない。精という存在でね。名前はない。そうだね、クラドとでも名乗っておこうか。」

「…とりあえずあなたを倒せばこの異変解決に進むのね。」

「そうだね。」

 そうやってクラドはスペルカードを取り出した。

「いくよ!」

「退治する種族が増えて面倒だわ…。」

 そう言いながら霊夢もお払い棒を構えた。

「雲符『バブリング・クラウド』!」

 いきなりスペルを唱えた。

 そうすると、大きな雲をクラドは出してきた。

「なに?簡単じゃない。」

 そう言って大きく横に避けようとしたとき、

「…バブル!」

 クラドがそう叫ぶと、その大きな雲は細かく分裂をはじめた。

「!…また厄介なスペルね!」

 そう言いながらも、霊夢は避けていく。

「今度はこっちから行くわよ!博麗アミュレット!」

 そう言って、追尾式の正方形の御札を投げた。

「雲符『ウォーラウド』。」

 が、クラドの目の前にできたスペルによって阻まれる。

「後ろよ!」

 そして、亜空穴で追撃をする。

「!くそっ!」

 ギリギリで避けるが、左腕が当たってしまった。

「…っ!強い蹴りだね…。」

「そうよ、伊達に博麗の巫女やってるわけないじゃない。」

―が、霊夢は不審に思った。

「…なんでそんなに笑ってるのよ。」

 クラドは口角を上げていた。

「…僕は『雲を操る程度の能力』…これが最後のスペル!」

 そうやって、クラドはカードを掲げた。

「…?…え、まさか!」

 霊夢が上を見上げる。

「いくよ!雲符『雲消豪波(うんしょうごうは)』!」

 そう言うと、空の雲が一つに固まっていき、最終的にラウドのもとへ。

「さあ、一緒に消し飛んでもらおうか!」

 そう言うと、固まった雲の中心が光る。

「嘘っ!」

 霊夢はギリギリで避けようとするが―

「遅い!」

 放たれたレーザーに飲み込まれた。

 

 

 

「…本当に消えたわ。」

 霊夢は放ったラウドがいた場所の後ろにいつの間にか立っていた。

「全く…。まさか亜空穴を二枚使うとはね。」

 そうつぶやくが、灰色の雲が掛かっていたところは晴れた。快晴でもない、ちょうど良い晴れだ。

「…これは、他の三人も襲われてるはずだわ…。」

 そうつぶやき、霊夢は次の、夏の向日葵畑へと向かった―

 

 

―一方、霧の湖。

「…あら?雲の模様が消えていくわ…。」

 朱莉がそうつぶやく。模様があるのは、紅魔館。快晴、曇り、雨、雪、雷、風、春、夏、秋、冬の計十個の模様が描かれた結界があった。そして、残り九個となっている。が―

「よそ見している場合?」

 あっさりと距離を詰めてきた。今戦っているのは―

 冬、雪の精と、レティ、チルノの計四名。

「あっちは一つでいいわ…。こっちは二体にさらに二体いるもの。」

 そう言いながら、朱莉は構えた。




作者「やあっと投稿できた‥。」
朱莉「全くよ。早くしないと。」
作者「せっかくの男性キャラがすぐにやられた…(´;ω;`)」
輪花「作者がそうしたんでしょ。次回、#47『異変解決を阻止する者たち』ここまで見て下さりありがとうございました!」
三人「では!」
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