「なんで邪魔をするのかしら?」
朱莉がそう聞く。
「この冬を終わらせられたら、私たちが嫌だからよ!」
チルノがそういうが、
「行動範囲がとんでもなく狭いじゃない。」
朱莉がバッサリと切る雪が降っているのは、霧の湖一帯。そのほかは別の天気である。
「面倒ね!いいわ、四人まとめて相手してあげるわ!」
そう言うと、
「我が四神よ―」
詠唱を始めた。
「っ!」
レティがその様子にいち早く気づき、朱莉の方へ弾幕を放つ。が、既になれたのか、あっさりと避けていく。
「だったら4方向攻撃!」
冬の精の言葉により、四方からそれぞれが弾幕を飛ばしてきた。
すると、朱莉は出した四枚のスペルカードを上に投げた。そして―
「―我が元から離れ、行動を起こせ!」
詠唱が終わり、落ちてきたカードを取る。
「スペルカード発動!召喚『青龍・朱雀・白虎・玄武―自我―』!」
そうすると、四枚のスペルカードが宙に浮き、それぞれ青、赤、白、黒の光りを纏う。それが晴れたとき―
四神それぞれがその場にいた。さらにその間に朱莉は詠唱を済ませ、
「憑依『黄龍―全完―』!」
自らも黄龍になった。
「な…!?」
「うそ…!?」
二人の精は呆然としていた。
《まずはあなたたち二人から。》
そう朱莉は言うと、スペルカードを発動した。
《五神『
すると、精の二人は四角錐に囲まれた。
「「!!」」
そうして、四角錐の先端から四角錐の中に向かって、黄色い波動が放たれた。
―一瞬の出来事だった。
四角錐が消えたとき、二人の精の姿はなかった。
「あ…。ああ…。」
レティは冬が晴れたことにより、力が抜けていく。
「‥っ!よくも!」
チルノは朱莉の方を向く―が、四神は波動を貯めていた。
《まだやる?》
チルノに朱莉の声が響く。
「…あ……。」
チルノはへたりこんだ。
すると、四神が消え、朱莉も元に戻った。
紅魔館の雪と冬の模様も消えていった。
「さあ、教えてもらおうかしら?」
朱莉がチルノのところへと行く。
「…知らないわよ。私たちはただ冬の場所ができたからやってきただけ。」
隣のレティが答えた。
「そう。‥だめね。…召喚『白虎・朱雀・青龍―自我―』」
朱莉は三体を召喚すると、
「残りの三人にこの紅魔館の様子を伝えて。そして現状を聞いてきて。危なかったら助けてあげて!」
そう指示すると、三体は各々の方向へ行った。
「…空はどうなのかしら?」
そして朱莉は空へと飛んでいった。
「恋符『マスタースパーク』!」
「うわっ!」
魔理沙はあっさりと戦いを終わらせた。すると、空を見て、
「…おっ。霊夢と朱莉は終わったみたいだな。…ん?」
魔理沙は空を見ると、向こうで雷が降っていたが、地上までは届いていない。
「…行ってみるか。」
そうして、魔理沙は雷の元へと飛んでいった。
―一方、博麗神社から遠かったため、ようやく到着した輪花は、
「三体!?」
秋の精に加え、秋姉妹の計三体である。
輪花はここで二連敗しているので、やや自信をなくしていた。
「でも…誰がやるんだ!」
そう言ってレイピアを抜いた。
作者「朱莉のチート説浮上w」
輪花「朱莉結局5vs4じゃん。」
朱莉「まあそんなにいらなかったわ。よく考えればあのメンバーであれやるって私がバカみたい。」
作者「輪花は3vs1だけどな。次回、#48『オータイム』ここまで見て下さりありがとうございました!」
三人「では!」