「邪魔するってことは敵とみなしていいのね!」
そう言って幽香は向日葵で攻撃をしてきた。が、
「茎さえ切ればいいこと。」
あっさりと向日葵の攻撃を茎を切ることで回避した。
「へえ…。でも、大丈夫?」
メディスンが声をかける。
「スーさんの毒がまってるよ。」
そう。ここは鈴蘭畑のすぐそば。多少は鈴蘭の毒が待っている。が。
「…なんで苦しみもしないの?」
風雅は苦しむ様子もなく、ただ立っていられた。
「…俺の能力だ。」
そう、風雅は言った。そして、
「我と戦いたければ、汝、実力で来てみせよ。我の能力は、『特攻を受け付けない程度の能力』…。汝の毒など効かん。」
そう言い切った。
「…嘘。」
「本当だ。現に、こう―」
その言葉が終わったとき、風雅は刀を振り切っていた。
「汝を切ったではないか。」
「え…?」
その言葉に呼応するように、メディスンは膝をつき、ゆっくりと倒れた。
「っ!やるわね…。」
補助が倒れたことにより、1vs1。霊夢は空中にで2体の精と戦っているため、完全な地上戦である。
「行くわよ!」
幽香は向日葵とともに弾幕まで放ってきた。
「…ほう。密度が濃いな‥。」
そう言いながら、弾幕を軽々と避けていく。と、向日葵が横から襲ってきたが、風雅は編笠を押し付け、その動きが阻まれた一瞬の隙をつき、向日葵の茎を切った。
「‥我の編笠、返してもらおう。」
そう言って、編笠をかぶり直した。
「では、こちらから行こうか…!」
その言葉の通り、風雅は突っ込んできた。
「近距離戦ね。いいわ!来なさい!」
そして、走っている途中で、向日葵を避けていく。
(…意外に早いわ。結構なやり手ね…。)
風雅の行動を見ながら幽香は思う。
―油断したらやられる。
そう思い幽香は構え直した。
そうして、風雅はスペルを発動。
「行くぞ。一刀『牙突・直』!」
そうして、風雅は刀をしまい、両刃剣を突きのようにまっすぐ剣先を向けた。そして、
「フッ!」
地面を蹴ったかと思うと、衝撃波が周りに生まれ、そのままの姿勢で低空飛行で幽香に突っ込んだ。
「!早い!」
幽香は傘先を突っ込んでくる剣先に合わせる。そして先同士が当たった瞬間に、幽香は傘を開く。これによって衝撃波が幽香自身に来るのを防いだ。そしてそのまま風雅は止まり、後ろに飛び退いて間合いを開ける。
「やるわね…。あなたを甘く見ていたわ。行くわよ。元祖『マスタースパーク』!」
そう言うと、幽香から巨大な黄色い閃光が放たれた。
「一刀『牙突・曲』!」
風雅は刀をさっきと同じように構える。すると、マスタースパークを避け、大きく曲がりながら幽香に突っ込んできた。
「なっ!?」
幽香は流石に意外だったのか、傘を開いて盾として使用した。
「…くっ!」
その力に、少し下がってしまった。
「ふう。やるな。」
風雅は再び遠く離れ、構える。
「ククク…アハハハハ!いいわ…。来なさい!迎え撃ってあげる…!」
「…まだ全力じゃないが、合わせてくれないとこちらが負けるな。」
既に風雅は手を抜いていることを見抜いていた。
と、風雅は刀をしまい、右手で腰の鞘を握り、構えた。…居合い切りだ。
「…行くぞ。一刀『奥義・
「来なさい!傘符『六陽突き』!」
そして、大きな轟音が鳴り響いた―
作者「ふう。終わった。」
輪花「風雅ねえ…。」
朱莉「ま、いいとしましょう。」
作者「なにが?」
朱莉「いや、…強すぎない?」
作者「そう思われないように、『手を抜いていることを見抜いていた』って書いてあるじゃん。」
朱莉「そうね…。ところで、幽香の二枚のスペル…。」
作者「RPGツクールの『東方魔幻想』からの抜粋です。」
輪花「↑いいのかな?書いちゃって。次回、#51『紅魔館へ』ここまで見て下さりありがとうございました!」
三人「では!」