「ん…?」
ゆっくりと輪花は目を覚ます。
「…大丈夫みたいね。」
一番に視界に入ったのは-
「…誰?」
「あ、自己紹介しないとね。私は八意永琳。医者よ。…もう大丈夫。あなた、助かったわ。」
「そう…。」
輪花はベットから起きようとしたが、何かが乗っている感覚が。その方向を見てみると-
「…レミリア?」
椅子に座っていて、輪花の体に突っ伏すようにレミリアが眠っていた。
「…彼女、あなたにつきっきりだったわ。罪悪感があったのでしょうね。」
永琳はそう言って微笑んだ。
輪花はレミリアを起こさないように起き、
「僕は…?」
「あなた、本当に亜紀たちを殺したの?」
すると、別の声がかかった。
「霊夢?」
「あら、鈴仙、ご苦労様。」
霊夢と鈴仙が歩いてきた。鈴仙は、永琳に礼をする。
「…うん、そうだね。」
輪花は寂しそうに笑んだ。
すると、霊夢の目が細くなり、
「…頼まれたっていうのは本当?」
「うん、信じてもらえないのなら仕方ないね…。」
すると、
「…輪花、ごめんなさい。」
咲夜が出てきた。
「私、実は起きてたのよ。あの、輪花が槍を投げる瞬間に。」
「‥そう、なんだ。」
霊夢は、
「まあ、頼まれたっていうのが本当なら、いいわ。」
そう言ってさっさと行ってしまった。
それと入れ違いに風雅がやってきた。
「…永琳と言ったな。今回の満月のこと、輝夜とやらから聞かせてもらった。」
「‥ええ。姫の指示よ。」
風雅と永琳は話している。
「…何があったの?」
輪花が二人の間に入ってきた。
「…医者を呼ぼうとしたら、異変が起こっていた。」
「え?」
「私達は元々月の住民なのよ。」
永琳はそう言った。
「そして、輝夜とやらが連れ戻されそうになったから、月をおかしくしてやり過ごしたわけだ。」
風雅があっさりと締めくくった。
「あ、そうなの?」
すると-
「‥輪花?」
ゆっくりとレミリアが起き、輪花のところに歩いてきた。
すると、いきなり来るなり、頭を下げた。
「…え、え、え、え?」
いきなりのレミリアの行動にうろたえる輪花。
「‥ごめんなさい。私のせいで…。」
「…ああ。だったらいいよ。」
輪花は微笑む。
「…結局何が何だったのかしら?」
朱莉もわからないようだ。
「…つまり、一つ目の亜紀たちの異変が起きて、夜になって、そして満月の異変が起こった、てことだろ。」
風雅がまとめた。
「まあ、そう考えるのが妥当ね。」
なにせ、この2つの異変を体験したのは、朱莉、霊夢、風雅の三名だけなのだ。
「まあ、無事終わったということでいいんじゃない?」
輪花はそう言った。
「まあ、そうね。これからよろしく。」
「うん。」
そうして永琳と輪花は握手を交わした。
が、永琳は-
(何かしら、治療してる時、輪花から何かおかしな感じが…。)
「まあ、いいのかな?こんな感じで。」
紅魔館近くの上空。
赤、青、黄、緑、茶、白の六枚の羽を持った、Nがいた。
「ほら、お前の妹さんは雑魚扱いだぜー。」
笑って隣の者に話しかける。
「…そうだなあ。‥そろそろ開放する?」
「本気かい?」
「うん。」
そう言って微笑んだ男は、こちらは現在羽をしまっており、真っ白なローブを着ていて、フードは外している。
そして-
顔つきは、輪花に似ており、明らかに男である。さらに、目と髪は、輪花と同じように白かった。
「…そうか、じゃ、お好きにどうぞ。」
そう言ってNは消えた。
「ま、数ヶ月様子見だけど。待ってよ。」
そう言ってその男も消えた。
作者「第一部完・結!」
輪花「ずいぶんと中途半端だね。」
作者「まあまあ。時がたつしね。」
朱莉「まあ、どうするのかしら?これから。」
風雅「投稿どうなる?」
作者「さあ?」
三人「「「え?」」」
作者「ジョーダンwでは、話数はリセットしますが、章数は引き継ぎます!よって第Ⅶ章となります!第二部『魔理沙の弟子は方陣使い。』ここまで見て下さりありがとうございました!」
四人「「「「では!」」」」