魔理沙の弟子は魔法初心者。   作:破片

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#53 スペルカードルール

「…誰?」

 輪花は風雅の方を見た。

「彼は剣士ですって。私を助けてくれたのよ。…ところでアンタ、あの幽香との戦い、どうなったのよ!」

 風雅はその言葉に、

「いや、引き分けだったぞ。」

 そういった。

「…は?」

「最後のあの技、お互いにどっちも外したんだ。その後晴れの精の攻撃が地面に当たって轟音がなって、幽香が怒っていた、それだけだ。」

「…ああ。じゃ、あの夏の精がやったことなのね。…どうりで紅魔館の晴れと夏の模様が消えてるわけだわ。」

 …風見幽香、本当に容赦のない人物である。

「こっちは雷の精を倒したぜ!」

「私は風の精だったわ。…春の精を探そうとした時に、ちょうど朱雀が来たのよ。」

「そうなんだ。でもこっちは…。災害、か…。」

 そう言って五人は沙紀の方を見る。

「…あんた。目的は何?」

 霊夢はそう聞いた。

 …沙紀はしばらく無表情だったが、不気味に笑い、

『見ること。』

 そういった。

「見る事?」

 魔理沙は聞き返す。すると、

『そうよ。あなた達も見たくない?この星が脆く、崩れ去るそのときを…!』

 その言葉に五人は寒気を感じた。

「…なら、止めても構わないな。」

 風雅は構えた。

『いくわよ。災害『大火災』!」

 すると、図書館一帯の壁、床、天井が全て炎に包まれた。

『喰らいなさい…。衝突『地球滅亡寸前―巨大隕石―』!」

 スペルを唱えたとたん、魔理沙たちを超巨大隕石が襲った。

「行くぜ!スペル!恋符『マスタースパーク』!」

 そして、魔理沙がマスタースパークを放った。が、

『脆い。』

 マスタースパークはあっさりとはじかれた。

「何っ!?」

「魔理沙、どきなさい!霊符『夢想封印・集』!」

 霊夢はマスタースパークが当たったところに的確に攻撃を当てた。

『まだまだァ!』

 しかし、隕石は勢いを緩める様子がない。

「いくぞ…。」

 風雅が構えた。

「一刀『一閃』!」

 すると、風雅は隕石に突っ込んでいった。すると、隕石は―綺麗に真っ二つに割れた。

 

 

 

『…あのスペルを破るなんて、やるじゃない。』

 沙紀は三人に向かって言う。

『もっとやりましょう?スペルカードは非殺傷で助かるわぁ…。』

 もはや狂気と化していた。

 …と、輪花が隣を見ると、霊夢は拳を震わせていた。

「…じゃ…わよ…。」

『え?』

「ふざけてんじゃないわよっ!!」

 大声で霊夢は怒鳴った。

「…アンタ、弾幕ごっこ(このルール)をなんだと思ってるのよ…。あんたみたいにみんなをいたぶるため?…違うわ。妖怪と人間が共存する世の中を作るためよ!…アンタねえ…。ただただ強力なスペル放てばいいってもんじゃないわよ!…スペルカードルールってのはねえ…。攻撃で相手を魅了するのよ!…見せてあげるわ。…これが本当の…スペル!」

 そうして、霊夢はスペルカードを発動した。

「神技『八方鬼縛陣』!」

 そうして霊夢はスペルカードを叩きつける。そして、霊夢と沙紀が結界に包まれた。

「喰らいなさい!神霊『夢想封印』!」

 そして、光り輝くカラフルな弾幕が霊夢の周りに現れ、沙紀の方へと飛んでいった。

 そうして、大きな爆発が起きた―




作者「う~ん、細かい描写が書けない…。」
輪花「…最後…。」
作者「いや、本当申し訳ないんだ…。」
朱莉「…次回、#54『思い』ここまで見て下さりありがとうございました!」
三人「では!」
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