魔理沙の弟子は魔法初心者。   作:破片

49 / 65
#47 異変解決を阻止する者たち

「なんで邪魔をするのかしら?」

 朱莉がそう聞く。

「この冬を終わらせられたら、私たちが嫌だからよ!」

 チルノがそういうが、

「行動範囲がとんでもなく狭いじゃない。」

 朱莉がバッサリと切る雪が降っているのは、霧の湖一帯。そのほかは別の天気である。

「面倒ね!いいわ、四人まとめて相手してあげるわ!」

 そう言うと、

「我が四神よ―」

 詠唱を始めた。

「っ!」

 レティがその様子にいち早く気づき、朱莉の方へ弾幕を放つ。が、既になれたのか、あっさりと避けていく。

「だったら4方向攻撃!」

 冬の精の言葉により、四方からそれぞれが弾幕を飛ばしてきた。

 すると、朱莉は出した四枚のスペルカードを上に投げた。そして―

「―我が元から離れ、行動を起こせ!」

 詠唱が終わり、落ちてきたカードを取る。

「スペルカード発動!召喚『青龍・朱雀・白虎・玄武―自我―』!」

 そうすると、四枚のスペルカードが宙に浮き、それぞれ青、赤、白、黒の光りを纏う。それが晴れたとき―

 四神それぞれがその場にいた。さらにその間に朱莉は詠唱を済ませ、

「憑依『黄龍―全完―』!」

 自らも黄龍になった。

「な…!?」

「うそ…!?」

 二人の精は呆然としていた。

《まずはあなたたち二人から。》

 そう朱莉は言うと、スペルカードを発動した。

《五神『伝承獣滅陣(でんしょうじゅうめつじん)』!」

 すると、精の二人は四角錐に囲まれた。

「「!!」」

 そうして、四角錐の先端から四角錐の中に向かって、黄色い波動が放たれた。

―一瞬の出来事だった。

 四角錐が消えたとき、二人の精の姿はなかった。

「あ…。ああ…。」

 レティは冬が晴れたことにより、力が抜けていく。

「‥っ!よくも!」

 チルノは朱莉の方を向く―が、四神は波動を貯めていた。

《まだやる?》

 チルノに朱莉の声が響く。

「…あ……。」

 チルノはへたりこんだ。

 すると、四神が消え、朱莉も元に戻った。

 紅魔館の雪と冬の模様も消えていった。

「さあ、教えてもらおうかしら?」

 朱莉がチルノのところへと行く。

「…知らないわよ。私たちはただ冬の場所ができたからやってきただけ。」

 隣のレティが答えた。

「そう。‥だめね。…召喚『白虎・朱雀・青龍―自我―』」

 朱莉は三体を召喚すると、

「残りの三人にこの紅魔館の様子を伝えて。そして現状を聞いてきて。危なかったら助けてあげて!」

 そう指示すると、三体は各々の方向へ行った。

「…空はどうなのかしら?」

 そして朱莉は空へと飛んでいった。

 

 

 

 

「恋符『マスタースパーク』!」

「うわっ!」

 魔理沙はあっさりと戦いを終わらせた。すると、空を見て、

「…おっ。霊夢と朱莉は終わったみたいだな。…ん?」

 魔理沙は空を見ると、向こうで雷が降っていたが、地上までは届いていない。

「…行ってみるか。」

 そうして、魔理沙は雷の元へと飛んでいった。

 

 

 

 

―一方、博麗神社から遠かったため、ようやく到着した輪花は、

「三体!?」

 秋の精に加え、秋姉妹の計三体である。

 輪花はここで二連敗しているので、やや自信をなくしていた。

「でも…誰がやるんだ!」

 そう言ってレイピアを抜いた。




作者「朱莉のチート説浮上w」
輪花「朱莉結局5vs4じゃん。」
朱莉「まあそんなにいらなかったわ。よく考えればあのメンバーであれやるって私がバカみたい。」
作者「輪花は3vs1だけどな。次回、#48『オータイム』ここまで見て下さりありがとうございました!」
三人「では!」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。