魔理沙の弟子は魔法初心者。   作:破片

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いきなりの新キャラ登場。



#49 独眼の剣士

―向日葵畑。

「ここは…。」

 霊夢が向日葵畑に着地をする。と。

「お出ましか…。」

 という声が聞こえ、横を見る。すると、そこには二人の少年が。

「…あんたらも精?」

「そうだ。俺は晴れの精。」

「俺は夏の精。」

 二人は自己紹介をとっとと済ませる。

「さあ、やろうぜ!」

 そうして二人は構える。と、

「私も加勢するわ。」

「私も!」

 精の後ろに人影が。

「…げ。」

 霊夢も思わず声を出してしまった。四季のフラワーマスター―風見(かざみ) 幽香(ゆうか)と、小さなスイートポイズン―メディスン・メランコリーである。

「私は向日葵が一番好きなの。…この天気を止めてもらっちゃ困るわね。」

「暇だから。」

「…四対一…。」

 霊夢はつぶやき、構える。

「…来なさい!」

 

 

 

 

 

 

―現状説明。劣勢。

 地面からは向日葵が襲ってくる。向日葵がないところではスーさん―鈴蘭の毒が充満しており、上空では二人の精がいる。

「面倒ねぇ!霊符『夢想妙珠』!」

 そう言って霊夢はカラフルな玉を二人の精に向かって放つ。

「ダメだねえ!夏符『ロケット花火』!」

 しかし、夏の精から放たれる弾幕に阻まれ、霊夢の後ろに晴れの精が回り込み、

「晴符『ヘルファイア』!」

 蛇のように唸る炎が霊夢を襲った。

「くっ!亜空穴!」

 霊夢は亜空穴を使用し抜け出す。

「おい、どうした?その程度か?」

 夏の精が挑発をする。

「くっ…。連戦が…。」

 実を言うとあの最後のクラドのスペル、少し掠ってしまったのだ。

「さあ、行くぜ!」

 そうして二人の精が襲ってきた。

「晴符『ブレイジング・サン』!」

 晴れの精の右手が太陽のようなものに包まれ、それで霊夢を殴ってきた。

「くっ!警醒陣!」

 霊夢は警醒陣で防ごうとするが、破壊されてしまった。

「嘘!」

 そして、直接ダメージをくらってしまった。

 地面に叩きつけられる。

「うっ!」

 全身に痛みが走る。

「はあ、はあ…。」

―そこは、鈴蘭畑だった。

「ぐっ!」

 毒の痛みが走る。

「どうかしら、スーさんの毒は?」

 メディスンが話しかけてくる。

「うっ、さいわ、ね…。」

 その時だった。

「…失礼する。」

 隣に声がかかった。ふと霊夢が声をした方を見上げると、一人の少年が立っていた。

「…ここは幻想郷か?」

 編笠をかぶっており、腰には刀、背中には両刃剣が鞘にしまわれてある。左目は傷がついていて、あかないようだ。

 いきなりの突拍子もない質問に、霊夢はきょとんとする。

「え、ええ。そうよ…。あんた、誰?」

 ゆっくりと立ち上がりながら、霊夢は聞いた。

「俺の名前は創漸(そうぜん) 風雅(ふうが)。」

「…そう。でも、あなた、ここは鈴蘭の毒が…。」

 なぜ自分は答えているのだろうか。霊夢自身もわからなかった。

「そうか…。…苦しそうだな。」

「うるさいわね…。」

 そうやって霊夢は次の言葉を言おうとしたが、

「ならば…。助太刀いたそう。」

 そう言って風雅は二本の剣を抜く。背中の両刃剣はやや細く、刀と同じくらいの細さだった。右手に両刃剣、左手に刀の、両刃剣と刀の二刀流である。

「…行くぞ!」




作者「男キャラああああァァァァァ!!」
輪花「…元気すぎる。」
朱莉「まあ今回はいいとしましょう。」
輪花「まあ霊夢が不利ですこと。」
朱莉「…白虎はまだつかないのかしら?」
作者「探してるよ。博麗神社にいなかったからな。」
輪花「次回、#50『その男、風雅』ここまで見て下さりありがとうございました!」
作者「私が消した旧作、『二刀流の真意』を覚えている方なら知っているはず、この名前。キャラの性格などはそのままです。」
朱莉「では!」
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