翌日。
今日は魔理沙の方が起きるのが早かったので、魔理沙が朝食を作っていた。輪花はまだ起きてこないようだ。
「輪花、どうやってあの吸い物作ったんだろうな…。今度教えてもらうか。」
などということをつぶやきつつ、朝食が出来上がった。
…しかし、まだ輪花が部屋からでてこない。
「輪花ー。朝ごはんできたぜー!」
すると、
「はーい。」
と、返事が返ってくると同時に、ガチャリと音がして、輪花が出てきた。
「遅かったな。」
「ごめんごめん。」
「よし、食うか!」
「う、うん…。」
口ではそう言ったものの、なにか気にしているようだった。
「…輪花?」
魔理沙が聞いてくると、
「あ、いや、何でもない!」
慌てて答えた。
「そうか…。」
「さあ、今日もはりきって修行だ!」
「うんっ!」
―一時間後。
結果は…昨日と同じような結果だった。
一回目。魔理沙の方に向かって転送魔法発動。魔理沙は僅かに避けきれず、一度被弾。
二回目。分身魔法発動。周りの木々の葉っぱが綺麗にとれた。魔理沙はボムを発動してしまい、輪花に直撃。マスタースパークのフルヒット。これは痛い。
残りの結果は(略)
「結局転送魔法と分身魔法ばっかだぜ…。なぜなんだ?」
魔理沙は悩んでいた。と、その時、
「あのさ…。ちょっと取ってくる。」
と、輪花がいきなり言った。
「は?なにを…って、ちょっ!」
魔理沙の質問を聞いていないかのように、輪花は中に入っていった。
「…何なんだぜ…?」
「お待たせ!」
輪花が持ってきたのは―2本のレイピア。
「なんだ、それは?」
「朝、起きたらあったんだ。」
「は?入ってきたら気配とかで気づくはずなんだが…。輪花はそれに見覚えが有るのか?」
「いや…。どうやら記憶が飛び飛びになってるみたいだね。」
「そうか…。」
「とりあえず使ってみるよ。」
と、輪花が持ち直したとき、刀で言う
「「おお…。」」
しかも、その魔法陣は中の文様が違った。魔理沙の魔法陣は文様が星なのだが、輪花の魔法陣は―イスラエルの国旗のように、正三角形と逆正三角形を重ねたような形だった。(いわゆる六芒星である。)
そして、レイピアの先に魔力をため、放った―が、結果はレーザーが出た。
「…あれ?」
輪花は結果が同じだったことに少し落ち込む。
が、魔理沙は何か違うのを感じていた。
(…そうか!転送魔法か分身魔法が発動していない…。)
初日の二回以外は、全て転送魔法と分身魔法が発動していた。
だが、それが発動していなかったのである。
「…輪花。」
「なに?」
「これからはそれを持って戦うんだぜ!慣れてきたら実践だ!」
「え…!う、うん。」
いきなりレイピアの二刀流と、近々実践をするということを告げられた輪花は、多少戸惑ったが、すぐに持ち直した。
そうして、魔剣士・輪花は誕生した…。
しかし実践は、翌日行われることに…。
作者「五話目投稿終わりました。」
輪花「お疲れ~。」
魔理沙「お疲れだぜ!」
輪花「ところで魔理沙、なんで霊夢は後で呼ぶの?」
魔理沙「ああ、それはな…。」
霊夢「ま~り~さ~…。」
魔理沙「このままずっと出させずに終わらせる…って霊夢!どうやってきた!」
霊夢「勘よ。(キッパリ)」
作者・輪花(怖っ(怖い)。)
霊夢「魔理沙?ちょっとこっち来なさい…。」
魔理沙「あ、ああ!おい、作者、輪花、助けてくれ!」
作者「…引きずられていく…。霊夢の勘恐るべし…。」
輪花「…。では次回、#6『赤霧異変という名の実践』です。ここまで見て下さりありがとうございました。」
二人「では!」