魔理沙の弟子は魔法初心者。   作:破片

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#5 魔剣士・輪花

 翌日。

 今日は魔理沙の方が起きるのが早かったので、魔理沙が朝食を作っていた。輪花はまだ起きてこないようだ。

「輪花、どうやってあの吸い物作ったんだろうな…。今度教えてもらうか。」

 などということをつぶやきつつ、朝食が出来上がった。

…しかし、まだ輪花が部屋からでてこない。

「輪花ー。朝ごはんできたぜー!」

 すると、

「はーい。」

 と、返事が返ってくると同時に、ガチャリと音がして、輪花が出てきた。

「遅かったな。」

「ごめんごめん。」

「よし、食うか!」

「う、うん…。」

 口ではそう言ったものの、なにか気にしているようだった。

「…輪花?」

 魔理沙が聞いてくると、

「あ、いや、何でもない!」

 慌てて答えた。

「そうか…。」

 

 

 

 

 

 

「さあ、今日もはりきって修行だ!」

「うんっ!」

―一時間後。

 結果は…昨日と同じような結果だった。

 一回目。魔理沙の方に向かって転送魔法発動。魔理沙は僅かに避けきれず、一度被弾。

 二回目。分身魔法発動。周りの木々の葉っぱが綺麗にとれた。魔理沙はボムを発動してしまい、輪花に直撃。マスタースパークのフルヒット。これは痛い。

 残りの結果は(略)

 

 

 

「結局転送魔法と分身魔法ばっかだぜ…。なぜなんだ?」

 魔理沙は悩んでいた。と、その時、

「あのさ…。ちょっと取ってくる。」

 と、輪花がいきなり言った。

「は?なにを…って、ちょっ!」

 魔理沙の質問を聞いていないかのように、輪花は中に入っていった。

「…何なんだぜ…?」

 

 

 

「お待たせ!」

 輪花が持ってきたのは―2本のレイピア。

「なんだ、それは?」

「朝、起きたらあったんだ。」

「は?入ってきたら気配とかで気づくはずなんだが…。輪花はそれに見覚えが有るのか?」

「いや…。どうやら記憶が飛び飛びになってるみたいだね。」

「そうか…。」

「とりあえず使ってみるよ。」

 と、輪花が持ち直したとき、刀で言う(つば)の部分に緑色の魔法陣ができた。

「「おお…。」」

 しかも、その魔法陣は中の文様が違った。魔理沙の魔法陣は文様が星なのだが、輪花の魔法陣は―イスラエルの国旗のように、正三角形と逆正三角形を重ねたような形だった。(いわゆる六芒星である。)

 そして、レイピアの先に魔力をため、放った―が、結果はレーザーが出た。

「…あれ?」

 輪花は結果が同じだったことに少し落ち込む。

 が、魔理沙は何か違うのを感じていた。

(…そうか!転送魔法か分身魔法が発動していない…。)

 初日の二回以外は、全て転送魔法と分身魔法が発動していた。

 だが、それが発動していなかったのである。

「…輪花。」

「なに?」

「これからはそれを持って戦うんだぜ!慣れてきたら実践だ!」

「え…!う、うん。」

 いきなりレイピアの二刀流と、近々実践をするということを告げられた輪花は、多少戸惑ったが、すぐに持ち直した。

 そうして、魔剣士・輪花は誕生した…。

 しかし実践は、翌日行われることに…。




作者「五話目投稿終わりました。」
輪花「お疲れ~。」
魔理沙「お疲れだぜ!」
輪花「ところで魔理沙、なんで霊夢は後で呼ぶの?」
魔理沙「ああ、それはな…。」
霊夢「ま~り~さ~…。」
魔理沙「このままずっと出させずに終わらせる…って霊夢!どうやってきた!」
霊夢「勘よ。(キッパリ)」
作者・輪花(怖っ(怖い)。)
霊夢「魔理沙?ちょっとこっち来なさい…。」
魔理沙「あ、ああ!おい、作者、輪花、助けてくれ!」
作者「…引きずられていく…。霊夢の勘恐るべし…。」
輪花「…。では次回、#6『赤霧異変という名の実践』です。ここまで見て下さりありがとうございました。」
二人「では!」
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