魔理沙の弟子は魔法初心者。   作:破片

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本編50話\(^^@)/皆様ありがとうございます!


#48 オータイム

「さあ、いくよ!」

 秋の精の言葉で、秋姉妹が構えた。

「…冗談じゃない!陣符『陣魔円』!」

 輪花は秋姉妹に向かって魔法陣を投げた。

 その間に、秋の精がスペルカードを使用した。

「秋符『木枯落とし』!」

 すると、イチョウやモミジの形をした刃が、輪花に向かって落ちてきた。

「えっ!ちょっと!」

 なんとか転送魔法で防いだものの。秋姉妹の妹―(あき) 穣子(みのりこ)がスペルカードを発動した。

「秋符『秋の空と乙女の心』!」

 円状に小型弾幕が広がり、中型弾幕が襲ってくる。

「くっそ!似非『秋符〈木枯落とし〉・+α』!」

 輪花は二枚目のスペルを発動。

 秋の精が放ったのよりも多くの刃が穣子を襲う。しかし。

「秋符『燃え盛る赤木』…。」

 秋の精が取り出した燃えているロッドであっさりとはじかれた。よってスペルブレイクは失敗する。さらに。

「葉符『狂いの落葉』!」

 秋姉妹の姉―(あき) 静葉(しずは)がスペルカードを発動し、秋姉妹からの二方向弾幕に加え、秋の精に接近戦を強いられる状況となってしまった。

「はっ!」

 一気に秋の精が突っ込んできた。

「くっ!」

 輪花はレイピアで防ぐ。ロッドから放たれる熱気が熱い。

 そして、同時に二方向から弾幕が襲ってくる。

 が、足に弾幕があたってしまった。

「うわっ!」

 それでバランスを崩し、レイピアの方に力が入らなくなる。そこをつかれた。

「はあっ!」

 思いっきり秋の精が弾き飛ばした。さらに、ロッドから火炎を放った。

「熱っ!」

 それにより髪が少し焼けた。が、休む間もなく、弾幕が襲う。

 しかし、輪花はそれをどちらも吸収する。そして、

「似非『秋符〈狂いの落葉〉・Ω』!」

 しかし、あっさりと秋の精が弾いた。

―完全に劣勢。3vs1なのは確かだが、何より秋の精が先導を切り、秋姉妹は後ろから援護する。よくここまで即興でチームワークがとれるものだ。

「だめだ…。どうすれば…。」

 そう考えている間にも、秋の精がじりじりと間を詰めてくる。

「さあ、くらってもらおうか。」

 そうやって秋の精が構え直したとき。

―鳥の甲高い声が聞こえた。

「「「「!?」」」」

 四人が驚く。そして、上空に大きな鳥が現れた刹那―

 羽の形をした刃が秋姉妹を襲った。

「「きゃあっ!」」

 そうやって二人はスペルブレイクとなった。

「…まさか…。」

 そう思って鳥の方を見た。ゆっくりと輪花の横に降りてきた鳥。その正体は―

「朱雀…?」

 燃える真紅の赤いからだ。すべてを射抜くような鋭い目。そう、朱莉が召喚した朱雀だった。

「…なんだ?」

 秋の精が構え直す。‥が、大きさは一目瞭然。思わず秋の精は後ろに下がった。

「…ちょっとじっとしてて。」

 そして輪花は朱雀を魔法陣に通す。すると、輪花に朱雀の羽が生えた。

「…さあ、行こうか!」

 そう言って輪花は朱雀に飛び乗った。そして朱雀は思いっきり飛翔すると、秋の精に突っ込んでいった。そして。

「いくよ!似非『朱雀〈ストラック・バード〉・Ω』!」

 そう言うと、朱雀は輪花ごと炎で包み、秋の精に突っ込んでいった。

 

 

 

 

 

 

―決着。

「ふう。‥ありがとう。」

 そう言って輪花は朱雀の頭を撫でた。すると、

《現状報告に参りました。》

 頭に謎の声が響いた。

「…え?喋れるの?」

《ええ。一人としか喋れませんが。》

「…で?現状報告は?」

《今回の主犯、おそらく紅魔館メンバーでしょう。》

「…なんで?」

《…季節、四季の模様がある結界が貼ってあり、倒すごとに減っていきますので。》

「…そう。」

 そうして輪花は俯いた。

《何か?》

 朱雀が聞くと、輪花は顔を上げ、

「…僕は多分主犯を知っている。」

《…え?》

「とりあえず紅魔館へ!」

《…分かりました!》

 そうして朱雀に乗り、飛んでいった。




作者「ようやく終わった。」
輪花「終わったね。」
朱莉「朱雀の帰りが遅いと思ったら…。」
作者「まあまあ。と、いうわけで次回、#49『独眼の剣士』ここまで見て下さりありがとうございました!」
三人「では!」

※次回は今日の夜9時となっています。
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